− 43 さんの恋愛話 −
| 俺のバイト先のコンビニ、家から車で3分なのね。 昼間は普通に働いてて週に3日だけ準深夜でバイトしてるの。 近所だから当然昼間が休みだったり、仕事の帰りとかに寄るんだけど、 そのバイト先の駐車場で、去年の11月にAと出会いました。 俺はモンキーに乗ってて当然のようにボチボチいじったりしてたのね。 で、去年の11月、仕事が休みだったからモンキーのパーツを買いにバイク屋に行って、その帰りにコンビニに寄ったの。 店に入る時にモンキーが停まってて「お、モンキー」とか思ったのね。俺の周りにはモンキー乗り、っていうかバイクに乗る友達が居ないからちょっと気になったよ。 で、買い物済ませて「まだあるかな?」とか思って見てみたらまだあった!しかもモンキーの持ち主らしき人物女の子じゃん! まあ、何の接点もないし、男だったら話しかけてたかもしれないけど女の子だから変なおっさん扱いされるのも嫌だしモンキーを眺めつつ車に乗りこんだのね。 喉が乾いてたのでエンジンかけてそのままジュース飲んで少しまったりしてたんだけど見ると女の子の様子がちょっと変だったのね。 モンキーをしゃがみこんで見てたり、座ってたり。 正直窃盗?とか思っちゃったよ。 でも、そのうち店に入って、バイトの子と何やら話してた。 で、バイトの子が俺に気付いて、その子を連れてこっちに来たのね。 バイトの子「ねぇねぇ○○君、このお客様が困ってるみたいなんだけどなんとかしてあげられないかな?」 俺「ん〜、どうしたん?」 バイトの子「私はバイトに戻るから直接聞いてね、それじゃ」 俺「で、どうしたの?」 女の子「え〜・・・・あの〜・・・」 俺「ふかわのモノマネ?」 女の子「ええ!?ち、違います!」 ここで車から降りる俺、引く女の子。そりゃそうだよね、軽に乗ってるのにライダースにチャップス履いてるんだもん。 ちなみにモンキーに乗る時もこの格好です。 まあ話しを聞くと後輪がパンクしてしまった と。この辺の人間じゃないからバイク屋がどこにあるかもわからないし、 出かけた帰りなのでお金もほとんど残ってない。との事。 とりあえずモンキーを見てみるとほとんどノーマルでけっこう綺麗にしてるけどタイヤがツルツルになってる・・・ で、後輪がみごとにぺちゃんこ。これで走ってたのかと思うと寒気がしたね。 一番近いバイク屋さんでも車で20分はかかるし俺もパーツ買っちゃったから財布に金は入ってないし。 まあ入っててもどこの誰だかわからない人間には貸さないけどね。 それで、どうしようかなと思ってて、家にほとんど新品のノーマルタイヤがあるのを思い出したのね。 モンキー買ってすぐ12インチにしたから。 いらないものだしくれてやろうと思って。 俺「ちょっとタイヤ取って来るから待っててね。」 女の子「え?悪いですよ!なんとかしますからいいです。」 俺「でもお金ないんでしょ?どうするの?」 女の子「・・・」 俺「はい、決まり。ちょっと待ってなさい」 家に帰ってタイヤを掘り出すと、工具箱と供に車に、そしてコンビニへゴー。 戻ると駐車場の隅っこにモンキーを移動させてちっちゃくなってた。 車からタイヤをおろして交換。メンテナンススタンドなんてしゃれたものは持ってないから店のジュースを配送する時のケースを拝借、モンキーにはこれがちょうどいい。 20分ほどでタイヤ交換完了。正直オレちょっとカコイイとか思った(笑) 俺「じゃあパンクしたタイヤはこっちで処分しておくから」 女の子「ありがとうございます・・・お金は後日ちゃんと持って来ますので連絡先を教えていただけませんか?」 俺「お金?どうせ捨てるつもりだったしいいよ。そのかわりこれからはタイヤのチェックもちゃんとするようにね。」 女の子「いえ、悪いですよ!」 俺「悪くない」 女の子「そういうわけには・・・」 こんな感じのやり取りを続けて、結局最終的に俺が強引に帰って終わった。はずだった 1週間位して、俺がバイトに入った時に来たのよ、保護者同伴で・・・ 俺「いらっしゃいませー!ああ!?」 女の子「・・・こんばんは・・・」 俺「・・・バイトの子め・・・ここでバイトしてるってばらしたな・・・」 冷静に考えたらバイトの子が俺を呼んだんだから知りあいだと思うよね・・・ 女の子パパン「先日は娘がご迷惑をおかけしまして・・・」 なんですか?すごく真面目な感じ?俺には耐えられないよ・・・orz 俺「すいません、バイト中ですのでちょっと・・・」 女の子パパン「ああ、申しわけありません。できればきちんと御礼がしたいのですが・・・」 俺「いえいえ、御礼なんていいですよ。同じモンキー乗りですから」 ここで店長登場。 店長「○○君、今日はヒマだしあがっていいよ(ニコニコ)」 なんですとー!? 確かにヒマな時は早上がりしてるけど・・・ 俺(女の子パパンに)「・・・着替えてくるので待っててください」 しょうがないので着替えて出たのね。 