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2003-7-11(金曜日)


誰だってね、、、
好きで日記書いてるわけじゃないんですっ!



わたしの場合はですねぇ、、、

ただただ押し寄せる孤独感から逃避して、なるべく等身大のわたしに付合ってくれる
こころのやさし〜〜い人を探す為なんですっ!!

それが、、、

それがなんですかっ!

毎日、毎日、かわり映えもしない生活の中で少しでもみなさんにわたしのことをわかって
もらおうと苦悩に満ちながら訴えるために書いてるのに、、、

それなのに、、、

それなのにわたしに返ってくる言葉といったら、、、

『そんなんじゃ、ダメだべ?』

とか、、、

『情けないな!』

とか、、、、、









そんな言葉がイヤだって思ってるんでしょ?


違いますっ!!






『おまえのなぁ、魂胆はわかってんねん!
全部、先回りしてブっつぶしてやるからな・・』

『正直に全部話せば許してやる!吐け!』

『このままですむと思うなよ!どの口がいってんだ?!』

、、、、、、

どうして転んで血を流しながら泣いてるこどもの背中を踏んで、さらにしゃがんで顔に屁をたれて
手足を縛ったうえにズボンをおろして写真を撮って近所中の電信柱に貼って回って、あげくに
失禁したオシッコのところに転がして乾くまで待って黄色くなったシャツにマジックで
「しょんべんたれを笑って下さい!」ってなぐり書きして、悔しさにくちびるを噛んでると
顔中くちべにで卑猥なマークを描き、うつむけないように剣山のついた棒で頭を固定して
道行く悪ガキに一っ回10円で殴らせるようなことをするんですかっ?!




こんどやったら実名を日記に書いてやる、、、、

2003-7-12(土曜日)


きょうの日記はベールをかぶった愛の私生活公開です


蜜月の甘い暮らしです、、、



テレビを見ていると足元に甘えてからみついてきます、、、

夕食も一緒です、、、

寝る時も一緒です、、、

はい、朝はキッスで目が覚めます、、、、


悲しいことにお別れが来てもすぐ後釜はみつかります、、、



そんな時、新しいステキなお部屋をプレゼントしてあげます、、、

30分もすればまた愛でいっぱいになります、、、


相手が変わったからといって、いちいち写真を撮るのも飽きてしまいました、、

昔のものでガマンしてください、、、

どうせわたしにとっては同じようなものなのです、、、



こちらです




2003-7-13(日曜日)


あれはちょうど一年前の初夏のことです、、、

わたしは額に浮き出る汗をラベンターの香水のついたハンケチでぬぐいながらせっせと
メールをしたためていました、、、

相手はキャンディのような可憐な名前のハンドルネームの方でした


わたしたちはホームページを通じて知り合い、間もなくすこしづつお互いのことを
語り合いはじめました、、、

海外にすんでいること、、、
ラベンダーをこよなく愛していること、、、
暑いこの時期にはサングラスをかけプールサイドでメールを打っていること、、、

すべて英語でのやりとりのメールは少々大変でしたが、徐々に愛をあたえる行為のようにも
感じてきました、、、

3ヶ月ほど続いたやりとりも木の葉が黄金色に変わる頃、メールの彩りもすこしづつ
変わってきてお互い口には出さないまでも愛に溢れるようになったのです、、、

わたしたちはだんだんとお互いの肌のぬくもりを感じ合いたい強い衝動を押さえきれなく
なって来たことを伝えあうようになりました、、、

ファイロファクスのスケジュールを確認しあう二人を意地悪く引き離す神様、、、
求め合うたましいとうらはらな運命、、、


彼女にやっと時間が取れたのは、出張先で取引先の急なキャンセルが出た年の瀬も迫った
12月のことでした、、、

12月24日、わたしはいそいでパリ行きの便に飛び乗りました、、、

待ち合わせのオテル・スクリーブのロビー
まだ顔を知らないわたしたちの目印は赤いベゴニアのそばに立っていること、、、

豪華なホテルのロビーでひときわ光り輝く背の高い黒いドレスの女性、、、
ほんのりとブルネットに染めた髪がベルベットのドレスの肩に横たわります

クリスマスイブのホテルの喧噪も時間も全てがとまる瞬間、、、

一歩、一歩と縮まるふたりの距離、、、
何千マイルと離れたふたりの距離がいま手を伸ばせば届くところまで来たのです


「待った?」

そう声をかけようとしたその時、
大理石の柱の影から勢いよく飛び出して来た何者か、、、

ぱんぱんのお肉がはみ出しそうな真っ赤なバラ柄のホルターネックにスーパーローライズの
おへそのあたりのギャランドぉー、、、
背中にくっきりブラジャーラインがチャーシューになったその人、、、
その人こそあんなに恋焦がれた相手だったのです、、、
しかも、、、、
しかも、、、、
『あ〜〜〜ん
逢いたかったぁわ〜ん♪』

