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●“音”故知新●
今だからこそ、レコードがカッコイイ! 「古きを訪ねて新しきを知る」 コーナーです。
ノスタルジックなレコードも良いものだ、と最近思います。CDに比べれば、ノイズは大きいし、レコード独特のパチパチっていうノイズもある、かける度に、レコード盤と針のクリーニング、、、音も丸くて、現代的なサウンドじゃないかもしれません。でもね、そんなもの、吹っ飛ばす魅力がレコードにはある、って感じます。かえって、アナログサウンドって、とっても聞き易いし、アナログ独特の厚みがとっても魅力的! きちんと調整すると、CD以上の音が!    簡単にそこそこの音質で鳴ってしまうCD、かたや、良い音で聴くには、それなりの深さがあり、時には鳥肌が立つほど素敵な音を奏でるレコード。そんなところにも趣味的な要素が強くて、心をくすぐります。
自分が若かった頃、20年くらい前、学生時代の頃ね、(年がばれちゃう!) 一生懸命、少ないおこずかいをやりくりして聴いたレコード達、今聴くと、あのころのたくさんの思い出が、音楽と一緒に甦ってきたりします。


【 メニュー 】
レコードプレヤーについての基礎知識
○針圧
○アームの水平チェック
○インサイドフォースキャンセラー
○オーバーハング
○ハウリングマージン
○プレーヤーの水平チェックも
○アース線
ハードについての予備知識
○フォノイコライザー
○カートリッジ
レコードの再生のテクニック
○レコードクリニカ
○スタイラスクリーナー
○シュアーM97XEのブラシ
○ディスクスタビライザー
○余談ですが、、、
○僕の教科書
ここでも改造
○信号ケーブル交換をしよう!
●ボンのレコードライブラリー(準備中)

アナログレコードリンク集
オーディオ懐古録
 当時の高級レコードプレーヤー特集





レコードプレヤーについての基礎知識
まず、基本的な調整があります。

 針圧について
トーンアームのお尻の部分です。カートリッジ先端の針に最適な針圧をかける必要があります。
  • ウエィトを回転させ、トーンアーム全体が「やじろべえ」 のようにバランス良く静止する位置をさぐります。
  • 静止した時点で、目盛りをゼロに合わせます。(ゼロバランス状態)
  • 適正針圧(カートリッジの取り説に記載、だいたい1〜2グラム程度)をかけるため、カートリッジが沈む方へウェイトを回します。
針圧が適切でないと、針飛びをおこしやすくなったり、音が歪みやすくなったりします。下記のインサイドフォースキャンセラーをまず、ゼロにしてから調整するのが基本です。

一般に針圧を軽めにすると、高域よりの繊細な音に。重めにすると低域よりの音になる。とのことですが、なんにしろ、歪みの少ないポイントを探し出すことが大切だと思います。

 トーンアームの高さ調整
アームとターンテーブルが水平になっていることも、大切なポイントです。針圧を調整したあと、静止しているレコード盤に針をおろして、水平になっているか、チェックします。ずれている場合は、アームの高さ調整ネジを緩めて、支柱を上下にスライドさせ、調整します。

 インサイドフォースキャンセラー
アーム手前の丸い円柱が、インサイドフォースキャンセラー(アンチスケーティングとも言います) 調整ノブです。

ターンテーブルから針が受ける摩擦の力によってトーンアームがレコードの中心方向へ引っ張られるのを防ぐために外側に加重をかけるわけです。(2001.11/12訂正)

そんなに徹底的に神経質になる必要はないと思いますが。けっこう音に影響がでます。
カンで調整していっても、歪み感の減少はわかるはずです。
大きくずれると、ビリツキ感がでたりもします。
説明書に適正値がのっているはずです。
ちなみに、この調整、針圧ゼロの状態で行います。

 オーバーハング
オーバーハングとは、針先がレコード盤の中心から、飛び出している長さを言います。プレーヤーに最初から付属しているカートリッジなら、調整の必要はないはずです。
が、カートリッジを交換したりすると、位置が当然変わってきます。と言いつつ、僕は適当です。理屈的には、長くすると安定感は出るかもしれませんが、音の軽快感が薄くなります。短くするとこの逆です。なのですが、よほど敏感なカートリッジでなければ、適当でいいみたいです。
(でもね、適当と言いつつ、カートリッジとシェルの角度も含めて、試行錯誤はしましたよ。外周と内周で歪み感が違ってきたりするのが、はっきりわかるんで、あーでもない、こーでもないと微妙に調整した末、落ち着きました。ほんと試行錯誤が必要みたいです。)
一般的に、針先と シェルがアームと接する面との距離が49ミリから51ミリで、最良になるように設計されているとのことです。

