小野氏が製作した素晴らしい“ベンチャーズ人形”達です。


ずはこちらをご覧ください。

これはエレキファンの方なら毎号買われていることと思いますが、シンコーミュージック刊 『エレキギターブック4』です。

この号の一番最後のページにも載っていますが、表紙を飾った『ベンチャーズ人形』を作ったのが、孫悟空の所属していたバンド“The reVentures(ザ・リベンチャーズ)のリードギターを担当している小野正博氏なんですよ。

で、せっかく同じバンドでプレイしている上に、このようなインスト関係のHPをやっているので、こんなオイシイものを載せない手はないっ!ということで取材させてもらっちゃいました。


作り始めたキッカケは奥様の絹子さんが趣味で石膏粘土を使った人形作りをやっていて、それを見た小野家の長男であり、ベンチャーズの公式ファンクラブ『イエロージャケット』のバンド『Stars On Guitars』でドラムを担当している博道氏が見よう見まねで楽器を作ってみたところ、「おっ、結構ウマく出来たぢゃん!」ということになり、本業がイラストレーターの小野氏が顔を作ることになり、見事な人形が出来上がったそうですよ。




製作に使用する道具です

まずは石膏粘土を上図左端の麺棒のようなもので均一になるように延ばし、その横にあるヘラやカッター、竹串などを使用して適当な量だけ取りだし、「大体こんな感じに仕上げたい」というイメージ図を型紙として使用し、型に沿って切り取り胴体を仕上げます。これは奥様の絹子さんが担当します。

メル・テイラー人形の型紙です。

次に小野氏が顔の部分を作ります。
これは「さすがイラストレーターだっ!」という仕事ですね。

メルテイラーの顔

小野正博氏によって作られたメル・テイラーの顔の部分。
ご本人にそっくりだが、顔だけだとちょっとコワい(笑)?

今度は長男の博通氏が先ほど延ばした石膏粘土を使い、ギターやスネア等、それぞれの人形に持たせる楽器を作ります。

こちらは雑誌に載っているギターの写真を拡大コピーして参考にしながら作りこんでいきます。
詳しくは後ほど説明しますが、彼はかなりこだわって作っていますよ!

そして顔や胴体と共に二週間ほどしっかり乾燥させたら(これも博道氏の担当ですが)、水彩絵具を用いて着色し、最後に全てのパーツをくっつけて完成です!


では完成した人形達をご覧ください。

まずはザ・ベンチャーズのメンバーです。

ボブ・ボーグル人形 ジェリー・マッギー人形 レオン・テイラー人形 ドン・ウィルソン人形

※それぞれの人形をクリックすると大きな画像で見られます※

この人形たちが一番上に出ている「エレキギターブック4」の表紙に載っているものです。
左からボブ・ボーグル(B)/ジェリー・マッギー(Lg)/レオン・テイラー(D)/ドン・ウィルソン(Rg)、そして一番右が先代の名ドラマー、故 メル・テイラーです。

続いてノーキー・エドワーズです。

ノーキー人形(その1) ノーキー人形(その2)

※それぞれの人形をクリックすると大きな画像で見られます※


加山雄三&寺内タケシです。

※それぞれの人形をクリックすると大きな画像で見られます※


製作者のこだわり


楽器製作&着色を担当する長男の博道氏は大のインスト好き!
というわけで、かなり凝った造りをみせてくれています。

スネア

:博通氏が石膏粘土で作ったもの
:CANOPUS製の本物スネアのプレート

これはメル&レオン人形が抱えているスネアなのだが、右側の本物と比べてほしい。
CANOPUS製の“メル・テイラーモデル”を実に上手く再現している。



ギター

これは寺内タケシ人形が抱えているモズライトの拡大写真です。パっと見ではわかりませんが、よぉぉぉ〜く見てみるとボディやノブの塗装の剥げ具合まで細かく再現しています。

寺内人形のモズライト

さらに下の2つのモズライトのピックガードにも注目していただきたい。
べっ甲の色がUSAモデルが黒っぽいのに対し、ジャパンは薄茶色に仕上げられています。


:加山雄三人形のモズライト
:ジャパンモズライト仕様  

もうひとつはアームにも注目してほしい。上の画像のストックのアームと比べてみると、下の寺内&ノーキーモデルのアームの型の違いがおわかりいただけるであろう。

:寺内人形のモズライト  
ノーキー人形のモズライト





インストの館 - ベーシスト・そんごくうのサイトです!インストのページTOPへ