
不思議 メモ帳文書が行方不明。操作ミスか、PC不調のせいか?
あらいぐまラスカル

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同アニメーション作品では、そのラスカルとの出会いから別れまでの1年間を1910年代(原作で
は1918年〜1919年)のアメリカ農村地域・ウィスコンシン州を背景に、同時代の少年の日常を牧
歌的に・または淡々と描写しつつ、同時に動物と人間との共存の難しさを、成長したラスカルを
通して描いている。
原作は、スターリング・ノース(Sterling North)が1963年に少年時代を振り返って書いた「はる
かなるわがラスカル」(Rascal)であり、ほとんどが実話である。この作品はダットン動物文学賞
、アメリカ図書館協会オーリアンヌ賞を受賞。1969年に映画化されている(Rascal_(film))。な
お「ラスカル」は「やんちゃ坊」という意味である。
このアニメの影響で、本来日本にはいない北米原産のアライグマがペットとして持ち込まれた。
その後飼えなくなったアライグマが山などに捨てられて野生化し、農作物への被害や既存の野生
動物の生息を脅かすなどして問題となってしまった。現在、各自治体で駆除活動が行われている
。
パイロット版では、ラスカルの色設定は実際のアライグマにより近いものであった。しかし可愛
くないためか、放映版では目のまわりが白くなり、レッサーパンダに近い色合いとなった。本放
送当時発売されていたラスカルのグッズには、このパイロット版の絵柄に準じているものがある
。もっとも原作のラスカル自体、レッサーパンダであるという説もあるが、レッサーパンダ自体
がユーラシアの一部にしか生息しない為、劇中の状態で北米大陸にレッサーパンダが生息する可
能性は皆無に等しい。
ストーリー [編集]
動物の大好きな11歳のスターリングはある日、友人のオスカーや飼い犬のハウザーと一緒に、森
の奥へ釣りに出かけ、そこで猟師が母親のアライグマを仕留める場面に遭遇する。そのアライグ
マには、まだ目も開かない幼い子供がおり、スターリングは猟師に頼んでこれを譲り受け、家に
連れ帰って「ラスカル」と名付けミルクを哺乳瓶で与えるなど、大切に育てる。
やがて無事育ったラスカルは、親友のオスカー、隣家の少女マーサと馬のドニイブルックとも良
く遊ぶようになり、「スターリングの変ったペット」として近所でも知れ渡るようになる。雑貨
屋の息子でいじめっ子のスラミーは、人気者のラスカルをうらやみ、事ある毎にラスカルを譲り
渡すよう強硬に迫るが、スターリングはボクシングでこれに対抗したため、一躍、近所の少年ら
から一目置かれる事と成る。鉄道駅の新駅長で越して来た家のお婆さんを助けた事で、この家の
アリスという女の子と仲良くなれたりといった出来事も起こったりしている。
だが仲がよく聞き分けもあり、イタズラも程度が知れていたラスカルも、大きくなってくると次
第にその行動がエスカレート、近所の畑を荒らしたりするようになり、近所のサーマンさんにひ
どく憎まれ、射殺すると脅かされる。スターリングは大きな檻を作ってラスカルをその中で飼う
ことにするが、その後もサーマンさんはラスカルを目の敵にする。
スターリングの身にも辛い出来事が訪れる。病弱だった母親を物語途中で亡くし、またラスカル
との暮らしが1年になった時に父親の事業が失敗したため、進学の事もあってミルウォーキーの
姉の家に行くことになる。スターリングは寂しさをこらえてラスカルを森に返す決心をし、手作
りのカヌーを使って、人里へ二度と戻って来られないよう・また猟師に狙われなくて済むよう、
森の奥深くにラスカルを連れて入っていった。そして間もなく、スターリングも父親や友人達と
別れ、ミルウォーキーへと旅立つ。
アライグマに関して [編集]
北米の山林地域を原産とするアライグマという動物は、その丸々としてユーモラスな容姿や餌を
洗うという興味深い習性からは、想像もつかない程に気性の荒い動物だとされている。特に成獣
となる頃には、同作品中でも触れられている通り、人間との共存は極めて困難であり、実際に飼
育している愛好家筋によれば、噛まれたり引っ掻かれたりといったケガは日常茶飯事(しかも猫
よりはるかに力が強い)だという。
また頭がよく閂(かんぬき)程度なら前足を使って器用に開ける事も出来てしまうため、前出の
野生化問題では様々な被害防止用の仕掛けも徒労に終わるとする報告も出ており、結果的に駆除
(捕獲後に誰かに飼われるケースは稀である)する以外では被害を予防する方法は無いとされて
いる。作中でも、周囲の畑にある作物を荒らしたりする被害が出た。
関連事象 [編集]