と甘える声は低音のファルセット、、、



オ・カ・マ、、、




そういうわけで、、、
一年後にこうゆう日記を書かずにすむようにわたしは用心深く生きているのです、、、




2003-7-14(月曜日)


------なれなれしく接して好意を持った雰囲気をかもしだす

------不幸な生活を打ち明け、何気に親身にさせる

------自分のつくったものを持って欲しいと甘える

、、、、、

、、、、、

、、、、、

「これだっ!わたしの生きる道は」
と思いました


デート商法、、、




2003-7-15(火曜日)


チッチッチッチチッ、、、

なにやら変な音がします、、

どうも湯沸かし器あたりからです、、、
赤い小さなランプがついてます
よく見ると旧式の湯沸かし嬉のダイヤルが「お湯」のところを指していました

「ちゅ、中毒で死んじゃうっ!」
って思いました、、、
もしくはガス爆発で身体がこなごなに飛び散って、お葬式はお箸で集められたミンチが
葬られます、、、

「こわい〜〜〜〜〜!!」
大声でドアを開け、表に飛び出しました、、、



ポトリ、、、、


一枚のピンクの紙が玄関のところに落ちてきました、、、

ええ、その見なれた紙は『ガス供給停止』の通告書です、、、
日付けは一週間前も前のものでした
勢いよくドアを開けた時にポストから落ちたようです、、、



すいません、、、大騒ぎして、、、



シャワーでも浴びてればもっと早く気がついていたんですが、、、

2003-7-16(水曜日)


早朝にけたたましく鳴る電話、、、

『アンタ、きょうもヒマでしょ?
あわてて来なさい!仕事あげるからっ!』

それは2ヶ月ほど前、一日でクビになったアルバイトの女社長様からでした、、、

将来が不安で寝つけないまま朝を迎えていたわたしは眠い目をこすりながら、有り金をはたいて
電車にのりました、、、

行く先の青山の青いビルを入っていくとテーブルに数人のお偉いさんが座ってらっしゃいました、、、
どの顔もにこやかに温かく迎えてくれているようでした、、、

前回わたしの耳もとにやさしく「クビよ」と囁いてくれたキャリウーマンのおねえさんも
いらっしゃいます、、、
棒でつついて「のろま」と指導していただいた社長様、、、
ビジネススーツがよく似合うハンサムなヤングエグゼクティブの方、、、
美人秘書、、、
どこから見てもリッパなお仕事の会議のようにしか見えません、、、

「ついにわたしにも陽の目が、、、」
と思い感謝いたしました、、、、

そして一番かわいらしい、某アイドルによく似たおねえさんが微笑みながら口を開きます、、、

『今日はある新商品のお仕事をお願いしたいんです
とても重要なお仕事ですからよろしくお願いしますね』


そういって銀色の小さな箱を取り出しました、、、
アイドルのおねえさんはとってもやさしそうな上にわたしにとても親切にしてくれそうでした、、、

『これが我社が総力をあげて開発した新製品、亀棒スッポソスティックです!』

アイドルのおねえさんの目くばせを合図に数人のゴム手袋の女性がよってたかって私の服を
脱がせにかかりました、、、


『いいですかぁ?これをたっぷりつけて引っ張りあげますっ!』
ベタベタにゅるにゅるのクリームをお腹中に塗りたくられると、すかさず両脇から数人が
お腹をつまんで引っ張りあげます、、、

ぎゅ〜〜〜〜 ギュ〜〜〜 キュ〜〜〜

『はい、そのまま息をとめてぇ、2分間っ!』

首から上がボ〜っとしてきました、、、

『ほらほらもうすぐですよ〜〜〜』

気を失いかけた時です、、、

『ほ〜ら、みなさん、見事でしょう?
出っ張ったぶざまな下腹部がこんなにぃっ!!』


中世のコルセットをつけて首から持ち上げられてる感じがしましたが、正面の鏡に映った
わたしは厚い胸板のサイボーグのようになりました、、、

息をするときは咽のあたりがひゅうひゅう鳴ってたとおもいます、、、

『どうですか?みなさん?!
こんなだらしないスタイルも
この1っ本で見事に解決ですっ!』


会場に拍手がわきました、、、




今夜のわたしはマッチョなプロレスラーです、、、、

しばらく、、ひゅ〜、、の、、、あいだ、、、ひゅ〜、、、は、、、
カッコよくなれ、、、ひゅ〜、、てる筈ですの、、、、ひゅ〜、、、で、、、
、、、、いまの、、、ひゅ〜、、うち、、、、にゅ〜、、に、、、、
けっこん、、、ひゅ〜、、、、してくだ、、、、ひゅ〜、、、さい、、、、




