蒔絵額「アジサイ」の作り方
<北國新聞文化センター蒔絵教室(68回目)> H.19.1.15
図案17案を見てもらう。
指摘事項・迫力がない、淋しい。
・画面を大きく取る(3mm程度余白は残す)。
・細かい仕事も入れる。
・額紫陽花なのか紫陽花なのか?
・書き割りの場合も、図案や置き目の線は1本でよい。地塗りの際に書き割る。
・丸粉の大きさは研ぎ出す時のために揃えておいた方がよい。
平目を混ぜるなどの工夫をする。
・細かくつぶした貝も入れる。四角く切った貝ばかりなのはあまり面白くない(アクセントになるように少し入れるのはよい)。
・銀粉、金粉、細長く切った貝などいろいろな材料を使う。
・貝の切片は売っているものでなく自分で作る。
・自由に小さい花を自分で作ってもよい。細かい花を地塗りする 仕事も入れる。
・貝より金の方が強く出る。メインの花が貝なのはよくない。周りに貝を蒔くので、花が死んでしまう。
・葉っぱはない方がよいかも知れない。
・今回は卵殻は使わない。
など。
*次回までに1、2枚(or3枚程度まで)でよいので、図案を描き直して来ること。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(69回目)>
図案の検討。結局案4か案5をもう少し手直しして図案とすることになる。いくつか指摘事項あり(花の中心部付近は丸粉ではなく平目にするetc.)。
*今回は金蒔絵(銀蒔絵)の部分も平蒔絵ではなく、全て研ぎ出しにするとのこと。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(70回目)>
図案の検討。案8、案11を若干変えたものに決定(案13)。
案13・・・円を描き円の外側に銀平目の2号か3号を蒔く。貝をつぶしたものを丸く置くところは円の外側を小さな貝の切片にして、貝の丸い部分を外側に向けてぼかす。使う貝は夜光貝でよいだろうとのこと。
図案13を鉛筆でパネルの大きさに切った置き目用の紙のツルツルな方に写す(*)(裏のザラザラな方に描くと消しゴムで消した際、紙が乱れるので)。次いで鉛筆の先をよく削って、*の紙に写した図案をパネルの大きさに切った置き目用の紙のザラザラな方にもう一度鉛筆で写す(これを正式な置き目用の紙とする)。
*次回は手板の炭研ぎと置き目
<北國新聞文化センター蒔絵教室(71回目)>
手板を静岡炭で水研ぎする(「チラチラ」がなくなるまで)。引き続いて鉛筆で描いた図案を赤軸根朱替筆に絵漆をつけ細い線でなぞる練習(置き目の練習)。
*次回(2.19)は置き目(本番)
<北國新聞文化センター蒔絵教室(72回目)>
絵漆に樟脳と樟脳油を混ぜたものを作り漆をやわらかくし(樟脳油だけだとすぐに揮発してしまい、漆がまた固くなってしまう。また箱物など図案の多い作品の置き目を取るときは焼漆にして乾かないようにしてやる)、置き目用とする。置き目用の漆で赤軸根朱替筆を使い、図案を紙のツルツルな方からなぞり、鯨箆でパネル面に転写する(45度くらいの角度で一方向に鯨箆を動かす。図案を絵漆でなぞったあと、紙の上に押し付けて、付きすぎた絵漆を吸い取る)。その後、チタニウムを羽根でまぶして図案を見やすくしておく。
次いで黄軸鶴描き筆を使い花の中心の部分を黒呂色漆で地塗りし、金平目12号を貼り(サランラップを押し付け、余分に地塗りした黒呂色漆を吸い取る)、湿り風呂に入れる。
*次回までに金平目9号2g、銀丸粉7号2g、銀平目8号2gを購入のこと(金丸粉は7号粉が余っているので、それを使う)。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(73回目)>
金粉を蒔く予定の花に絵漆を地塗りし、中心部の12号の金の平目粉の周囲にやや小さい9号の金の平目粉を置いてゆく。次いで金丸粉7号をアジサイの「がく」の周辺部には密に蒔き、中央部には疎に蒔く(蒔き暈し)。同じ要領でもう1つの金の花にも金粉を蒔き、湿り風呂に入れる。
