− 猿乃次郎 さんの恋愛話(その1) −
| あれは、俺が大学を卒業した年だった。 俺には高校時代から付き合っていた年上の彼女がいたんだけど、色々あって 俺が大学を卒業する寸前に結婚しちゃってね。俺は精神的にかなり参っていたんだ。 決まっていた就職も蹴っちゃったし、あまりの精神状態の悪さに学生時代からの 先生に卒業後の身の置き場所への禁足と半年間の完全休養を命じられて暇していたんだ。 そんな酷い俺の状態を見かねた親父が「お前、どうせ暇なんだろ? どうだ、限定解除 でもしてこないか? 最近じゃ試験場も空いているらしいぞ」と言った。 朝晩のロードワークと筋トレ以外、一日中自室に引き篭もっている俺が家族にウザがら れているのは分かっていたので、俺は親父の言葉に従って試験場に通う事にしたんだ。 試験場に通い出したのはいいが、やる気のまるでない俺は外周に出る前に試験中止になって 何の進歩もないまま2回目の試験も落っこちて、待機所で試験が終わるのを待っていたんだ。 試験場には何度も落第して顔見知りになって、いつもツルんでいる5・6人の男女の集団が いて、その中の大学生の男が俺に声をかけてきた。 「あのお、もしかして*大の猿乃さんじゃないですか?」「ああ」 「俺、***支部の吉田(仮名)と言います。いつも試合見てますよ」 「おお、**さん所の生徒さん?」「はい。今年の全日本は残念でしたね」 「ああ、カッコ悪いところ見せちまったな・・・・」なんて話をしていると、その集団の 中の女性が声を掛けてきた。 「吉田君、お知り合い?」「知り合いと言うか、僕のやっている格闘技の団体の先輩なんです」 「ええっ!私、格闘技って大好き。私、石田(仮名)と言います」「猿乃です。」 「よろしかったら、お昼一緒にどうですか?」「いいですね、ご一緒させてもらいます」 こんな感じで俺はその集団の一員になっていた。 彼女は田中美佐子をちょっとワイルドにした感じの美人で、スリムな身体には不釣合いな巨乳 (E−CUP)の持ち主だった。吉田以外の男は明らかに彼女狙いなのが見え見えだった。 俺は別れた彼女の事を引きずっていて鬱状態だったので彼女に色目を使う余裕はなかった。 俺が4回目の受験の時に吉田が合格すると、彼女はもっぱら俺に話し掛けるようになった。 他の男達は面白くなさそうだったが、皆30前から半ば位の分別のあって然るべき年齢だったので その時はトラブルはなかった。 俺が7回目の受験の時に彼女は10何度目かの受験で合格した。その時一緒に合格したメンバーと 共に俺は彼女と携帯の番号を交換した。 俺も8度目の受験で何とか合格して、また家で暇を持て余していると彼女から携帯に電話が入った。 「石田です。猿乃君、試験受かった?」「ええ、受かりましたよ」「本当! おめでとう。 お祝いしなくちゃね。吉田君とかも来るから飲みに行こうよ。土曜の6時に横浜の東急改札前で 待ち合わせね」 当日、待ち合わせ場所に行くと吉田と彼女と彼女に一番ご執心だった田中(仮名)がいた。 俺たちはビブレの近くのビルの中の居酒屋に入って飲み始めた。 俺は酒に滅法弱いので中ジョッキ1杯とサワー1杯くらいしか飲んでいなかったが、他の3人は 結構なハイペースでかなりの量を飲んでいた。 俺が何となく3人の話の輪に入っていけないでいたら、彼女が俺に話し掛けてきた。 「若いスポーツマンが暗い顔してちゃ駄目だぞー。こんなおばちゃんと飲んでもつまんない?」 「いえ、奇麗なお姉さんと久しぶりに飲んだんで緊張してるんですよ。俺ってシャイだから」 「またまたー。ところで猿乃君って年いくつだっけ?」「今年大学出て24になったばかりですよ」 「あら、もうちょっと上かと思った」「老けてるってよく言われます」「そんな事ないよー。 