ヴェネチアの仮面カーニバル 戻る
キリスト教文化の国には、復活祭前の40日間(この期間は肉食を禁止される)
を迎える前日に「謝肉祭」と呼ばれる特別な祭りがある
イタリア・水の都「ヴェネチア」では、毎年2月〜3月にかけて
「サン・マルコ広場」を舞台に、皆がそれぞれ思い思いの華麗な仮面や仮装を身につけ
この祭りを楽しむ風習が16世紀の「ヴェネチア共和国」時代からあり、現在も引き継がれて
観光名所としても、世界に知られるようになった。
なぜ、仮面をつけるようになったのかというと、理由は「中世」まで遡るが、
身分制度のあった中世ヨーロッパにおいて、祝祭の場には、仮面をつければ、
身分に関係なく祭りを楽しむことが出来るとの暗黙の了解があったようである。
仮面をつけることで、皇族は「お忍び」で町の祭りに参加したり、
一般庶民は、謁見の間など普段入れない場所にも入れたという。
このカーニバルは、「ヴェネチア共和国」が滅びた19世紀には、廃れてしまったが、
1980年代に入り、復活した。
仮面の種類は大分類として2つに分けられる。
1. ヴェネチア共和国時代の「即興仮面喜劇」の仮面
2. 18世紀に一般庶民がファッションとしていた仮面
今では、斬新なデザインの仮面が毎年発表され、
カーニバルを一層華やかなものにしている。