登り窯・断面図

登り窯の外から見た様子
登り窯(全長約10m)
赤松の割木(一回の窯焚で約4000本使用)
煙突の煙と温度、焚き口から見える炎で 薪を入れるタイミングを決める・・・
煙突から勢いよく上がる煙
窯の中の様子(ビールカップ等が焼けているのがわかります。 温度は約1200度)
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備前焼の歴史と特徴
備前焼の歴史は今を距ること3千年の昔の神代相伝とも 伝えられ、 伊部焼ともいい、須恵器の流れを汲むものであります。  今から約1500年前より、鎌倉時代にかけて当時の陶工たちが 、 現代の備前焼の製法を熊山の渓々で生み出しました。  室町時代より茶道の祖、利休、豊太閤、池田藩と順に保護を 受け、 備前焼の特徴である「侘」「寂」が茶器としての気品を 備え数々の 名品を今も昔も、世の中に出し続けております。  備前焼は釉薬を使わない土と炎の芸術で、窯で1300以上の  高温で焼き締めたもので、この焼成は他の焼き物に例を観る こと は出来ません。  焼成は赤焼き、胡麻、桟切、火襷、青焼、灰かぶり・・・等 窯変が千差万別で、素朴の中に気品を備え幽玄の美を 求める に十分なものがあります。
作品が出来上がるまで・・・
●もせとり 最初は窯の外で薪を焚き、窯の湿気を抜きます。 運動(ウド)の下口に2〜3本づつくべて徐々に奥へ・・300度位   ●あぶり 4時間に一本づつ増やしながら600〜700度まで窯の温度上げます。    ●中焚き 窯の温度が750度に達したら上の口を切って2本位を5〜6分置きに 下の口の前に落とし、そして割木を3、5、7本と増やしていく。(4日間)    ●攻焚き 窯の中が1000度に達すると1時間に10度づつ上げていく、赤い炎が オレンジ〜黄色へ変化。    ●大くべ 最高温度1300度に達すると(炎は白色に)練り焼きを繰り返す 練り焼き (大くべ割木50本、小くべ割木10本、中くべ20本)で 酸化、還元を繰り返す。 運道を炊きあげる。  作品にかかった灰は 溶け始め、ビードロ状に光って見える。    ●横くべ 横の焚口から小割りの薪をくべる。 秘密室〜1番〜ケドへと1日くらい かけて焚きあげる・・・。    ●炭入れ 最後に炭を投げ入れて、ダンパーをおろし、焚き口を土で蓋をする。 そのまま自然除冷して、窯だしを待つ・・・。
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