− 435 さんの恋愛話 −

今から5年前、ツーリング中、バイク(750cc)を倒して困ってた女の子(当時21歳)を偶然見かけた。
別に下心もなかったし、同じバイクに乗るものとして当然助けてやった。(男でもそうしてただろう。)
その時倒れたショックでミラーの部分がひんまがってたので、軽く直した記憶もある。
その時彼女は「ありがとう」と礼を言って何かとこちらに気をつかってくれたが、俺も大した事した訳でもなし・・・先を急いでいたのですぐ別れて目的地に行った。

それから半年後。
俺は学校を卒業して、とあるメーカーの営業に就職した。
もともと口べたなのでなかなか営業の仕事に馴染めなかった。
当時入社して2か月もたってるのに売上は未だに0で、同期でも俺だけだった。
会社の上司からも随分嫌味を言われたが、ま、これは俺自身が悪い訳で自暴自棄に陥った事もあった。

そんなある日、推進活動で訪問営業した時、あの時の女の子と偶然会った。
正直嘘だろと思ったぐらいびっくりした。
俺はその時、昔助けた経緯がある相手に物を売るのはなんか恩着せがましいと思ったので帰りたかった。
でも上司と一緒に行動してたのでそうもいかない。
すごくやりにくい状況で、その女の子のお母さんに対し、しぶしぶ・・それでいて必死で営業した。
女の子はじっと俺を見てたのが印象的だった。

結局その日は何も売れなかったけど、次の日、その女の子の家から電話が入った。
うちの会社の商品を買いたいと。
俺はすぐに事情を聞くと、「正直○○さんはかなり不器用そうだけど、それがかえって気に入りました。」との事。
おそらく女の子の後押しもあったんだろう。
その時は複雑な気持ちだったが、そこで何かふっきれた気持ちになったのも確かだ。

それから現在、今ではその女の子と交際が続いてる。今年の秋は結婚予定。
休みの日は時々一緒にツーリングしている。
会社の方も入社当時の自信のなさが嘘の様に、自分でもしゃべれるようになった。

ここまで書くと何か自慢してるように思われたら申し訳ないが、
人間ちょっとした出会いときっかけで大きく変われるものだと思う。
俺の場合、バイクつながりで現在に至ってるわけだが、もしあの時彼女を助けず無視してたらどうなってただろうと思う時がある。
皆も頑張って下さい(謎)



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