| 痛い、イタイ、痛い、、、生理休暇いただきます、、、 2000-8-15 |
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| 昨日、お盆に親族で集まった 何かというと全員集合するのだが、 みな下町界隈なので出席率はすこぶるよい 大家族なので昔から団体割り引きは当たり前だった 何でも徳用といえば増量がつきもので、運がよければオマケもついてくる そして運が悪ければオマケにされてしまう、、、 うちでは「影がうすい」という言葉がないのだけが幸いだった 親和欲求のない群れというのは生物学上成り立たないはずなのに、、、 しかも、たいした利害関係もない経済社会ではなおのこと、、、 食い意地の張ったもの、だらしないヤツ、難しいハナシしかしないもの やたら暴力好きなヤツ、、、小心者、、、 血の結束などどこにやら、と思うのだが不思議なことにこれで バランスが保たれている そういえば以前、例のムスメが大事にしてるネズミの家族をずっと眺めてたら 「自己投影」という文字がよぎったことがある 夏休みはサファリ・パークへ行ったことにしよう、、、 |
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| 2000-8-16 | |||||||||||||
| 『ヒャラヒャラ、ヒャラハラ、ピロロロロ〜ン ヒャラヒャラ、ヒャラハラ、ピロロロロ〜ン ヒャラヒャラ、ヒャラ、、、、、』 しまったぁ! 朝礼の最中にたまピッチが鳴り出した! 全員の目がおよいでる、、、 社長の言葉がとまった、、、 電話なんか鳴った事ないのに、、、 全員の目がだんだんわたしに照準がさだまってきた しまったぁ、、、 社長のうしろから部長が叫んだ 『だれだ!不謹慎な!!』まゆ毛がほぼ直角につりあがってる、、、 『ヒャラヒャラ、ヒャラハラ、ピロロロロ〜ン、、、』 社長が持ったままのマイクでいった、『いいから、出なさい。』 、、、わたしは心臓のわれる音と部長の罵声のなかで電話をうけた、、、 「、、、、もしもし」答えるか答えないかのうちに 『チェッ!』っと電話は切れた 午前中のうちにわたしのたまピッチは時代のスターに返り咲いた 断りきれず昔買ったたまピッチ、、、 2000-8-17 |
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| ふと、背後に気配を感じた 振り向くと本多宣伝係長が立っていた 何とも無表情な目つきで 『キミ、昨夜の2時ごろ呼んだのにどうして返事をしないんだ?』 下を見るとズボンをはいてない、、、 『どーしてボクの信号を無視するんだ?』 前から目つきが独特の人だったが磨きがかかってきた 『キミにはもう何も期待しないよ!』 そういうと横向きのまま歩いて帰っていった あの人はあのままの格好で会社にきたんだろうか、、、、? 2000-8-18 |
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| うんこをするのに苦労をした事がありますか? 出そうなうんこを出す適切な場所に恵まれず彷徨った経験は どなたにもあるでしょう わたしも先日カミング・アウトしたとうりです しかし、、、 世の中には、したくても「出ない!」不幸な方々が大勢いらっしゃるのです 本日はその方々のために 、、、祈りましょう、、、、 2000-8-19 |
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| いつものように銀座ホコテンの椅子に座っていた 『あーんしてぇ、はーい、、、』 なんとなく聞き覚えのある声、、、 『やだぁ、ツッチーたらぁ、、、もうトシコぶるぶる、、、』 はて? やっぱり知ってる声、、、あのこえ〜はぁ いつかきた こ〜えぇ〜、、、そうだぁよぉ〜、、、 あっ! か・ま・た・さん!! 宴会班の蒲田さんだ! それに一緒にいるのは、、、、、あの土屋課長!!!!!!だぁ 『だめぇーん、そんなになめちゃトシコ、もーガマンできなイぃっ』 土屋課長は、たしか奥さんに逃げられて、、、蒲田さんはつい最近、、、 あのマゾ亭主、、、 『いやいやん、ツッチーってば、たれてるぅ〜』 「トッシーにたらしちゃお〜なーんてってってって、、」 『ねえ、見て見てぇ〜シロいのが、いっ〜ぱ〜〜い!』 