「もうちょっと うだうだ帳」抄
2つ目の日記、「もうちょっと うだうだ帳」(2004.10.15〜2006.4.19)から、わりと反響があったものの抜粋です。
◆移転しました◆Weblog / 2004年10月15日 20時01分33秒
ぼーっとしているうちにジオシティーのサイトがややこしいことになっていた。
クッキーに頼ってたからIDもパスワードも知らん。ヤフーに問い合わせようにも最初登録したアドレスがなんだったのかさえ記憶にない。
めんどくさいし「うだうだ帳」止めようと思ったのだが、いきなり止めて死んだと思われてもなんなので、それにいざ止めようと思ったらもうちょっと書きたいような気もしてきたので、もう少しの間はたぶん書きます。よろしくです。
…ああー、ジオのサイトを整理したい(恥)。
◆この1週間◆
図書館で4回生になった受講生に会った。「大学4年間で先生の授業が一番良かった」と言われた。
へー、
「大学4年間で先生の授業が一番良かった」って。
もう一度。
「大学4年間で先生の授業が一番良かった」って!
…常勤にしてくれよ…。
◆シンプルライフしてどうする◆Weblog / 2005年03月03日 09時50分19秒
「汚らわしいものだと思っているからお金が寄ってこないのだ」とよく言うが、私は別にお金嫌ってませんから。というか、大好きです。別に清貧の貧乏書生を目指しているわけではない。
もしお金がたくさんあったらもっと本を買い、図書館みたいな家に住み、図書館や博物館を作り、○○学研究の基金を設立するだろう。
「お金で何でもできるということはない」なんて言う人は、お金以外の何が重要だと言うのだろう。結局、地縁・血縁になってしまうのではないか。それなら実力で稼いだお金の方がずっと公平だ。
同年代の友人に鼻で笑われるような貯金しか持っていない私だが、昨年半分はドルにしたし、株で10万ほど儲けた。デイトレーダーみたいなことをしないのは、研究する時間がなくなるし形而上的なことに頭が行かなくなりそうで、そうなると小金を手にしても私にとって幸せではないからだ。
そう考えると本を読む楽しさだけに絞ったワタシの生活って、シンプルというか、単純。
最近シンプルライフとかスローライフとかが流行でそういうサイトもよくあるが、どれもパイン材の家具や素人仕事にしか見えない雑貨を揃え、リネンを多用したキッチンでパンを焼き、おいしいお茶をいれてほっこりしているだけに見えて食傷気味だ。で、いったいどう生きたいの? と思う。「長く手入れして使えるいいモノ」買うのにお金使うより、アナタの人生に必要なものはないのか?
目標のない人が単にシンプルライフしててどうする。
いや、貧乏人の僻みか。大きなお世話でした。
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コメント
あいたたた (pyonpyon21) 2005-03-03 10:29:47
ちょうど、「天然○○」という隔月刊の雑誌を購読しはじめました。同じく隔月刊の「クウ○ル」の出ない月に売られています。書いてあることを実際にやってみようとしたら、「天然」は、わりとお金がかかります。
出てくるモデルやクリエイターにいちいち「さん」がついているのが、「天然」の特徴です。
カミングアウト (ひるあんどん) 2005-03-03 23:50:16
実は数回「天然○○」買ってます…。貧乏ごっこしてますよねぇ。出てくる「某々さん」は知らない人ばっかりですが、きっとその筋では有名な人なのでしょうね。
Unknown (pyonpyon21) 2005-03-04 12:41:56
女性誌の本文記事にしばしば見られる「某某さん」は、擬似お友達気分のうちに直接間接に物やサービスを流通させようというわかりやすい計算が見え隠れすることもあり、けっこう警戒しますです。
「いいものだから大事なあなたに使ってもらいたいの」と、いうマルチ商法の語り口に似ているとまではいいませんが。
