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2003-9-1(月曜日)


ただいま帰りました、、、

でもね、、、

ここ一週間の記憶がないんです、、

ええ、小一時間ほど前に帰って来たのは確かなんです、、、
日記がね、、、
そうなんです、、、
ちょうど一週間前まで、、、、



ドアを開けたとたんに遠のく記憶は、、、
、、、、かけら

なんとなくサマーバカンスに出かけたような気もするし、、、
仕事で、、、、
いや、入って来るお金には敏感なほうなのでこれはちがうかも、、、、

なんとなく飛行機に乗ったような気もするし、、、
グレイハウンズの夜行バスだったような気も、、、、



そうだ、、、、

知らないおんなの人に声をかけられて、、、


『もう帰っちゃうの?』


窓を外からチカチカと、光りが赤く蒼く映る、、、

パイプベッドの枕元、、、
火のつたタバコが灰皿の上で紫色の煙りをくゆらす

洗面台に並んだ歯ブラシ、、、
赤と青、、、

白いシーツをまとった褐色の背中、、、
ラヂオから流れるサルサのリズム、、、
長い髪をブラッシングする手には真っ赤なマニキュア、、、


鉄枠のきしむ窓を開けるとホテルのネオン管のむこうにそよぐパームツリー、、、
薫る潮風、、、

、、、、

もつれる記憶の糸、、、
ああ、思い出せない、、、、

あれは幻?

、、、、

、、、、





そうだっ!靴だっ!


わたしは玄関に戻り、靴の裏についた浜辺の砂を確かめに走った、、、、


そこには、、、、、







犬のうんちがびっちりこびりつき、それに貼り付いた一枚のレシート、、、、


2003-9-2(火曜日)


ハードボイルドな夏・第二弾!


夏の最後に訪れた怨念の暑さでゆだる部屋、、、
向かいのビルの窓からまだ十分強すぎる西陽が跳ね返る窓際

回復しない疲労感の中、わたしは汗ばむ指でコンピューターの電源を入れた


足跡の追跡、、、、、


薄暗い部屋のモニターの中に文字だけが浮かびあがる


さりげなく書かれた女たちのコメント、、、

あちこちのレスの中に何気なさを装った渦巻く嫉妬、、、

「なんだ、、、きのうの日記か、、、やれやれ、、、」
わたしはうんざりしながらひとり呟いた、、、


突然、開けたままの目の前にフラッシュバックが起こる
-うす汚く油にまみれたお好み焼き屋の壁-


「そうだ、、、わたしは確かにひとりでソバ入りダブルを注文した、、、
そして、、、、」

また割れるような頭の痛みが襲ってきた


蘇る光景、、、-青白い電球にまとわりつく夏の虫-
何度も何度も繰り替えし電球にあたっていく、、、、


目を細めながら断片にちぎれた記憶を手繰り寄せる


「あの白いシーツ、、、、褐色の肌、、、あれは?、、、、、」

後頭部の痛みがさざ波の音のようにじわりじわりと寄せては返す


ふたたびフラッシュバック、、、、
-白い割烹着にソースのこびりついたヘラを持つオバさんの腕-


かすかに聴こえるラヂオからはローカルの歌番組、、、
空港、、、 -テレサ・テン-



そうだ、、、、
わたしは薄れた記憶の中、昨日の日記の最後にはちゃんと書いた筈だ、、、


「あぁ、それなのにどうしてわたしは怪訝な眼差しにまみれなければならないんだ?!」


いつも充分に言葉を選び、はっきりとしたためている日誌、、、

その中で自らを迷宮-ラビリンス-に誘い込む女、、、、
虚像の中でのたうちまわる女の姿が電球に飛び込む虫に重なる



『あなたにはまるで興味はないの・・・』

「、、、、」

すべてを察したわたしは心の中だけで応えた、、、

女というものはミエミエの見栄をはる、、、
そう、唇に爪を押し当てながら、、、


人というものは時々無茶をするものさ、、、


ほら、涙をふきな、ベイベー



「ほとばしる感情は出口よりうんと大きなこともある、、、」



背中を見せながらそっとセリフを置いた時、、、
わたしは今朝出したうんこが肛門より大きかったことを思い出し、
痛みをこらえる涙の美しさを想った


わたしの日記を読んで一喜一憂してしまうお嬢さん方、安心してください
わたしは美しい、、、

たった一週間留守しただけで
無理をしちゃあいけねぇよっ

みんながわたしのこと、メロメロなのはわかってるんだから!




