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2004’能登ツーリング


 ゴールデンウイークは東北へ行こうか考えてたんですがバイク雑誌で情報を収集しようとしたら能登の特集をしていました。一度一周したことがありましたがその時はなぎさドライブウエイや千枚田といった名所の情報もなく、ただただ一周しただけでした。今回はいろいろちゃんと見てこようと思い立ち、5/1から2泊3日で行ってきました。やっぱり事前の情報って大事ですね。もちろん思いも寄らない偶然で素晴らしい出来事もありましたけど。お暇でしたら読んでみて下さい。


Myそばベスト1
 まずは赤倉温泉にある東源さんで腹ごしらえ。ここは以前2度来たことがありますが私の中ではそば処ベスト1です。ちょっと分かりづらいのですが前来たときもいっぱいでした。昼飯にと思ったら3時過ぎになってしまいやっているのか心配して来ましたがやってて良かった。なんとこんな時間でもお客さんが入ってました(一人だけど)。舞茸の天ぷらも美味でお勧め。メニューを見ると天ぷらの盛り合わせ?。この前、来た時は無かったぞ。早速注文、おーえびと舞茸以外にもぜんまいやらうど?やら山菜がてんこもりだ。しかもう、うまい。新鮮だから変なにがみもないし、またお勧めメニューが増えてしまった。

港の夕日
 今日は日本海に沈む夕日が見れるぞ〜、と国道16号を西へ西へ、日本海を望みながら走っていると、そろそろ沈みそう。慌てて漁港に入り込んだらでっかい防波堤が邪魔をしてみ、見えない。登ろうにも階段らしきものは無いし、夕日が沈んでしまうー。あっちはどうだー、おおーここだー。何ともいいシチュエーション。水面に夕日と漁船が写って、はっと息を呑みそう、心が洗われました。いやーいいもの見れました。これだから旅はやめられません。今夜は以前使ったことのあるこの先の道の駅「能生」のキャンプ場で一泊。前に泊まったときは季節外れで誰もいなくてとっても怖かったんですが今夜は家族連れで一杯です。うーん、バイク乗りが一人もいない。別の意味でちょっとさびしいです。前は海が荒れていて潮騒がうるさかったんですが今夜は静かです。今日はここまで。明日が楽しみじゃー。

蟹じゃ、蟹じゃ〜
 今日は朝からリッチに紅ずわい蟹をいただきました。知っている人は知っている、道の駅「能生」は蟹屋横丁で有名です。ずわい蟹を扱う店が十軒ぐらいあります。昨日、お店の人に聞いたら朝は8時前からやっているとのことでした。ここでは味見ができるので食べてから決めた方がいいかも。一軒目は塩味がけっこうきいていました。昨日、「明日来たらサービスするわよ」といってくれたお店に行くと味見用の蟹の足を早速出してくれて食べてみるといい塩加減だったので昨日のこともあり、ここに決定。500円〜3000円まであったのでここは奮発して3000円といいたいところだけど、大きさが違うだけで味はいっしょだと言われ朝からそんなに食えないし、ということで2000円にした(言い訳がましい)。食べるのはやっぱり雄大な日本海を眺めながら外でということで防波堤の上にあぐらをかきながら、「足は融けたけど蟹味噌は融けてないからゆっくり食べてね。」おばさんにそう言われたけど、がまんならずむさぼり食って失敗。足はおいしかったけど、シャーベット状の蟹味噌はおいしくなかった。写真上はサービスの蟹付(おまけだけあってちょっとスカスカ君)、写真下は日本海、水平線しか見えません。
ひすい海岸
 今回よって見たかった場所のひとつです。皆、石拾いをしています。ひすいってどんなだったかなー、と思いつつ3個ほどそれっぽいのを拾ってきました。これから本物か調査です、ってそう簡単には見つからないでしょうけどね。
蜃気楼ロード
 ここも今回寄りたかった場所の一つ蜃気楼ロードです。何やらオッちゃんたちが高そうな望遠レンズをつけた一眼レフを脇におきボーっとしてます。一組の老夫婦に話し掛けるとやっぱり蜃気楼を待っているとのこと。おじさんは何度か見たことがあるけど奥さんが見たことが無いので連れて来たとのことで、こういう夫婦っていいなー(今回、かみさんは家に置いてけぼり)。今日は予報で50%って、何と富山では蜃気楼予報がこの時期、毎日新聞に載るそうな。後日、食堂のテレビで見ているとテレビでも蜃気楼予報をやってました。近くのおじさんが写真いっぱい持ってるから見せてもらいなとおばさんがおじさんに声をかけてくれて見せてもらいましたが、さすが長年撮り続けるだけあって見事な蜃気楼の写真の数々。いーものを見させてもらいました。残念ながら今回は実物を見ることができませんでしたけど。