「そうかい、そうかい、スキなんだろぅ?これがぁ、、、」 『トシコ、ソフトクリームだぁ〜いすき〜、だってツッチーの味がするんだも〜ん!』 二人ともわたしに気がついてない、、、 「そーだ、珍くんに電話して明日の用事かわりにやらせて、ボクちゃんまた 2、3日さぼっちゃおーかなぁ〜ん。 ケータイかして、、、、、プルプル、、なんてね、、、 ち、、、、ん、、、、と、」 『あ〜!ちがうの!!そこは部長のうち。部長はラ行の"ラーメンいちりゅう" 、、、でぇ、保安室の岡さんちが、本多係長、、、 本多係長の番号がぁ、珍バナナよ。 ツッチーのおうちはぁ、鶴巻温泉案内所なの、、、えへっ』 、、、本多係長の番号が珍バナナよ??? 、、、 「どーなってんの、それ?」 『ただなんとなく、、、その方がおぼえやすいのぉ』 「そーおぉ? でも、トッシーのそんなトコがすきだよぉ。」 『バナナはいつでもいいのよ、それよりマッチョキヨでサトちゃんにのりましょ』 ふたりはソフトクリームを交互にベロベロしながら手をつないで歩いていった、、、 ふたりの軌跡はまるで十戒のように、ホコテンの人ごみを押し分けた、、、 |
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| 2000-8-20 | |||||||||||||
| ルルルル、、、ルルルル、、、 「はい、クレーム処理班、珍です」 『もしもし、わたくしフユコダ、、、ですが、、』 「あーら、冬子ちゃん おげんきー?こないだママからスイカ送ってきたけど 冬子ちゃんとこもきたでしょう?日曜日はあんた『小野妹子とあそぶから』なんて すーぐ帰っちゃって、、、、どう、たのしかった? それにしてもママもひとり田舎なんかで、孤高のダンス修行なんてやめてみんなの とこ帰ってくればいいのにねぇ、、、」 『あの、わたくしフユコダですが、、、』 「なに、また誰かお客さんきたのぉ、冬子ちゃん 今度はだ〜れ、伊藤博文?」 『わたくし、城東西病院の布湯古田と申しますが珍さんですね?』 「あっれ、まぁあーすみません 申ーし訳ございません、妹がフユコと申しまして、、、」 『珍さんのカルテに不備がございまして、確認をさせていただきます おなまえは ちん ばなな さま、1957年4月1日生まれですね?』 「、、、ええ、そのとうりです、、、あの、てちがい、、、というと?、、、」 『イジョウです ありがとうございました』 ガチャン 、、、、、、、、、 イジョウ、、、、、以上、、、異常、、、、 、、、、、、、、、 わたしは胃潰瘍のはず、、、 わたしは胃潰瘍のはず、、、わたしは胃潰瘍のはず、、、わたしは胃潰瘍のはず、、、 2000-8-21 |
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| 土屋課長と宴会班の蒲田さんは二日続けて休みだった 本多宣伝係長は秘書室で大声で泣いていた 保安室の岡さんは遠ーくを眺めながら「秋だなあ、、」とつぶやいた 社長秘書のリナちゃんはモップの先で本多宣伝係長をつついていた 焼肉部長は女子社員をつかまえて「肩をモンでやろう」と迫ってた 『凛』のいくよさんはまだ私の事を覚えてくれない わたしはみなさんにお別れをいう勇気がでなかった、、、 いまにして思えばみなさんいい人だった と、そう思ったところでふと窓のそとを見た 雲が妙に交配中の犬の姿にみえた そのとたん、わたしは「まだ死ぬ訳にはいかない!」と感じた 雲さんありがとう、、、 |
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| 2000-8-22 | |||||||||||||
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| 昨夜めずらしくメールがきた "アイ ラブ 湯" と題名がうってある ドキドキした、、、 誰だろう、 愛の告白かしら、、、 それとも、、、温泉旅行のお誘い、、、、 波打つ鼓動と顔のほてりが中枢神経をマヒさせる あけてみた、、、 "ノゾクな! バカヤロー!!" と書いてあった そして今夜、もう一通メールが届いた 題名は"アソんで ピカチュー" 2000-8-23 |