 ハウリングマージン
振動が音を濁します。アナログだとはっきり解ります。カラオケでマイクがスピーカーに近すぎると、ピー、と鳴りますよね? これがハウリングです。レコードも同じ、カートリッジがマイクなのです。
  • レコード盤を回転させずに、針をおろしてください。
  • アンプのボリュームを上げていってください。
  • ピー、とかボー、となり始めたところまでが、ハウリングマージンです。
  • 決して、この状態で、プレーヤーに振動を与えてはいけません。スピーカーおしゃかにしないでね。
通常ボリューム以下でなり始めたら、要振動対策です。プレーヤーとスピーカーを離すのも一手です。

 水平チェック
水準器でプレーヤー本体、ターンテーブルの水平度もチェックです。

 アース線
アンプ背面のGND端子に接続します。接続しないとノイズが入る場合があります。


ハードについての予備知識

 フォノイコライザー
まず、たいていのAVアンプ、プリメインアンプには、ついています。簡単な理屈としては、レコードに録音する際、低音の振幅は小さく、高音の振幅は大きく、レコード盤に記録させます。(こうしないとまずいんです) 再生するときは、カートリッジで拾った信号をこの逆に戻してあげる必要があります。これがフォノイコライザーの役目です。ちなみにミニコンポには、まず内蔵していませんね。この場合には、5000円位から、電気やさんで売っています。
余談ですが、AVアンプって、よくこの機能を搭載しつづけたものだと感心します。(ほとんど使われもしないのに)

 カートリッジ
MM、MC、VM型、構造によって、いろんなタイプのカートリッジがあります。MC型以外はそのまま、フォノ入力に接続してOKです。
MC型だけは、一部の高出力タイプを除いて、出力信号が微弱なため、昇圧トランスで信号を増幅してあげてから、フォノ入力します。使わないと蚊の鳴くような音になります。なんで、そんな面倒なカートリッジを作るのか?って。そりゃあ、MC型の構造は軽くできるから、軽くできれば、信号溝の追従性に優れるでしょ。よって、音質追求型ということです。
ちなみに、針は細いほうが、高域の追従性が良く、太いとその逆。そんな傾向はあるようです。

レコード再生のテクニック

レコードはうまくならせば、CDより音は良いと思う、、、。だって、分解してみてわかったけど、カートリッジで、拾った音溝(振動)信号を電気信号に変換するだけ。その後、この電気信号、必要最小限の接点で、アンプまで伝送されるんですもの。光、テジタル、アナログと変換とするCDより、生々しい音がするのは、当たり前か?なんて思います。
つきものはノイズね、パチパチノイズ(スクラッチノイズ)と針がレコードをトレースする際のサーフェイスノイズを抑えるのは、なかなか難しいとのことですが。でも、いろいろ工夫すると、僕レベルでもそんなノイズが許せるほどに減ってくれます。
また、アナログレコードって、原理的に機械振動。だからこそ、振動対策はとても大切です。
簡単ですが、僕の対策を紹介します。

 レコードクリニカ
僕のレコードクリーニングに使っているものたちです。小瓶とクリーナーは、オーディオテクニカ製のセットものです。1500円くらいでした。湿式で専用液?で接触面を濡らし、レコード盤を拭くというものです。液がなくなってから、薬局で無水アルコール(1本、800円) を買ってきて、5倍に薄めて使っています。
実際には、かなりドバトバ使います。ターンテーブルにレコードを載せた状態でびしょびしょするほど、かけ、拭きます。適度に湿っているほうが、再生時のパチパチノイズもほとんど気になりません。アルコールはレコード盤に良くないっといううわさも聞きますが、そんな感じは受けません。

 スタイラスクリーナー
針先の汚れ、ほこりを取る、クリーナーです。一枚かけるたびに使っています。キャップを外すと、先端がブラシになっています。カートリッジの奥から手前に引くように、針を清掃します。音がノイズっぼいな、と感じたら、針が汚れています。

僕の使っているカートリッジには、こんな工夫がされていました。
カートリッジは、シュアーのM97XE、MM型です。高域にキャラがあるみたいです。ちょっときらびやかな感じ。
さておき、先端にブラシがついています。再生時におろした状態で、溝の汚れ、ほこりをかいてくれているようです。(目で見えないから、ようです、って表現)
効果はありだと思います。
ちなみに、このブラシを使うときは、針圧を0.5ほど大きくしないと、十分な針圧がかからず、歪み感が出てしまいます。

