| 2002-5-10(金曜日) カラオケオフ記念特別号 イメイヂ編 『松の木ばっかりがぁまつじゃなしぃ〜♪♪』 老人ホームでおぼえたのぉ〜 狭い部屋にエコーいっぱいで鳴り響く『松ノ木小唄』 わたしは息をのみ、無言でじっと見つめていた、、、 ひざが震える、、、、 小雨ふる金曜日の夜のカラオケボックス おどりながら歌う若いおんなのコ、、、 今夜は待ちに待ったカラオケオフの日 ホームページに飾ってあった写真の顔が、マイクを持って歌っている ところがどこか違う、、、、 顔は同じ、、、、 でも、ぜんぜん違う、、、 、、、、、 「またダマされた、、、、」 インターネットなんてウソつきだ! わたしがいつも見て「いつかケッコンを」と思っていたそのコは、 おとなしそうで、、触れると壊れてしまいそうな、そんなあのコ、、、 なのに、踊りながら大声で歌っているのは活発で今時の流行の服を着た元気いっぱいで わたしのことなど見向きもしなそうなおんなのコ、、、、 「ど〜してくれるんですかっ?!」 わたしはただ一点の宙をうつろに眺めながら壁にむかってつぶやいた、、、 、、、、、 「もっとスキになっちゃったぢゃない・・・」 わたしのタメ息にもエコーがかかっていた |
カラオケオフ記念特別号 解説編 はい、待ち合わせは新宿でした、、、 ホントウは参加するのが怖かったんです だって、、、、 仲間はずれにされそうな不安でいっぱいだったんです、、、 待っていてくれたのは主宰の憧れのおんなのこと、彼女とは仲のよさそうな若い おとこのコでした、、、 はぢめて見たわたしのことを蔑んで見ないリッパな青年でした、、、 わたしは嫌われないように大袈裟に傘を差し出して入っていただこうと媚を 売りましたが失敗しました それでも青年はわたしを差別せずにあたたかく迎えてくれたので、やっとヒザの 震えが止まりました、、、、 次に来たのはお姫様でした、、、 お姫様の髪は長く、しゃがむとちょうどウンチがつきそうなくらいの長さでした お姫様は20分ほど遅れて来たのですが、全員に「きおつけ」をさせ、 『あたしを待たせたりしないでよっ!!』って叱りました、、、 わたしは、このお姫様に最初にマウンティングしていただかなければ 今夜がどんな恐ろしい一夜になるやも知れないので、とりあえず家来になる 決意を固めました、、、 お姫様はEカップの胸に(自称でしょうか?)マイクを挟まれ、それはそれは美しい声で お歌いになられました、、、 仕事で少し遅く参加したのは一家をしょって立つおとうさんです、、、 おとうさんはマイクを握りしめるとイキナリ「キンニクマン」を歌いだしました その歌声は子供のみならず、その場にいた全員のこころを母親の胎内にもどし うっとりさせるほどの威力がありました、、、、 青年はカレーパンをくわえたまま止まり、、、 お姫様は両手を豊かな乳房におき、、、、 主宰のおんなのコは父をたたえる曲紹介を、、、、 そしてわたしは我身をふりかえり涙を流しながらその歌に聞き入ってしまいました 、、、、、 そしておとうさんはサイバーな唄でも父の力強さを示してくれました わたしはきっとこの不景気もこのひとの力で息を吹き返してくれると思いました 、、、、、、 神様!、、、、、 このステキな夜をプレゼントしてくださってどうもありがとう、、、、 でも、緊張のあまりガムを買いに行くといってトイレに逃げ込んで うんこをしてしまったことは誰にも内緒にしてください |
| 2002-5-6(月曜日) 本日豪華2本立て 1本目 『しくしくしく・・・』 ホールの入り口でバレエの先生がわたしを見つめて泣いている、、 その目は真っ赤に腫れて涙がうかんでいた、、 握りしめたタオルがずぶ濡れになるほどの涙 それでもわたしは心を鬼にして「くるり」と背を向けた 「ボクの仕事は終わりました、、、ではさようなら」 まるで昔の恋人の元を去るハンフリー・ボガートだった 「男は女の涙に惑わされず、サヨナラをいうものだ」 そう思った、、、、 これから彼女は涙で濡らしたステージで踊る、、、、 それでもわたしは振り返らない、、、、 そう、わたしの役目はリハーサル、、、、 開演のベルはもう聞こえない、、、、、 哀愁の夕暮れ 窓の隙間に差し込む夕陽、、、 電話のベルが未練の響きで鳴り出した、、、、 『何、とっとと帰りやがって!! アタシ、他のコのパンプスにぶつかって口中血だらけでフランケンシュタインみたいになっちゃったから泣いてるのに! この役立たずのアホちん!!』 