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| 『キミキミ、ちょっと』 本多宣伝係長に呼び止められた 今日はちゃんとズボンをはいてネクタイもしてるがシャツは 着てない どーしてこの人がまだ会社に来れるのかよく分からないがきっとわたしも 当分クビにはならないだろう 『ボクがこの前、一ヶ月間 NASAに行ってたのキミも知ってるね』 -この人はずっと会社にきてたけど、、、- 『アメリカじゃあテレビを通じていつでも話ができるんだよ、ボクの事は 日本でもニュースでやってた筈だからトーゼン、キミも聞いてるだろうが リナちゃんはボクの事好きなんだよ』 よく見ると目の上に殴られた痕がある モップ型のアザにも見える、、、 『だから世間の男どもの嫉妬をかって追われてるんだ、 かくまってくれ!』 そう言ってわたしのデスクの下にもぐりこんだ 本多宣伝係長は退社時間までなにやらノートに計算してたが 『アーメン ソーレン ゲッキョー・・・』とつぶやきながら 帰っていった、、、 わたしはおかしかったが、わたしとの距離がさほどない気がして 親近感がわいてきた、、、 2000-8-24 |
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| ブンちゃんの『木のパン』のお話 むかし、むかし、ある若者が遠くへ旅立たなければいけないことになりました お母さんが、紙にくるんだ食べ物をわたしました 『いいかい、本当につらくなってどうしようもなくなるまで、これを開けちゃ だめだよ』 若者は何度も苦しい思いをして、お腹かがすいて、たべてしまおうと思いました でもその度にお母さんの言葉を思い出して我慢しました、、、 若者はやっとたどりつくとその紙づつみを開けてみました 中にはひとかけらの木が入ってました、、、 とさ 今ではわたしもブンちゃんも、紙づつみの中には木のパンしか入ってないことを うすうす感づいています、、、 それにしても何てヒドイことをする母親でしょう、、、、 2000-8-25 |
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| 忘れ物をとりに会社に寄りました 休みの日なのに本多宣伝係長がいました 正確にいうと寝てました、、、 まだ残暑もきびしいのに布団を3枚もかけて、、、 起こさないようにそっと出てきたわたしは『凛』に寄ってみることにしました だれもいません、、、 お客さんもいくよさんも、、、 カウンターの上に写真が20枚ほど置いてあります バラバラに置いてあるのでちょっと見てみると いくよさんの写真でした 高層ビルの谷間でバラの花束をかかえた いくよさん 芝生に座って眩しそうに遠くをみる いくよさん 外人のパーティーでカメラにむかって微笑む いくよさん ニューヨークらしい街角で買い物をする いくよさん 、、、、、 あぁ いくよさん いくよさん いくよさん いくよさん いくよさん いくよさん いくよさん なぜにあなたは いくよさん、、、、 ガチャ、 いくよさんが帰って来た、、、 目と目があった、、、 見つめあった、、、 時間が止まって熱い視線を交わしあった、、、 ふと気付いたとき、わたしは咄嗟に一枚の写真をポケットにしのびこませていました ふたりはカウンターをはさみ無言の愛の交歓をこころの中でむさぼりあいました 柱時計が ポッポ ポッポ ポッポ と3時をつげるまで わたしはモヤイ像のごとくピクリともしませんでした 『480円になります』というひとことに わたしは至上の愛をかんじました この愛はきっとふたりで分ち合えたはず きっとふたりで、、、、 店を出てポケットの写真をみてみると、『凛』のママ、みのもんたと いくよさんが並んで写ってました いくよさんの顔がみのもんたに隠れて3分の1しか写ってません、、、 今夜はこの写真をだいて寝ます、、、 3000-8-26 |
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