落ち着いてるだけだよ」「石田さんは?」「あら、女性に年齢聞くなんて失礼ね。いくつに見える?」 「27くらい?」「まあ、嬉しい。でも、33よ。オバちゃんでしょ」「嘘!石田さん全然そうは見え ませんよ」「ありがと。あと私、苗字で呼ばれるの嫌いなんだ。カオリって呼んで、次郎君」 居酒屋を出ると吉田は明日の午後から用があるとか言って帰ったので、俺とカオリさんと田中で カラオケボックスに入った。田中の目は『お前来るなよ』と言っていたが、カオリさんが「次郎君 も行くでしょ」と言うので一緒に行った。 入った部屋は4人部屋位の狭い部屋で田中とカオリさんが同じソファに座って、俺が対面にすわった。 田中はカオリさんを矢鱈とデュエットに誘ったりして不必要な密着をエスカレートさせて行った。 肩に手を回したりしている間はカオリさんも笑っていなしていたが、田中が調子に乗って腰に手を 回したり、後ろから抱きついたりしはじめるとカオリさんも「止めて」と言い出した。 田中はそれでも止めず胸にまで手を伸ばし始めたので「田中さん、いい加減にしろよ。カオリさん 嫌がってるじゃないか」と言うと田中は俺に「うるせえ」と言ってマイクを投げつけた。 俺はソファに座っていたので額にモロにマイクを喰らい、額から血が流れた。 さすがに俺もブチ切れて、「この野郎、表へ出ろ!」と言って立ち上がったら、カオリさんが テーブルの上にあったウーロンハイを田中の顔面にぶっ掛けて「ばっちーん」と平手打ちを入れた。 「最低!! もう帰る」と言うと彼女は部屋を出て行った。俺と田中は唖然とした。 店を出ると田中はそそくさと駅の方へ向かった。 俺はカオリさんに「タクシー呼びましょうか?」と言うと「ううん。近いからいい。それよりも 早く手当てしないと」俺は「大丈夫ですよ。もう血も止まってるし」 「でも、ちゃんと消毒しないと。それに、私も一人で帰るの怖いから家にきて」と言うので、彼女に 手を引かれて彼女の部屋に行った。 カオリさんは俺を部屋に上げると「ちょっと待っててね」と言って、通りの向こう側のコンビニへ 行った。 カオリさんのワンルームには布団と衣装ケース、小さなCDラジカセ位しかなくてがらーんとしていた。 15分くらいしてカオリさんが帰ってきた。 「待たせちゃってごめんね。ここ何にもないでしょ。引っ越してきてそのままなんだぁ」 そう言うと俺の傷の消毒を始めた。「しみる?」「いいえ」「痛かったでしょう」「大丈夫です」 そう言うと二人とも無言になってしまった。俺は何か話さなきゃと思ってそこ等を見回したら 自分の持っているCDがあったので、「カオリさん、エニグマなんて聞くんだ」「次郎君も?」 「うん、リターン・トゥ・イノセンスなんていいですよね」等と言って何とか会話が再開した。 そのまま1時間くらい話したあと「カオリさん、俺、帰ります」「もう遅いし泊まっていきなよ」 「いえ、やっぱり帰ります。ここならタクシーもすぐつかまるし、そんなに遠くないですから」 「そう。今日は本当にごめんね。この埋め合わせはするからさ」「別にカオリさんは何も悪くない じゃないですか」「ううん。でも、私こっちに出てきたばかりで友達とかいないんだ。また付き 合ってよね」「ええ、是非。じゃあ、おやすみなさい」そう言うと俺は彼女の部屋を後にした。 それから2・3週間後くらいにカオリさんから携帯に電話がかかってきた。 「カオリです。次郎君元気?」「ええ。この間はどうも」「次郎君酷いよねぇ。あの状況で普通 帰るかぁ?傷ついちゃうなぁ」「何言ってるんですかw」「ところで、次郎君、今日の夕方出てこれる?」 「ええ、大丈夫ですよ」「じゃあさ、ご飯食べに行こうよ。