| Rurururururu・・・・ Rurururururu・・・・ 『もしもし〜ぃ リナですけど〜ぉ 部長がねぇ、土屋課長の代わりに店頭販売行ってこいってぇ〜』 ガチャン! 午前10時、休日の朝のまどろみを幸福のベッドで過ごしていたわたしに その不幸の電話はかかって来た、、、 遠赤外線入りババシャツの店頭販売、、、 通販の会社だがこの不況のため、遂に店頭販売も初めたのだ せっかくの休日に心地良い眠りまでさまたげられたわたしは、眠い目をこすりながら カ−テンを開けた、、、 「ぎえ〜〜〜〜〜!!!雪だぁ〜!!」 |
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| 店頭販売2日目、、、 オバサンの実演モデルが雪でころんで、替わりに3人の女子高生のアルバイトが 来た、、、 ババシャツの売れ行きはそこそこだったが、スーパーの売り場はピンクの若い声が 終日こだましていた、、、、 生まれて初めて神様の存在を信じかけた、、、、が 定刻になると彼女たちはサヨナラもいわずに帰っていった きょうは車のヒーターを入れられた事だけが心のぬくもりだった、、、、 2001-1-28(日曜日) |
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| 土屋課長がニヤニヤしながら週末の事を聞いてきたので 女子高生のハナシを伝えて「どんなに素敵な週末」だったか教えてやった、、、 土屋課長はしつこく、しつこく絡んでくるので彼女たちのメール・アドレスだと いってオカマのアドレスを教えてやった、、、、 生まれてはじめて人に意地悪をする勇気がもてた 2001-1-29(月曜日) |
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| ぶんちゃんちから連れて帰ったコウモリが目を覚ました コウモリの赤ちゃんはウジ虫を立続けに3匹食べた そしてまた手袋の中で眠りについた、、、、 夕食のスパゲッティが3本しか食べられなかった |
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| 人生には表と裏があります みなさんは外に出ると表の顔を出しているでしょう そういうわたしも外では極力、スマートに立ち振る舞うよう努力しています、、、 ドーナッツ家でコーヒーを飲む時も、ほら、こうして背筋をのばして遠くの空を 見つめます、、、、 [マツミちゃん、、、」 おとこは人前で涙をみせるものではありません 今日も逢えなかった、、、 最後に逢った日とおなじ夕闇がわたしを包み込む、、、 窓から見える映画の看板のボギーが語りかけてくる 『バナナよ・・・ファスナー閉めろよ!』 2001-1-31(水曜日) |
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| 朝、ゴミを出しながら外に出た スーパーのふくろに詰め込んだゴミが8袋、、、 両手がふさがってしまったので口にショルダーバッグをくわえた エレベーターの中、鼻で1Fを押す、、、 袖口にモゾモゾと何かが動いた、、、 モゾモゾは二の腕、脇、背中へと移動し、猛烈なスピードで身体を1周すると ヘソのあたりへ迷い込んだ、、、 4Fで最近、越して来た若奥さんがエレベーターに乗り込んで来てわたしの前に 立った、、、、 反対の袖口から新たなるモゾモゾが侵入してきた 口でくわえたバッグのヒモの奥から、思わず押し殺した声がもれた、、、 「はふっ、、、、、」 身体は勝手に身をよじる、、、、 、、、、、 エレベーターが1Fに到着するやいなや、若奥さんは管理人室に駆け込んで行った 、、、、、、 『珍さぁ〜ん!!△×●φ!πχ★〜!』 管理人のオバさんの黄色い声がビル中にこだました 2001-2-1(木曜日) |
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| 英語で書かれたメールが届いた ・・・・love・・・ナントカ、、、 どうやらラブレターのようだ、、、 青い部分をクリックして、と書いてある ボン!ボ〜ン!!、、、巨大なオッパイが現れた! 金髪の美女が濡れた髪を振り乱してオッパイを突き出してる、、、 頭がクラクラするほどの魅力だったが何万円も請求が来てはたまらない バックボタンを押したら小窓が出て来た、、、 小窓を消すと今度は新しい別窓が次々に出て来る、、、 消せば消すほど、窓の数は増えてくる 終いに画面はオッパイだらけの窓で溢れかえった、、、、 恐くなったわたしは思わずコンセントを引っこ抜いた どうしよう、、、、来月、変な請求が来なければいいが、、、 2001-2-2(金曜日) |