*来週は残った金の花の続き
<北國新聞文化センター蒔絵教室(74回目)>
金粉を蒔く予定の花に絵漆を地塗りし、中心部の12号の金の平目の周囲にやや小さい9号の金の平目を置いてゆく。次いで金丸粉7号をアジサイの「がく」の周辺部には密に蒔き、中央部には疎に蒔く(蒔き暈し)。同じ要領でもう1つの金の花も絵漆で地塗りし、金の平目(9号)を置き、金丸粉7号を蒔き、湿り風呂に入れる。
*前回2つ、今回2つ、計4つの花の金粉蒔き、平目(9号)貼りを終えた(次回はあと2つの花の金粉蒔き、平目(9号)貼り)。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(75回目)>
金粉を蒔く予定の花に絵漆を地塗りし、中心部の12号の金の平目の周囲にやや小さい9号の金の平目を置いてゆく。次いで金丸粉7号をアジサイの「がく」の周辺部には密に蒔き、中央部には疎に蒔く(蒔き暈し)。同じ要領でもう1つの金の花も絵漆で地塗りし、金の平目(9号)を置き、金丸粉7号を蒔き、湿り風呂に入れる。
*前回までに4つ、今回2つ、計6つの花の金粉蒔き、平目(9号)貼りを終えた。
*次回は銀蒔絵。時間に余裕があれば貝を切ったりするかも知れない。夜光貝の板で余り高価ではなく、かつ青っぽい色が中心のものを高野漆行で選んで来ること(裏に黒い紙を当てさせてもらい選ぶとよい。どうしても判断がつかなければ次週報告すればS先生が買いに行ってくださるとのこと)。
*蒔絵筆の洗い方を改めて習う。使った後はいきなり油で洗わず、樟脳油でさっと洗ってティッシュペーパーで拭き取る。筆洗い棒は筆の根元の漆を搾り出すのに使い、穂先の水毛は触らないようにすること。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(76回目)>
銀粉を蒔く予定の花に黒呂色漆を地塗りし(銀蒔絵の地塗りは絵漆でなく黒呂色漆を使う)、中心部の12号の金の平目の周囲にやや小さい8号の銀の平目を置いてゆく。次いで銀丸粉7号をアジサイの「がく」の周辺部には密に蒔き、中央部には疎に蒔く(蒔き暈し)。同じ要領でもう1つの銀の花も黒呂色漆で地塗りし、銀の平目(8号)を置き、銀丸粉7号を蒔く。銀の線だけで描く花は今日は銀粉蒔きを行わず(時間がなく赤軸根朱替筆も洗っていないので)、中央部のみに黒呂色漆を地塗りし(周囲の線の銀蒔絵は来週)、銀の平目(8号)を置き(後ろに来る花なので花の中央部は強調せず貼る平目の数も少なめにする)、湿り風呂に入れる。
S先生の買って来た夜光貝のうち貼る部分の裏に筆で黒呂色漆を塗り(裏彩色)、湿り風呂に入れる(粒=粉にする貝は裏に何も塗らない)。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(77回目)>
銀の線のみの花を赤軸根朱替筆を使い黒呂色漆で地描きし、銀丸粉7号を蒔き、湿り風呂に入れる。赤軸根朱替筆を使い黒呂色漆で貝の置き目を取り、鯨箆で先週裏に黒呂色漆を塗って裏彩色した夜光貝に図案を転写する(失敗したところはリグロインで拭くとすぐに黒漆は取れる。置き目が見やすいように、炭粉をまぶしておく)。次いで針で(30度くらいの角度で)、裏彩色した貝を花の形に切る(貝の花を2つとも切る。中心部の平目の上に来る部分には針で穴を開ける)。一方微塵にする貝(裏に黒呂色漆を塗っていないもの)のうち、どの角度から見ても光っていない白っぽい部分を切り、取り除く。
*来週までに黒っぽく柔らかい紙(貝の色を見分けたり、微塵を包むため)を買って来ること。
*来週は地塗りをして、しばらく湿りに入れてから(貼る貝の面積が広いので)、貝の花2つを貼る。湿りに入れている間に貝を絹の布で包んで潰し、微塵を作る。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(78回目)>
