9月18、19日
嬬恋・バラギ湖
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トラブル顛末記
今年の夏はイマイチだった。どこにも旅に出られなかった。休みが少なかった上に、山の神と休みが合わずどこにも行けない状態が続いた、お盆に福島で親戚筋の集まりがありバイクで参加し辛うじてツーリング気分を味わことはできたが自由でマイノリティーな旅に出られないでいた。
9月に入ってもあいかわらず忙しかったのだが、突然18日、19日が休みになった。
こりゃ、どこか旅にでねば!
慌てれいろいろ考える…。行きたい所は山ほどあるぞ…。
ふと嬬恋のキャベツ畑でも見るかという気になり、嬬恋に行く事に決定!
そして、嬬恋といえばバラギ湖!宿泊地も自動的に決定した。
旅の乗り物はホンダのバイクNV400SP、ガレージでほったらかしになっていた物を、旅の3日前に車検を通し復活!!
これに山の神と2人乗り&野営道具一式を積み込み、18日6時出発!
山の神とバイクで旅するときは、今まで2台のバイクで出ていたのだけど、高速2人乗り解禁をうけて、最近私の中でタンデムで出かけたい気持ちが加速しているのだ。それに、1台でまとめれば、環境にも財布にも優しいってもんだ!それともう一つ、ある企みが…
川崎を出て橋本、津久井と走り、相模湖の近くで国道を離れ山道へ、そして上野原ICから中央道にのる。
天気は上々ツーリング気分が盛り上がる。
初狩パーキングで一休み、そして密かに企てていた。運転手交代!!
つまり山の神(奥さん)に運転してもらい、私は後ろに…
普通、夫婦でタンデムツーリングだと旦那が終始運転するものなんだろうけど、奥さんが免許持ってた場合、それでは運転の楽しみが味わえない。
旦那と荷物を載せたバイクを運転できれば、奥さんと交代でツーリングが楽しめる。家の山の神は市街地走行と山岳狭路が苦手なので、そこは夫である私が運転し、田舎道を山の神が運転する、なんて調子のいい事が出来ちゃうのだ。
まぁそれも、おっさんと荷物を後ろに載せて走れるかどうかにかかってるのだけれど…

初2ケツを前にやや緊張の山の神と荷物満載のNV400SP ウィンカーが…
いざ、山の神運転で2ケツするとなると、運転する山の神の緊張もさることながら、後ろに乗る私も物凄い恐怖に襲われた。そもそも私、ほとんど人の後ろに乗った事ないんですよね…
でも、でも山の神の後ろ、乗らせていただきますよぉ〜
トリリュ〜ン、ストトトトー…ヨロヨロ…
うぎゃーこ、怖いー(私)
しばらく物凄い怖かったです、でも高速道路なので、走り出してしまえば流れに乗って走るだけ。
次第に慣れてきて、景色を楽しむ余裕も出て来ました。
なかなか後ろも良いモンですね、運転するのと違った爽快感があります、基本的にオープンエアだし、ゆるいジェットコースターの様な。
中央道を韮崎で降りて佐久方面へ、国道141を通るのが一般的なんだろうけど、それじゃつまらんので、信州峠、馬越峠経由で向かう事にした。
快適なワインディングを瑞牆山の特異な山容を愛でながら山の神と交代で走る。

瑞牆山の山容、この山、登るとアスレチックみたいで楽しいんだよね〜
信州峠を越えると高原野菜の畑の中を爽快に走る。やっぱり旅はいいね〜
馬越峠を過ぎ、小海の駅前で昼食をとる。駅の真向かいの食堂で、ソースかつ丼を食べた。

¥800のソースカツ丼、味は美味いけどチト高いな、これにせめて味噌汁つけて欲しかった…
小海から佐久まで、眠気と闘いながらヨロヨロ進む、佐久からは、いつもなら軽井沢を経由して浅間山を越え、嬬恋なのだけど、今回は浅間山の西の峠、車坂峠を越えて行く事にした。
時折、展望が開けるいかにも高原チックで快適なワインディングを軽快に上る、道幅も十分だ! 途中眠気から、大きな石の上で昼ねなどして、車坂峠へ、 車坂峠は立派なホテルがあり、此処までは観光バスなんかも来ていて高原の観光地だ。

車坂峠付近から小諸方面を望む、ガスがかかって展望はイマイチ、でも気分は最高!
車坂峠から嬬恋方面はそれまでの観光地気分から一転して、高原の林道走りになる。
ダートといっても、フラットだし、下りだし、NV2ケツで何も問題なかった。