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| 一匹のネズミがいつも、わたしのことを見張っている、、、 わたしが台所から出入りする時はもちろん、トイレに行く時も電話を かける時も、、、 ちょっと動くと立ち上がり、こちらを伺う テレビを観てれば番組をチェックするし、メールを書いてれば内容を覗きこむ、、、 一番困るのが、お股のあたりがカユくてしょうがない時だ、、、 2001-2-3(土曜日) |
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| どーして日曜日に仕事をしなきゃいけないんだろう、、、 会社から持ち帰ったフロッピーを差し込んだ、、、 あれ?蓋がしまらない、、、、 少し強く押してみた、、、 も少し強く押してみた、、、 力を込めて押してみた、、、、、 グキッ、、、、 ちょっと変な音がしたが何とか入ってくれた スイッチを押してみる、、、、 ギリギリギリギリ、、、、、、 おかしい、、、、 サポートセンターは休みでテープが回っていた、、、 ギリギリギリ、、、、明らかに正常とは思えない 女子社員に電話してみた 『珍さんのコンピューターってフロッピードライブついてませんよ!』 |
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| 気が付けば6年の歳月がすぎていた 100円ショップに並ぶいろとりどりのマット、、、 お風呂マットと玄関マット グレーからピンクに模様替え、、、、 ????? 折り畳んだ古いマットの糸の隙間、、、、 やっぱりピンクだった 2001-2-5(月曜日) |
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| 『ネェネェ、もうじきじゃん!バレンタインデー・・・ まいっちゃうわよねー いくら小さい会社っていっても 21個も用意しなきゃなんて・・・あ〜あ・・・』 給湯室で女子社員が話している、、、、 男性社員は社長をいれて22名、、、、、 社長にはあげないんだろうか、、、、?? 『んでぇ〜え、リナは何個あげんの?』 『アタシは2個だけぇ!!・・・・・・ ○○クンとバナナだけ!!』 えっ????、、、、、そうか、、、、、リナちゃん、、、、 『リナのおうちにね、使わなかった犬の虫くだしチョコが1個あまってんの〜!!』 2001-2-6(火曜日) |
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| ぶんちゃんのコンピューターがちょっとおかしい、、、 メールは同じものが2通づつ届く、、、 インターネットに繋ぐと知らないおばあさんから電話がかかってくる、、、 『うちは逆探知してるからアンタがどこへかけてるかわかってんだから!』 、、と、この調子だ なにはともあれ、ぶんちゃんちに女性から電話がかかってくるようになったのは IT時代の産物だ、、、、 2001-2-7(水曜日) |
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| 今日は早めにお風呂に入って映画でも見ながら寝てしまおう うん、それがいい、、、 『うん、そうしなさい・・・』 誰かがうなずいた、、、 振り返ってみた、、、 誰もいない、、、、 ためしに心の中でもう1度つぶやいてみる 「そろそろ入ろうか?」 『先に入ってて、スグいくから・・・』 もう1度振り返ってみた、、、 2度と現れてはくれなかった、、、、 2001-2-8(木曜日) |
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| 『おじさん、カノジョ欲しいぃ?』 いきなりマツミちゃんから電話がきた、、、 『おじさん、シアワセ?・・ おじさんクリスマスとかお誕生日とか何もらうの?・・ おじさん・・ おじさん・・ etc・・etc・・・・』 質問は30分間つづいた、、、 そして、、、、 『マツミはまだ18才だから、おじさんにご飯食べさせてあげれないけど ゴメンね・・・』 わたしは学習能力に欠陥があるのか幸福に鈍感なのか悩んだ、、、 2001-2-9(金曜日) |