そういえば、、、、 この日わたしにやさしかったのは、振り付け師の人だけだったような気もしてきた、、、 (参考にならないオマケのおはなし) バカ息子は『バレエの先生ってキレイだなぁ〜』っていってたけど それはフランケンシュタインを見ながらいってた気もするし、、、、 どっちみちバカ息子は頭にギブスを巻いて訳のわからない念仏をとなえてたから あんまりアテにはならない、、、、 2本目 『あなたはいつまでも変わらず、あなたのままでいて・・・』 それだけ言って電話は切れた その声には豊かな愛情がこもっていた、、、、 聞いたことのある声だったけど誰だったんだろう、、、 身に覚えのないことで責められることばかりだったこの頃 この声に救われた、、、、 そう思ったとたん、またベルが鳴った 『知ってるんだぞ〜! み〜んな知ってるんだぞ〜!! みんなに同じことばっかいいやがって〜! なにが「キレイですね」だぁ! なにが「けっこんしてくさい」だぁ! なにが「ボキさみしいの」だぁ! だ〜れもオマエのいうことなんか信じちゃいなんだよ〜! 同じコトばっかカキコしやがって! だいたいオマエ、おんなゴコロとかって知ってるのかぁ? それはなぁ、 オマエみたいなヤツをいぢめて快感を得るのが おんなごころなんだよぉ! 仲間とせいぜいいたぶってやるからなぁ! はっはっは こっちは団体なんだぁ〜!! チンコくわえて背骨折ってみろ〜♪』 犯人は明白だった、、、、 、、、、、、、、、、、、、、、最後の1行で |
| 2002-5-5(日曜日) 最近の日記はほとんど私小説化してるとお嘆きの皆様、、、 無職のわたしがホントウにこんな暮しをしてると思いますか? ええ、全て真実のみを語っております 日記ですから、、、 参加者募集中 あなたの勇気で明るい未来が開けます きょうは『こどくの日』 |
| 2002-5-3(金曜日) 『げろ風呂!』 『げろ風呂あるから来て!』 昨夜の呼び出しで朝からでかけた 「げろ風呂ってなに?」 『バカじゃん!ホンバンどおりのリハーサルのことよ』 「だって公演は6日のはずじゃぁ、、、」 『それはそれ!これはこれ!他にもあるんだから 黙って全部来ればいいのっ!』 なにがなんだかわからないまま、とりあえず口をはさむのは得策じゃないと思い 黙ってバレエの先生のいうことをきくことにした、、、、 『ホラ、そこのボ〜と突っ立ってる人っ!どいてちょうだいっ!』 ホールの最前列で振り返るとタマネギバァさんたいな女の人が額に「#」の字を浮かべて 睨んでいた どうやらこのバァ様がボスのようだった、、、 額の「#」の字はくっきりと2cmは盛り上がっていた 何だか全員が鬼のような顔をしてるので、隅っこで息をひそめて見る事にしたが 連日のピーマン生活で何やら下腹がごろごろしている、、、 わたしはうまくスカシっ屁が出来るか不安になった 場内が暗くなって、広いステージの真ん中ではクルミ割り人形がこれでもかというほど お股を開いて踊り始めた、、、 次から次に出て来る異様な格好の踊子さん、、、、 いきなりバタンと倒れて床を這いずりまわったり、生卵をぶつけたりしている、、、 中学校の授業で聞かされたような音楽のから人が苦しんでいる声、ギリギリいう 雑音、、、それにあわせて踊り狂う女性たち、、、 わたしはその姿を見つめながら、なんとなくテレビで見た未開の土人たちの トランス状態を思いだした、、、、 結局、女性と芸術はいつもそこにあり、わたしには理解できないものだと悟った、、、 |
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| 2002-5-2(木曜日) あう〜〜〜ん・・・・ あぅ〜〜〜〜〜〜ん・・・・ びっしょり汗をかいて目が覚めた、、、 玄関から、、、 窓から、、、 押し入れの天袋から、、、 ありとあらゆる隙間から何者かが次から次へと襲ってくる、、、 棒で叩いても、ゴミ箱をぶつけても、お醤油をかけてもその化け物はわいてくる 、、、、 「ごめんなさい! もう悪い事はしませんから許して、、、、」 と、いったあとで気が付いた、、、 そうだ、わたしは何も悪いことはしていない、、、 いいなおさなければ、、、 「お願いしますぅ! 許してください、、、 わたしは王子様ではありません、、、、」 『あんたたちが勝手に勘違いしただけだぁ〜〜〜!』 すっかり目が覚めて落ち着いたら、誰も王子様だと思ってないんじゃないかと 再び不安になった |
| 2002-5-1(水曜日) 洗濯物の山がトイレへの入り口をふさいでいる この一年、増えこそすれど減ることなかった洗濯物、、、 ふと、自分が貯えたものに誇らしさを感じる 最初白かったベッドのシーツもグレイの落ち着いた色合いになって安堵感を 与えてくれる、、、 ああ、人生ってこういう充実感があってこそ生きている意味があるんだと思った、、、 |
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