この間の埋め合わせ。JRの関内駅に5時ね」 待ち合わせした俺たちは中華街で飯を食ったあと、近くの飲み屋を何軒か飲み歩いた。 カオリさんは俺は酒に弱いから駄目だと言っているのに、色んな酒を俺に飲ませた。 彼女が頼んだ飲み物が来て彼女が2口、3口飲むと「これも美味しいよ。飲んでみて」と俺にグラスを 差し出してきて、俺が2口くらい飲んでグラスを返すと彼女がグラスを空けるという感じでかなりの 量を飲んだ。「もう無理」と言うと「お姉さんの酒が飲めないって言うのか〜。泣いちゃうぞー」 と笑いながら更にグラスをすすめてきた。その日の彼女は良く笑って、どんどんテンションが高 まって行く感じ。いつのまにか隣に座っていて、喋りながら俺の身体をあちこち触ったりさすったり していた。俺は俺で腕とかに「ふにゅ」っと当たる彼女の胸の弾力や、どんどん色っぽくなってゆく 彼女の声や喋り方にドキドキしていた。 そろそろ閉店という時間、俺はもうフラフラになっているのに彼女は顔が赤くなっているくらいで 全然余裕だった。最後の店のドアをくぐって階段を上った所で俺の記憶は完全に途絶えた。 次の日の昼過ぎに俺は目が覚めた。見覚えのある部屋で俺はトランクス一枚で布団の中にいた。 トランクスも出掛けに履いていた物とは違う。 あまり物のないがらんとした部屋。カオリさんの部屋だ。 俺が布団から出ると「やっと目が醒めた? ゆうべは玄関で吐いちゃって大変だったんだから」 「カオリさんが一人で俺を運んだの?」「ううん、タクシーから部屋の前までは運転手さんに手伝っ てもらったけどね。次郎君って小柄でスリムだけど重いんだもん。バスルームで次郎君を洗ったり、 洗濯したりで夜が明けちゃったよ」「ごめんなさい」「ううん。悪いのは私だし。でもさすがにいい 体してるよね」「えーと、全部見たの?」「ばっちり」俺は赤面した。 「お腹空いたでしょ?お粥できてるよ。今しじみの味噌汁作るから。しじみって肝臓にいいんだよ」 そう言うとカオリさんはキッチンに向かった。 「カオリさん全然寝てないの?」「ん、ちゃんと寝たよ」「だって、布団一組しかないじゃん」 なんて他愛のない話をしながら飯を食ってるとカオリさんが「次郎君、***ってだれ?」と 聞いてきたので俺はギクリとした。 「あ、別に言わなくてもいいよ。寝言で泣きながら呼んでたから気になっちゃってね」 「・・・・昔の彼女。フラれちゃってさ。もう昔の話だから、全然気にしてないけどね」 「そう。」「昨夜は本当に迷惑かけちゃったね」「いいのよ。埋め合わせはしてもらうから。 今度は次郎君が何処かに連れてってよ」「うーん、じゃあ紅葉の見頃にはまだ早いけど箱根にでも 行こうか。でも、俺、タンデムは苦手なんだよな。車だな」「大丈夫、私バイク持ってるから」 「じゃあ、箱根にツーリングってことでいいかな」「いいよ」 2週間後くらいに俺とカオリさんは箱根に日帰りツーリングへ出かけた。 カオリさんはSRX400を巧みに操って速かった。上りは兎も角、下りでは俺のZZR400はついて行くのが やっとだった。バイクの腕は俺なんか問題にならない位上だったね。 大観山で休憩を取っていると急速に日が落ちてきて気温が下がってきた。 俺はカオリさんに缶コーヒーを渡すと「夕方は流石に冷えますね」「でも夕日は奇麗よね」 暫らく2人とも無言だったけれども、俺の左側に立ってたカオリさんが右手で俺の左手を握ってきた。 俺は指を絡ませるように握り返した。 「次郎君、今日はありがとう。とっても楽しかったよ」「俺も楽しかったですよ」 「そう?なんかあまり元気ないみたいだったけど」「そんなことないですよ」 「・・・・ねえ、私のこと好き?