とにかく感謝されまくり。別に捨てようとしたタイヤつけただけで俺が金を出したわけじゃないのにどうしてなのよ? とにかく、御礼がしたい、いらない、の攻防。俺はめんどくさい事が嫌いなのだ。それに御礼を受け取るほどの事はしていない。 女の子ママンが「どうしてそんなにいらないっておっしゃられるんですか?」と聞いてきた。 俺「だからさっきも言ったように御礼をされるような事はしていません。あんた達だって道端で倒れてる人がいたら救急車呼ぶでしょう?それと同じです」 ここで女の子がやっと口を開いた、この30分ただ俺と親のやり取りを見ていただけで正直存在を忘れてた。 女の子「えと・・・お願いですから御礼させてください・・・」 なんでそんなにこだわるの? 俺「だからビール・・・」 女の子「じゃああなたは自分が助けられた時に御礼しなくて気が済みますか?」 俺「あう・・・」 負けました。 なにやら俺と女の子の家族ご一行で居酒屋へ。久しぶりに飲んだのですぐアルコールが回ったらしくほとんど覚えていない。気付いたら自分の部屋で寝てた。 その日の昼くらいに登録した覚えのない名前で着信、出てみると女の子だった。(ここからAとします) A[昨日は楽しかったです」 俺「それはよかった、でも俺は覚えてない」 A「え?」 俺「酔いが回って記憶がないのよ。」 A(ちょっと笑いながら)「○○さんてものすごくよくしゃべるんですね、父も母も驚いていました」 要約すると、約2時間俺の演説大会だったらしい。 俺「カッコ悪いところ見せちゃったね」 A「そんな事ないですよ、父が、今時自分の意見をはっきり言えるなんて珍しい。って言ってました」 俺「・・・そ・・・そう?まあ、あれだよ。これからはちゃんとお金に気をつけてちゃんとメンテナンスしながら乗るんだよ」 A「はい、わかりました」 俺「それじゃあね」 A「え?ツーリングの予定を立てるんじゃないんですか?」 なんですかそれは? どうも酔った勢いでツーリングしようと誘ったらしいです・・・親の前で・・・orz まあ、一回だけならいいかな?と思って話しをすすめていったのね。聞けばうちからモンキーで1時間くらいの場所に住んでるらしい。 結局今のところツーリングは一回だけ、寒くなってきたからね。風邪ひかれても困るしね。 ツーリングと言ってもAの家まで迎えに行って、そこからふらりと2〜3時間走って帰るだけだけど。 よっぽど楽しかったらしくて帰りに「家に寄っていって下さい」と言われたけど帰りました。 いきなり女の子の家に上がる勇気など持ち合わせておりませぬゆえ。 正直な所俺もかなり楽しかったのね、女の子とツーリングなんて初めてだし。 それからはちょくちょくメールや電話するようになって、なぜかドライブとか行くようになったのね。 気付くとAからのメールや電話を待ってる俺がいた。 ええ、彼女居ない歴8年ですよ、もう28ですよ。 それで12月の終わり頃にとうとうAの家に遊びに行ったのね。 Aママンがなぜか喜んで迎え入れてくれた。 リビングでモンキーのパーツカタログを見ながらおしゃべりしてたらAパパン帰宅。 気付くともう遅い時間だった。 俺「遅くまですいません、そろそろ帰りますね。」 A,パパン、ママン「え?晩御飯食べていかないんですか?(いきなさい)(いかないの?)」 俺「え・・・いや、悪いですし・・・」 ママン「もう作ってしまったのよ・・・」 俺「・・・いただきます」 お酒も飲まず緊張しつつも楽しい一時を過ごしました。 で、今月頭、いつものようにドライブ。帰り際に告白されました。 俺は歳が歳なので即答できなかったのね。 正直、もうAの事好きになってた。一緒に居ると楽しいし、今時っぽくなくて話していて疲れないし、まったりできる。 でもそれだからこそ悩んだ。 Aはまだ若いしこれからたくさん出会いのチャンスだってあると思う。 俺なんかでいいのかなぁ・・・と思ってたら電話がかかってきた A「ごめんなさい、迷惑ですよね・・・忘れてください・・・」 俺「・・・」 A「よかったらまたドライブに連れて行ってくださいね・・・」 俺「ごめん」 A「え?」 俺「もういい、何とかなるよ、俺と付き合ってください」 A「・・」 俺「もう深く考えるのやめたよ、俺もAさんの事好きだし、歳とか関係ないよね?」 A「・・・いいんですか?・・・」 俺「いいも何も俺が付き合ってくれ、って言ってるの。はい か、イエス で答えてよ」 A「・・・よろしくお願いします・・・」 で、次の休みの日にAの家に行って両親に付き合う事を報告したのね、反対されるかと思ったら パパン「よろしくお願いします」 ママン「うちの子をよろしくね」 思ってた以上に気に入られてたみたいです。 今は、ぼちぼちAのモンキーをカスタムしようかと計画している所です。 |