2003-9-3(水曜日)


なんかのっかってるんですっ!

今朝から首んとこがね、、
もうコリコリ、、、、、

横も向けなし、頭痛はするし、、、


生霊となってわたしに呪をかけてるみなさんっ!

何でもいうことをききますので、
もうそろそろ勘弁してくださいっ!


オバちゃんと呼んでしまったあなたですか?

ブスって蔑んだキミなの?

ホントはね、、、

愛しはじめてる自分が怖かったんです、、、、、




、、、、、



、、、、、












ウソに決まってんでしょ?!

ば〜〜〜〜〜か!




2003-9-4(木曜日)


わたしは悲しいです!


世間でのわたしの評価がまったくなんというか、、、






誰にでも媚を売る

同じことばで順番に言い寄る

自分のことは棚にあげて人を責める

醜いくせに図々しい

自分に気があると自信過剰

スケベ心に満ちあふれてる

貧乏ったれ

いいわけばかりで情けない

しつこく付きまとわれそう








こんなことばっかりです、、、、









それのどこがいけないんだぁ!





2003-9-5(金曜日)


あの日です、、、


すさんだ時がただ無機質に流れる日々、あなたのHPに偶然流れつき、、、
はじめのひとことに運命を感じてしまいました


そしてわたしはそのまま見えない力に惹きずられるように虜と化してしまったのです、、、


こんな経験はありませんでした


だからね、、、

わたしが戯けながらあなたのことを「好きです」といったとき、
わたしのこころは小鳩のように波打っていたのです、、、、

信じてもらえなくて当然ですね、、、、
いつもピエロになって身を守って来たわたしです

でも、厚いメークと馬鹿げた衣装のその下では哀愁の瞳が訴えていたのです、、、



これからどれほど時間が流れようと、あなたのこころがわたしに傾くことはないでしょう、、、

いえ、それでいいのです、、、


わたしはあなたを影から見守ることしかできません、、、


それでいいのです、、、

それだけで、、、、












さて、これをコピペでみんなにメールしなくっちゃ




2003-9-6(土曜日)



ひとりぼっちなんです、、


いえね、もう随分前にメッセのアドレス公開したんです、、、
登録数はわずか数件、、、

しかも、ちゃんと繋がるのはほんの3〜4件で他は赤い顔で「死んだ」まま、、、
たぶん、「アクセス禁止」とかにされてるんじゃないかと思います



はい、ほとんど話すことはないんですけどね、、、

たま〜に会話があると思ったら、、、
『をいっ!またおんなに媚び売ってんのかっ?!』

とか、、、、
『アイス買って来い!』

、、、、


ええ、なぢられて終わりです、、、




先日はこんなこともありました

『誰と話してんの?』
「えっ?誰とも、、、」
『嘘ばっかついてんじゃないわよ!ちゃんとわかってんだからっ!』
「そんなこといわれても、、、」
ガチャっ!

、、、、

ええ、どうやって調べてるのかしらないけど、、、、
ほんとに話しなんてしてなかったんです、、、
最近、使ってもないのにピコピコするのは不正に侵入でもされてるのかも知れません



それでね、、、、

考えたんです、、、、



どうしてこんなにさびしい思いをしなきゃいけないのかなって、、、



はい、わかりました、、、、


「きっと、一種類しか入れてないからだ!」
って、、、、



だからね、今日からヤフーのメッセンジャーも入れることにしましたっ!