こんなオバサンだけど」「好きですよ」 「ねえ、私って次郎君の年上の彼女の代わりなのかな?」「なんで?」「この間寝言で姉さんって 言ってたし、ここって彼女と来た事あるんでしょ?分かるわよ」「・・・・」「今でも好きなん でしょ?」「・・・うん。でも、カオリさんはカオリさんだよ」「私でもいいの?」「・・・・・」 俺はカオリさんにキスをした。カオリさんの唇は冷たかったけど、舌は熱かった。 「うふっ。コーヒー味だ」「・・・・」「帰ろうか」「うん」 俺たちはターンパイクを下ってそのまま横浜に向かった。 一国沿いのファミレスで晩飯を食って「じゃあ、帰りますか?」と言うとカオリさんが 「まだ帰りたくない」と言うので「じゃあ、夜景でも見に行きますか?」と言うと頷いたので 港の見える丘公園に向かった。 バイクを止めて、噴水の辺りや大仏次郎記念館の辺りを歩くとアベックだらけだった。 結構風も冷たくなってきたのでポートヒルヨコハマの1Fの喫茶店?でコーヒーを飲みながら 夜景を眺めていた。「そろそろ出ますか?」と言うと「もう少し見たいな」と言うので 外のベンチに座って港やベイブリッジを眺めているとかなり冷えてきた。 「カオリさん、寒くないですか?」「少しね。でも、こうすれば暖かいよ」と言うとカオリさん は俺の胸に身体を預けてきた。俺は右手を彼女の腰に回して、左手で彼女の髪を撫でた。 すると、彼女が顔を上げて目を閉じたので俺は彼女の唇に唇を重ねた。彼女の唇を唇で甘噛みしたり 舌で軽くなぞったりしていると、彼女の方からも舌を入れてきた。俺のほうも彼女の舌を吸い返した りした。そうしていると冷たかった彼女の頬や息がどんどん熱くなってきた。 そうしていると、いきなり俺たちは後ろから光りに照らされた。一瞬のことだったけど 俺たちは唇を離した。後ろを振り返ると警官が足早に立ち去っていった。 (ヌッ頃すぞ、神○川犬警・・・・ロクナコトシヤガラネエ・・・・) 俺のテンションはそこで下がってしまったので、「そろそろ戻りましょうか?」と言うと、 「一人で帰るのはいや」「送りますよ」・・・俺達はバイクのエンジンを掛け、彼女の 部屋へむかった。 さっきのキスでカオリさんに火がついたのは分かっていたけれども、俺は彼女を送ったらそのまま 帰りたい気分だった。カオリさんは本当に奇麗な人だったし、彼女の事は好きだった。 回りから見たら俺みたいなサル助とは「ぜってぇあり得ねえ(友人談)」「一種の犯罪ですね(後輩談)」 な取り合わせだったけど、それでも最後の一線を越えるのを躊躇ってしまうほど、俺の失恋ショック から来る鬱状態は重症だったんだ。 彼女はそんな俺の鬱なところに萌えたというか、母性本能って奴を刺激されたらしいけど・・・。 今なら、辛抱堪らず近くのラブホに直行だろうね。 いずれにしても、初キスしてその日にHというのは俺の想定外。前の彼女とはキスから初Hまで2年掛 かったからね。自分で言うのもなんだけど、俺はオクテなんだよ。特に本気の相手に対してはね。 彼女のバイクを彼女の部屋から100mくらい離れた所にある駐車場(アパートの住人用、車2台分位 の端のスペースに大型・原付含めて5台くらいバイクが止めてあった。駐輪場とは別。良心的でナイスな 大家だ)に止めて、ロックをしてから、カオリさんをアパートの前まで後ろに乗せて行った。 部屋の前に着いて彼女を降ろすと、カオリさんはメットを脱いで俺の左腕の袖を掴んだ。 「ねえ、上がって行って・・・・お願い、一人にしないでよ・・」彼女の少し潤んだ瞳は俺の ハートを鷲掴みした。ヘタレの俺も腹を括った。 俺が彼女の部屋に上がるとカオリさんは不自然に明るい声で「寒かったよねー。