2003.12.20更新
10月スタートのフジテレビ月曜9時の連続ドラマ(いわゆるゲツ9)「ビギナー」は、司法研修所が舞台の司法修習生が主役のドラマです。
「司法試験に通ったのに、落ちこぼれでアウトローな女4人・男4人が繰り広げる新しくて愉快なまったく新しい青春群像ドラマ。毎回、具体的な法律の事例・事件を扱うので、勉強になったりもしてお得」(フジテレビ広報担当者)だそうです。
2003年10月6日(月)よりスタート 毎週月曜午後9:00〜9:54(初回と最終回のみ午後9:00〜10:09)
脚本・水橋文美江、演出・水田成英、川村泰祐、プロデュース・山口雅俊
主題歌・カーペンターズ「TOP OF THE WORLD」(ユニバーサル・ミュージック)
平均視聴率:15.8%
フジテレビの「ビギナー」公式サイトはこちら
| 出演者 | 役 |
| ミムラ(19) (新人。オーディションで選出) |
楓 由子(かえでよしこ・23) 平凡なOL(契約社員)から転身した23歳の司法修習生。奇跡的に司法試験に一発で合格。ちょっと天然ボケで、恋愛に関しては奥手?。弁護士志望。 |
| オダギリジョー(27) | 羽佐間 旬(24) 鳥取出身の元暴走族で落ちこぼれだった司法修習生。熱血漢であるが、主観的に判断するところがある。昔、鳥取のおばあちゃんが土地をだましとられたことがあり、弱い者の味方をする弁護士を目指す。ばあちゃん子だった。弁護士志望。 |
| 堤 真一(39) | 桐原 勇平(42) 東京大学法学部卒業後、財務省官僚となったが、業者との接待を収賄と報道され、失脚し財務省を辞め、政治家の娘であった妻とも離婚。大学在学中に箔付けのために司法試験に合格していたため、司法修習生になった。エリートのためかちょっと人を見下したようなところがある。父は外資系サラリーマン、母は専業主婦の一人っ子。弁護士志望。 |
| 奥菜 恵(24) | 松永 鈴希(22) 元女子大生の司法修習生。父親が裁判官、兄二人も法律家という法律家一家のお嬢様で末っ子。何不自由なく育った。同じ大学でいっしょに司法試験の勉強していた彼がいるが、彼女だけが合格したため、うまく行っていない。検察官志望。 |
| 我修院達也(52) | 田家六太郎(たけろくたろう・年齢不詳) 農家をしている実家からのわずかの仕送りと夜の警備員のバイトという生活で勉強しつづけ、苦節18年で合格した司法修習生。6人兄弟の末っ子。裁判官志望。 |
| 横山めぐみ(33) | 黒沢 圭子(くろさわけいこ・34) 専業主婦だった司法修習生。夫は会社員で、幼稚園の娘の子育て中。立教大学法学部在学中に一度司法試験を受験したが断念。法律事務所勤務時代に夫と知り合い専業主婦に。学生時代にミス立教になったことがある。弁護士志望。 |
| 北村総一朗(65) | 崎田 和康(52) ある企業の総務部の担当部長だった司法修習生。リストラ寸前だったが、法学部の出身だったことから高校生の娘に進められて司法試験の勉強をはじめた。妻が、結婚前に地元群馬県下仁田で、ミスこんにゃくになったことがある。弁護士志望。 |
| 松雪泰子(30) | 森乃 望(もりののぞみ・30) やくざの愛人だった司法修習生。謎めいた雰囲気?。弁護士志望。中卒の設定なので、1次試験に合格したのだろうが、ドラマでは触れられていない。 |
| 金田明夫 | 事務局教務課の山本宗司 規則にうるさく融通がきかない(研修所の事務局が融通きかないのは、結構本当のことらしい)。「規則ですから」「あってはならない」が口癖。高校生の娘がいる。 |
| 岡田義徳 | 田中一朗 同じクラスの優秀な(?)司法修習生。 |
楓由子、羽佐間旬、松永鈴希、田家六太郎の4人は司法研修所の蛍雪寮に住んでいるが、他の4人は通勤しているという設定になっている。
実際は、蛍雪寮という寮はなく、修習生は「いずみ寮」という寮に住んでいます(ちなみに教官などのための寮はひかり寮。2つの名称は大泉学園と和光の間にあるからか?)。
