司法試験とは

(2006.11.10更新)

 弁護士・裁判官・検察官になるためには、司法試験に合格して、司法修習を修了する必要があります。
 そこで、司法試験は、「裁判官、検察官又は弁護士となろうとする者に必要な学識及びその応用能力を有するかどうかを判定することを目的とする国家試験」(司法試験法1条1項)として、年1回行われています。(法務局の外局として設置されている司法試験委員会(司法制度改革で、司法試験管理委員会から移行)が実施)

 司法制度改革の一環で、司法試験は現在移行期にあり、2つの試験制度が並存しています。
 1つが従来から行われている司法試験(旧司法試験)で、2010年まで(口述試験のみ2011年まで)行われます。
 もう1つは、法科大学院卒業生向けに行われる新しい司法試験(新司法試験)で、2006年から行われています。

 旧司法試験は、大きく分けて一般教養を問う1次試験と、法律知識を問う2次試験があります。
 しかし、受験者のほとんどが1次試験を免除されるので、一般には2次試験のことを「司法試験」と呼びます。

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<司法試験とその前後の流れ>

新司法試験(2006年から実施) 旧司法試験(2010年まで実施)
大学入学 司法試験予備試験出願
(2011年以降実施)
司法試験1次試験出願 大学入学
大学卒業(見込含む)
または、飛び級制度での受験
予備試験・短答式試験
(5月予定)
司法試験1次試験
(一般教養)
一般教養科目の単位修得
法科大学院適性試験 短答式試験合格発表 1次試験合格発表 大学卒業ないし中退
各法科大学院入学試験 予備試験・論文式試験
(7月予定)
司法試験2次試験願書交付
法科大学院入学 論文式試験合格発表 司法試験2次試験出願
法科大学院での学習
法学既修者は2年
法学未修者は3年
予備試験・口述試験
(10月予定)
短答式試験(択一試験)(5月)
憲法・民法・刑法
法科大学院修了(見込含む) 予備試験・最終合格発表 短答式試験合格発表(6月)
新司法試験出願 論文式試験(7月の2日間)
憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法
新司法試験(5月)
短答式試験と論文式試験が連続
論文式試験合格発表(10月)
短答式試験の結果(足切り発表)
得点が下回る場合、論文試験の採点はされない
口述試験(10月の3日間)
憲法・民事系・刑事系
新司法試験・合格発表(9月) 2次試験・最終合格発表(11月)
司法修習採用の願書等提出 司法修習採用の願書等提出
最高裁・司法修習生採用試験
(書類審査)
最高裁・司法修習生採用試験
(書類審査)
以前は面接があったが、現在は書類審査。
必要が認められたときだけ面接。
採用通知 採用通知 欠格事由などがない限り、基本的には全員採用
(新司法試験向け修習は前期修習なし) 司法修習前期修習(4〜5月)
司法研修所にて
新試験合格者と旧試験合格者では、修習は別。
修習地、修習期間、カリキュラムが違います。
新試験合格者は1年、旧試験は1年4ヶ月。
司法修習実務修習(11月〜)
全国に分散
司法修習実務修習(6月〜翌5月)
全国に分散
民事裁判・刑事裁判・検察・弁護
司法修習後期修習
司法研修所にて
司法修習後期修習(6〜7月)
司法研修所にて
考試試験(2回試験)(10月) 考試試験(2回試験)(7月) 基本的には不合格にはならない試験。
(かつては毎年数人)
しかし、最近は大量に不合格者がでて問題に。
司法修習修了(11月) 司法修習修了(7月)
裁判官・検察官へ任官、
もしくは弁護士登録
(11月)
裁判官・検察官へ任官、
もしくは弁護士登録
(8月)

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