お茶淹れるから 先にシャワー浴びておいでよ」と言って俺をシャワーに入れた。 俺がシャワーを浴びていると後ろのドアが開いてカオリさんが入ってきた。俺は固まった。 「うぅ、寒い寒い」「えぇっ、カオリさん、す、すぐ出ますよ」「いいの、いいの。どうせ、一度 全部見られてるんだから、今更恥ずかしがらないの」「・・・・・」「・・・・・」 カオリさんは後ろから俺の胸に手を回して抱きついた。背中には大きくて柔らかい胸の感触が。 彼女の身体は少し震えていた。 「次郎君、逃げないでよね」「この期に及んで逃げやしませんよ」と言って振り返ると、 「さっきのキス、素敵だったわよ」と言って唇を重ねてきた。 カオリさんの部屋のバスルーム、俺たちは唇を重ねあった。 カオリさんの舌が俺の口内に侵入してきた。少し力が入って硬かったと思う。 俺は舌の裏側を使って彼女の舌を受け止めた。 彼女の首筋に回した右手で彼女のうなじを逆撫でながら舌を絡ませた。 彼女の舌から力が抜け、舌が柔らかくなると俺は強弱をつけて彼女の舌を吸いつけた。 吸い付けた舌の先端には舌裏を絡ませた。彼女が舌を引くとそれを追うように俺は 舌を彼女の口内に侵入させた。彼女が舌を絡めてこようとするのをかわしながら 舌から極力、力を抜きつつ彼女の歯や歯茎、歯の裏を舐めた。 更に彼女の舌をかわして彼女の唇を唇で甘噛みしたり舌でなぞったりした。 焦れた彼女が唇を吸いなおしてきた瞬間、俺は唾液をたっぷり含ませた舌を彼女の 口内に侵入させ、自分の舌を彼女に委ねた。彼女は俺の唾液と一緒に舌を激しく 吸いたて、俺も間歇的に彼女の舌を吸い立てた・・・・。 (なんでこんなに細かく覚えているかって? これって俺のディープキスのお約束だし、 これをマターリとやるのがカオリさんのお気に入りで、何度も繰り返したやり方だからだよ) そのままキスを続けているとカオリさんの力が抜け、俺にしな垂れかかってきた。 俺が唇を離すとカオリさんはバスルームの床に座りこんだ。 バスルームには湯気と女性特有の「香」が漂っていた。 カオリさんはシャワーから蛇口に切り替えバスタブにお湯を貯め始めると「次郎君洗ってあげる」 と言ってスポンジにボディソープを含ませ泡立てた。 彼女は背中から俺の身体を洗い始めた。腕や脇を洗って後ろから手を回して腹や胸を洗った。 彼女の柔らかい胸が俺の背中を押す。俺の『小次郎』は既にスロットル全開だった。 カオリさんは一通り俺の身体を洗い終わると「はい、おわり」と言った。 おれは、「じゃあ、今度は俺が洗うよ」といって彼女の身体を洗った。手足や背中を洗ったら、 いよいよお楽しみのオパーイの番です。後ろから手を回して掬い上げるように揉む・・・じゃなくて 洗うとずしっとした充実感のある搗きたての餅のような感触。俺の手からはみ出そうな位の大きさ。 こんな巨乳は初体験だったので飽きもせず揉みまくっていると「もぅ、おっぱいばっかり触って、H なんだから」「カオリさんのおっぱい大きいよね。きれいだし」「ありがと。でも大変なんだよ。 肩こるし、運動とかしないとすぐ垂れるし。毎日腕立てとか腹筋してるんだから」 実際、カオリさんは服を着たときもスリムだけど、脱いだ時も引き締まった張りのある身体を していた。奇麗な人は奇麗になるために努力してるんだなーと思ったよ。 シャワーで泡を流すと「髪も濡れちゃったからついでに髪も洗うわ。次郎君、先にお風呂つかりなよ」 湯船の中から彼女の様子を眺めていたけど、髪を洗うなんて日常的な普通の行為でも普段目にする 事はない光景だから妙に興奮したな。 カオリさんは髪を洗い終わると「次郎君交代」と言って湯船に入ってきた。俺はバスタブにに腰掛けて 足だけ湯に漬かった。俺は上からカオリさんを見下ろす形になった。 