2003-9-7(日曜日)


この年で初体験、、

はい、ヤフーのメッセンジャー入れてみたのはいいんですが、誰も登録してくれません、、、
ただ、また小さな窓がひとつ増えただけです、、、

じっとながめました、、、


一時間、、、

二時間、、、


結局、ひと晩中待っても「ニコちゃんマーク」はあらわれません、、、、

「もしかしたら繋がってないのかな?」
そう思ってテストのために、メンバー探しのコーナーへ行ってみました、、、




=落ちつた真面目な大人の会話コーナー=
へ行ってみました、、、


「もしもし?はじめまして」
『こんにちわ、よろしくお願いします。』

(やったぁ〜つながったぁ〜〜〜〜)

お子さんがいらっしゃる落ちつた大人の女性でした、、、


「いえ、ちょっと初めてなものでちゃんと動くか確認したいんです、、」
『はい、ぞうぞどうぞ。結構ですよ。』

(なんだか緊張するなぁ、、、)

「いや、コンピューターって何でも出来るようになったんですねぇ、、、」
『ええ、便利な世の中になりました。こうして知らない方とお話出来るんですものね。』
「いや、、あの、、、ボクのは機種がちがうんで声ではお話出来ないんですぅ、、、」


(、、、、、ん?、、、、、、、、、、、、お返事がない)


『いえ、わたしもマイクがついておりませんのでダメなんですよ。』
「あー、そうですかぁ、、、いえね、ライブカメラを付けるとそれは出来るようなんですけどね、、、』


(ん?、、、、またお返事がない、、、、、、、、、、)

『ええ、でも文字だけでもいいものですわね。楽しくお話するだけなら。』
「ええ、、、そうですねぇ、、、
でも、ボクは文明が発達していくんだから、..
恩恵にあやかりたいですねぇ、、、」


(またまた沈黙、、、、、、、具合でも悪いのかなぁ、、、?)


『き、きっと、そ、そんな方達って・・・
あんなことや、こんなこと・・・
あっ、
ダメっ!
き、
決まってます!!

「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」


(何か変なこといったかなぁ、、、、、、、???、、、)

『いえ、文字だけで充分ですからっ!!』
「、、、、、、」

(ど、どうしたんだろう?、、、、なんだか雲行きが、、、、)


『そう思いませんっ?!』
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
で、でも携帯電話ってもうカメラ付き使ってらっしゃるんでしょう?、、、」

『そ、そそそそそそそそそ、
そうですけど、なんてこというんですかっ?!
わたくし、
夕飯のしたくしなければいけないのでこれで落ちますねっ!』


ガチャンっ
ギ〜〜〜〜〜〜〜〜
(落ちて回線を切った音)


、、、、、、、、、、、

、、、、、、、、、、、


む、むなしい、、、、





2003-9-8(月曜日)


もうこの日記では今まで口をすっぱくしていい続けたことですが、、、

「HPの写真を信用してるとえらいことになります!」
ということはわかっていただけてますね


そ、こ、で、、、、です


きょうは滅多にない逆バージョンのことについて、、、



万が一ですよ?

万が一、それまで、ひで〜顔って思ってた人がある日突然、
超〜〜〜ヴィジュアル系だったり、、、

ひどい貧乏ったれが実は目も見張るステキな人だったら?


ええ、、、

世間にはね、わざと醜く演じて「本当の愛」を探してる旅人がいるかもしれません、、、、


そんな時ね、さんざんバカにしてたり、ないがしろな態度をとっているとね、

もう後戻りは出来なくてえらいこっちゃ!ですよ!












ここいらで、王子様のことを大事にしなさい!
っていうと思ってますね?



そうではありません、、、、





疑いすぎて回りまわって、、、、、、






本物のブスをつかまえてしまったらどうしよう、、
って自分の心配をしてるんです、、、、、




2003-9-10(水曜日)


素敵な人に出会いました、、、

ええ、ムードは盛り上がり、ふたりの会話は、、、、




はづかしいのでこちらでこっそり、、、






2003-9-11(木曜日)


だから、プライバシーの侵害はやめてくださいっ!

前からいってますよねっ!

人の日記をこっそり覗き見るなんて、下品な行動なんですっ!

いえ、きのうもね、
『なんのことだかわからん』
『書き直せ!』
『おかしんじゃないか?!』

って、いろいろ文句いうひとがいるんです、、、


、、、、、


人の日記見るほうが悪いんですっ!


それから、いつもわたしの日記を読んで

『あ、あたしのことだわ・・・ぽっ』

って、顔を赤くして上目つかいに大きなウインクをするあなたっ!

ちがいますよっ!


(いちおうほんのちょっと書き直しましたが見ちゃいけませんっ!)






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