同作品は、アメリカ児童文学を格調高く映像化した事で極めて評価が高く、またラスカルの愉快
な行動もあって、初放映から後四半世紀以上過ぎた今尚再放送されている通り、長く愛されてい
る作品である。
このため日本国内で販売されている関連製品(キャラクターグッズ)は多く、2005年9月現在で
も多数販売されており、また2003年、2004年にはセブンイレブンが販売促進のためにラスカル絵
皿などのプレゼントを行っている。販促品としてそれらプレゼントグッズを特別生産して提供し
ても、充分に利益(弁当などの食品売り上げ拡大)になるという点で興味深い。
こうした関連商品の好調は商品化する各社を結束した「ラスカル会」の設立につながった。同会
は1998年に設立。会員となった各社共同で商品開発やプロモーションが行われるようになった。
また最近では、それぞれの県や観光地ごとに「御当地ラスカル」が発売されている。
その一方、単なる地上波テレビ放送だけではなく、有償で作品を視聴する事になるレンタルビデ
オ店やビデオ販売店でも、必ずと言って良い程にビデオやDVDのシリーズが置かれており、店頭
を占有するコストを超えて、一定の利益をそれら有償メディア提供側に発生させている。かつて
同作品を見て育った世代が、安心して子供に見せられる作品として、自分達の子供に視聴させて
いるようである。
2005年11月、日本アニメーション公認のキャラクターグッズとしてバンプレストから、アニメの
最終話に登場するメスのアライグマをモチーフとした「ラスカル&ガールフレンド」がリリース
された。
また1998年〜2000年ごろまで三菱レイヨンの浄水器クリンスイのマスコットキャラクターとして
ラスカルが採用された。
余談 [編集]
同作品で、ラスカルの声(鳴き声)を担当することになった野沢雅子は、役作りのために動物園
に行き一日中アライグマを観察したというが、その時学んだことは“アライグマは鳴かない”と
いう事であった。しかしその後TVにおいて鳴き声をようやく聞くことが出来たため、それを真似
たという。
また、アリスは原作には登場しないアニメオリジナルのキャラクターである。その他、アニメオ
リジナルのエピソードが追加されていたり、物語の展開が細部で若干異なっている。例えば冒頭
では猟師は登場せず、スターリングとオスカーは母親アライグマとラスカルの「兄弟」たちの捕
獲に失敗し、彼らは逃走している。スターリングのボクシングや、父親の事業の失敗と引越しな
どもアニメオリジナルの要素である。
http://araiguma-rascal.com/works/story.html
第1話「黒いマスクのかわいいやつ」
学校で親友オスカーから釣りへ誘われたスターリングは森へ行く。二人は森であらいぐまを見つけたが、無情にも猟師に射たれてしまう。そして残された巣穴には、まだ赤ん坊のあらいぐまがいた。何とか育てたいとあらいぐまを家に持ち帰るのだった。
第2話「ぼくの新しい友達」
森で見つけた孤児のあらいぐまを育てることにしたスターリングは、オスカーの母親からミルクの飲ませ方を教わった。動物好きのスターリングに、新しい友達が出来たのだ。彼はあらいぐまにラスカルと名前を付けるのだった。
第3話「友情」
入院中の母が手術をする事になった。お見舞いに行くスターリングは、留守中の動物たちの世話が心配だった。オスカーは、父に反対されたが、何とか彼に面倒を見てもらえる事になった。スターリングは、安心して母に会いに行くのだった。
第4話「ミルウォーキーのお月さま」
ミルウォーキーに住む姉のセオドラは、入院中の母の世話をしていた。スターリングは、久し振りに再会する母に、早速ラスカルの話をする。だが、彼女の病気はガンだった。そうとは知らないスターリングは、月に母の手術の成功を祈るのだった。
第5話「オスカーへの贈り物」
母エリザベスの手術は終わった。セオドラに後を頼み、ブレールスフォードに戻ったスターリングは、オスカーが約束通りラスカルたちの面倒を見ていてくれた事に感謝して、お礼にと自分の釣竿を贈るのだった。
第6話「さようならスカンクたち」
スターリングの飼っていたスカンクがガスを放った。隣の教会では結婚式の最中だったから大変だ。スターリングはスカンクを手放さざるを得なくなる。野生動物とは共存出来ないのだろうか。スターリングはスカンクたちにラスカルの姿を重ねていた。
第7話「馬と自動車はどちらが速いか」
サーマンさんの自動車とコンウェイさんの馬車とどちらが速いか競争することになった。やはり自動車は速かった。けれども荒っぽい運転で、エンジンが焼き切れてしまった。悔しがるサーマンさんを後に笑いだすスターリングとコンウェイさんだった。
