ニューヨークワシントンDC 
見て歩き


以下の旅行記は、1994年11月にパソコン通信のNIFTYのフォーラムに
書き込んだもの(一部修正)に、画像を付けたものです。
わずかな日数の旅行のため、ニューヨーク・ワシントンのほんの一面しか
見ておりませんが、私の感じたところの一部を書いてみました。



11/3-10まで、NYシティマラソン参加のため、ニューヨーク(5泊)とワシントンDC(1泊)を
楽しんできましたので、初めて行ったNYについて感じた所を書いてみます。

 実際のスケジュールは、以下の通りでした。
11/3   JFK空港到着後、バスによりマラソンコース下見。
     バッテリーパーク、ロックフェラー周辺散歩
11/4   セントラルパーク、マラソン大会登録、メトロポリタン美術館、
     ミュージカル「キャッツ」観劇
11/5   国際朝食ラン、バッテリーパーク、サウスイースト・シーポートでクルーズ、
     タイムズスクエア散歩
11/6   NYシティマラソン参加
11/7   BLOOMINGDALE'S(デパート)、ソーホーからエンパイアステイートビルまで歩く、
     NANCY WILSONコンサート(カーネギーホール)
11/8   ワシントンDCへ移動、アーリントン墓地、リンカーン記念堂、印刷局、
     スミソニアン自然史博物館、国立美術館、航空宇宙博物館、
     ホワイトハウス、ペンタゴン・ファッションセンター
11/9   帰国


この騒々しさこそNY

 JFK空港からブルックリンの住宅街を通過した際、商店・倉庫への落書きや
厳重な有刺鉄線のフェンスを見て、とんでもないところへ来たなあと
感じましたが、マンハッタンを見て回り、新旧の高層ビル群、キリッとしたビジネスマンと
陽気なストリートパフォーマー、動の車社会と静の公園・美術館等さまざまなものが
エネルギッシュに入り交じった刺激的な街という第一印象を受けました。
車のクラクションとパトカーのサイレンはNYのBGMでしょうか。



いつもと違うNY

 このマラソン期間は、海外からの参加選手が106カ国約12,000人(日本人438人)と
全米からも選手・応援者が集まるため、トレーニングウェア姿が
目立ちます。治安はかえって良いそうです。この期間にNYに行かれる方は、
この事を知っておいた方が良いでしょう。もちろんレースに参加する方は大感激間違
いなし、応援見物の方もきっと感動すると思います。まさに人種のるつぼです。



寒くなかったNY

 旅行期間中、いわゆるインディアンサマーで、ほとんど毎日気温約20℃の小春日和と
上着1枚で過ごせました。セントラルパークは、その前の寒波で紅葉も終盤というところ。
NYCマラソンでは、NYC全5区を走り、この木々の中、声援の人波を駆け抜けてゴールイン。
NYCマラソン参加記に行く



”DON'T WALK”と”I KNOW!”

 NYでは「赤信号、みんなで渡ればこわくない」はジョークにならないのです。
赤信号(DON'T WALK)だろうが、皆、交差点を渡っているので、私も郷に従い、
信号無視連発。子供への教育はどうなっているのでしょうか。ところで、美術館等での
日本人のマナーの悪さは有名ですが、メトロポリタン美術館では、学校の教科書でも
良く見た超有名な絵画のオンパレードでもうびっくり。隣の白人アベックも「I KNOW!」を連発。
しかも、絵の前には柵はなし、ガラスもなし。思わず、鼻息の届く距離で見てしまいました。
(警備員さん、ごめんなさい)交通マナーは悪くても、美術館マナーは良い。
不思議ですね。3時間の見学でも見足りなかった。



セクシーシャム猫ちゃん

 ロンドンと並んで、ニューヨークはミュージカルのメッカ。折角だから、見ることにしました。
ミュージカル素人の私は、皆様のアドバイス通り、キャッツにしました。チケットボックスで
買ったら、最前列席をゲット。開幕直後に、セクシーシャム猫ちゃんと面と向い
会える席です。歌、踊り、舞台演出、すべて大感激。合間に、舞台にも
立たさせてもらいました。記念に買ったオリジナル版カセットテープ゚を聞くと、
今でも興奮します。旅行社が準備した最新作のミュージカルに行かれた方に
話しを聞いたところ、英語がわからず、まわりの笑いについて行けず、残念だったとのこと。



お仕事御苦労さん

 サウスイースト・シーポートで運良く臨時運行の16:30からのクルーズ(遊覧船)に乗る事が
できました。夕暮れから夜景のロアー・マンハッタンと自由の女神を巡りました。
もらったスケジュール表によると夏季にしかこの時間のクルーズはありません。
本当に、特別に運行してくれていたようです。ラッキー。v(^^)
さすがに海上からのNYの夜景は美しかった。ライトアップされた自由の女神も神秘的でした。
この夜景を生み出している摩天楼群でお仕事中の皆さんありがとう。



また、2日後、同じ時間帯にお上りさん定番のエンパイアステートビルに
登りました。天候良く、360度の大パノラマ、西の大地に沈む夕日や空の色の
移り変わりをゆったりと眺めていました。もちろん見下ろす摩天楼や車も絶景でした。
(キングコングも同じ高さで眺めたことでしょう?!)



タイムズスクエアは誇り?