しかも、平成になってから作られた建物であるから、もっと新しい。個々の部屋はずっと狭く、備え付けのベット、机、棚のほかは、通路くらいのスペースしかない。
ドラマで、司法研修所とされているところは、東洋学園大学。大きなモニターのある部屋は流山キャンパス(千葉県流山市鰭ヶ崎1660)の7号館だそうです(東洋学園のサイト)。
また、蛍雪寮とされているところは、旧横浜地方裁判所刑事庁舎(神奈川県横浜市中区日本大通34)です。研修所は新しい建物なのに、寮だけ古い建物と言う設定については、ちょっと違和感?。
ロケ地については、ドラマロケ地案内や全国ロケ地ガイドなどが参考になります。
主役の楓由子役を演じるミムラさんとは、
月9ドラマ初の主役オーディションで、1万人の中から抜擢。モデル経験はあるが、演技は初デビュー。
芸名は、アニメ「ムーミン」に出てくるキャラクター・ミィの姉ミムラから採った。
本名・小暮里江。19歳(放送時)。T167 B83
W59 H86。
第1話(15分拡大) 10月6日放送。視聴率15.6%
#01「人生も恋も新人」
復習目的で女性に服を脱がせた行為が強制わいせつ罪にあたるか。
闇金の取立て行為が脅迫罪にあたるか。
<教官>
野佐木恍也教官(石橋凌)、沢口裕子教官(もたいまさこ)
<あらすじ>
初日の課題提出が遅れ、パーティー会場に遅れていった由子。そこには、2次会の場所を教えてもらえず、取り残された7人の修習生がいた。
翌日、課題の結論を誤りと指摘された8人は、その日の課題をいっしょに検討することにした。
第2話 10月13日放送。視聴率16.4%
#02「女の心」
収賄現場を目撃したと告発した女性の供述に信用性があるか。
<教官>
南ゆり子教官(松下由樹)
<あらすじ>
課題の事案にある女性の供述にあいまいなところがあることに疑問を感じた8人が、自分の経験を反映させながらいっしょに検討する。
鈴希は、メールで彼から別れを告げられて、羽佐間にやさしくされる。それを目撃した由子はなんだか面白くない。
桐原と森乃は、収賄現場となったホテルの部屋に二人で行って見るが・・・・。
第3話 10月20日放送。視聴率16.6%
#03「黒いパンツを見た」
1週間後に証言が詳細になった、誘拐事件の被害者と目撃者の証言の信用性。
<教官>
南ゆり子教官(松下由樹)
<あらすじ>
突然教室に乱入した暴漢に教官が襲われる。しかし、それは犯人を当てろという教官からの問題だった。
記憶の不確かさがわかった8人は、課題の事案について検討をはじめる。
由子は羽佐間をデートに誘うことに成功するが、ちょっとした発言が羽佐間の怒りを買う。
桐原は昔の同僚の帰国祝いのパーティーに森乃を連れて行くが、桐原の別の面を見せられた森乃は不機嫌になりもめてしまう。
第4話 10月27日放送。視聴率13.5%(日本シリーズ第7戦の裏番組のため?)
#04「焼き鳥はどこへ?」
住民らが日常使用している道路を含む土地を転売目的で取得した者が、明渡請求することが権利の濫用にあたるか。
<教官>
重松幸輔教官(大杉漣)
<あらすじ>
田家の誕生祝の席で、桐原の焼き鳥を森乃が食べてしまったことで2人はけんかになってしまう。
翌日、8人は土地明渡請求の事件について検討するが、その過程で判決を下したのは鈴希の父親であることがわかる。
(検討事例の現場となった無駄な施設としての「憩いのセンターやすらぎ」の外観に、雇用能力開発機構(旧雇用促進事業団)が失業保険用の積立金から425億円を使って作り、特殊法人による無駄使いの象徴とされる「スパウザ小田原」が使われているのは、製作者側による皮肉?行政批判?)
第5話 11月3日放送。視聴率18.0%(バレーボールワールドカップ・日本対韓国戦の放送延長のため、30分遅れ)
#05「もらえ!ポケットティッシュ」
銀行の中傷ビラを配っていた者だけを、道路交通法違反で逮捕することは不当か?