 
ほたるいかミュージアム
 バイク雑誌で仕入れた情報によるとホタルイカの漁を観光船で見学できるそうな。でも出航時間が夜中の3時。そこまでしてホタルイカの発光を見るのも辛いしと思っていたら、この時期だけほたるいかミュージアムで発光ショーが見れるそうな。いったらやっぱり混んでる混んでる。でも20分間隔で見れるとのことで20分待ちで見ることができた。この時期でラッキーかも。ホールが真っ暗になり、真中のいけすの中で刺激を与えられたほたるいかが一斉に発光。あ、あれ、ちょっと光が弱いかも。そりゃー、20分間隔で1日中光らされてるんだからさぞやお疲れでしょう。でもめったに見れないものだから見れてよかった。

海王丸パーク
 道路標識を見ていると海王丸パークという標識を発見。日本丸は確か横浜に展示してあると思ってたけど、海王丸は富山にあったんだ、意外な発見でした。400円で中が見れるとのこと。早速、覗かせてもらいました。なんと言っても圧巻は高ーいマストと無数に張られたロープ。よくこんなでかい船で帆を張って海の上を走らせるもんだとしばし感心。

 
NO PHOTO 富山とくればホタルイカとシロエビと思っていたけどがめえび最高
 富山とくれば新鮮な海の幸、寿司が食べたいと思ったけど蜃気楼ロードでの思わぬ時間超過が祟って、富山駅によってもどこの寿司屋も休憩時間。おかげで路面電車が見れたけど。富山駅周辺って路面電車が走ってるんですね。海王丸パークによって、一路、石川県に向かうしかないと思ったところで新湊の道の駅に寄る。ここも富山だから情報が手に入るかもとインフォメーションセンターのお姉さんに聞いたら「ここら辺のお寿司屋さんならどこでもおいしいですよ〜。」とうれしい一言。その中のお勧めはと聞くと「浪花寿司さんですね。値段の割に味もいいですよ」とのこと。地図をもらい場所を確認しているところ、XLのお兄さんと目が合った。話し掛けると意気投合して一緒に寿司屋へ向かうことに。お店に着いてちょっと後ずさる。何か高級そう。そういえばお姉さんがさっきお値段もいいといっていたような・・・。せっかく来たんだから行け行けと腹に決めたけど。知り合ったお兄さんはカウンターだとぼられるんじゃないかなーと弱気。私は行きますけど、どうします?すると家族連れが入っていくじゃありませんか。うーん、それでは行きますかとあちらも腹に決めたよう。ところが入ってほっとした。値段が表示されていてけっこうリーズナブル。ホタルイカは無かったもののシロエビはもちろんのこと、地元でもあまり食べられないガメエビや富山海老(ボタンエビ)などとても美味しかったです。中でもガメエビが甘くてとろけて美味しかった。道の駅新湊のインフォメーションセンターのお姉さんありがとう。
眠れない
 道の駅で知り合ったXLのお兄さんに教えられたキャンプ場へ向かう。聞いた情報と違うのでどうやら違うキャンプ場に着いたみたいだけどもう20時を廻っていたので迷わず、ここにする。  今日は出発が遅かったので早く寝て、明日は早く出発しよう。この先の日の出はきれいで有名らしいしぜひ見て見たいものだと思いつつ早々にテントを張り床につく。でも誤算だったのはコテージに泊まったやつらがうるさいの何の。最初は野郎が携帯片手にキャンプ場内をうろうろしながら電話しまくり。大声でうるさい、うるさい。お次は酒を飲み過ぎて気持ち悪い女の子を皆で炊事場に連れて来てはいちゃえはいちゃえの大騒ぎ、指をつっこめだー何だーで、こいつら周りの迷惑を何も考えていない。おまけにゴー、ガタン、ガタン、ななな何だ、キャンプ場の横を電車が走ってる・・・。さらに輪をかけ、今夜は波が荒くてうるさい。うーん、眠れないよー。とろくに眠れないまま朝4時過ぎに出発準備。準備を終わる頃には日が上がり始め、キャンプ場前の海辺に慌てて出るともう日が富山湾から昇り始めている。そうです、ここは日本海でも海ごしに日の出が見られるのです。うまい具合に鳥が写真に入りましたがよく見るとカラスでした。はっはっはっご愛嬌、ご愛嬌。さー今日は一挙に能登半島、一周するぞーと意気込みだけは凄かったのです。