前回切った夜光貝の花2つの周囲をペーパー#800で軽く磨き、白い部分や凹凸?をなくす。次いで夜光貝の花の裏に黄軸鶴書き筆で黒呂色漆を地塗りし(貼る貝の裏に地塗りし、パネル面には地塗りしない)、午後7時5分湿り風呂に入れる。20分後くらいから、地塗りした黒呂色漆の乾き具合を何度も注意して見て、貝の裏に塗った黒呂色漆に青い息がかかる程度のときに(白い息がかかるようでは乾きすぎ)湿り風呂から出し(結局45分から50分ほど湿りに入れておいたことになる)、パネル面に貼り、手指で強く押さえ接着させる。さらにごま砥(ごま砥でよいが今日は碁石にこくそで固めたものを使う)で貝の花の上から何度も叩くように押さえ完全に接着させる。最後にリグロインを含んだティッシュペーパーで貝の上についた黒漆などを拭いて落とす(リグロインを多くつけすぎないように。貝の裏にリグロインが回って黒漆が接着しなくなる)。貝を湿り風呂の中で乾かしている間に、針きどで金蒔絵、銀蒔絵の花の形を整える。以上の工程を終えたのち、パネルを湿り風呂に入れる。
*貝の裏を地塗りし、湿り風呂に入れた20分後くらいから、地塗りした黒漆の乾き具合を何度も注意して見て、青い息がかかるくらいの状態のときに貼る(白い息がかかるようでは乾きすぎ)。
*次回は裏彩色していない夜光貝を潰し微塵にし、蒔く。時間があれば金銀の蒔絵の粉固め。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(79回目)>
裏彩色していない夜光貝のうち白くて光っていない部分を針で切り取る。次いで(光る部分だけになった)夜光貝を絹の布で包んで手で潰し、細かくする。細かくした貝を粉筒で小さく切った黒い紙の上に蒔き、細かい貝の微塵を集める。細かい微塵の量が足りないときは、絹の布で包んで更に粗い微塵を潰し同様に黒い紙の上に粉筒で蒔き細かい微塵を集める。細かい微塵と粗い微塵を別々に黒い紙に包んで保存する。パネルの微塵を蒔く部分(円2箇所、三日月型1箇所)に鉛筆で大まかに置き目を描き、黄軸鶴書き筆で黒呂色漆を地塗りする。次いで細かい微塵を粉筒に入れ、地塗りした部分に蒔いてゆく。貝と貝が重なっている部分は「きど」で重なっている貝を外し、貝が抜けている部分には「きど」で貝を持ってゆき貼る。最後にパネルを湿り風呂に入れる。
*結局微塵を蒔く部分は、全て細かい微塵を蒔くことになったため、粗い微塵は黒い紙で包んで別に保管する。
*次回は粉固め。金粉は加藤さんの日本産梨子地漆で、銀粉と貝の微塵は黒呂色漆で固める。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(80回目)>
加藤さんの日本産梨子地漆を少量ガラス板の上に出し、樟脳と樟脳油を落とし(樟脳油のみだとすぐに揮発して漆が硬くなってしまう)、箆で混ぜ、漉し紙で漉す。次いで黄軸鶴書き筆で日本産梨子地漆を金蒔絵の部分の金粉に塗り、固める。余った日本産梨子地漆は箆でチューブに戻す。次いで樟脳油で軽く蒔絵筆を洗い、黒呂色漆を少量ガラス板の上に出し、樟脳と樟脳油を落とし、箆で混ぜ、漉し紙で漉す。引き続き黄軸鶴書き筆で黒呂色漆を銀蒔絵の部分の銀粉、夜光貝の微塵に塗り、固める。次いで黒呂色漆にリグロインを混ぜ浸透しやすくしたのち、板状の夜光貝の花2つの縁に一通り塗る。最後にサランラップでパネル全体を押さえ、余分な漆を取り、湿り風呂に入れる。
*次回は上塗りができるように、静岡炭で貝の上をはつるように研ぐなどの作業を行う。
*塗り梨地は油が入っていて艶があるが漆としては弱い。
*銀1号粉などの細かい粉の粉固めは生漆で摺り漆のようにやるが、号数の大きな銀粉の粉固めは黒呂色漆を筆で塗りつけるようにして行う。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(81回目)>