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| 買い物をすまし、商店街からの帰り道 公園で主婦の二人組に呼び止められた、、、 『ちょっと、兄ちゃん!写真撮ってんかぁ〜』 『オラのも1ッ発、お願いするだぁ!』 おもむろに「写るんだぁ(フジョカラー)」を渡された、、、 『きれ〜に撮ってくれへんと、ネットお見合いにならへん! じょ〜ずにとってなぁ・・・そや、バックのきれいなとこで撮ってごまかさなぁ』 そういうと、いそいそと公園の隅までわたしを引っ張っていき 『この壁なんてどやろ?え〜カンジやわ・・ほな頼むで!』 、、、、じぃ〜っとカメラを見つめてマバタキもしない、、、、 笑ったままの顔はピクリともしない でも、、、こんなトイレの前でいいんだろうか? フレームからトイレのマークがはずせない、、、、 『すんだらオラだぁ!! オラこれで浮気すんべぇって思ってるからお上品にとってくんろ! ステキな愛を見っけんだぁ〜 あ〜動悸がぁ〜 恋の予感だべ!こりゃ〜』 目を充血させ激しい息づかいで危機迫るものがある、、、、 緊張した肩はだんだんせりあがってきて、鼻からは白い息が吹き出しまるで 蒸気機関車のようだ、、、、 わたしは2枚とも目をあけてシャッターを押す事ができなかった |
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| 2001-2-10(土曜日) | ||||||||||||||
| 肩凝りがものすごい、、、、 あたまが割れそうに痛い 午后から銭湯にいってこよう、、、 2001-2-11(日曜日) |
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| 今日は電車がすいていた 会社まで座れたのは何年ぶりだろう、、、、 「今日はツイてる」と思った 会社の玄関の前に社長が呆然と立っていた、、 『珍くん・・・我が社はついにつぶれたらしい・・・ だ〜れも来とらんのだよ』 社長は沈痛な面持ちで語り出した、、、 『思えば頑張ったものだ・・・ 行商から始めて創業以来・・・・』 その時だ、、、 隣の酒屋のオバちゃんが声をかけてきた 『あれ?休日出勤かい?がんばるねぇ〜!!』 帰りの電車の中、また座れたわたしは 「早く帰れてよかった、、、今日はツイてる、、、」と自分にいいきかせた 2001-2-12(お休み曜日) |
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| メールアドレスを借りていた会社がつぶれてしまった 明日はいよいよバレンタインデー、、、 「きっと誰からも来ないかも、、、、」 そう思いながらもイチルの望みを捨て切れないわたしは 万が一、、、という言葉に取り憑かれて徹夜で新しいメールアドレスを 手に入れた、、、、 朝の8時、、、 目は真っ赤、、、、 ノドはヒリヒリ、、、 神様!おねがい!! 2001-2-13(火曜日) |
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| 夕刻、会社同僚のささやかなパーティが行われた、、、 題して 『ささやかな愛をあげます』 秘書のリナちゃんは電車の運転士に扮してナワトビとダンボールの電車を 走らせた、、、 配送班の松っちゃんは、けなげな主婦、、、 出向社員のカマキリ、、、と余興は続いた 最後に宴会班の蒲田さんが全員を並ばせて言った 『さぁ、今までの悪事をひとりづつ告白しなさいっ!!』 蒲田さんはお局様の役だった、、、 2001-2 -14(聖バレンタインデー) |
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| まだ早朝といえぬ深夜、、、 つまり、まだバレンタインデーといえる夜中 その人からのメールは来た、、、 『オレは○○会社の真鍋っていうもんだ! 実はうちの会社の屋上からキミの会社の部屋が見える 毎朝、部下を連れて体操をする時に キミの姿を見てるのだが どうしても気になる! 意気地のなさそうなヤツを見ると腹が立つ! 腹が立って、腹が立って、ほっておけなくなるんだぁ〜!! だから・・ だから、おとこ同士の付き合いをしてやる!! ハダカの付き合いだァー!! わかったら明日、5時、駅の南口で待っててやるぅ!! バレンタインでぇ〜 シンちゃんより・・・・』 2001-2-15(木曜日) |
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| 便器についたうんこがとれません、、、、 2001-2-16(金曜日) |
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| 苦節二十年、、、、 ず〜っとつきまとわれていたニキビが出ました 顔じゃないんです、、、、 、、、、、たいせつなトコ 記念にシャーレに入れてさらしものにしてやります ラベルにはこう書いて、、、 『美顔器に抵抗できなかったいくじなし!!』 |
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| 2001-2-17(土曜日) | ||||||||||||||