輝く田園
 今日は行くぞー。とばかりに石川県へ突入。道の脇の水を張られ田植えを待つばかりの田んぼは鏡のようで朝日と雲が写り込み眩い限りで、早起きは三文の得とはよく言ったもの。朝からテンションが上がってきちゃいました。
千里浜なぎさドライブウエイ
 やってきました、今回のハイライト、なぎさドライブウエイであります。そう砂浜を観光バスもリッターバイクも走るというあの砂浜です。海岸に入る早々、入口近辺は砂がえぐられて煽られましたが入ったらすごい砂がしまっています。まるで舗装したようにフラットで走り易いの何の。気が付けばかなりの速度で飛ばしてます。思わずバイク上で立ち上がりながら疾走して、気分はパリダカのウイニングラン。思わずヘルメットの中でにんまりして鼻歌交じり、8kmあるらしいけど、あっという間でした。途中写真撮影のため道脇にバイクをおそるおそる停めましたがサイドスタンドは砂の中に食い込むこともありませんでした。この砂浜ってどうなってるんだろう?
 さあ、出口です。どうもここはカーブして出るのでかなり道がぼこぼこ砂浜もえぐられてます。入口のことを思い出し、びびりながらそろそろ突入したら、やってしまいました。後輪が空しく空転しています。やばいあんまり掘ると脱出できなくなる。早々にバイクを降りるとスタンド出してないのに300Kg近いGSが直立不動である。ど、ど、ど、どうしよう。ん、木の板切れがそこ、ここに落ちているではないか。同じような輩がいたようである。そのうちの板切れ一枚を後輪の前に突っ込んで脱出じゃー。何食わぬ顔をしてバイクに跨り、アクセルを吹かす。おー耕運機のように耕しながらお尻フリフリ進む、進む。おつりでこけそうになりながら何とか脱出成功。恥ずかしいこともあり早々にこの場を立ち去る。
 最初と最後はビビったが予想に反せず、また走って見たいところでした。
やせの崖
 お次は断崖絶壁です。写真右上に突き出した崖ですが良く見ると棒のように人が何人か見えると思います。名前の由来は、この崖に立って下を覗き込むとやせる思いをするからだそうな。この崖の上に立って見ると何か見覚えのあるような。そうだ、○曜サスペ○ス劇場でよく見る場所に似ている。きっとそうでしょう。映画でも使われた見たい出し。確かに高所恐怖症の人はさぞかし背筋がぞわーっとすることでしょう。
輪島の朝市
 ここもご存知、輪島の朝市です。すごい人ごみです。行商のおばあちゃんもけっこういました。微笑ましい光景に思わずパチリ。バイク雑誌にここの食堂「ままや」がおいしいとあったので朝食がてら行って来ました。メニューは3品だけです。朝市定食と焼魚定食、刺身定食。焼魚と刺身の定食は朝市定食(煮魚定食)+焼魚もしくは刺身です。私は焼魚定食(今日はメバル)を頼みました。先に朝市定食分が出されたのですが焼魚はなかなか焼けなくて大体食べ終わる頃に出てきました。それでもなかなか焼けなくてごめんねーと代わる代わる、お店のおかあさん達に言われてそうそう悪い気はしません(ちなみに三人のおばさん達が切盛りしていました)。このメバルも新鮮だからおいしいです。皮までおいしく頂けました。後で考えれば魚が焼きあがってから全部出せばいいのにと思いつつお腹がいっぱいになって幸せ一杯。さしみもてかてかしていていかにも新鮮そうで美味しそうでした。お店の雰囲気といいおかあさんの温かみのある接待といいもちろん美味しさといいお勧めのお店です。
千枚田
 今日はメジャーなところを一通り周ってますね。ここも有名なところですが初めて見ました。こんなところによく作りましたよねー。昔の人はすごいというか、生きる為に必死だったんですよね。本当に今の我々は周りにいろいろなものが溢れていて幸せな限りです。何でもここの田植えはボランティアを募集して行うそうです。普通の田植えの3倍大変だそうでいいアイデアですよね。来る途中、もっと規模の小さい段々田んぼが草ぼうぼうで荒れていました。