上から見下ろすカオリさんの乳はやっぱり大きくて奇麗だった。牛乳ビンの蓋位の周りの肌色より少し 濃いくらいの薄茶色の乳輪。中央の乳首は陥没乳首だったけど、十分美乳と言える乳だった。 湯に漬かってへたり気味だった『小次郎』も再起動、V-MAX発動!といった感じになった。 小次郎の再起動する様子を見るとカオリさんの顔は見る見る赤くなってきた。顔を赤くしながらカオリ さんは「もおー、やらしいんだからー」「だって、カオリさんのせいだし、俺には止められないもん」 そう言うとカオリさんは暫らく黙り込んだ後、「次郎君、こんなことしてもらったことある?」と言うと 小次郎を咥えた。俺もAVくらい見た事はあるけど、風俗なんて行った事なかったし、あくまでAVの中の 事だと思って人にしてくれと言った事もなかったので驚いた。 カオリさんのフェ○は・・・今思えば下手だった。時々歯が当たって痛いし、深く咥えすぎて咽たり してた。でも、興奮度は風俗などでは絶対味わえないものだった。カオリさんの舌が小次郎の口を 擦ると唐突に限界が訪れた。「カオリさん、駄目だ!」と言って彼女の頭を離そうとしたら、カオリさん は俺の腰に腕を回して力を込めた。俺はカオリさんの口の中で果ててしまった。小次郎の脈動が止まって 10秒ちょっと位かな?そのままの体勢でいたんだけど、その後カオリさんの喉が『ゴクリ』と動くのが 判った。でもその瞬間カオリさんは激しい勢いで口に手を当てながらむせ始めた。 湯船から飛び出て激しくむせるカオリさんの背中を摩りながら「カオリさん、大丈夫?ごめんね、ごめんね!」 涙目になったカオリさんは肩で息をしながら「ううん、大丈夫。私がやってみたかっただけだから」 「手を洗わないと」そう言って俺はカオリさんの手についた液をシャワーの湯で洗い流した。 するとカオリさんが「ねえ、次郎君すごいよ、まるで糊みたい!ベタベタだよ。お湯で洗うとこんな 風になるんだ!」と妙に明るい声で言うものだから、俺は脱力した・・・。微妙な所で調子が狂う。 何か違う・・・? いい加減長風呂しすぎて、2人ともちょっとのぼせてた。部屋のヒヤリとした空気が火照った肌に心地 良かった。「次郎君、何か飲む?」そう言うと部屋に備え付けの冷蔵庫を開けた。中は缶ビールに缶 チューハイ、ワインが一本・・・・酒ばっか。仕方ないので俺は緑茶に氷を一杯ぶち込んで飲んだ。 カオリさんは白ワインを開けて飲んだ。「付き合い悪いなぁー。このワイン美味しいよ。次郎君も飲んで みなよ」「うん」俺はお茶を飲み干してグラスを差し出した。「ワインに氷は邪道だよー」と言いながら 自分のグラスのワインを口に含むとワインを俺に口移ししてきた。俺がワインを飲み込むと、ワインを ボトル半分と少しあけて上気した顔で、「ねえ、いっぱいキスして。次郎君のキス、素敵よ」 俺たちはマターリねっとりとキスをした。キスしながら俺は彼女のバスタオルを剥がした。 右手の人差し指と中指で彼女の乳輪を間歇的に挟みつけるようにしながら彼女の左胸を揉んだ。 しばらく揉んでいると彼女の乳の張りが強まって、陥没していた乳首が「ぴょこん」と飛び出した。 俺は人差し指の先でその乳首をクリクリ転がすように刺激した。すると乳首がきゅっと硬くなって、 その瞬間、カオリさんは「んふっ」といって脇を強く締め付けた。 俺はカオリさんの唇から唇を離した。カオリさんは「あン、もっと・・・」と言ったけど、 俺はカオリさんの上にのしかかるようにして首筋を通って胸まで、舌を使いながらキスして下がった。 胸まで下がると両胸を真ん中に寄せて上げるように揉みながら、左右の乳首を吸ったり、舌で弾いたり した。すると、右の乳首も立ち上がってきた。 