ディスクスタビライザー
再生時、レコード盤の上に載せるスタビライザーです。僕が使っている左写真のものは、オーディオテクニカのAT618という型番のもの。黄銅ブロックの削りだしのものに、ゴムでカバーしたものです。カートリッジの拾う信号は、かなり微弱なもの。このアイテムも共振防止に一役かいます。
畳量は、600グラム。重しとして密着させることで、ディスクの振動を抑え、不要な歪みの発生を防ぐわけです。

やっぱりインシュレーターね
僕のHPでは、おなじみJ1プロジェクトの丸青です。足の下に敷いています。るのと、ないのとでは、大違い。ラックの振動がターンテーブルに伝わらなくなります。スピーカーからの振動が意外とプレーヤー周りにきているものです。

余談ですが、、、
この写真、アーム部ですが、このアームの中を、リード線が通っています。
接点はアームの先のカートリッジと、アームのおしりの2ケ所。
そして、プレーヤー内に入って、一箇所だけ基盤をを通り(下のケーブル交換で写真が出てきます) そこは、ハンダ付けされていますが、そのあとは、もうアンプのフォノ入力端子にレッツゴーなんです。いかに接点が少ないか。
音の生々しさの秘密って、こんなところにあるのかしら?と思うのです。
もちろん、この接点もクリーニングして、接点No1を塗布していますよ。

教科書です
オーディオアクセサリーの特別増刊です。音元出版から、発行されています。アナログレコードのハードの部分について、もっと知りたい方は、この本をオススメしたいです。定価1800円です。(安くはないやねぇ)

一工夫してみました。信号ケーブルの交換

デジタルコンポーネントのほうで、電源ケーブルを交換して、音が良くなったと喜んでいる自分です。アナログレコードプレーヤーだって、電源ケーブル交換すれば、、と勇んでやったわけですが、これが変化なし、、、、アナログってこういうもんか? と落胆していたんですが、、。
そうだよ、考えてみれば、レコードプレーヤーの電源って、信号に何の関係もないじゃん!モーターを制御しているだけじゃん。
当たり前のことに気が付きました、、、、。ヤレヤレですぅ。
前置きが長くなって、すみません。じゃあ、信号ケーブルはどうかと言うと、これは効果がありそうです。だって、純正のケーブル、いかにも何も考えていません、って感じだし、しかも古い。さらにプラグだって、強烈にしょぼい。
上にも書いたけど、信号自体がピュアだしね。
そんな訳で、ご多分にもれず、フタをあけて、ケーブル交換してみたんです。ここでは、その様子を少しだけレポートさせていただきます。

プレーヤー底板を外したみました。何だかわかんないって?うーん、まあそうかも、、、やりたい人は、自分のを開けてみてください。
注目すべきは、左上です。
その左上を拡大してみました。
トーンアームの中を通ってきた信号リード線が、この緑色の基盤で、ハンダつけされ、同軸ケーブルにつながっているわけです。
えっ?よく見えないって?
了解!
さらに拡大してみました。
よく見えるでしょ?
ちなみに、一番右は、アース線ね。このアース線もきちんとしたものに変えると効果あるんですって。えっ僕? もちろん、この時に交換していますよ。
ケーブルは同軸ケーブルを。平行ケーブルを使うと、ブーンノイズがのります。(実際、僕、失敗しました) あらかじめ、ノーマルの写真を撮っておきましょう。何の配線かわからなくなりますから。アンプに接続する部分のプラグは、僕お気に入りのTMS 6105Gです。
で、たったこれだけのことで、情報量がグンッとアップして、ヴォーカルなんて、あきらかにCDを超えてしまったんです。
ケーブルに何を使うかは、好みしだいです。あきらかにケーブルの音色がのりますから。

こうして、チューンしたプレーヤー、すごい可能性を垣間見てしまったわけです(音が良い)。もしかして、細かいところをつきつめていくと、ほんとにCDなんて足元にも及ばないリアルな音が聞けるんじゃないかと、、、。
そひんなわけで、上で書いた再生のテクニックを微妙に調整したりするようになったんですが。今現在、サーフェイスノイズ、そしてヒスノイズという弱点もだいたい気にならなくなる程度に落ち着かせることができました。

レコードって、とってもいいですよ。CD再生でどんな音を目指すべきなのか、その方向さえ、見えてくると思います。