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夢を見た、、、、

こどもの頃の夢だった
町内会の集会所に特設で準備されたクレゾールの臭いのする部屋で街の人たちが一列に
並んで順番を待っている
5分ほど待つとわたしの番がきた、、、
薄いピンクのエロティックなついたての向こうには中年の看護婦さんが長いガラスの棒を
持って仁王立ちして待ちかまえていた

『さぁ、そこでパンツをおろしてうつ伏せになって!』
『ホラ、早くしなさい!!』


机の上には何百本というガラスの棒とシャーレが並んでいる

『それは仰向けっていうの! 腹ばいになって!』
『あらあら、どうしたの?隠さなくってもいいのよ〜』
『さぁ、お尻をつきあげてぇ!』


顔中が真っ赤になり羞恥心が全身をつつみこむ、、、
しかし、それは不思議と恥辱ではなく陵辱される快感だった

看護婦さんは茶色くなったガラスの棒を軽蔑のまなざしで眺めていた、、、、
2001-4-8(日曜日)
 ボ・・・
本多宣伝係長が机の上に大の字にたって左右に交互に振り向きながら大声で叫んでる

どうして誰も止めないかというと、きっと四月だからだろう、、、
もっともこの人にとっては四月もクソもないのだが四月は特別らしい
誰はばかることなく堂々と自分を表現できる月間なのだ、、、、、四月は


             2001-4-9(月曜日)



人生にはさまざまな試練が待ち受けている
神様は時としていたづらをするというが、わたしの場合は時として、なんていうもの
ではない、、、
朝、玄関先でとなりの奥さんにゴミをかけられ、電車のホームではOLにつきとばされ
会社ではひとりだけお茶も入れてもらえない、、、、
こんな日常は試練などとは呼べないまだまだ標準だと覚悟はしている
しかし、、、、、

神様、おねがいだからわたしをひとりぼっちでいさせないで!
毎日が試練です、、、
淋しいんです
辛いんですぅ、、、
どうしてあんなにたくさんいる女性をみんなとりあげるんですかぁ?!

ひどすぎます、、、、、


           2001-4-10(火曜日)



夕飯を作って食べようとした
おネギを切って玉子をかきまぜて、とっとおきのカニの缶詰めを開ける
これに冷や御飯をはじめからドンブリで混ぜ合わせておけば簡単にチャーハンが
出来る
うす暗い我が家の台所は、まるでアジア的でチャーハンにはもって来い!
ハダカ電球を背にすると、そこはもうテレビの旅行番組に出て来る本場物だ
こんな気分の日はちょっとだけオシャレをしてみよう、、、
テーブルライトにハンカチをかける、、、
キバみ具合がムーディさを演出する
なるべく外国気分にひたれるようにテレビは映画のチャンネルに、、、
そうだ! 線香を焚こう!!
それからそれから、、、

いつか心の人と一緒にこうして過ごそう、、、、
う〜んエビが香ばしい、、、
、、、、
エビ、、、?
入れたのはカニ、、、、
お皿のなかには無数のコゲたエビがいる、、、、
フライパンをのぞいてみた
『ぎえぇ〜〜〜 ゴキブリだぁ〜!』


            2001-4-11(水曜日)



ピロヒョロヒョロ〜♪
ピロヒョロヒョロ〜♪

深夜2時、めったに鳴らないタマピッチが鳴った
今や骨董価値が出て来たタマピッチ、、、、
画面には「非通知」と出ている

『・・・・・・・・・・』
「もしもし、、、」
『・・・・・・・・・・』
「もしもし、、、、?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・〜ん・・・・・』
かすかにうめき声が聞こえた

「もしもし?もしもしもしもしもしもし?、、、、」
『・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ・・・・』
「、、、、、、もしもし、、、」
『・・・・・・・・・・・・・・・・恨んでやる・・・・』
、、、、、、、
、、、、、、、
「わたしが一体、何をしたっていうんですかぁ〜〜〜!!!」
ガチャ!

10分後、またかかってきた
今度は土屋課長だった、、、、
ほっとしたと同時にどうせまた何か嫌なことだと思った
「もしもし、、、、」
『・・・・・・・・・・・・・・ん〜・・・・』
「何でしょう?土屋課長」
『やべっ・・』
ガチャン!
ツー ツー ツー


             2001-4-12(木曜日)



『インストール・らぶ らぶ!』
バス停の前で女子高生が数人ではしゃいでる

『じゃぁ、あーしもインストール・らぶ らぶ!』
ふと振り返ったとき携帯電話がこっちを向いていた

『ヤダ〜!! 変なの入っちゃったぁ〜!
・・・・・でもキモくていいカモ〜♪
インストール・らぶ らぶ!』

最近の電話にはカメラまでついてるらしい
「バカにしやがって、、」と思ったがちょっぴりうれしかった
こういうとこから始まる愛もきっとある、、、、
2001-4-13(金曜日)
同情してください、、、、


            2001-4-14(土曜日)
            2001-4-15(日曜日)



「ボクは王子様です
姫となかよくできたらいいな・・・」
出会いのサイトでついウソをついてメールを出した
ホントの事を書くと返事なんか来ない、、、
30分もしないうちにお返事が来た
こんなことは今まで1度もなかった、、、


『ゴメンなさい・・・・
わたしが探してるのは、中年の疲れた誰からも愛を受けられないような人です
だから、他の人を探してください・・・・
17才の姫より』


「ここにいるのに〜!!」
大声で泣いた


             2001-4-16(月曜日)



お昼にハンバーガー屋さんへ行った
食欲もあまりなかったが1個では悪いと思いハンバーガーを2個注文した
『他には何かいかがですかぁ?』
とりあえずそれでいいですと答えると、、、
『お飲み物はイカガですかぁ?』
先に買ってあったので「結構です」というと
『こちらの商品なんか、イカガですかぁ?
キャンペーンサービス中ですがぁ!』

もたれた胃をさすりながら断った、、、
『あたらしく出たコレはイカガでしょう!
大変おいしくできておりますがぁ!!』

「、、、、、、、」
『では、お掛けになってお待ちくださいっ!!』
、、、、、
、、、、、
5分たった、、、、
わたしのあとでハンバーガーを1個たのんだ青年がニコニコしながら
受け取っている
、、、、
「あのう、、、」
『何か他に御注文ですかぁ?!!』
「、、、、いえ、、、あの、、、」
『ではお掛けになってお待ち下さい!!』
、、、10分経った、、、、3組みの客が受け取った
「、、、、あのう、、、、」
『少々お待ちください!!』
、、、、、
、、、、、
20分たってお店の混雑が少し和らいできた、、、、

『ハイ、お客さんどうぞ!!』
、、、、、
、、、、、
熱いのを食べると胃ガンになるからちょうど良いと自分にいいきかせながら
ひとりで食べた


            2001-4-17(火曜日)
赤面症催眠治療の看板を見た
案内書をもらいに行こうと思ったがはずかしいのでやめた
2001-4-18(水曜日)
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