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●山中温泉・ビンボマガジン 39Yamanaka Unperiodical Magazine 39 |
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Y商工会の経営指導員D氏
「あなたのような素人に判断は無理だ。仕訳科目認定委員会を招集する必要がある。その際、私が委員長を受諾してもよいが、報酬は最低30,000円+消費税が必要。それより水道のパッキンとはいえ、全部業務で使う訳ではないだろうから、たとえば60円分が経費、残り40円分が家計費と按分しないと、脱税でタイーホされる」
ああ、もう涼宮ハルヒではないがウツだ。テレビ画面では松岡農水相が必死に釈明している。何、都会では水道の水が飲めず、年間500万円を高熱水費に計上した、だと。ふざけるな。野党は断固追求の手を! と思っていたら、夕刊が届いた。野党である民主党・中井元法相が電話や「花代」まで高熱水費に入れていた、と記事にある。なんだこりゃ・・ その横ではTBSが2ちゃんねるの掲示板を捏造・・
なんか100円の水道パッキンなど、もうどうでも良くなってきて、書きかけのまま投函しちゃった。
バブル期の山中温泉のこと。ある会合で町全体をライトアップする企画が出されました。光害や地球の温暖化のことが頭をかすめ、うっかりその点に触れたところ、失笑を買ったあげく、こきおろされました。バブルという巨大な流れに竿をさすとは、われながら愚かなものです。
以来20年。「温暖化防止」はすっかり定着したかに見えますが、冷静に観察すると、さほど事情は変わっていないようです。というより、政治やビジネスが絡んで複雑になった分、却って厄介かもしれません。こちらでも、排出権にからむマルチまがいの話が舞い込みます。よくよく注意してみると、声高に「環境保護+温暖化防止」を叫んでいるエコロジストは、さんざん炭酸ガスを吐き散らした張本人である場合があります。消火活動を指揮した消防団員が、実は放火犯だった、なんて。この場合処罰されても、賞賛はされないでしょう。植林もハイブリッドカーも、虚飾のプロパガンダのように見えてきます。そう言えば、エコとエゴってなんかゴロもおなじ。
例は温暖化と環境保護に及びません。農薬から有機栽培へ、という図式からオーガニックブームが起こり、信者もうなぎのぼりの様子。DDTの工場跡地にオーガニックレストランがオープン。で、オーナーは同じ。世渡りの見本みたいですね。まあ、地上から農薬が消滅すれば、われわれ害虫にとっては天下なのですが・・。
田向編集長と一緒に現れたのは、金沢市在住の女性フリーライター、conifer の小杉智美さん。都会でじっくり基礎を学んだ、実力派のクリエーターです。聡明で優れた感性を持ち主で、キラキラと輝いています。でも、逆取材では「ええ!? でも顔出しはNGで・・」とはにかみ屋の一面も(左)。
モラルもへったくれもない、BINBO Magazine とは異なり、「山中温泉の顔」とも言うべき紙媒体の企画は、つくづく大変だと感じました。余計な話をいろいろしすぎて申し訳ありませんでした。それより、発刊以来12年間の歴史がある「おかみ歳時記」。「あの店に来るようでは、いよいよネタ切れか・・」と言われないよう、ますますの充実を願っています。
※右画像は山中町(当時)発行・「広報やまなか」より
変質者ニュースが連日続く中、先月は福岡県筑紫野市でのセクハラ教師事件が報道されました。この中学教師は教え子のアソコをズボンの上から触っていた、というのです。その事件で思い出すのは、一時山中温泉の子どもたちを震撼させた、その名も「きんたまじじい」という名の変質者です。
私が小学生のころから、総湯(山中温泉に共同浴場)に「ヘンなじじいが出没する」という噂が出ました。その男は浴槽中央の大柱を背に体を浸し、子どもが湯船に入るのを虎視眈々と待ち続けます。そして、子どもが傍らを通りかかった瞬間、電光石火のごとくとびかかり、○んぽもろとも「きんたま」をわしづかみにするのです。その後は何事も無かったかのように無言で定位置に戻るという、50〜60歳ぐらいのおっさんでした。
私もこの「きんたまじじい」に何度か遭遇しました。風呂の中で子どもたちが男の姿を見かけると「ああ!! きんたまじじいや!! やあ〜い、やあ〜い」とはやし立てるのですが、男はじっとこちらの様子を伺うだけで、無反応のままです。