車坂峠からの林道。フラットで走り易い。
山を降りると、今回見たかった、キャベツ畑が広がっていた。

広々としたキャベツ畑、いいね〜嬬恋のキャベツ畑!来た甲斐がありやした!!
今年はキャベツが豊作だっていうのはホントだね、でっかいトラクターにキャベツ満載で走ってましたよ。
浅間山の裾野を抜けると、四阿山麓バラギ湖はもうすぐそこ、気持ちの良い農道をゆっくり走って、バラギ湖に到着!
いつ来てもバラギ湖はいいね〜、でも、いつもとちょっと違うぞ!
いつものキャンプ場の道の反対になんとオートキャンプ場が出来てました!しかも満員御礼だっ。
若干騒がしくなったけど道の反対だし、影響は少なめ。
私がいつも利用する、公営のキャンプ場は車の乗り入れは出来ないけれど、バラギ湖にとても近いし、駐車場からも1分も歩けばサイトだし、値段も数百円でとってもリーズナブル。トイレも炊事場もとっても綺麗、だけど利用者少なめ、なんか不思議。まぁ私はその方が良いけど、混雑するキャンプ場には行きませんよ!

バラギ湖よ、いつまでも静かでいてね!
そして、ユルユルと宴の準備

バラギ湖畔でコーヒーをすすり、宴の準備、至福のひととき♪
日も暮れてビールとご馳走で腹いっぱい、ユルユルと眠りに就くのでした。
翌朝、テントに注ぐ日の光で起床、今日も良い天気だ!
のんびりと食事を摂り、撤収、出発!
今日は北軽井沢から二度上峠を越えて松井田、妙義を越えて下仁田、上野村を経て秩父、青梅、八王子、そして川崎に帰る予定、オール下道だっ、気合がはいる。
朝の気持ちの良い空気の中、北軽井沢から二度上峠へ、道幅十分で走り易い道を山の神と交代で走る。
松井田に着くともう汗ばむほど暑い、まだ夏だな!
そして奇峰、妙義山を軽快に走り下仁田へ。

奇峰、妙義山とNV。そしてこの後…とんでもない事態に…
下仁田で給油して、南牧村、塩ノ沢峠を越えて上野村に向かう途中、新しいトンネルの掲示板を見て、走り出そうとした瞬間それは起きた。
カ・カ・カ・カ・ガリガリガリ・・・
???ん〜?
走り出すと激しい音がー
そしてすぐに
エンジンが掛かっていると止まっていても音がするようになる。
こりゃヤバイ!
どうやらクラッチ側のクランクケースカバーの中で音がしている。
何がどうなってるなかさっぱり分かんないけど、走ったら取り返しのつかない事になりそうだ。
クラッチの何かか何かなってるんだろうけど、さすがに、道端でクランクケースカバー開ける事は出来ないので、業者に頼んでバイクをサルベージしてもらい、自分等は電車で帰るか。バイクをここらに置いて、自分等は電車で帰り、後日自分でサルベージしに来るか。
ここまで考えがまとまるまでに20分ほど掛かりました。
業者にサルベージしてもらうと御代がとんでもない事態になりそうなので、バイクをここらに置いてひとまず帰ることにした。
ここらに置くといっても、道端なんかに置いたら、山深い所とは言え、地元のヤンキーに何されるか分かったもんじゃないので、最寄の民家の隅にでも置かせてもらおうと言うことになり、民家をあたってみる。
バイクから一番近い家に声を掛けてみる。
お昼寝中のおじさんが眠たい目をして出てきてくれた。事情を説明して、頼んだところ責任はもてないけど、と言う事で、空いてるスペースに置かせてもらえる事になった。ラッキー、感謝感激。
2人でバイクを押して坂を上がり、おじさんの家へ、バイクを何とか収めて、荷物をまとめる。持てる限りの荷物は持って残りはバイクに積んだまま、おじさんの家を後にする。
バスが走ってる道までは徒歩で30分ほど、荷物にヘルメットを抱えての徒歩はなかなかしんどい。山の神はだいぶ参っていた。バイクで来たときはアッとゆう間だったのになー。
なんとかバスにのり、下仁田駅へそこから上信電鉄で高崎へ。

上信電鉄下仁田駅と車両、辛うじて3両でした。
右、途中駅の「なんじゃい」…俺が聞きたいくらいだよっ!
もう、何も言うことはありません…好きにして下さい…
上信電鉄なんて電車、いまの今まで気にしたことすらなかったよ、まさか乗る羽目になるとは…
そして高崎からJR線で川崎へ、そして帰宅…信じられん、帰宅しても信じられん。
しかし、そうも言ってられない、来週にはサルベージに向かわなくてはならないし、明日から仕事なので、帰宅してすぐにサルベージの準備にかかる。
先ず、軽トラの手配、そしてトラックに積載するためのアルミラダーの手配、なんとかその日のうちに手配出来た。
あとは日曜日にまた下仁田、南牧村へいくばかり。
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