How to
Peyote / Gourd stitch - ペヨーテステッチ、ゴードステッチ
■グラフの読み方
デザインパターンなどを参照する場合、グラフの読み方が必要になってくるので説明しておきます。
最初に通したビーズは行の1行目と2行目となります。
3行目から「「一つビーズを通しては編む」」という作業に入ります。
ビーズ上に書かれた行番号の数字が斜めに進んでいます。これは、各行のスタート位置になります。
これだけでは何のことだか分かりにくいと思いますが(説明が悪いですよね)、実際にパターンにそって作業をしていると明確になってきます。

最初に通すビーズの数を偶数にする場合と奇数にする場合では、編み方が少し違ってきます。
奇数だと折り返し地点(一行目から二行目に移行するとき)での作業が少し面倒になります。
また、一度に編むビーズの数を1個、2個、3個などと増やすこともできます。編むときに心がけたいのは、常に糸をしっかり引っ張って編むことです。そうすることによってきれいな仕上がりになります。
1. 偶数編み
まず最初に、止め玉となるビーズをひとつ通します。セロテープだとはがした時に糸が毛羽立ってしまうので、ビーズを止め玉にするとよいです。そして偶数個のビーズを通します。ここで通したビーズが1行目と2行目のビーズになります。
次に、3行目を編むために、黄色玉を一つ糸にとおし、後ろから2番目の緑玉に針を通します<図1-1>。
このように、黄色玉を糸に通しては一個おきに緑玉に針を通して編んでいきます。3行目を編み始めると、図のように緑玉は黄色玉に押されて下がるため、ビーズがジグザグ状態に並びはじめます。
4行目も同じです。最後の黄色玉を編み、緑玉から針が出たらピンク玉をひとつ糸に通します。そして、最後に編みこんだ黄色玉に針を通します<図1-2>。
これを繰り返して、逆の端まで編んでいきます。

2. 奇数編み
3行目(黄色玉)までは偶数編みと同じですが、3行目から4行目に移行するときの編み方が違います。
奇数の場合、最後の黄色玉aを糸に通したあと、次に針を通す緑玉がありません。そこで、4行目を編み始める前に、すでに編んであるビーズ玉に糸を通して、再び黄色玉aから糸が出るようにします。
最後の黄色玉aを糸に通したあと、下に位置する緑玉b、c、d、黄色玉e、緑玉c、bの順に針を進めます。bから糸がでたら、黄色玉aに外側から針を通します。ここから4行目のピンク玉を編み始めます。

3. ペヨーテステッチ ダブルドロップ
一度に通すビーズの数を増やす編み方です。編み方自体は一個の場合と同じです。
イラストは2個の例を示しています。
4. 列の増やし方、減らし方
ビーズの数を減らしたり増やしたりすることで、幅(つまり列数)を変えることができます。
増減の場所は、外側でも内側でも好きなところで行うことができます。

<4A 外側で減らす>
5行目(水色玉)まで編み終わると、ピンク玉aから糸がでます。ここで、下方向に進み緑玉b、c に針を通します。
そして上方向に進み、黄色玉dに通した後、再び緑玉b、ピンク玉aに通して、最後に通した水色玉まで戻ります。これでピンク玉aの上にくるはずだった紫玉が減らされたというわけです。

<4B. 内側で減らす>
四行目のピンク玉aを減らします。減らすポイントまでは普通に編みます。ピンク玉aの位置にきたら、ビーズを通さずに黄色玉2つに針を通します。糸を強くひっぱり、二つの黄色玉ができるだけくっつくようにして下さい。これで、一つビーズを減らしたことになります。
その後は、普通に「一つビーズを通しては編む」を行の終わりまで続けます。5行目の水色玉は減らすことなく、普通に編みます。4行目で減らした部分のスペースが、他よりも少し広くなっていますが、糸を強くひいてビーズ同士が寄るようにしてください。

<4C. 外側で増やす>
イラストでは4行目(ピンク玉)から一つ増えています。この場合、4行目のピンク玉までは普通に編みます。5行目(水色玉)を最後まで編み終えると、糸はピンク玉aから出ています。それに水色玉、ピンク玉、紫玉を一つずつ通します(枠だけのビーズ)。そして、初めに通した水色玉bに再び針を通します。これで4行目からビーズが一つ増えたことになります。水色玉、ピンク玉、紫玉のセットを2回、3回と繰り返せば、幅をさらに広げることができます(イラスト参照)。

<4D. 内側で増やす>
イラストでは4行目(ピンク玉)から一つ増えています。この場合、3行目の黄色玉までを普通に編みます。4行目の増やしたいポイントにきたら、ピンク玉を一度に二つ通します。その後は、行の最後まで普通に編んでいきます。5行目(水色玉)を編むときに、増やしたピンク玉二つの間にもビーズを編みこみます。
5. 筒状ペヨーテステッチ
筒状に編んでいく手法です。平らに編んでいく方法と大きな違いはありません。
この編み方は奇数でも偶数でもできるのですが、偶数の方が初めは分かりやすいと思います。
作業するコツは、画用紙などを丸めて軸にしてやると作業しやすいです。

好みの長さまでビーズを通したら、輪をつくるために糸の端(通し初めの尻尾の部分)と針のある糸を結びます。このとき、あまりきつく結ばないようにして下さい。作った輪に、ビーズ2〜3個分ほど余分なスペースがあるとよいです。
輪を作ったら、初めに通したビーズに針をくぐらせます。そして3行目(黄色玉)を編み始めます<図5-1>。
3行目の最後のビーズを編み終えると、糸は緑玉aからでています。そのまま黄色玉b(3行目の最初に通したビーズ)を通り抜け、そこから4行目(ピンク玉)の始まりです。
「ビーズをつまんでは編む」を繰り返して、好きな長さまで編みます。