日本の米つくり―種モミ 選別と種まき 苗を育てる―
塩水選といわれる作業である。中身の充実した重い種を選ぶ
塩水はものを浮かす力が大きく、種を選ぶとき塩水の比重を利用する。
普通の米、いわゆるうるち米は1.13、もち米で1.08など穀物の種によって比重は変わる。
昔、比重計がない頃は鶏の卵を利用した。わずかに水面上に浮く程度が目安になる
種にはふつう、いもち病などの病原菌がついている。
消毒をするのだが、最近では、農薬を使用しない温湯浸法も普及している。
種に水を吸わせるのは、発芽に必要な水分をあたえる。
水に浸す日数は、毎日の平均水温を足す積算水温で120度が目安だ。
最近では農協などで大規模な育苗設備で行われることが多い。
田植えまでは近郊の農家が集まり、作業の手順などを話し合いをする。
育苗箱に床土と肥料を詰めてから、播種機を使って、芽出しをした種を均一に蒔く。
うすく土をかぶせ、ビニールハウスなどで育てる。


ビニールなどをときどき開いたり閉じたりして温度を調節し、水や肥料をあたえる。
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