2003-7-17(木曜日)


スーパーに行って一番安いあんパンなりジャムパンを買おうとして、どーしても
消費税分が足りなくて泣く泣く断腸の思いで惜別したときでもこんなに悲しくは
ありません、、、、



何が悲しいかというと、、、
同じ手で何度も騙されてるとだんだん「まやかし」が本当に見えて来て
すべてを運命にまかせてしまうことです、、、




お願いします、、、




普通にセーラー服とかにロマンを感じる身体にもどしてください、、、




まわし見て興奮するようにはなりたくないんですっ!




2003-7-18(金曜日)


『ちょっと見せてください。』

おとといのお仕事の事で近所まで呼び出されました、、、

おもむろに黒い鞄から明智小五郎が持ってそうな虫ネガネを取り出すと伸ばした皮膚の
検査が始りました、、、
お検査をしてるのは例の会議にもいた女社長の会社のおんなのコです、、、
「汚物処理ノート」と書かれた封筒をかかえていました、、、

『う〜〜〜ん・・・まだ伸びてるわね。』


検査道具をお片付けしながら、その処理班の人は「ふぅ・・」とため息をもらしました、、、
つぶらな瞳がまだ少女のようです
そして、ぽつりぽつりとつぶやきはじめました、、、

『あんたも随分くたびれてるけど、あたしも今にそうなるのかなぁ・・・
カレシにももう3ヶ月も会えないままだし・・・
仕事が終わると深夜だし・・・
お友達にもなかなか会えないし...
このまま何年も過ぎて三十路になって・・・

あぁ、このまま花は散ってしまうのかしら?』

斜45°上空の遠いところを眺める瞳にはうっすらと涙が滲んでるように見えます、、、



「人はそれぞれに悩みを抱えているんだなぁ」と思っているうちに、ついついもらい泣きを
してしまいそうになりました、、、

でも、はたと気がつきました、、、
女性がこういうことを口走るのはデートのお誘いの催促に決まっています

思えば前回の時もこの少女の熱い視線を感じた気がします、、、
しかも同じ職場なら仕事が遅くなっても構わないことだし、、、

わたしはこのムードの中で一番効果的なデートコースはどこか瞬時に決めて申し込まなければ
なりません、、、


「、、、、んと、、、」

「、、、あのっ、、、」

「、、、ところで、、」







「パタン」と黒い鞄を閉じて彼女はいいました、、、


『じゃぁ、会社に戻るけど、
あんたのバイトはこれで終りだから。
ご苦労様!』





2003-7-19(土曜日)


主婦の皆様、ごめんなさいっ!

本日より夏休みですね、、、

いうことを聞かないうんこご子息、最近色気がついてきてママの不倫を見破るお嬢様が
毎日毎日回りをウロウロしてなかなか自由な時間が持てず御愁傷さまです


わたくしの夏はこれから始ります

夕闇の窓をあければ、アーバンなスモッグの向うにほのかに光り立ち並ぶ新宿高層ビル群、、、

ステレオから夜空にこぼれていくラティーナ歌姫の官能のロマンチカ、、、

コンピューターを立ち上げるとバナナヴォイスを待ち構えた世界の美女をほったらかして
冷えたワインで鏡にむかって乾杯、、、

そうです、映画で観るマンハッタンの夜とみまごう世界、、、


はっはっはっ
はっはっはっ



ええ、悔しがりなさい、、、

「どうせ飲めないからと思って、もらい物のワインをグラム80円のお肉のつくだ煮に使って
しまって、それが1本12000円もするワインだとわかって、誰かに2000円でもいいから
売ってちゃんと吉野屋の牛丼を食べても5回も食べれる」なんて後悔しているとか、、、、

そんな光景を想像しているんでしょう?



甘いんですよっ!




「ポリポリしてヒリヒリするお股を押えながら」が抜けてます、、、、


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