2008年1月17日メモリアルウオークに使用されたワッペンの「はばタン」
「はばタン」とは2006年のじぎく兵庫国体における
大会マスコットのこと


何故自助なのか
  
            
防災から減災へ  

 近未来に必ず阪神淡路大震災より大きな地震が起こる可能性が高いといわれています。
地震にはプレート移動による海溝型地震の予想される東海、東南海、南海地震と、活断層のずれによる直下型地震があります。そしてどちらの地震も確率が高くなってきています。
 地震は定期的というか一定の周期で同じ場所に発生します。
 東海地震は何時起こっても不思議でない段階にきています。それに東南海、南海地震が同時に起こる確率も高くなってきています。
その場合に起こる津波の被害は2004年12月26日のスマトラ沖津波に匹敵する,又はそれ以上といわれています。
 そのような事態になれば行政組織自体、壊滅的な被害を受けているでしょうし,縦割りの命令組織の集合体ではすぐには機能できませんから、公助は期待できません。災害を100%防ぐことは不可能なことだと分かってきました、しかし
災害は減らすことは可能です。
 予想される震災は自分の身は自分でしか守れない状態になります。完全に守れなくとも
心構次第で被害を最小限に抑える減災処置はとれます。
 
又、地震だけでなく地球温暖化や自然環境破壊によると思われる災害、竜巻や洪水などの風水害なども増加しています。
 日本は国土面積の10%の沖積層に50%の人口と75%の資産が集中しています。
日本の海岸部には石油タンクや原子力発電所が点在します。それらが長周期地震動などの被害を受けたら、想像しただけで。。。。。。。。日本沈没は小説や映画の世界ではなくなるかも。
 広葉樹を伐採し、針葉樹に変えたり、山を切り開いた結果山崩れ、土石流などの山災害、河川災害を誘発します。生物の生態系を無視したダムやコンクリートによる護岸の影響は将来的に人間の生活にも深く悪影響を与えるでしょう。
 ”山は海の恋人”といわれます。山を傷めると海も傷つきます。海に囲まれた国にもかかわらず、近海での漁獲量は激減し、農作物と共に食料自給率は悪化をたどっています。
 更に日本には108の活火山が存在し、28の国立公園のうち18箇所に活火山があります。それは火山が観光開発に利用され、多くの人がその周辺に住んでいることを意味します。

 災害を完全に防ぐことは不可能、しかし被害を減らすことは可能
 自分の身の安全を確保しないと何も出来ないことを最初に理解してください。

 自身の安全を確保したら、家族の安全を確認しましょう行政が動くのはまだまだ先です、すぐに動けるあなたに出来ることは向こう3軒両隣、右隣の寝たきり老人、左隣の口うるさい車椅子のオバサン、向いの幼児とお腹の大きな母親、その隣のかわいい外国人のお嬢さんの安否を確認して避難所に誘導しましょう。自分が動けるから困っている人々を助けられる。動ける人は能動的に動くことが自助の精神です。

 避難所に持っていくものは最小限度のものにしましょう。
 避難所では理屈や不平、不満は後まわしにして自分に出来るこがないかを探して、責任者の指示に従って体を動かしましょう。助け合いましょう。被災者は黙って救助が来るのを待つのではなく、自立して、助け合うことが大事です。復旧、復興には時間がかかります、無理しないで自分の出来る範囲で動けばいいのです。足らないところはボランテアイや行政に遠慮なく要求しましょう。
体を動かしていれば悲惨な記憶も忘れられます。

防災は「悲観的に準備して、楽観的に行動する」事が原則。
(山村武彦 防災システム研究所所長)

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