HP作成者のプロフイル       

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1941年大阪生まれ、1982年より芦屋在住。
1995年1月17日兵庫県南部地震経験。2005年秋より半年間兵庫県広域防災センターにて防災リーダ講習会を受講。2006年3月防災士試験合格。2008年1月日本災害復興学会発足、会員となる

トラウマ其の1   1945年3月13日夜半の大阪大空襲で本籍地である西区が燃え盛っているのを、住吉区帝塚山にあった高射砲陣地近くに住んでいた当時4歳の私は、空襲警報の解除された後屋根の上から花火見物の気分で傍観していた。後ほど母の実家が全焼したのを知った。数日後実家に行った私は横堀川に黒焦げの死体が潮の満ち退きにあわせてプカプカ浮ぶのを只眺めるだけだった。
其の2 1985年8月12日 御巣鷹山事故のご遺族のお世話係をした経験。事故の責任はすべての社員が背負わなければならない。自己の保身、出世のために組合を分裂させ、和を崩壊させ人心をばらばらにしながら、なおかつ現場にも行かず、机にふんぞり返って他人事のように事故を語る無責任な社員がいるのは哀しいことです。
其の3  1995年1月17日5時46分、ドーンという地響きに朝方の夢を破られた私は何事が起きたか理解するまで数分かかった。枕元に東西に置いていた本箱が倒れ、狭い部屋のおかげで反対側の壁で止まっていた。本箱の長さが短かかったらオデコ直撃で即死していただろう。更に幸いなことには、足元に南北に隙間無く置いていた2つのタンスは倒れなかった。これが倒れていたら下半身は潰れていたろう。私たち夫婦はしばらくは茫然自失して抱き合い震えるだけであった。又震源はてっきり関東だと思い、ここが(芦屋)がこんな状態だと東京は壊滅したのでは無いかと食器棚が倒れガラス、食器破片が散乱するリビングをポカーンとながめるだけだった。
 不思議な出来事:冷蔵庫はずれただけで倒れることなく閉まっているのに、中を開けると食器棚のガラスや食器の破片が詰まっていた。買ったばかりの大型TVはゴロリと回転してころがっていた。

エピソード其の1 日本航空に勤務して、山崎 豊子著「沈まぬ太陽」の主人公と行動をともにした私は、立身出世や金銭とは縁遠くはあったが、運よく仕事上ではあまり差別されることなく(昇給、昇格では差別)希望した教育の仕事でトラジャル旅行ホテル専門学校等に出向。(陰の声:安上がりにこき使えた人のよい奴。麻雀屋のおばさんからはよく出来た人ねとマルチャンとあだ名ををつけられ、上司や同僚もそう呼んでいた)
 ともあれ、これらの業界での経験からホスピタリテイ産業たる、旅行、運送、ホテルなど観光産業は平和でなければ成り立たないことを痛感。
 旅行者は商業であれ、観光であれ平和への外交官。そんな平和産業で働いてきたことを誇りに思います。
 そして最大に感謝しなければならないのは、会社での立場を知りながら契りを結び、グチひとつこぼさず3人の子どもを育ててくれた伴侶「人生の同行者」がいてくれたからこそ今日の私があるということ。

其の2  私は儒教的影響の深い、信仰心の篤い両親に善悪には厳しく接するよう育てられた。
 したがって会社で出世や高給が欲しかったらバスに乗り遅れないよう早く御用組合に移るよう説得されても、会社とは仕事をすることで雇用契約したが心の問題、人の生き方の問題まで支配されたくないと拒否した。
 その後の出来事は「沈まぬ太陽」に詳しく書かれているので省略するが、後輩から「先輩の所属する旧労(日航労組)は過激派の破壊者集団だから近づいたり話したりしないようにと入社時教わったが、先輩は一通りのギャンブルもするし、野球談義などもし、環境破壊だといいながらゴルフもする、むしろ考え方はconservativeな人ですね。転向されたんですか」と会社批判の組合ビラを受け取りながらいわれたことがある。

至福を感じるとき   教え子の結婚式によばれ、彼らの成長振りをみるとき。人間は学校時代の成績とは関係なく業界人として、人として日々素晴らしく成長していくものだと確認できること。