俺は、左手で右胸を揉み、左の乳首を吸いながら、右手を下にゆっくりと這わせていった。 俺の手が彼女の陰毛に触れると、カオリさんはぴくっと身体を硬くして「次郎君、待って」「???」 「お布団敷くからちょっと待って」そう言うと俺から離れてバスタオル身体に巻いて押入れの方に行った。 布団を敷いているカオリさんを見ながら俺は言った。「ねえ、カオリさん」「ん?」「カオリさん、すごく無理 してない? 本当に俺なんかでいいの?」「・・・・」 俺は女性に対して積極的な方ではないし、ルックスも「ロブ・カーマン!」「栄養失調の平仲明信!」 「反省猿の次郎!w」なんて言われるくらいだから女に一目惚れとかされるタイプではないのは自覚 していたしね。彼女なら言い寄る男も多いだろうし、断る男も居ないだろうから、わざわざ俺みたいな のを選ぶ理由が理解できなかった。 カオリさんが口を開いた「・・・無理は・・・してるかも。次郎君の事は好きよ。でも、30を過ぎた女が 新しい、しかも年下の男を好きになるのってすごく怖いのよ」 「何で俺だったの?」 「次郎君って、しっかりしてる癖に妙に危なっかしいし、優しいくせに鈍いんだもん。お姉さんとしては ほっとけないじゃない?」「それに、次郎君に好きになってもらえたら、私だけを見ていてくれそうだし・・・」 「・・・・・・」 「次郎君こそ本当に私でいいの? 今、次郎君に抱かれたら、私もう離れられなくなっちゃうよ? 一人で居るのに耐えられなくなっちゃうよ? それでもいいの?」 胸に熱いものが込み上げてきて、俺はカオリさんの肩を抱き寄せた。思えば、この時俺はカオリさん のことを本気で好きになって、それが前の彼女のことを吹っ切る切っ掛けになったんだと思う。 それからは週2・3回のペースでカオリさんと会ったな。箱根に行ってからは外で飲み歩いたり することは少なくなって俺がカオリさんの部屋に通う形になった。カオリさんの部屋に物も徐々に 増えてきた。 カオリさんのお陰で俺は急速に鬱状態から脱して、バイトを始めて、稽古にも復帰した。 クリスマス前には半同棲状態で自宅に帰る日より彼女の部屋に泊まる日の方が多くなった。 年が明けて2月、確かバレンタインデーだった。外で食事して、ホテルのベッドの中で俺の腕に 腕枕してたカオリさんが突然「次郎、私今月一杯で@@に帰るわ」と切り出した。 「えっ?」 「私、@@に夫と子供が居るの。夫とは冷え切っててもうどうでもいいけど、子供にはやっぱり母親 が必要だと思うの。今年、小学校に上がるのよ」「どうしても帰るの」「うん。あなたが今の私くらい の歳になった頃、私は40過ぎのおばあちゃんよ。あなたにはきっと若くて可愛い人が見つかるわ。 私、やっぱり子供の所に帰るわ」 「そっか・・・元気でね」カオリさんは泣き笑いしながら「本当に嫌な奴。少しは泣いたり取り 乱したりしてみたら?」「だって、もう決めちゃったんでしょ?」「あなたのおかげで帰る決心が ついたわ。ありがとう」「俺こそ、カオリさんのお陰で元気になれたんだよ。ありがとう」 なんて、彼女の前ではカッコ付けてみたけど、実は頭の中は真っ白。 ダンナだの子供だの、そんな話聞いてねえよ。いきなり帰るってなんだそりゃ? 俺はもう泣きそうでしたよ。 ただ、最初の彼女の思い出は、思い出すとまた鬱入っちゃいそうなくらい胸が痛いんだけれども、 カオリさんの思い出は結構楽しい思い出なんだよね。 彼女のお陰で俺は完全に鬱状態から復活できたし、彼女の中での俺のポジションが「頼りない弟」的 なものなのは感じていた。それに、俺自身がこんな関係がそう長く続くものではないってことは判って いたしね。 まあ、兎に角、俺はまた振られちまった訳です。 |