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後悔
後悔
後悔
後悔
後悔
後悔


このふたつの文字が去来していた、、、、

たとえば、奮発して買ったガスヒーターがLP式で使えなかった時のような、、、
たとえば、勇気を出して拾って来たAVビデオが「おすもう」のビデオだったような、、、
たとえば、無理矢理上司に誘われて出来ない麻雀でボーナスをなくした日のような、、、
たとえば、、、、


クリスマスの日、何度もドアを叩くガス屋さん、電器屋さん、水道局、、、
息をひそめて大切な会費を死守しました、、、
(この2行を12-25日火曜日の日記とさせていただきます)

出来ることなら時間を巻き戻したい、、、、
オフ会に行く約束をしてしまう前まで、、、、、



北風の吹くガード下、、、
わたしは、なけなしの3千円と大地震に備えて溜めた10円玉100枚を握りしめて
待ち合わせの30分前に立ってました、、、、
「そうだ、、、、両替えしておこう、、、はづかしいかも知れない」
そう思ったわたしはキオスクへ、、、
吸えないタバコを買って残りを500円玉と100円玉に替えてもらいました、、、

『見つけたぞ〜』
一瞬、街灯のあかりがさえぎられ、あたりが暗くなりました、、、、
『こいつだ、こいつ〜』
あたりは完全に闇につつまれました、、、

気が付くとわたしはふたりの大きな女性に挟まれて、まるで尋問される宇宙人のように
おびえてました、、、、
怖くてチラリとしか見なかったのですが、その姿はシルエットになってよく見えません、、、

間髪入れず、もうひとりが走って来ました、、、
なんていうんでしょう、、、あの、、、チェーンをぶら下げてるような格好の人です
、、、金髪で、たしかに鋲のついた手袋をしていたと思います、、、
『なんだ、ダッせ〜タバコ吸ってるなぁ』
そういうとその女のひとはわたしのタバコを取り上げました、、、
『まぁ、ガマンしてやるよ』



わたしはテーブルの上の割り箸から目をあげることが出来ませんでした、、、
3人の女性の方たちは楽しそうでした、、、、
『おい、どうだ、この頭、クールだろう?』
そういった人は、タクシードライバーでデ・ニーロが着てたような軍服を着ていました、、、、
ただ、頭はモヒカンではなく雷様でしたが、、、
わたしがPTAのお母さんのような人だろうと想像していた人でした、、、

「ステキなバックですね、、、ニューヨークの薫りがしますぅ」
必死でなんとか機嫌をよくしていただこうと試みたわたしでしたが、2mは
あろうかというニューヨークから来たその女のひとは
『ギンザ!トコシギンザ!で買ったのよ』
そういって座り直したはずみでわたしの顔にヒザがぶつかりました、、、
わたしの顔はヘビ模様のパンツの柄になりました、、、
鼻血が一本たれましたがうつむいていたので誰にも気づかれずにすみました


最近、めったに人にあうことがなかったので緊張していました
でもオシッコは我慢しました、、、



『誰だぁ?コイツはぁ?』
振り返ると白いアミアミの服を着た髪の毛の長い女のひとが立っていました、、、
テーブルに片足をあげて腰のベルトをぐるぐる回しながらこっちを見て睨んでいます、、、、
パンツの見える写真ののってるサイトの人でした、、、
『なんでオマエがココにいるんだぁ?』
やさしく語りかけていただいてガマンしていたオシッコがちょっとだけ出てしまいました、、、
そして座ったとたん、わたしの目の前の置かれたカニを皿ごと持っていきましたが
もちろん文句はいいませんでした、、、、

『オっさん、火持ってないかぁ?』
白いアミアミと一緒に着いたお兄さんがタバコをくわえてわたしに聞きました
あわててポケットを探ると運命的にライターがありました、、、
昨年、文通していたお友達が送ってくれた観光地のラベルを貼った100円ライター
、、、、
『おい、ひらがなだぜ、ひらがな、、、、カッコいいなぁ』
殴られなくてよかった、、、とライターに感謝しました、、、


みなさんが楽しく語らっているとお店の人が来て『帰ってください』といわれました
お店のひとの目は真剣でした、、、




トボトボとみんなのうしろをついて行きながら
「逃げるなら今しかない」
そうおもいましたが
目があったとたん耳をひっぱって次のお店に連れていかれました、、、
そこは「金髪」の「カレ」がいるお店でした、、、
「カレ」はいいひとそうでした、、、、
何より、なにひとつ口答えしないのです、、、
気持ちが痛い程ほどつたわりました、、、


そしてそこへもうひとり、、、、
「お人形さん」のような目をしたひとがきました、、、
『カシャ』、、、、
『パチッ』、、、、
『ピカッ』、、、、
「お人形さん」の顔はカメラが向くたびに、アンビリーバボーで見た妖怪のように
七変化していました、、、、



『ピチピチギャルでも来ると思ったのかぁ?』
誰かが聞きました、、、
そっと顔を上げると全員がこっちを見ています、、、
『どうして黙ってるんだぁ?』
『パンツ脱いでみろ!』
『そーだそーだ』
『おまえ、バナナっていうんだろう?!』
みなさんのやさしい問いつめにすっかりわたしの目は瞳孔が開ききっていました
「殺されるかもしれない、、、」
そう思いました、、、、



「ニューヨーク」は暑いといっては窓を開け、寒いといっては窓を閉めさせました、、、
「PTA」は何か怒鳴った2秒後にいびきをかき、「白いアミアミ」はおでこを輪ゴムでしばり
ゲ〜ゲ〜吐いてます、、、、
「わたし」のカニに当ったそうです、、、
「金髪」はお店のお菓子を盗んでました、、、


そしてついに開放、、、、、



帰り際、、、
わたしのお財布には160円しか入っていませんでした、、、
『いいよ、ココは、、、おごってやる』
『また書き込み来いよ』
『じゃぁまたね』
『ぐ〜ぐ〜』


駅に向かって歩きながら大粒の涙がこぼれました、、、、

生まれてはぢめて引き止めてもらえました、、、
生まれてはぢめて帰りのあいさつをしてもらえました、、、
生まれてはぢめて声をかけてもらえました、、、、
生まれてはぢめておごってもらいました、、、、

ちょっとでも相手をしてもらえるってこんなにうれしいものだったのですね、、、、
それがどんなカタチでも、、、、




終電は終わってたけど後悔はしませんでした、、、、
泣きながら歩いた夜道はお星様がにぢんでいました
2001-12-26(水曜日)
目がさめても昨夜の、あのいい人たちに会えたことを神様に感謝しました、、、
ありがとう



時には日記は慎重に書く事にしよう、、、
万が一の場合に備えて、、、



            2001-12-27(木曜日)




また今年もつらい1年でした
この日記にもいくつかの「ささやかなウソ」がしたためてありますが
それは保安上のための行為でありますので皆様笑ってゆるしてね、、、



            2001-12-28(金曜日)
            2001-12-29(土曜日)
            2001-12-30(日曜日)
            2001-12-31(月曜日)




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