願書を書こう!(平成15年版)

 司法試験の願書を書くにはいろいろ注意事項があってわかりにくいかと思います。
 そこで、記入の際の注意事項、願書に添付されている案内の事項などを、見やすくしてみました。
(あくまで平成15年のものです。以降の年度については、変更点がないか必ずご自分で注意してください)。

 願書は横に長く、出願専用の封筒に折りたたまれて入っています。
 左から、短答式受験票、受験願書、写真票、収入印紙台紙になっていて、ミシン目でつながっています(切り離してはいけません)。

 太枠で囲まれている欄のみ、黒のペン又は万年筆で記入します。
 一人一通しか交付されませんが、間違えた場合は二本線で消して、空いている部分に書き直せばよいそうです(訂正印は不要です)。

受験票部分

1、「氏名」を記入します。
 外国籍の人で通称名を希望する方は、通称名を記載してください。

2、希望する「試験地」を記入します。

東京都・横浜市
京都・吹田市
名古屋市
金沢市
岡山市
福岡市
宜野湾市
仙台市
札幌市
高松市

3、宛名面に宛名を記入します。
 宛名は、受験票を受け取りたい場所を記載してください。
 必ず、受験票が届くように、マンションやアパートなどの建物名や、部屋番号などまで正確に記入してください。
 印刷されてある「殿」は消さないこと。

4、郵送料の50円切手を貼ってください。

願書部分

1、「氏名」を記入します。
 戸籍どおりの氏名を漢字で正確に書きます。
 外国籍の人で、通称名を希望する場合は、カッコ書きでいっしょに書いてください(受験票部分と違うので注意)。
 読み仮名を、カタカナで書きます。

2、「性別」を丸で囲みます
 「1男」か「2女」のいずれか全体を、囲んでください。

3、「生年月日」を記入します。
 西暦ではなく、和暦です。
 明治・大正・平成などの昭和以外生まれの人は、「昭和」を二本線で消して、修正してください。

4、「現住所」
 論文試験の受験票などの郵便物が確実に届くように、マンションやアパートなどの建物名や、部屋番号などまで正確に記入してください。

5、「電話番号」
 自宅などの電話番号です。

6、「上記以外の連絡先」の電話番号を記入します。
 携帯電話など確実に連絡が取れる連絡先です。
 願書に不備があった場合などに、司法試験管理委員会から確認の連絡などがあることがあるので、必ず書いておきましょう。

7、「本籍地又は国籍」を記入します。
 本籍地の都道府県名を記入します(住所ではないので注意しましょう)。
 外国籍の場合は、国籍国の国名を記入します。
 都道府県・国籍のコードを記入します(受験案内のコード一覧による)。
 東京が13、神奈川が14、愛知が23、京都が26、大阪が27、兵庫が28、福岡が40、韓国が51、朝鮮が52など。

8、「受験歴」を丸で囲みます
 平成5年度以降の受験したことのある人(優先合格枠のカウントが始まっている人)は「1有り」、そうでない人は「2無し」。
 いずれかの全体を丸で囲みます。

9、「旧氏名」と「変更年月」
 通常は、記入しません
 結婚や離婚などで名前が変わったため、卒業証明書などの受験資格証明書の名前か、司法試験1次試験の合格時の名前か、前回の司法試験2次試験出願の名前いずれかが違う場合は、記入します。
 この場合、戸籍抄本などの変更の経緯が確認できる書類を提出する必要があります。

10、希望する「試験地」と「試験地コード」を記入します。(受験案内のコード一覧による)

試験地 コード
東京都・横浜市 01
京都・吹田市 02
名古屋市 04
金沢市 05
岡山市 06
福岡市 07
宜野湾市 08
仙台市 09
札幌市 10
高松市 11

11、「職種」と「職種コード」を記入します。(受験案内のコード一覧による)
 職種は以下の名前から選んで書いてください。

職種 注意 コード
公務員 教職員は除く。 01
教職員 公立学校・私立学校問わない。 02
会社員 会社役員も含む。警備員は除く。 03
法律事務所事務員 04
塾講師 家庭教師は除く。 05
警備員 06
自営業 農林漁業を含む。 07
大学院生 社会人大学院生など定職ある者は除く。 08
大学生 社会人大学生など定職ある者は除く。 09
その他 公団、公社職員などを含む。 10
無職 アルバイト・家庭教師を含む。 11

12、「勤務先」を記入します。
 有職者のみ記入します。
 大学生や無職など、職についていない人は記入の必要はありません。

13、「学歴」を記入します。
 高校卒業からいままでの全学歴です。
 一番上は、卒業した年と高校名を、「県立」・「市立」などから書きます。
 高校を卒業していない人で大学検定試験に合格している人は、高校の欄に「大検合格」と合格年度を記入してください。
 次に大学名を書きます。年度は、上が入学した年、下が卒業した年(もしくは卒業する見込みの年=4年生の卒業式のある年)です。
 卒業・中退・卒業見込みのいずれかを丸で囲みます。
 ほかの大学や大学院にも入っている人は、その下以降の欄に書きます。
 高等専門学校や短期大学についても、二本線で修正した上で記入してください。
 年を書く欄の左にある小さい四角(□)は、通常は記入しません。大学・大学院を複数記入したした人のみ、卒業証明書などの添付する資格を証明する書類を発行した学校の左の四角(□)にチェック(レ)を入れます。