◆Xデーが来てたのか◆Weblog / 2005年04月14日 09時24分14秒
非常勤を細々と続ける親の辛い境遇を子供が理解するのはいつ頃なんだろう、その時子供はどう思うだろうというのが、子持ちの私の恐れるところだった。
…小学校高学年で理解しましたがな。
「塾の○○先生って○○学を研究してるって言ってたけどママと同じで自分の研究室ないのかなあ? 塾で教えるより研究で儲けて生きていきたいよねえ?」
ああ、○○先生そうだったのか…。思わず心の中で「ナカーマ」とつぶやく。
でも親を見ているくせに研究者になりたいなんて言う。絶対絶対自分のようになって欲しくないんだけど。
◆うつくしいもの◆Weblog / 2005年05月18日 12時09分13秒
帰りに本屋でペットをなんで食べないかとかいう本を一冊立ち読みして、『世にも美しい数学入門』を買ってくる。
小学校高学年から中学の頃、図書館に通って文系の本は何でも乱読し、理系の本は数学に夢中になった。近所に理系の本をたくさん持っている家があったので、そこにも借りに行った。『世にも美しい数学入門』を読んで、そのころの気持ちが甦ってきた。
感受性の豊かだったあの頃、この世の中に「うつくしいなにか」があることに気付いた時の感動が忘れられない。数学はその最たるものだった。
数学はこの世に存在するうつくしいものをそっと掬い出す作業だと思うが、その後の私は「自分でも美しいものを作り出すことは出来ないかしらん」と思って過ごしてきた。お習字をしたり、畳くらい大きな油絵を描きまくったり、独学のギター片手に歌を作ったり、物語を書いたり。結局自分で作り出す才能はないみたいだけど。
今の私はうつくしいものを「ほら、うつくしいでしょう」と説明するために研究をしているようなものだ。貧乏生活でも幸せなのは、うつくしいものの世界に遊んでいるからかもしれない。
◆悪夢◆Weblog / 2005年06月30日 14時26分52秒
このところ悪夢ばかり見るのだが、今朝はトンネルの中を匍匐前進して進む夢だった。
鬱病にかかっていたとき匍匐前進する夢ばかり見ていたので、かなり疲れがたまっていると思う。一日寝潰してしまったのも良しとしよう。
しかし今朝見た夢の後半では、私は匍匐前進するのを止めて後戻りしてトンネルを脱出し、中にいる人たちを救出するべくハンマーや鶴嘴などでトンネルをぶっ壊しているというものだった。頼もしいぞ自分!
◆本に埋もれた家◆Weblog / 2006年01月31日 10時11分11秒
受験が終わった息子がテキスト類を何の感慨もなく捨て始めました。引っ越しするかもしれないと言って、つれあいも雑誌や単行本を激しく捨てています。もちろん一番大量の本を持っているのは私です。引越となると、私もある程度本を整理しなければなりません。もそんな休日、家族揃って鴨鍋を食べながらTVを付けると、大改造!!劇的ビフォーアフターという番組で、まさに「本に埋もれた家」をリフォームしていたのです。
「これは参考になるかも」
「うちみたい」
「この人なんの商売やってるんかな?」
と家族団らんしてみていたのですが、
「夫婦で大学教授と助教授だって」
「ママより偉い?」
「うん、ママは研究室もない講師やからね」
「………」
久保本家酒造の初霞を味わっていた私、TVに向き直りご専門はと映像を見ると、目に入ってくる本は『買ってはいけない』『ワイルドスワン』『日本国語大辞典』のしかも旧版などなど。…なんの研究やってるんや。
「捨てろー。あんなんブックオフで腐るほど売ってるやろが。だいたい国語辞典くらい第2版買えよ研究者やったらー。しかも事典を床下収納するなー。本優先やったら台所に金かけるなよー。だいたいこのおばはん料理作るんかいー。夫婦揃って常勤やのに千八百万でリフォーム依頼? サクッと自分らで家建てろよサクッとー」
まあまあと息子になだめられながら鴨を食べていると、このおうち高校生と大学生の息子がいる。本に占領されているせいで今もお母さんと布団を並べて寝ていたそうです。…はぁ?
