追 記
(2016年10月 記)
雪割草の原生地として代表的な越後の弥彦・角田の峰々も色付き始めてきました。山の雪割草たちも厚い枯葉の下で長い冬を越す身支度をしていることでしょう。
今年の我が家の雪割草たちは例年になく根を遣られ、瀕死の株も数多く出ました。猛暑のためだけではなく、水遣り、通風、消毒など私の管理不足に起因しているものと反省しているところです。黒くなった根は切り落とし、水洗いをし、ミズゴケを巻いて、再び元気な姿にと願って植え替え作業に勤しんでおります。
元気に夏を越した株は秋が深まるにつれ着実に芽を伸長させております。三年前に出現した自慢の「ブライダルローブ」は青軸無毛の八重咲花ですが、今では大株となり、そのセルフをした子株や同系統の苗もしっかり芽をつけています。春にはどんな初花と出会えるか、待ち遠しい限りです。
いつぞや、江戸の歌人 橘 曙覧 を真似て
たのしみはカップの酒もてわが庵に花に囲まれ花といるとき
と戯れに詠んでみたことがあります。そんな春のひと時を夢見てやがて来る長い冬を越したいものです。
今年のHPの見出しの雪割草は「こころ」と名付けました。「峰桜」をもとに作った「神楽追分」系の花です。鮮やかな赤色弁が気に入っていますが、ベタでないのが多少不満です。しかし、曇りのないすっきりした青軸花独特の花容が魅力で、思いを込めて単純に「こころ」と銘を付けました。
十年一日の如く変わりのないHPですが、ご覧頂ければ幸いです。
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