第8話「蛙とボクシング」
ラスカルが欲しいスラミーは、蛙のジャンプの競争をして、自分が勝ったらラスカルをよこせと言う。スターリングが帰宅すると、ボクサーの客人が訪れていた。スターリングは、彼にボクシングを習う。翌日、蛙競争の軍配はオスカーに上がった。
第9話「お母さんの帰宅」
入院していた母・エリザベスが帰宅した。スターリングには、母の姿は変わる事無く美しく、元気に見えていた。早速、親友のラスカルを紹介するスターリング。だが、母の病気は完治したわけでは無かった。しかも再発した時は命も危ないという。
第10話「はじめての探検」
カラスのポーがマーサからお金を取ってしまった事から、スターリングは、御菓子屋へマーサを連れて行く羽目になる。一方、家へ帰ると何とラスカルが、木の巣穴を出ようとしていた。ラスカルは庭の周りを探検して遊ぶのだった。
第11話「消えた角砂糖」
ラスカルと一緒に食事をしようとスターリングは思いつく。行儀良く食事をするラスカル。ごほうびの角砂糖をミルクで洗ってから食べようとして溶けてしまい、大騒ぎするラスカル。そんな様子を楽しげに笑う母を見て、スターリングも嬉しかった。
第12話「本と1セント銅貨」
明日から待ちに待った夏休み。シカゴ大学へ行っている2番目の姉ジェシカも家へ戻ってきた。スターリングは動物図鑑、ラスカルは1セント銅貨をおみやげにもらったのだが、早速ポーに取られてしまい大騒ぎになる。
第13話「夏休みの第一日」
母の好きなナマズのフライを振る舞おうと、スターリングはラスカルと釣りに出かける。4キロの大きなナマズを釣り上げて、家に戻ったスターリングは、母が倒れた事を知らされる。母の病気はもう取り返しのつかないところまできているのだった。
第27話「首わと皮ひも」
楽しかった森の生活をあとにして、町に戻ったスターリング。だが、ラスカルを入れる檻を作らなければならない事を思うと憂鬱だった。出来るならそれを1日でも先に延ばしたいスターリングは、まずラスカルを首輪と皮ひもで繋ぐことを思い立つ。
第28話「檻の中」
今日からは新学期。完成した檻にラスカルを入れ、やりきれない思いでスターリングは学校に行く。一方、オスカーは、葉タバコの取り入れの手伝いで10日も学校を休まなければならないらしい。そこでスターリングは、オスカーを手伝うことにする。
第29話「星空をとぼう」
ホウェーレン先生は、学校にみんなのペットを連れてくる事を呼び掛ける。もちろん、スターリングが連れて行ったのはラスカル。ラスカルはクラスでもたちまち人気者になる。ところが、それが面白くないスラミーはラスカルに……。
第30話「ケチケチするな」
スラミーは、あの日以来学校を3日間も休んでいた。原因は、ラスカルに咬みつかれた事によるらしい。ホウェーレン先生は、スターリングを連れて、スラミーのお見舞いに連れて行く。ところがスラミーの手はすっかり治っていて、仮病だったのだ。
第31話「花火のあがる日」
今日は秋の収穫祭“アイリッシュピクニック”の日である。でも、カヌー作りにお小遣いを注ぎ込んで資金不足のスターリングは、あまり手放しでは喜べない。しかしフローラに出会えたことで、一緒に観覧車にのったりして楽しむことができた。
第32話「わたり鳥の帰るころ」
アリスが見つけた、けがをした白鳥の雛は、すっかり元気になっていた。しかし、それはアリスと白鳥との別れの日が近い事を意味している。別れたくないと泣くアリスに、スターリングは、いつか自分もラスカルを森に返す時が来るのだと語る。
第33話「ドニイブルックの勝利」
カヌー作りの資金集めに、スターリングはオスカーとジャコウネズミ狩りを計画する。この毛皮は高く売れるのだ。そんな頃、町では、コンウェイさんの家の馬・ドニイブルックが引く馬車と、サーマンさんの自動車の競争が行われたのだ。
第34話「いじわるな手紙」
スターリングは、カールからの手紙を受け取った。ところが、その手紙の中には、アリスの姉・フローラへの手紙が入っていたのだった。しかも、そそっかしいカールは、スターリングに当てた手紙を、フローラ宛の手紙の中に入れてしまっていた。
第35話「カールとフローラ」
カールは、フローラに婚約を申し込むためにブレールスフォードへ向かう。彼は、その途中、立ち往生している車を助け、スティーブンソン家に着いた時は泥だらけになってしまっていた。しかしカールは、この時、婚約指輪を落してしまっていたのだ。
第36話「待っていた老人」
カヌー作りの材料費に困っているスターリングに、オスカーがアルバイトを見つけてきてくれた。それは雑誌の購読勧誘である。スターリングの営業は、ラスカルを連れていたおかげで順調だった。そんなある時、ハリソン老人と知り合い……。
