シャチをウエブサーフィン





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群れるシャチ単体、または数頭から数十頭ほどの群れ(ポッド)を作って生活し、非常に社会的な生活を営むことで知られる。




群れは多くの場合、母親を中心とした血の繋がった家族のみで構成され、オスは通常一生を同じ群れで過ごし、メスも自身の群れを新しく形成するものの、生まれた群れから離れることは少ない(ただしこれらの情報は主に、研究の比較的進んでいるカナダのレジデント個体群から集められたものであり、同海域でのほかの2タイプ、または他の海域のシャチ全てに当てはまるわけではない)。それぞれの群れは、その家族独自の「方言」とも呼ばれるコールを持ち、それにより情報を互いに交換し合っている。「方言」は親から子へ、代々受け継がれていく。群れの中でのじゃれ合いなどのほかにも、違う群れ同士が交じり合い、特に若い個体間での揉み合いや、激しいコールの交換なども観察されている。ある特定の海域では年に1回、いくつもの家族が100頭以上の群れを形成する「スーパーポッド」という行動も知られている。

特に生まれたばかりの個体に対する、「気配り」とも取れる行動は多く観察されている。母親が餌取りに専念している間、他のメスが若い個体の面倒を見る「ベビーシッティング」的な行動や、自身のとった獲物を若い個体にゆずったり、狩りの練習をさせるため、わざと獲物を放ったりすることも知られている(この際は、獲物は殺さず教え終わったら逃がすケースも見られている)。一般に生まれたばかりの若い個体のいる群れは、移動速度が遅く、潜水時間も短い。このあたりからバンドウイルカなどと非常に似通った習性を持つと考えられる。

日本で見られる施設 [編集]
日本の施設で見られるシャチは、和歌山県東牟婁郡太地町で捕獲されたものか、アイスランドにて捕獲されてセイディラサフニドから送られてきたものが殆どである。シャチは獰猛とのイメージがあるが、人間には懐きやすく知能も極めて高いため、シャチのもつ壮大な運動能力を生かして各地の水族館などでショーに利用されている。

鴨川シーワールド
太地町立くじらの博物館
名古屋港水族館[7]
アドベンチャーワールド[8]
シャチの登場するフィクション [編集]
『オルカ』監督 マイケル・アンダーソン(アメリカ 1977年)
妻子を漁師に殺されたシャチが復讐を果たす物語。実際のシャチの生態は敢えて無視して描かれている。漁師にはリチャード・ハリスが扮した。
『フリー・ウィリー』監督 サイモン・ウィンサー(アメリカ 1993年)
『フリー・ウィリー2』監督 ドワイト・リトル(アメリカ 1995年)
『七つの海のティコ』世界名作劇場(フジテレビ 1994年)
これらは、いずれもシャチを肯定的に描いている(ただし「オルカ」では復讐のために怪獣並の破壊行為を行うが)。しかし、古い時代の作品では、否定的な描写もある。『科学忍者隊ガッチャマン』(1972年〜1974年)の第18話「復讐! くじら作戦」での、シャチがみなしごの子鯨を食い殺そうとするシーンなどである。