 タイムズスクウェアにSONY、PANASONIC等の日本メーカーのネオンサインがあることは
よく知られていますが、他にもJVC、MINOLTA、TDK等多くの日本メーカーがありました。
韓国のSAMSUNG、GOLDSTARもありました。ここにネオンサインを設置することは、
会社の誇りでしょう。これからの勢力争いはどのようになるのでしょうか?
大晦日はここで何万人もの人々が新年カウントダウンをします。



金のなる木

 留守宅の家内から要望された土産のひとつは、クリスマス飾り(オーナメント)。
ニューヨークの有名デパートBLOOMINGDALE'Sのクリスマスショップは
さすがに本場で、天井までの木、7,8本が雪化粧風、キンキラ風、カントリー風等
美しい限り。安い中国製の飾りもあったものの、ドイツ等欧州製の飾りが珍しく、
たいへんきれいだったので買おうとしたが、結構高価でわずかしか買えず。
展示の木には、札束が下げられているようにも思えました。
どの家庭も、毎年こんなに大きい木にたくさん飾るのだろうか。



Made in JAPAN
デパートBLOOMINNGDALE'Sでは、Made in Japanの商品も見かけたが、
ある15ドル程度の日本で見かけない商品を買おうとレジのおばちゃんのところに行った。
この程度ならカードでなく、現金で払おうと、財布より、日本で両替してきた
新札のドル札を出したところ、えらくびっくりした様子で、
「普通は、こんなに使い古されたものよ。新札なんて珍しいわ。」と
レジの古ドル札を見せてきたので、思わず、新札を指差して、
「This is made in JAPAN.」と言ったら、笑いに、笑いころげてくれた。
どのように、理解してくれたのだろうか?



ドレスサークルって?

 カーネギーホールでコンサートを聞くことは夢でもないことと計画すら立てていませんでしたが、
偶然、ホールの前を通ったら、都合の良い日に名前を聞き覚えのあるNANCY WILSONの
コンサートが掲示されている。3日前にチケットを買おうとするなんて、チケット売りに
バカにされると思い、50m程通り過ぎましたが、ダメもとと聞いてみたら、ドレスサークルの
席で良いかという。なにそれ?どこのことかよくわからなかったが、料金も$35とのことで即OK。
席表をみたところ、4階の最前列席であったが、5階席まで満席のホールに響く、NANCYの
声量ある歌声、ベテランらしいコンサート盛り上げにうっとり。ちょっぴり、紳士淑女と同席の
気分を味わいました。後で、席の呼び方が、1階 PERQUET,2階 FIRST TIER,3階
SECOND TIER,4階 DRESS CIRCLE,5階 BALCONYと呼ぶことを知りました。
(キャッツでは、1階 ORCHESTRA,2階 MEZZANINE)



おーなつかしい

 SHERATON NYホテルのTVは、CATV等合計22チャンネルの番組が見れました。
本場のMTVは気がつきませんでしたが、アニメのTOM&JERRY,宇宙家族ロビンソン?、
石器時代の太っちょおじさん?をなつかしく見ました。GARFIELDや機関車トーマスも
わが子の土産にビデオ撮影してみました。



ワシントンDCに陽は落ちて

 ワシントンDCは、1日バス観光の予定だったので、事前にあまりガイドブックを
読むこともなく、見物する事になってしまいましたが、非常に自然が美しく、
格調高く感じる街でした。ガイドさんによると、アメリカでも、ニューヨークは例外で、
大部分の街はこちらの感じに近いとのこと。見所も多く、約30ー45分毎の移動では、
博物館、美術館好きの私にとって、大変残念でしたが、もう一度来なさいということか。


ワシントン記念塔(左)とNHK特派員がいつも立つ所からのホワイトハウス(右)


夜、一人だったが、ガイドさんが話された近場の食事処・見所の紹介の中から、
地下鉄に乗って、ペンタゴンシティのショッピングセンター(SC)に
行く事にした。ニューヨークの地下鉄も問題なく乗れたので何とかなると思ったら、
キップの買い方がニューヨークや日本とも違う。地元の人に教えてもらう。
料金はラッシュ時とそれ以外で異なり、日本のような料金毎のボタンでなく、
+−で料金数字を合わせて磁気チケットを買う。ホームも車両も真新しく、
ニューヨークと大違い。乗って一安心していたら、買った券はペンタゴンで、
行きたいのは次の駅のペンタゴンシティと気付く。え〜、まぎらわしいぜ。
乗車中、駅員にどのように料金精算について説明したら通じるか
英語をひたすら準備。ペンタゴンシティの駅員にどうにか英語が通じて、
自動精算機があるから、それで精算せよという。なんとか精算機の使い方がわかり、
やっと一安心。美しい郊外型SCでブラブラして、各国料理コーナーで
夕食を食べることにした。外国での日本料理は期待外れが多いので
食べるつもりはなかったが、SUSHI&TERIYAKIコーナーの人気が高かったので、
思わず覗いてみる。東南アジア系の人が店員で、よくうわさに聞く
カリフォルニア卷き等があり、面白そうだったので、セットものを注文することにした。
味噌汁は味薄く、キュウリと思ったのはアボガド、ワサビは何となくクリーミィ、
テンプラ・てりやきはまあまあ。やはり寿司でなく、SUSHIでした。日本での
各国料理も同様でしょうね。でも日本料理が1番人気でうれしかった。別行動で、
ジョージタウンのSCに行った人も、非常に良かったとのこと。



最後に

 見たい所を積み残したまま、アメリカを去ることになりました。一度は行きたい
ニューヨークと思って旅立ったのに、今は、また行きたいニューヨークになりました。
まだ、感想・失敗談は尽きませんが、迷惑な拙文はここまでに。
最後まで読んでくれたあなたに感謝。




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