今なら警察に通報され、逮捕されかねない事案です。しかし、その男が御用になったという話も聞かないまま、いつのまにか山中温泉から姿を消しました。きんたまじじいの正体に関し「九州方面から流れてきた男だ。元々は痴漢上がりだが、別府温泉で子どもの金玉を※にがんでからクセになったらしい。全国温泉きんたま・にがみツアーの途中で山中に寄ったのだろう」 などと、まことしやかな説が流れましたが、真相は不明です。
ただ、今回の事件が北九州で発生したことを見て「あ、このセクハラ教師こそ、あの『きんたまじじい』の息子では・・ 」と数十年前の出来事が鮮烈によみがえってくるのです。
※にがむ (動詞・いやらしい感じでにぎること)
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↑の画像はご本人の希望。クローズアップもあるのだが、「こっぱずかしいので、ロングで」とのことでした。甘い! 彼女の魅力をあますところなく捕らえたショットは「続・山中温泉美女図鑑」に。しばらくの間は「新着写真館」にもあります。これとこれは「滝クリ」越えてるな。
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お話をしてくれたメインキャスターの田中みゆきさんは、弾けぶりがダイナミックですが、笑顔もとってもチャーミングです。同行の女性(右端)もエレガントな物腰から、タレントさんかな? と思ったら、女性プロデューサーでした。う〜む。本来ならば、今頃はマスコミ各社への宣戦布告状を書いているはずでしたが、魅力溢れる笑顔にあっさり降伏。あんたらに免じて赦してやろう。(←酒を飲んで読み返したら気が大きくなった) この美人キャスターにはなんかオーラを感じますし、スタッフのチームワークもなかなか。意外とローカル局の現場の方が、いい仕事してるんじゃないかな。聞いてるか、TBS。仕事中お邪魔をしたうえ、撮影も気軽に応じて頂き恐縮です。一足速く、山中温泉にさわやかな春の風が吹き抜けた、そんな午後でした。
オンエアは3月9日16時54分〜18時54分。金沢発イブニング・ファイブ、「みゆきのココ行こ」です。お楽しみに
「本当に世話を焼かせやがって・・」
ブツブツ言いながら湯の曲輪に来てみると、人だかりが。GOGOは本多町3丁目の実況で、ラジオカー到着までの打合わせとのこと。でも、この私、無類のマスコミ音痴で番組名も知りません。しかも、唯一知っている「どよーはいっき、ばりばりとおーーん け?」などと言って、周囲の空気を凍りつかせたあげく、その場に居合わせた女性スタッフに写真撮影のお願いをする厚かましさ。にこやかに応じて頂きましたが、内心ムッとしていたのでは。
それより、傍らで仕事ぶりを拝見していたのですが、その真剣なまなざしに感動しました。あ、きっと良い仕事する人なんだ。この方があの堀越純子アナと知ったのは、後のことです。本当にご迷惑をおかけしました。将来TBSを背負う看板アナになること請合います。手を怪我されていたようですが、治りましたか?
現在、都会に住んでいる同年のS君が、帰省中に総湯(共同浴場)で体験した話です。
「洗面台に行ったら、個人用風呂桶が置いてあったので、それを脇にどかして座った。洗髪しながらふと横を見ると、その下座で老人がものすごい形相でボクを睨みつけていた」
憤懣やるかたない表情でS君が語るので、私はやさしく彼をたしなめました。
いいかい、君は大変な失態を犯した。この社会には厳然として格差、あるいは序列が存在する。「長幼の序」もその一つだ。風呂桶の置いてあった場所は、その古老の定位置だったに違いない。それを脇によけ、下座に追いやるとは無礼千万であり、古老の逆鱗に触れたとしても当然だろう。私なら洗面台の一番下座に座るか、先客がいれば空くまで待つね。これが大和民族のしきたりというものだ。昔の菊の湯=共同浴場施設は入口が二つあった。平等主義といえば聞こえは良いが、実際はそんなものではない。私ならずとも上下が分からず、町民は困惑したものだ。建物の改築時に、出入り口が一つに統一され、「○○さん、ささ奥へ・・」と席を譲れるようになったんだ。つまり、当時の山中町は現代の格差社会を先取りしたわけだ。どうだ、分かったかね?