<教官>
重松幸輔教官(大杉漣)
<あらすじ>
弁護修習が始まり、8人は2名づつになってさまざまな事務所に向かう。
鈴希と圭子は、セクハラ気味の弁護士に飲みに連れまわされる。
羽佐間と森乃は、大手の渉外事務所に行くが、過去の素行に触れられ馬鹿にされたため、部屋を飛び出してしまう。
由子と桐原は、重松教官の事務所に行くが、そこである青年の事件を任される。研修所に戻った2人は、他の6人とともにこの事件について検証をはじめる。
第6話 11月10日放送。視聴率18.3%(バレーボールワールドカップ・日本対ポーランド戦の放送延長のため、30分遅れ)
#06「依頼人はウソをつく!」
喧嘩をはやし立てる行為が犯罪となるか?
<ゲスト登場人物>
伊勢今日子(室井滋)
<あらすじ>
圭子が、友達の話と称して夫が職場の女性に言い寄られているが、ストーカーではないか、という相談をはじめる。
その話が終わった直後、森乃のことをネエさんと呼ぶ今日子が部屋に乱入してくる。
知り合いの喧嘩の場面に偶然通りがかっただけで、何も手を出していないのに事情聴取を受けたというが・・・。
第7話 11月17日放送。視聴率15.4%(バレーボールワールドカップの放送延長のため、15分遅れ)
#07「アンパンは誰が食べた?」
被害者に殺してほしいといわれて、やむにやまれず殺害した事例で、同意殺人罪の認定ができるか。
<教官>
野佐木恍也教官(石橋凌)
<あらすじ>
由子は、野佐木教官から次回の刑事裁判修習の資料を渡され、他の7名とともに事件の検討するように特別課題を課される。
8人は検討をはじめるが、人を殺したのだから許されないとして殺人罪を主張する桐原・鈴希と、被告人に同情して同意殺人罪を主張するほかの6人の意見が対立してしまう。
第8話 11月24日放送。視聴率15.5%(バレーボールワールドカップの放送延長のため、30分遅れ)
#08「泣くな!見習い裁判官」
被害者に殺してほしいといわれて、やむにやまれず殺害した事例で、同意殺人罪の認定ができるか。(前の週からの続き)
<担当裁判官>
星野聡判事(若林豪)
<あらすじ>
自分が失脚したときの体験から、どうしても人を信じられず、被告人の気持ちを理解することができないと悩む桐原。
森乃にすすめられて、最終弁論を傍聴しにいくことにするが・・・。
第9話 12月1日放送。視聴率12.2%。
#09「検察官はつらいよ」
カード犯罪の手口を教えていた者に、詐欺罪は成立するか?
<ゲスト出演者>
詐欺罪の被疑者・相模冬子(京野ことみ)、担当の検察官・相島忠子(中嶋宏海)、決裁担当の検察官(なべおさみ)
<あらすじ>
検察修習がはじまって、それぞれ自転車盗・万引き・食い逃げをした被疑者の取調べを体験する。
由子と鈴希は、拾ったカードで切符を購入したとして捕まったOLの冬子を担当する。
第10話 12月8日放送。視聴率15.3%。
#10「恋と悲願のカツ丼」
窃盗犯人であることを疑わさせる間接事実とは?
<取調べを担当した警察官>
渡辺由紀(木村多江)
<あらすじ>
由子が強盗致傷事件の参考人として警察に呼ばれる。
由子や目撃者の供述から、由子が挙動不審といえる行動をとっていることがわかり、ますます疑惑が深まる。
第11話(最終回・15分拡大) 12月15日放送。視聴率16.9%。
#11「検証!私たちはここにいた」
養殖マグロを国産天然物として出荷した卸売り業者に、詐欺罪が成立するか?
<出演者>
野佐木恍也教官(石橋凌)、沢口裕子教官(もたいまさこ)、伊勢今日子(室井滋)
<あらすじ>
2回試験が終わり、いよいよ修習も終了となりつつある。
森乃は、野佐木教官から内定していた札幌の事務所には就職できないが、特別の処遇を考えていると伝えられる。
ほかのメンバーも就職活動をはじめていそがしい。由子は、課題の事案についてみんなで議論しようとするが、ほかのメンバーは応じてくれない。
(2回試験が終わってから就職活動するなんて明らかに遅すぎるぞ!11月には修習は終了しているはずなのに、なんでクリスマスなんだ!、とつっこみどころ満載)
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