「こら、息子ー! かあちゃんと寝てるう? そういう状況を何とも思わんのかい、下宿せえ下宿!」
ブラウン管に向かって回し蹴りしようとするところを息子に取り押さえられまして、続きが見られませんでした。
本に埋もれた家どうやってきれいになったんかな。見たかったな。
◆株を始めた◆Weblog / 2006年02月25日 00時46分03秒
最初、「貧乏書生の生活術」っていうサイトのおまけとして始めた日記「うだうだ帳」だけど、膝を貸りて耳クソをとられるっていうか、庇を貸して母屋を取られるっていうか、そのうち「うだうだ帳」だけ更新するようになった。貧乏な上鬱病にかかってたので、1日のうち調子のいい時間に短く体調を記録しているような簡単な日記で、今読めば痛さがマウンテンなんだけど、時代はちょうどリスカの画像を晒すようなメンタルサイトのはしりの頃だった。「うだうだ帳」は一部では治す気のある前向きな闘病記なんて言ってもらえて、今のネット環境からは考えられないんだけど、健全なオフ会とか、個人的なメールのやりとりとかして、いろんな人に支えられて、あたしは緩やかに快復していったってわけだ。クスリがいらなくなった時点で「うだうだ帳」もやめたらカッコよかったのに、昔から日記を書くのが習慣なので何となく今日まで続いてる。
そのうえ最近は、貧乏書生っていってるくせにドルを買っただけでなく株まで始めた。といってもたった10万ちょっと買っただけだから、夢を買うなんて言ってライブドアの株をちょこっと持ってたニートと同じようなもんなんだけど、これはあたし的には大きな決心だった。というのも、あたしのまわりではブームになる前から株をしている人がわりといて、それを見てあたしはずっと、なんだかなあと思ってたわけだ。たとえば晩御飯の後くつろいでてテレビを付けたら、ビルに飛行機が突っ込んだ映像が映し出されたとする。株をしていない人は、思わずテレビの前でビックル一気飲みして、なんて酷いことが! とか、今ビルの中にいる人は? とか被害者について心配したり哀しんだりすると思う。でも株をしている人は、飛行機がビルに突っ込んでも、火山が爆発しても、まず自分の株に対する影響を考えてしまうのだ。それになんにも起こらなくても、四六時中携帯片手に株価をチェックしたくなるらしい。あたしはとにかくできるだけ猫みたいにぼーっとしてるか、考えるなら形而上的なことだけにしたいとずっと思ってたし、日記にもそう書いてたのに、最近老後とかもリトル気になって、株を買うなんてついに悪魔に魂を売り渡してしまったと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?
‥‥そんなワケで、昔からの読者なら知ってると思うんだけど、貧乏書生っていうのは「うだうだ帳」では大学院を出ても就職できない人ってことだ。その貧乏書生はだいたい大学で非常勤の講師をしてるんだけど、大学からもらっている報酬だけではぜんぜん生活できない。でもあたしはラッキーなことに講師料とは別に「10万ちょっとなら、なくなってもいいか〜」と株を買うくらいの原稿収入がある。原稿と言ってもライターとして名前が出るものではなくて、日記の中では「闇の仕事」と書いているものだ。あたしは文章を書くくらいしかできることがないから、仕事があったらありがたく受けてゴーストライターでも何でもする。でも原稿の仕事もなかなか増えないから、こうなったらいよいよ株をするしかないと思う。それも単に株をするだけでなくて、自分で買った株の株価を操作できたらいいだろうなと思う。そのためにはまずA社の株を買い、アクセス数の多いブログとかで、ライバル企業B社の危ない内部事情を書けばいいってわけだ。
だから、最近とても有名になった「きっこの日記」の正体かと言われてる「チームきっこ」のメンバーが、書き手の一人として雇って欲しいと思う今日この頃なのだ。
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コメント
パスティーシュ (pyonpyon21) 2006-02-26 23:05:34
ひるあんどんさまの一人称単数が「あたし」?
しばらく訝しがりながらも読み進めたら、
なるほど、そういうことなのですね。
ああ、吃驚。おもしろかったです。
やっぱり (ひるあんどん) 2006-02-27 20:41:28
チームきっこのお誘いは来ないです。文章がまだまだかしら。
チームきっこ (江草 乗) 2006-02-27 23:56:49
私もチームきっこに誘われたいと
思っています。でも今よりももっと忙しく
なりそうです。
お入りになりたいの? (pp21) 2006-02-28 00:06:42
私の知る西の才人おふたりが、あれにお入りになると
(ところで、ほんとに「チーム」なのですか?)すごいことに
なると思われますが、オリジナルの御日記も楽しみにして
おりますので、宜しくお願いいたします。
こうなったら (ひるあんどん) 2006-03-01 09:22:52
「チーム言いたい放題」を結成して株価を操作するのだっ!
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