静岡炭の小さく切ったものを中砥で平らにしながら、貝の微塵の飛び出ているところ(貝の微塵が立っているところ;本来なら前回ごま砥で押さえて貝の微塵を寝かせておくべきだった)や花の中央部の平目の高くなっているところを中心に静岡炭で水研ぎして段差(高さの差)をできるだけ小さくする(上塗りをしやすくするため、というか上塗り後の研ぎ出しをなるべく容易にするため)。静岡炭による水研ぎは丸粉を損傷しないように錫金貝を当てて丸粉を保護しながら行う。貝のベタ(板状のもの)も静岡炭で研ぎ、最後に丸粉も静岡炭で軽く研いでおく。パネルを水洗いして、S先生に預ける(次回までに上塗りをしてきてくださる予定。回転風呂があるので)。
*20時5分には終わる。
*来週と再来週は休み。次回は5月14日。静岡炭で研ぎ出し。貝の上はデザインカッターを使うかも知れない。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(82回目)>
上塗りを済ませた手板の貝のベタのところと、花の中央部の平目のところの黒漆をデザインカッターで落とす。貝の微塵のところの黒漆も軽くデザインカッターで落とす。次いでたらいに水をくみ、中砥を水につけ、静岡炭を中砥で平らにしながら金銀粉のところを水研ぎし、金蒔絵、銀蒔絵を研ぎ出す(途中まで)。研ぎ出しの作業中に花の中央部の金平目(12号)が一箇所剥れたので、エポキシ(ボンド)で貼る(漆で貼ると次回もう一度漆で固めないと研ぎ出しの作業が続けられないため、あえてエポキシで貼る)。
*研ぎ出しがしやすいように、デザインカッターの刃も角度が何種類かあるものを持っていた方がよい(30度、45度など)。
*研ぎ破りではないが、かなり深くデザインカッターで掘ってしまったところができたらしい(花の中央部の平目の部分)。
*静岡炭で研いだのち、合成砥#2000で研ぎ、胴摺りして研ぎ出しの完成となる予定。次回は研ぎ出しの続き。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(83回目)>
静岡炭を糸鋸で小さく切り、たらいに水をいっぱいに汲んで中に中砥を入れる。中砥で静岡炭を平らにしながら、静岡炭で金蒔絵、銀蒔絵の上に被った黒漆を落として研ぎ出してゆく(水研ぎ)。静岡炭による金蒔絵、銀蒔絵の研ぎ出しがほぼ終わったら、次いで蒔絵を施していない黒塗り面も静岡炭で水研ぎし、刷毛目を消す(刷毛目がところどころ途切れるくらいまでにしておく。完全に刷毛目を消してしまうと、次の合成砥#2000による研ぎの際どの程度研げばよいかがわからず、場合によっては研ぎ破りに繋がる)。静岡炭による研ぎが終了した時点で、たらいの水を新しくし、仕上げ砥(表面がツルツル)をたらいにつけ、合成砥#2000を仕上げ砥で平らにしながら、花の中央部の黒漆を被った蒔き暈しの部分を研ぎ出す(最後20分間くらい、途中まで)。
*次回は引き続き合成砥#2000を仕上げ砥で平らにしながら花の中央部の黒漆を被った蒔き暈しの部分などを研ぎ出す。
「高野のちしゃ炭は今いち好きになれない。炭の当り外れがあるし、使い勝手が悪い(だから代わりに合成砥#2000を使う)」とのこと(S先生)。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(84回目)>
水をつけて仕上げ砥で合成砥#2000を平らにしながら、金蒔絵、銀蒔絵の部分と蒔絵を施していない黒塗り面を水研ぎする(2時間かかる)。
*仕上げ砥はたらいの水につけっ放しにしなくてもよい(中砥の場合はたらいの水につけておく必要がある)。
*次回は胴摺りと部分的な補修(直し)・・・剥れた花の中央部の平目(12号)を段差がなるべくないように薄くした上で貼り直すかもしれないので金平目(12号)を持参のこと。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(85回目)>
