− 191 さんの恋愛話 −
| 私が高校生の頃の話です。1年生の夏も終わると学校にもすっかり慣れて、 バイトをしたり友達と恋愛について考えたりする余裕が出来てきました。 私が好きだった彼は、いつも一人で、友達を作らない一匹狼といった感じの人。 同じクラスだったのですがいつも雑誌か何かを読んでいて、浮いてる感じでした。 でも私が教科書を忘れて困っているのを、 「俺、どうせ読まないから使えよ」と貸してくれたのがキッカケでした。 彼は(私の妄想ですが)無口で不器用だけど、根は優し人だなと彼を目で追うようになっていました。 私は恋愛にはポジティブなタイプなので、彼の事をたくさん知りたかったんで、 いつも一人の彼に嫌われない位で色々と彼の事尋問したり、自分の事も話しました。 面倒臭そうに淡々と語る彼。私「いつも何の雑誌読んでるの?」「あぁ、バイク雑誌」と無愛想。 話を聞いていると、免許を取ったのでバイクを買う為に色々と勉強してたそうです。 私「じゃあ、バイク買ったら後ろ乗せてよ。」と頼んだのですが彼は2人乗りはしない主義だとかで断わられました。 無愛想だけど、バイクの話をするとすごく嬉しそうに話す彼に、どんどん惹かれていきました。 子供っぽいですが、どうしても彼に相手して欲しくて。 バイク関係の話なら彼も嬉しそうに話てくれると考えました。 友人をうまく口車にのせて、一緒に原付免許を取りに行きました。 昔は、原付免許でも十分二輪免許と一緒に走れると思ってました。 バイクも親に頼んで、買ってもらいました。金額よりバイクに乗る事に激しく反対されましたw 白いリトルカブもちろん運転の練習もしました。 彼にその話をすると、彼は羨ましそうに私の自慢話を聞いてくれました。 いつもより話が弾む。私の心も弾みましたw 彼も欲しいバイクが決まって納車を待つばかりでした。 私「じゃあバイクが届いたら2人でどこか行こうよ。」彼「カブで?」 「そう、後ろに乗らなきゃ良いんでしょ?」彼「まぁ、そうだけど。」 初めて彼とデートの約束を取り付けました。 彼と待ち合わせた所へ行くと、カブとはまったく違うレプリカのバイク。 ちんたらちんたら走る私に合わせるように、「まだ慣らしてる所だから」とゆっくり走ってくれる彼。 疲れました。でも地元から少し離れた未知の土地に行けるのはすごく楽しくて、 バイクの事も好きになれました。彼の学校で見せるのとは違う顔もたくさん見れたし。 やっぱり彼の事が好きだ。そんな気持ちが一杯になってしまったので、 彼に気持ちを伝える事にしました。(告白部略w) すると彼の返事はNOでした。私はどうしても駄目な理由が聞きたかったので、 彼に本当の事で良いから教えて欲しいと頼みました。 彼「俺、秋には引越すのが決まってるから…。だから友達もつくらないつもりだった。」 そんな事どうでも良かったけど、彼は遠距離なんかは耐えれないと言う事でした。 冬休みの前には彼は引越してしまって。その後は連絡すらとっていません。 |