| 『こっがら空港へはど〜っやって行くんかの〜』 駅で老人に尋ねられた 「え〜っと、、、、○○線に乗って××駅で乗り換えてぇ、、、、、」 『あんだってぇ〜?』 老人は耳が遠いらしく何度も聞き返す、、、 『あんだって〜????』 『はぁ〜?』 『も〜1回、言ってくんろ〜』 30回ほど聞き返したあとで老人はつぶやいた 『そりゃ、間違えとるの〜・・・それじゃ空港へは行けねぇべェ・・・』 2001-2-18(日曜日) |
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| 大型店へ買い物へ行った いつかの店員が「てぐすね」をひいてやってきた、、、 早くしないとまた高い物を買わされるので手際よくしようと決心してのぞんだ 「1番やすいテレビをください!」 『お客さん、でもねぇ・・』 「いえ、それで結構です!!」 『でもなぁ、これじゃぁ・・・』 「いいんです!!!」 『そ〜おぉ・・・?車できましたぁ?』 今日はバスで来たから、そうだと答えると1階で受け取れという、、、 テレビの箱は1m四方ほどあった、、、 14インチでどうしてこんなに大きいんだろう? 必死の思いでバスにつめこむと、どっと汗が吹き出た 夕方のラッシュは過ぎてるものの他の客の白い目がつきささる、、、 『次は無情商店街ぃ〜』 「ピンポ〜ン」 降り口はたっぷり幅なのでよかった、、 と思ったとたんあわてて降りようとするオバさんに押された ガチャ〜ン!! 無惨な音とともに14800円が飛んでいった 2001-2-19(月曜日) |
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| テレビは下半分がムラサキ色なのさえ気にしなければ、まだまだ使える、、、 そう思って、調子の悪い我がアイマックンを初期化してみることにした 会社から持ち帰ったアイブックンにデータを移す、、、 あれ?、、、、、 何回やっても繋がらない、、、、 しかたないのでメールで少しずつ送り、アイブックンで受け取る、、、 出す、、、、、受け取る、、、 出す、、、、、受け取る、、、、 出す、、、、、受け取る、、、、 作業は永遠に続く、、、 出す、、、、、受け取る、、、 出す、、、、、受け取る、、、、 出す、、、、、受け取る、、、 明け方、全てを残すのはあきらめて作業を続行することにした、、、 初期化は3秒とかからなかったがわたしは人生のほとんどをなくした気がした 2001-2-20(火曜日) |
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| 『ホスト募集、未経験優遇!!』 タテ看の一番下に書かれてる文字に一瞬、夢をみた、、、 2001-2-21(水曜日) |
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| 帰るとドアに貼り紙がしてあった 『明日、ガス器具の検査がありますので入ります -管理人-』 徹夜で大掃除をした 朝、ゴミぶくろを両手にかかえゴミ置き場へ3往復した 最後に残ったビニール袋いっぱいのゴキブリの死骸を捨てに行く時 ちょうど、管理人のオバさんが出勤してきた、、、 『ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜』 2001-2-22(木曜日) |
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| ガード下で占い師に呼び止められた 『アンタ、とり憑かれてるよ!』 黒い布で顔を半分覆った占い師は手招きをして座るように命じた、、、 『う〜ん・・・女の影が見える〜・・・』 わたしは吸い込まれるように次の言葉に耳をかたむけた 『アンタのことをどうにかしてやろうって女がいるよ・・・』 誰だろう、、、気になってきた、、、、はやく次のお告げを、、、、 『その女はね・・・・あぁ恐ろしい!!』 占い師は大きく天を仰いだ、、、 『・・・・・いえない!あたしにはこれ以上いえないっ!!』 息をのんだあと占い師はいった、、、 『どーしても聞きたいかい?・・・・じゃー3000円・・・・』 気になって、気になってしかたない、、、 手口かも知れないが救われたい、、、後悔はしたくないし恐い、、、 『それでは教えよう・・・その女はカラダでアンタを虜にする』 いまのところ思い当たる節のないわたしは不安の中にちょっとだけ期待を 持ってしまった、、、 そして夜中、、、 コンビニで買って帰ったカップ麺を食べていたらちょうどそのCMが流れた、、、 ふたりの超グラマーな姉妹がオッパイを半分みせながら唇を半開きで 誘って来る、、、 わたしはカップ麺の容器がオッパイに見えて悶々と、とり憑かれた夜を過ごした |
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| 2001-2-23(金曜日) | ||||||||||||||