第37話「朝の乳しぼり」
ある日の夜、帰宅した父・ウィラードから重大な事を告げられる。台風のために、経営していた農場が全滅してしまったというのだ。失意の父。その翌日から、スターリングは父の弟・フレッドおじさんの農場へ預けられる事になったのである。/span>
第38話「素敵なおもいで」
ノース家の金策はとても厳しく、そして未だ解決は見出だせない。しかし、スターリングはフレッドおじさんの農場で生活する事で、働く事の喜びを実感しつつあった。それから数日後、父が迎えにやってきた。
第39話「忘れられた誕生日」
姉のセオドラが、事態を聞いて家に手伝いに来てくれた。今日は、スターリングの12歳の誕生日である。セオドラの用意した料理を前に、二人は父を待っていたが、父はテーブルの上の料理を見て、スターリングの誕生日を忘れていた事に気が付いた。
第40話「初雪の夜」
ある時、マーサの不注意から、ラスカルがどこかへ行方不明になってしまう。しかも、ラスカルを目の敵にしているサーマンさんが銃を持ち出してきたから大変だ。スターリングは姉と一緒に懸命にラスカルを探す。
第41話「めずらしい患者」
ラスカルの具合が今日はおかしかった。元気がなくなり、大好きな角砂糖も食べなくなってしまっていた。スターリングは、医師のゲイン先生に診てもらおうと思い立った。スターリングの必死の頼みに心動かされ、なんとか診てくれる事になった。
第42話「もうすぐクリスマス」
クリスマスに父に手袋をプレゼントしたかったのだが、スターリングは、プレゼントを買うお金が無かった。そんな時、姉のジェシカが10ドル送ってくれた。早速手袋を買いに行ったが、運悪く、ほんの少し前に売れてしまったという。
第43話「すばらしい贈り物」
今日はクリスマス。ジェシカ姉さんも帰ってきた。ところが手袋を頼んでいたギルビーの家では、娘が病気になってしまっていたのである。医者を呼ぶにも、雪のために自動車も走れない。そこで、ドニイブルックにそりを付けて走らせる事になった。
第44話「氷の上の戦い」
ラスカルをつれてスケートに出かけるスターリングの前にスラミーたちが立ちはだかる。そんな彼に加勢してくれたのは、オスカーと彼の父だった。オスカーはそり遊びに誘ってくれたが、スターリングはアリスとスケートをする約束があったので断った。
第45話「お母さんの平手うち」
その日、ブレールスフォードを激しい吹雪が襲った。夜になり、雪の中で意識が遠のこうとしていたウィラードの前に現れたのは、亡き妻の姿だった。そして、父の帰りを待つうちに居間で眠ってしまったスターリングも、父を励ます母の夢を見た。
第46話「お父さんのさびしい顔」
九死に一生を得た父は家で療養中だ。ある日、スターリングは、失意の父を見てしまう。再建に奔走していた事業が、もはや取り返しのつかない事になっていたのだった。スターリングは不安を抱えたまま、再び叔父の農場に行く事になったのである。
第47話「立ち上がった仔牛」
再び始まったスターリングの農場生活。ある真夜中の事、スターリングは眠っていたところを突然起こされる。仔牛が生まれたのだ。スターリングは、生まれたばかりの赤ちゃんが必死で立ち上がるのを目の当たりにして感動を覚える。
48話「じゃじゃ馬ならし」
残念な事に、永年住み慣れた家を、手放さなくてはならなくなった。そして一時、スターリングは家に呼び戻される事になった。農場を去る日、スターリングにはある決意があった。それは、暴れ馬で手のつけられなかったテディを乗りこなす事だった。
第49話「雪の家」
スターリングの将来の選択肢はふたつ。それは、父と一緒に農場で働くか、父や姉の勧める中学へ進学するかであった。スターリングは迷った末、中学に通う事に決めた。アリス、オスカーと共に、離れていてもずっと友達だと3人は誓った。
第50話「カヌーの進水式」
この地での残り少ない日々の中、スターリングはカヌーの完成を急いでいた。そして、ついに完成したカヌーをサンダース川で試運転するスターリング、アリス、オスカーたち。スターリングは完成したカヌーを半月後、オスカーに譲る事を約束する。
第51話「残された一週間」
スターリングの旅立ちの時。それは、ラスカルとの別れの日が近付いている事をも意味している。春になり、ラスカルの所に雌のあらいぐまが現れるようになった。スターリングは一人、残された日々をラスカルと共に、思い出の場所を巡る事にする。
第52話「別れと出発の時」
遂にやってきたラスカルとの別れの日。スターリングはラスカルを連れ、カヌーで静かに川へ漕ぎ出した。夜の帳が降りるころ、岸辺から雌のあらいぐまの声が聞こえてくる。その声に誘われる様に、ラスカルはスターリングのもとを離れていった。