小田敦己さんについて

 このホームページは小田敦己さんが書かれた”一兵士の戦争体験”「 ビルマ戦線 生死の境」を基に作成しました。
かつて日本軍将兵三十一万人がビルマに派遣され、そのうち十九万人が帰らぬ人となりました。
 実に驚くべき数字です。彼の所属していた五十四師団(兵兵団)は、編成当時一万六千五百人いましたが、一万二千人が戦死し、復員したのはわずか四千五百人という、まことに痛ましい限りの犠牲者の数です。
 しかも、戦死した将兵たちのほとんどの遺骨は帰還できず、灼熱の太陽と風雨に曝されたままビルマの土と化し、そして歳月の経過とともに風化し、忘れ去られようとしています。
 彼はこの本の自費出版について次のように述べています。
彼はこの本の自費出版について次のように述べています。
 『私は奇跡の連続と幸運に恵まれ、また多くの戦友(そのほとんどはその後、戦死)に助けられたのです。しかし、彼らは、もうー度内地の土を踏みたい、親にー目でもよいから逢いたい、妻子はどうしているだろうか、と思いながら、地獄のべグー山系に倒れ、濁流渦巻くシツタン河の藻屑となったのです。
しかも、その屍は禿鷹についばまれ、あまりにも悲惨で忘れるわけにはいかないのです。
 今日まで生かしていただき、平和の中に暮らしている私には、亡き方々に対し、慰霊の誠をつくさねばならない責任があります。書物として書き残すのも、講演会において亡き戦友の実名をあげて語り伝えるのも供養であり、幸運にも生き残った者のせめてもの勤めだと思っています。』
 私もその心に打たれこのページを立ち上げました。一人でも多くの人にこの本をお読みいただければと思っています。

 

講演会での小田さん 修学社発行
 定価 3000円+税
光人社発行 
定価 657円+税
恩愛をいただいて

 小田さんは命を落とした多くの戦友の冥福を祈って岡山県内の寺院、市町村、神社に著書の奉納行脚をし他県の寺院、全国の都道府県の県立図書館などにも本を贈り続けています。岡山市教育委員会にも15冊が贈られ市内の図書館で読むことができます。光人社発行の文庫本については書店でお買い求め下さい。修学
修学版(原本)についてはこちらへす。