ハイビスカスってなんだろう



ハイビスカスは野生には無い園芸種です。

本来はフヨウ属全般の植物を言います、
例えば槿の学名はHibiscus syriacusであるようにです。

たゞ来歴から我が国ではハワイ種に代表されるような
園芸種のみをハイビスカスと呼んでいます。

ハイビスカスを仏桑花と呼ぶ場合があります、
仏桑花は扶桑花とも書き、
扶は芙蓉の事ではなく槿と考えられています、
つまり「花は槿に似て、葉は桑のよう」
という事で付けられた名前のようです。

仏桑花が漢名なのか和名なのかよく分かりませんが、
名前からは昔からあった植物ではなく、
比較的新しい時代に
他の地域から入ってきた植物だという事が出来ます。

仏桑花も元々雑種植物である為に変異に富み
ハイビスカスに近くはありますが
全く園芸種として造られたハイビスカスとは少し違うようです。

沖縄には「赤花(あかばなぁ)」と呼ばれる仏桑花があります。
ハイビスカスとハイビスカスの原種の
中間くらいのもので、
福建省辺りから入ってきたと言われますが、
原産が福建省なのかどうかははっきりしません。

 アカバナ-

赤花の別名に「後生花(ぐそうばな)」という呼び方があります、
沖縄南部でよく使われるようですが、
死者の後生の幸福を願って
墓地に植栽するという習慣から来たものらしいです。
沖縄には生きている時間より
死んでからの時間の方が長いという考え方があるようです。

たゞ所変わればで、
他の地方に行くと本土の彼岸花と同様、
墓地に植えられている事と赤い色から忌み嫌う人もあるようです。

ハイビスカスは園芸的にはインド洋諸島も含めた東アフリカ産と
ハワイ産のフヨウ属のものを原種としています。
その為中国南部などのフヨウ属は
ハイビスカスの原種とはされていません。

その原種になったものは
クレイーやコキオ、ジェネヴィー、ストーキー、
アーノッティアヌス、ワイメアエなど色々あり、
これらを親木や花粉親として
交配され作られてきました。


そんな中で僅かですが、
実際に見る事ができたものを掲載します



これは風鈴仏桑花、
私が見たものは植物園でなので
これは戴いた写真です。

仏桑花に似て、垂れ下がった花姿が
風鈴に似ているところから付けられた名前のようです。
原産地は東アフリカのモンバサやザンジバル島と言われています

独特の花びらとその色が宝石珊瑚に似ていることで、
コーラルハイビスカスとも言われます。




これはリリフロルスに似た花です、
那覇市の歩道上に植えられていました。
園芸種のハイビスカスに比べれば
うんと小さな花です。

アイスピンクかも知れませんが。





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