空笑(くうしょう)というバロメーター。

統合失調症は現実世界とは異なる心の世界を持っています。
多分、現実世界より心の世界のほうが居心地が良いのでしょう。
そして、心の世界に入り込んでいる時はなぜか顔の筋肉が緩み、笑顔が出ます。
空笑するという事は、心が妄想世界に行っているという事です。
空笑は健常者の思い出し笑いにも似ていますが、やはり、チョット違います。
健常者は人前で思い出し笑いをすると顔を赤らめたりしますが、
統合失調症の空笑は完全に個人の世界です。一人遊びの子供に近いかも知れません。
わけも無く怒り狂うよりはましですが、空笑の増加は危険な兆候です。
空笑の増加は妄想増大のバロメーターなのです。

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