10/22
久しぶりに書き始めてみたはいいものの、まったくもって、虚無の洞窟へと迷い込んだ哀れな愚人なのです。ひとつの灯りもありません。試行錯誤を繰り返しても、わずかにともる火花は、ほんの数ミリ先を照らし、瞬く間に消えてしまいます。いよいよもって深い絶望に打ちひしがれる思いです。
ふとこんな言葉を思い出しました。
「技術のなさは救いがある、想像力のなさは救いようがない」
まさに深淵にて追い討ちをかけられるような言葉に、絶句しました。ひとひらの希望があるとするならば、それは全ての終焉を迎えることです。
さようなら。
さようなら。
さようなら。
より存在するために、より安定を求め、複雑多様化しつつ時にはそれを捨てる。脳が忘れる機能をもち、細胞が新陳代謝を繰り返して生まれ替わりつつ老化し、そして死ぬときに大量の経験情報を消し去って遺伝子と模倣子だけを残すのも、皆システムの硬化、破局に対する防御本能。
さようなら。
さような
コピーライト (C)にしやん
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