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2002-6-21(金曜日)


どうしてわたしの人生っていつもこうなんですか?
神様っ!!


ひさびさの日誌更新です、、、
悲しみと葛藤の日々に「恐怖」が加わりました




2002-6-20(木曜日)


シーズンです、、、
またまた来ました

うちの台所で小さな無数のゴキブリが主のわたしのベッドにまでもぐりこんでくる季節が、、、




2002-6-19(水曜日)


『だから何回いや〜わかるんだっちゅ〜のぉ!
このくそオヤジィ!』


それまでなんとなく濡れてたような瞳で見つめていたと思ってた携帯電話ショップの
おんなのコが突然大声で怒鳴り出しました、、、

『あんたが欲しいっていう1円電話はねぇ、売り切れっ!
売り切れなのっ!!』


そして、、、

『カメラもついてんのぉ!
現像料なんていらないからガタガタいわないでコッチを買えばいいのよ!
あんたがこれで「スカートの中撮ったでしょ」とか疑われてもこっちの知ったことじゃないわよ全く!買うの?買わないの?さっきから同じこと100回も聞きやがってはっきりしろよ、全くバッカぢゃないのぉ?!』

、、、、、
というわけで3時間39分かけて、めでたくカメラ付きの携帯電話を手にいれました、、、、
5年ぶりの機種変更、、、、
はい、はぢめてメールも出来るようになりました

2002-6-18(火曜日)


突然身震いがしました、、、
それは1本の電話でした
『あのう、お約束のもの、入ってなかったんですが・・・』
それは、わたしが「探偵」をやる前に届ける時間がなかった為にうちのポストで
受け渡しをした筈の早乙女さんからでした、、、
早乙女さんは独身の男性で、もう長いこと縁談に御縁がない方です
今回、結婚相談所に登録するからということで30枚ほどの自分の写真を撮って欲しい
ということで、わたしが「写るんです」で撮ってあげた写真を渡す約束でした、、、
急きょ、きのうの日記で書いた「探偵」をやることになったわたしは時間の都合がつかず
うちのポストに入れておくので取りにきてもらうことにしてあったのです

実はうちのポストは半年ほど前から郵便物がしばしば届かないことがありました、、、
それはかなりの確率です
電気、ガス、電話の請求書、その他、何がなくなってるかはわかりませんが半分は
届いてなさそうだったのです、、、、
わたしはきっと通便配達の人がサボってるものだとばかり思ってました
どこの世界に遅滞した電気料金の催促まで盗む人がいるでしょうか、、、、

ところが早乙女さんの話ではいくら探してもなかったというのです
ええ、封筒には『早乙女さんへ・写真』とマジックで真っ黒な太い字で書いてありました
、、、、
そこで深夜、わたしが確認したところやっぱりありません、、、、
郵便配達の人がサボっていたのであれば届かないものはあっても、わたしが入れた物は
なくなりません、、、、
この時、はじめてわたしは「うちのポストは荒されてる」と知ったのです
一体誰が何の目的でわたしのポストの請求書を持って行ったのでしょう、、、
もちろん、心あたりなどありませんし、敵などもいませんっ!

今ごろ犯人は『早乙女さんへ・写真』、と書かれた封筒の中味、、、、
「背広でニッコり笑う早乙女さん」、「趣味の尺八を吹く早乙女さん」、
「台所でひとり淋しくインスタントラーメンを食べる早乙女さん」
「趣味で収集した缶ジュースの空き缶を部屋いっぱい並べて自慢する早乙女さん」、
「フンドシ姿でボディビルのポーズをとるビール腹の早乙女さん」、
そんな写真を見ている筈です、、、、

犯人の人!!
早乙女さんの写真はあげますから、どうか請求書のお金は払っておいて下さい!!







2002-6-17(月曜日)


うちのマンションの同じ階にいつも不機嫌そうな奥さんがいます
10日ほど前、突然エレベータの中で
『あんた、ちょっと探偵やってくれない?
いつもヒマなんでしょ?』

と「特別な依頼」を受けてしまいまいた、、、

『ホンモノに頼むと100万円ぐらい取られるっていうじゃない?
うちの亭主の浮気の現場を調査してよ!
お金、あげるから』


そこの御主人はおとなしそうで、いつも迫害を受けていそうな感じのひとでしたが、
とうとう家を出てひとりアパートへ移ったそうです、、、

『ぜったい女が出来たに違いないのよ!
だから証拠をつきつけてぐうの根もでなくなるまで痛めつけてやるの!』

ええ、この奥さん、、、
日頃から市民運動に関わっていて、よくデモでニュースに映ったとかいってる人です
以前から『○○省にみんなでキョーハク状送ってアイツら皆殺しよ!』とかって
活動をしているようです

わたしはかねてより、そこの御主人には同情的でしたが、頭の中で
「ひゃくまんえん、、、ひゃくまんえん、、、」とこだましてしまってました、、、
きっと半分、、、いや3分の1でも、、、、


その翌日からわたしの「探偵業」は始まりました、、、

わたしの「探偵セット」のカバンの中味は、双眼鏡、夜でもうつる『写るんです』、
それと旧式のビデオカメラ、メモ帳が入ってます、、、
でも一体なにから「調査」すればいいんでしょう、、、、
昼間住宅街をウロウロしてると、お出かけする主婦がみんな浮気に出かけるように
見えて来ました、、、、
仕方なく、唯一の情報である御主人の引っ越し先を「張り込む」ことにしました、、、
一晩、、、、
二晩、、、、
、、、、、
もうそろそろ一週間は家に帰ってません、、、

深夜、公園のそばからこっそり人のアパートを見張り、近所のひとには怪しまれ、
おまわりさんに職務質問されたときには着てるものは汗だくでお風呂にも入ってなかった
のでホームレスだと思われ許してもらい、アンパンと牛乳で生き延びました、、、、
人が通ると急に体操をはじめて誤魔化そうとしますがそのたびに心臓が飛び出しそうに
なってしまいます、、、、
頭の中に浮かぶのは「住宅地でノゾキ逮捕」という小さな新聞記事ですが想像の中での
見出しは全角極太ゴシック体の3段抜きのタイトルです、、、、


結局、夜用「写るんです」に収められた写真は台所から忍び出るネコの写真と
ヤクルトおばさんの写真だけでした、、、、

結局、約10日間でわたしが奥さんから得た報酬は2万円、、、、
電車賃、その他の経費を差し引くと手元に残ったのは5千円でした
『人は正義のために戦うのであって金の為ではない!』
そうです、、、

帰宅後、シャンプーをして人並みに泡がたったのは4回目のシャンプー液を使った時
でした
わたしは「探偵」っていうハードボイルドな響きにあこがれることはもう一生なさそうですし、
この事件はわたしから「男のロマン」まで奪い取ってしまいました


例のおくさんはにこやかな顔できょうもどこかのデモに出かけています、、、、

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