小田 実(「何でも見てやろう」の作者、元ベ平連代表、「9条の会」呼びかけ人)から学んだこと
 「市民の意見30・関西」の集会で、ヨタヨタ歩く其の姿からは想像できない精悍で鋭い眼光とでかく、はっきりした声で「批評家、評論家は要らない。対案、代案を考えて、正しいと思ったら自ら行動せよ、金を出せ」との言葉に魅せられた。
 総評論家時代、批評だけは本職顔負けの事を言うのに何もしない人間の多い世の中で其の一声に私はしびれた。
 金もなく,頭も悪いにもかかわらずいろんなことに色気のある私はトップランナーとなるには責任が重すぎるし、それぞれの事柄に平等に精力を注ぐほどの能力も無く、又一つの事に束縛されたくもない我侭な性分なので、只引っ付き虫のように後ろから付いていくだけ。ノソノソと体を動かすことでご奉公したい。金は年金だけの収入なのでささやかに出し、人間として(小田氏は市民としてという)正しいと思うことがあれば行動すること。行動することで相反する考えの人との対話も開け、それが民主主義社会の発展につながると思う。
 それともう一つ印象に残る言葉として、「サラダ社会をつくろう」というのがある。サラダは夫々の素材が活かされてこそ美味である。人間社会においても個性が尊重され、活かされなければならない。民主主義社会とはサラダ社会である。人間を一つのルツボに入れてかき混ぜ単一化した社会では、弱者は切り捨てられてしまう。
 他人事のように批評することだけでは何の解決にもならないし、無責任であり民主主義を冒涜するものと考え、そして握りこぶしを振り上げ相手を打ち負かすほどの体力に自信のない私は、暴力にはただただ「話せばわかる」と非暴力の抵抗をする事を信条とします。ガンジーを尊敬しています。選挙では清き一票を投じることが大事と考える

2007年7月30日午前2時5分 末期胃がんの為永眠、享年75歳 
 平和だけでなく、教育、医療、福祉、被災者支援、国際交流と幅広く常に先頭に立って語り、右でも左でも無い行動する文学者、偉大なる人生の先輩を失いました。これからも心の中で生き続けて叱咤激励してください。

私の遺言
 兵庫県南部地震で生き残った私にとって残りの人生はオマケのようなもの。平均寿命まで生きればもうけもの。しかし体が自由に動くのはそう長くないだろう。そう思うとしたいことが山とあるのに時間が少なすぎる。定年後も働くなんて、もったいない、もったいない。
 家族には正式な遺言書を書いてはいないが、死後家族が非難されないよう、ここに一部を公表しておく。
 子どもには資産を残す気はさらさら無い。収入は年金だけだが食べるだけなら「人生の同行者」が何とかやりくりしてくれるだろう。僅かな小遣いは種々のボランテイア活動に使わせてもらう。三途の川を渡るに必要な小銭だけあればいいので葬式代さえ残さない。宗教的葬祭は一切不要。戒名も墓も不要。オロオロして葬儀屋の術中にはまることなく直ぐに火葬すること。寝たきり状態、又はボケ状態になれば延命処置は一切不要、安楽死をさせてくれる病院でさっさと処理してくれて結構。尊厳死協会への申し込みを考えている。安楽死と尊厳死は違うらしい。
 親戚、友人などへの連絡は後でいいので、死後直ちに家族だけで火葬して、できれば焼香時に摘む程度の一つまみの灰を六甲山の見晴らしのいい場所と大阪湾内に撒いてくれればいい。
 臓器提供意思表示カードは持っているが年齢的に役に立たないだろう。医者が解剖を希望すれば献体してよい。
 友人などへの連絡は年末ではなく、一段落したら住所録にしたがってハガキを出してほしい、パソコンに登録されている人にはメールでの通知でもよい。パソコンメールの受信停止も早い目にすること。もし香典など持って来る奇特な人がいれば遠慮なく受け取り、社会福祉協議会やユニセフに寄付すること。お返しは不要。命日など覚える必要はないが、覚えていたらベートーベンの第9でも聴いてくれ。「千の風になって」の歌もいいね。
 蛇足ながら、私は無神論者ではありません。正月には3社詣りをし、盆には墓参り、クリスマスも祝います。車を買えばお祓いを受け、葬式では数珠を持ち経を唱え、教会では賛美歌に唱和する、いわゆる平均的日本人です。むしろそれはいいことだと思います。1つの宗教、宗派、教義にこだわるから争いがおこるのです。神、仏は人間の迷える心を救う事を目指しているのであって、人間が相争うことを望んではいないはず。ところが愚かな人間は自分の信ずる教義を絶対視して他宗教を排除しようとして武力に訴える。もっとおおらかに認め合うことです。又偉大な教祖は自分が金銭的に豊かになろうとは思っていなかったはずです。ところがその教えを説く者が高級車で生活保護所帯の家に法事に行くというのは理解できません。いずれにしろ墓参りにくるのはせいぜい孫まで、その後は無縁仏になるのなら最初から作らないのが合理的ではないだろうか。
 地獄では天国から降りてくる蜘蛛の糸を只ひたすらじっと待つことにする。

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私の関係する団体のHP
http://senior-kai.jp/                         海旅業界関西シニア会
 http://www.jal.co.jp/                      株式会社日本航空
 http://www10.plala.or.jp/arto/jluob/index.html     日本航空労働組合OB.OG会
 http://www.jca.apc.org/~shimin30/index2.html     市民の意見30・関西
 http://www.y-salon.com/jitugennokai_001.htm     良心的軍事拒否国家日本をつくる会
 http://www.naturescape.co.jp/mukogawa/        武庫川を愛する会
                                     芦屋「九条の会」
 http://kobe-npo.com/index.html              神戸NPOセンター
 http://home.kobe-u.com/osaka/              神戸大学学友会大阪クラブ 大阪凌霜クラブ