14、「コード」を記入します。(受験案内のコード一覧による)
 大学のコード
  東京大学が1、中央大学が2、早稲田大学が3、日本大学が4、明治大学が5などなど。(受験案内のコード一覧による)

 学部のコード

学部 コード
法学部系
(法学部、法文学部、法経学部、東京大学教養学部など)
法学部以外の社会学部
(政治学部、経済学部、経営学部、商学部、社会学部など)
文学部系
(文学部、文理学部、人文学部、文芸学部、文教育学部、文化学部など)
教育学部系
(教育学部など)
理工学部系
(理工学部、理学部、工学部、生物学部、土木工学部、人間科学部、航空工学部、電気通信学部、商船学部など)
医歯学部系
(医学部、歯学部、薬学部、看護学部など)
それ以外の学部
(農学部、獣医学部、外国語学部、家政学部、国際関係学部、総合政策学部、環境学部、放送大学、筑波大学の各学部など)
防衛大学校・気象大学校・外国の大学などのコード800番台の学校(受験案内のコード一覧による)

 在学のコード
  通常、記入しません
  出願時に大学2〜3年生などで、3月末までに卒業する予定がない人のみ「1」と記入します。
  (4年制大学の4年生など3月で卒業する人は記入しません)。

 一次試験合格のコード
  1次試験合格経験者以外は記入しません
  1次試験の合格経験者は、大学を卒業していても「1」と記入し、合格年度を記入します。

15、「選択科目」
 通常は、記入しません(そのままです)。
 高等試験行政科試験合格者の資格で受験するため、試験科目の一部が免除される場合のみ、選択する科目を丸で囲みます。

16、「筆記試験免除申請書」
 通常は、記入しません(空欄のままです)。
 前年の論文試験に合格したけど、口述試験に不合格になった人で、今年の短答式試験と論文試験の免除を希望する場合のみ、氏名を記入します。
 一応、短答式試験から受験したい場合は、もう一通、免除申請をしない願書を出す必要があります。

写真票部分

1、希望する「試験地」を記入します。
 願書部分などほかの部分の「試験地」欄と同じです。

2、「氏名」を記入します。
 戸籍どおりの氏名を漢字で正確に書きます。
 外国籍の人で、通称名を希望する場合は、カッコ書きでいっしょに書いてください(受験票部分と違うので注意)。
 読み仮名を、カタカナで書きます。

3、「年齢」を記入します。
 年齢は、出願時の年齢ではなく、今年の12月31日現在の年齢です。
 つまり今年の誕生日がこれからの人は、1歳プラスした年齢を書きます(ここは、かなり間違えやすいので注意)。

4、「写真」を貼ります。
 写真は、出願前6ヶ月以内のもの(だいたい去年の8月以降に撮影したもの)を使ってください。
 縦5センチ、横4センチです。
 背景は無地、カラーでも白黒でもかまいません。
 鮮明に写っているものです。不鮮明だと受理されません
 台紙に書いてある点線くらいの大きさに上半身の写っているものです。
 帽子は脱いでください。
 試験当日でメガネを使う人は、メガネをかけた姿の写真です。
 フィルムでの撮影でも、デジカメの撮影でもかまいません。ただし、デジカメの場合は、デジカメ専用の印画紙を使ってください。普通の紙に印刷したものは受理されません。
 貼る前に、写真の裏に受験地と氏名を記載してください(はがれてしまった時、誰の写真かわからなくならないようにするため)。

5、「撮影年月」に写真を撮影した年月を記入します。

6、「選択科目」
 通常は、記入しません(そのままです)。
 高等試験行政科試験合格者の資格で受験するため、試験科目の一部が免除される場合のみ、選択する科目を丸で囲みます。

収入印紙貼付部分

1、希望する「試験地」を記入します。
 願書部分などほかの部分の「試験地」欄と同じです。

2、「氏名」を記入します。
 戸籍どおりの氏名を漢字で正確に書きます。
 外国籍の人で、通称名を希望する場合は、カッコ書きでいっしょに書いてください(受験票部分と違うので注意)。

3、収入印紙1万1500円分を、4枚以内で貼ります。
 普通は、1万円、1000円、500円の3枚です。
 必ず、11500円ぴったりでないといけません。多くても少なくても受理してくれません
 収入印紙は、郵便局など切手を販売しているところで購入できます。
 切手や都道府県発行の収入証紙と間違えないようにしましょう。
 点線の枠内に貼り付けること。
 消印をしてはいけません。

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