そこでS君がひとこと 「バッカじゃね〜の。こんな山中、出てってよかったわ・・」
(ボクもそう思う・・)
菊の湯(共同浴場)の脱衣場にて。
ゴムが伸び、よれよれのパッチ(ももひき)を履いている私に常連さんのA氏が言った。
A「あんか。おめのラクダのモモヒキ、半分ずり落っとるがいや。あらめんどくせ〜」
(※標準語訳:君のパッチはずり落ちて半ケツ状態になっており、非常にみっともない)
私「失敬なこと言うな。このファッションはローライズといって、都会では流行ってるんだ」
B「それより縫い目がハッキリ見えるとるけど、これ裏返しねんけ・・」
私「あんた何言ってんだ。リバーシブルと言ってくれよ」
モモヒキをずり上げながら言うと、今度は背後にいたC氏が
C「あれ? お尻の方に小便窓があるわ。前後ろ反対みたいやけど?」
大きなお世話だよ。パッチを脱がなくてもウンコができるという、プレタポルテでも注目のデザイン・コレクションなんだ。
と言ってやりたかったが、猜疑心の強いこの連中が信じてくれるはずもなく、もはや反論をする気にもならない。私が去った後、多分この3人は「あいつも若年性アルツハイマーが発症したんやろか・・」と噂しあうんだろう。明日からフロ行きたくないな。登「風呂」拒否症になったみたい。
今回の不二家にまつわる一連の騒動は実に奇妙です。そもそも、事件発覚の契機となった内部告発文書は、一体誰が何の目的でマスコミに配布したのでしょうか。どうしても正義感からとは思えません。なんだか、食品の安全管理システムの虚をついた一種のテロ行為のような気がします。メディアから吊るし上げをくって、その都度神妙に謝罪会見を重ねる幹部も「納豆の捏造番組を垂れ流しておいてなんだ。お前がいうな!」というのが本音でしょう。
どうも、自分自身、食品衛生思想の様変わりに気付かなかったようです。私のような昔人間ですと、食品の安全性は原則として自分が判断します。色が飛ぶ、匂いが変わる、舌が刺す、酸っぱくなる、糸を引く・・微妙な変化をいち早く察知し、極力食材を捨てることがないよう工夫をしてきました。
しかし、今や「賞味期限」が絶対的基準にとって変わられました。日向に放置しようが、冷蔵庫に保管しようが、基本的には同じ扱い。すなわち、ある基準点を境に口に入れるか、捨てるか、という2ビットのデジタル方式なのです。にも関わらず、ノロウイルスも鳥インフルも一向に収束の気配はありません。というより、衛生上の理由で合成保存料や抗生物質の食品添加を促し、結果的に新型病原微生物にとって居心地の良い環境を提供したのではないでしょうか。つまり、BSEもノロウィルスもO157も、一見厳正なデジタル式食品衛生管理システムの申し子なのです。
賞味期限が切れた瞬間、これ見よがしに食材を大量投棄することが、企業倫理のお手本のように礼賛されています。その一方で「もったいない運動」が展開されるという矛盾。一連のCO中毒死事故と違って、不二家で少なくとも食中毒死者が出たわけではないのに・・ などと言うと、あんたも同じ穴のムジナか、とつるし上を食らってはかなわん、そんなわけでほとぼりが冷めるまで黙ってました。ハイ。
前回とは異なりシステムを再構築する気力が起きません。だいたい、仕事以外のデータはバックアップも満足に取っていませんでした。そんなことですから、アッサリ、パソコンなし生活に鞍替え・・と頭がよぎったものの、回りが許しません。いつもは仏頂面のセガレまで「お父さん、頑張れえ」とエールを送る始末。いつの間にやら、パソ厨房に。やむなくバルク品を調達し、再セットアップしました。
仮復旧まで半月余り。未だ前面復旧には程遠い状態です。というより、このノートはとうに寿命を終えた後で、今の状態はゾンビさながらの状況のような気がします。
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