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Special 街で会えたらInterview
心の中に神戸の風景
人間のすべてが出るのが"音楽"
とにかくジャズは難しくない
ジャズピアニスト・小曽根真
前書き
日本のジャズ発祥の地といわれる神戸。今回は、その神戸で生まれ、育ち、今や世界を舞台に活躍するジャズピアニスト・小曽根真さんの登場です。
英才教育
父・弟もジャズミュージシャンという、まさに"ジャズ一家"に生まれ育った小曽根真さん。「ジャズの英才教育を受けていたのでは?」という疑問は、誰もが持つところ。
「確かに、小さい頃の環境があったからこそ、今の僕があると思いますね。でも、僕は親に練習しなさいとうるさく言われたことがない。よく"子供にピアノを習わせたいんです"」とか"ジャズを教えたい"なんて声を聞きますが、形だけの英才教育じゃ絶対にだめ。子供に上達させたいなら、親がまずそれを好きになって、勉強しなくちゃ。その点では、僕は自分の親のやり方に感謝しています」
感覚を信じて
一昨年から、ニューヨーク(NewYork,N.Y.)を拠点に活動中の小曽根真さん。「日本人はとにかく考えすぎ。まず練習をして、上手な人の感覚を覚える。それと同時に自分の感覚をもっと信じてほしい。おそらく、今の若い人の方がずっと自分の感覚を知っていて、大人の方が分かっていない人が多いように感じますね」
でも、ジャズというと、何だか難しいイメージが・・・。それに対して小曽根さんはこう話しました。「僕のホームページにも書いているんですけど、とにかく、ジャズは難しくない。"いい(好き)もんはいい、悪い(嫌い)もんは悪い"っていうのは、どの音楽も一緒。ジャズというと、やたら"クール"なんてイメージを当てはめたがるけど、今度出すアルバムを、僕は学生に戻った気分で楽しくて仕方ないって感じで作って・・・。その純粋な楽しさは、ジャズを知らない人にこそ、シンプルに感じ取ってもらえるんじゃないかなあ」
目指すもの
そんな小曽根真さんは、ジャズピアニストとしてだけでなく、作曲家、クラシックの交響楽団との共演からDJといった、多彩な分野で活躍。そんな中で、自身が目指している方向を聞くと、「とにかくその人間の全てが出るのが音楽なんだから、僕は"小曽根真としての音楽"を作っていく。だから、ジャズは勿論、クラシックもポップスも僕にはこやし。ラジオのDJもやっているんですけど、それを聞いてファンになってくれたという人も多い。そんな人が"初めてコンサートに行って感動しました"と言ってくれると嬉しい」。
地元
須磨での暮らしが長かった小曽根真さん。最近では、なかなか地元に帰るということは少ないようですが、口を開いて出てくる言葉は、やはり"関西弁"。
「神戸ほど住みやすいところは、世界にもほかにない。特に須磨離宮近くの緑に囲まれた歩道のあたりが大好き。ただ、最近は古くていいものがどんどんなくなってきたのがさびしいですね。JR神戸駅舎なんてよく残してくれてるなあと(笑い)。神戸ではあらいませんが、9月の大阪のコンサートも久し振りで楽しみですね」
「僕ね、この前、元町駅前で署名に協力したんですよ」と、笑顔で話す小曽根さん。世界を舞台にしつつも、心の中に神戸の風景はしっかり広がっているようです。