− 910 さんの恋愛話 −
| 今年の夏、仲の良い後輩から急に電話。 どうやら彼氏に振られたらしく、号泣してて何言ってんだか不明。 とにかく落ち付けって言ったんだけど泣くばっかりで話にならない。 家の距離が徒歩3分って事もあって、彼女の家の前まで行くことに。 メイクもボロボロで酷い顔だった。普段はちゃんとかわいいです。 「どうした?」って聞いても「別れた」としか言わないし、 ほんとにおれも困ってしまった… このままじゃ埒があかないと思い、 「俺が辛い時にいつも行く場所があるんだけど、一緒に行く?」と。 そこは今まで誰にも話したことのない、湖までのコース。 俺は嫌なこととかあると、小さい湖を挟む軽い山道を2つ超え、 お目当ての大きい湖まで2時間くらいかけて行ってた。 彼女は頷くだけで、おれが「結構時間かかるけどいい?」と聞くと また軽く頷くだけだった。 その時はチャリだったんで、俺の家まで戻りバイクに乗り換えた。 彼女はメイクを直すと言って自分の家に戻ってたので迎えに行く。 夜で暗くてわかんなかったけど、多分メイクも直し終えて、 バイクだから長袖着ておいでと言っておいたので、 薄手のジャケットを羽織ってた。 彼氏がいるのであまり頻繁には遊べず、 前に数回だけ後ろに乗せたことがある。 前乗せた時は多分腰に手を添えてたと思うんだけど、 今回は最初からギュッと抱きついてきた。 昔よく乗せてた元カノと違い、かなり豊満なオパーイだった… 取り敢えずバイクを走らせていつものコースを進む。 一つ目の山道を越えて小さな湖へ。 そこは小さな公園があり、そこで一休みしようと停車。 彼女が「ここ?」と聞いてきて「いきなり最後まではつらいから休憩」と軽く話をした。 あんまりこちらから根掘り葉掘り聞くのも悪いと思い、 彼女から話し始めるのを待つ。でも彼女は湖を眺めぼーっとしてて話す気配がない。 「じゃあ行こうか?」と言ってまた目的地へ向かいスタート。 止まりたくなったら肩叩いて教えて。とは言っておいたけど、 彼女の静止もなかったのでまたノンストップで大きい湖へ。 取り敢えずそばのコンビニに入りお菓子と飲み物を買う。 それから湖の見える場所まで移動し、またぼーっとしてた。 結構してから彼女が口を開いた。 彼女「別れたの私のせいなんだ。私が怒らせるようなこと言って。」 おれはなんか文句とか悪口でも言ったのかと思い、 「ケンカでもしたの?まぁ口論なんて謝れば大丈夫だよ。」と。 彼女「違うの。もう無理だよ…」 俺「そこまで考え込むなよ。ちゃんと謝ろうよ。」 彼女「いや、そういうことじゃなくて、私ね、 彼氏に他に気になる人がいるって言っちゃったんだ。」 俺「えっ?まじで?何でそんなこと言ったの?」 彼女「まぁ普通に口喧嘩だったんだけど、つい彼氏より 優しくしてくれる人がいるって言っちゃってさぁ。」 俺「そりゃ彼氏は切れるだろうな…」 彼女「で、その人の方が好きだって言っちゃって。」 俺「なんで?そんなん怒るに決まってんじゃん!!」 彼女「だってその時はそう思ったんだもん。彼氏切れてばっかだし。」 俺「そっかぁ、で、何で泣いてたの?やっぱり彼氏が好きだから?」 彼女「違うよ、好きじゃない。なんかすごい怒鳴られて蹴られたから。」 俺「まじで?なんか激しい恋愛だねぇ…」 みたいなことを話してた。それからまた沈黙があって、 彼女「で、私の好きな人は気にならないわけ?」 俺「あぁ、どうせ俺でしょ?知ってる知ってる。」 なんかマジメな話はやだなと思って、冗談で言ってみた。 彼女「まじで言ってんの!?なんでそう思うの!?」 やたら必死で嫌な予感… 俺「見てりゃわかるよ。バレバレ。」 とここは冗談で押し通すしかないと思い冗談続行。 彼女「まじかぁ、別にそんなバレるような態度取ってないのになぁ…」 嫌な予感を裏切らず、ほんとに彼女は俺が好きみたいで焦る; 彼女もなんで気付いてたのか焦ってたw このまま微妙に噛合わないことをしててもしょうがないので、 俺「冗談だったんだけど、ほんとなの?」と聞いてみた。 彼女「は?何が冗談なの?」 俺「いや、なんとなく俺が好きでしょ?って言ってみたものの…」 彼女「えっ?どういうこと?気付いてなかったの?」 多分読んでる人もだと思うけど、彼女も全く意味がわかってなく混乱w 俺がどうしようもない冗談を言ってたと謝り、なんとか理解してもらった。 彼女は言いたくなかったらしいのに、 一人の馬鹿のせいで言ってしまう羽目になり、相当怒ってました… それからずっと恋の話をしてました。 別れたばっかじゃ嫌がられると思ったのか、 こっちから言ってほしかったのか、付き合う気はなかったのか。 彼女の本意はわからないんだけど、 付き合って欲しいようなことは言われなかった。 だからこっちから、 「一緒にいたり遊んだりすると楽しいけど、今すぐに ○○(彼女)の気持ちにどう答えたらいいかわかんない。」 と言った。 確かに顔も性格も文句ないし、彼氏がいなかったら付き合いって思ってた。 でもその時にこっちから言い寄るのはなんか違う気がした。 自分のこと好きだからそれでいいや、みたいに彼女に思われる気もしたし。 彼女も「わかった。でも今は××(俺)だけが好きだよ。」と言っただけだった。 結局、今まで通り仲良くして、 お互いの気持ちが一緒なら付き合えばいいし、 どっちかが好きじゃないなら付き合わなきゃいいって事になった。 でもそれからは向こうに彼氏もいないし、 彼女は俺が好きだって隠さなくなってたし、 前より確実に近付いてた。 そして先月の彼女の誕生日から付き合うことになりました。 もちろんデートはバイクでお出かけです! |