夜光貝の周りの研ぎ足りないところや貝の上の傷を合成砥#2000で研ぐ(仕上げ砥で合成砥を平らにし水研ぎ・・・なるべく塗り面でなく貝の上から貝の周りを研ぐようにし、塗り面に合成砥が落ちて凹部を作らないようにする)。次いでパネル面全体を油砥粉で胴摺り(してみる)。その後一旦ティッシュペーパーで油砥粉を拭き取る。次に傷が残ったりして研ぎ足りないところを部分的に合成砥#2000で研ぎ、次いで油砥粉でそこを部分的に胴摺りし、研ぎ具合をみる。このように部分的に研ぎ足りないところを合成砥#2000で研ぎ、引き続き油砥粉でそこを胴摺りし塗り面を順番に整えてゆく。次に金平目12号を表裏から中砥で研ぎ薄くしてからエポキシで剥れたところに貼る。次いで花の中央部の金平目の部分や貝の微塵の部分で研ぎ出すときにカッターなどで傷をつけた部分に、黄軸鶴書き筆で朱合呂色漆を塗り、次に黒呂色漆を塗って傷を消し、湿り風呂に入れる。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(86回目)>
最初に黒呂色漆を被った貝の微塵と朱合呂色漆+黒呂色漆を被った花の中央部の平目を合成砥#2000で研ぎ出す。次いでまずパネル面全体を油砥粉で胴摺りする。次いで(静岡炭の?)傷と思われるところを合成砥#2000で研ぎ、傷が消えたらその部分を油砥粉で胴摺り。引き続き何もついていない脱脂綿で油砥粉を拭き取り、塗り面の状態を確認する。まだ傷が残っていれば同じ作業(合成砥#2000による研ぎ→油砥粉による胴摺り)を繰り返す。この作業をパネルの各部分で行ったのち、パネルを液体の石鹸でよく洗ってふきんで水分を拭き取る(液体石鹸による洗い方が不十分で油砥粉が少し残ってしまったところは、リグロインで油砥粉を拭き取る)。最後に脱脂綿で(毛ばだたないように脱脂綿を折り曲げて強く持つ)パネル面に摺り漆を渡し、ティッシュペーパーで拭き取り、湿り風呂に入れる。
*次回は摺り落としと2回目の摺り漆。白い粉(?)による胴摺りを行うかも知れない。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(87回目)>
ノンシリコンコンパウンドで摺り落とし(1時間以上かかる。部分的に摺り落としをした後、傷も多いのでノンシリコンコンパウンドでパネル全体を胴摺りのように磨く)。その後石鹸でパネルをよく洗い、水分を拭き取ったのち、摺り漆2回目、湿り風呂に入れる
*1回目の摺り落としは丁寧にやった方がよい。摺り漆のときはティッシュペーパーで拭き取るときに摺り跡を残すこと(次回の摺り落としの際に目安になる)。
*次回は2回目の摺り落としと3回目の摺り漆
<北國新聞文化センター蒔絵教室(88回目)>
ノンシリコンコンパウンドで摺り落とし(パネルを四つに区切って四分の一ずつ。その後パネル面全体を磨く)。次に石鹸でパネルを丁寧に洗い、水分を拭き取り、3回目の摺り渡し(脱脂綿に漉した生漆をつけ、渡したあと、ティッシュペーパーを2枚重ねて折り畳んで縁が皺にならないようにしながら拭き取る・・・拭き取り過ぎないように。摺り跡は残す。)の後、湿り風呂に入れる。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(89回目)>
ノンシリコンコンパウンド(SAN−JET 616)で摺り落とし。傷が目立つので石鹸でよく洗ったのちふきんで水分を拭き取り、もう一度摺り渡し(ティッシュペーパーで拭き取る際に多めに摺り漆を残す)、湿り風呂に入れる。
*生漆が古いと何回摺り漆をしても艶があがらない。そのような場合水を混ぜるのも一法。
<北國新聞文化センター蒔絵教室(90回目)> H.19.7.9
アジサイのパネル(手板)・・・ノンシリコンコンパウンドで摺り落とし。完成とする。
*額縁の色は暗い色にしないこと
完成写真
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