揚げ浜塩田
 へー、塩田があるんですねー。おじさんが枯れ山水を描くように塩田を耕して?ます。でも今は生産性も悪く、かなり少なくなったみたいですね。この後、耕すのを辞めたのでちょうどいいタイミングだったようです。貴重な作業を見学できました。

大谷川の鯉のぼり
 何でも350本以上の鯉のぼりが川の上を埋め尽くしているということだがいって見たらそれ以上の数に見えた。ちょうどフェスティバルとのことで県知事も来ていて、鼓笛隊が演奏をするところ、かわいかったので思わずぱちり。輪島でも売っていたえがらまんじゅうがここでも売っていた。輪島ではお腹一杯だったので食べれなかったけど、黄色いつぶつぶがまんじゅうの外を覆っていて何やら気になっていた。お腹もこなれてきたので一個買ってみる。よーく見ると黄色く塗った米つぶがまぶしてある。なかなか美味しかった。

日本列島ここが中心ってほんまかいな
 どうしてこう最南端やら最北端やらバイク乗りは行きたがるんでしょうかね?禄剛崎は能登半島の先端なのでやっぱりやって来ちゃいました。それに何と日本列島を円で囲むと中心がここになるそうで、その碑が写真下です。へー日本の中心なんだーと写真をぱちり。

恋路駅と恋路海岸
 能登半島を南下中道路の右側を見上げると恋路駅なるもの発見。さらに左手には恋路海岸なるものが。海岸には恋路と名のついたいきさつが書かれた看板があり、やはり男女の悲恋の物語が書かれていた。恋路というぐらいですからけっこうカップルが訪れるようです。
すごいのぼりじゃ
 さらに南下すると港で祭りが開かれる模様。下の車と比較してもらっても、こののぼりの大きさが分かると思いますが、のぼりに近づいて見るとなんと船に立ててある。何とも大掛かりで壮大なお祭りみたいですが先を急ぐので写真一枚撮っただけで早々に退散。


ノスタルジーじゃ
 今日中にうちに帰るからまだ600km以上走らなければならないのにどうせだからと海沿いの道をできるだけ走って見る。まったくねー、どうしてこうなんだか。でもお蔭でなんともノスタルジックな軒並みや小さな静かな入江を訪れることができた。道幅は車一台が一杯一杯で車とバイクのすれ違いもできないような道も続く。小さな入江で雑貨屋で缶コーヒーを買いに立ち寄ってバイクのエンジンを切ると静寂そのもの。生活する方は大変でしょうが、ほっとしますね、こういう光景を目にすると。日本の古き良き時代?ってな感じでしょうか。好きですこういう場所。
海越えに望む立山連峰
 写真だと分かりづらいんですが雪を抱いた立山を海越しに左手に見ながらひたすら南下です。すんごい光景です。いやー今回のツーリングも良かったー。命の洗濯が十分出来ました。さあ2泊3日のツーリングも残すところあとわずか、家までひたすら600km、天気も下る一方で悲しいかな悲しいかな。

ほたるいかを食うのじゃ
 そうだ最後の仕上げにほたるいかを食べなければ、ほたるいかミュージアムで入手した生のほたるいかが食べられる海老源に行かなければ、でもどうやって行けばいいのやら。そうか、この手があるじゃないのと、ここで登場するのが今回の旅で大活躍したカーナビ君。滑川市の海老源で検索すると、おー一発検索じゃー。電話番号も出ているじゃないの。早速電話で生のほたるいかが食べられるか聞いてみると「刺身ならございますが」のうれしい一言。早速、行って食べさせてもらいました。ほたるいかの刺身とぽんぽん揚げなるものを食す。なるほどこれがほたるいかの刺身か、ふーん、まあまあかな。さらに続いてはぽんぽん揚げ、ほたるいかの串揚げで自分で揚げるのである。ほおほお、なるほど。これでこのツーリングでの未練は無くなった。
 さー家まで頑張るぞー。

おまけ
 写真は無いでけど、姥捨パーキングエリアから見た夜景はなかなか綺麗でした。面倒臭くなりいつもは御殿場からは下で帰るんですが今日は東名を使って帰りました。途中足柄インターに寄ったらバイクが10台ぐらいいて、一人の人が話し掛けてきたので聞いてみたらこれから千葉に帰るとのこと。私は松田インターで降りるのですぐそこで家についたのが夜中の2時半、あの人は何時に着いたのやら、いやーバイク乗りってほんとお馬鹿さんが多いですね。そういう私もお馬鹿さん。


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