我が子はプライドの再構築に失敗したらしい。

人間のエゴやプライドはいつ生じるのでしょう。
小鳥の雛が一斉に口を広げて餌をねだる姿を見ると、
エゴは生まれた時から備わっているのでしょう。
そして、エゴは成長と共に協調を習得し、
徐々に共存のために変化していくと思います。
人間におけるエゴの変化は自然と家庭の中で習得していきますが、
家庭内での変化はさほど大きなものだとは思いません。
人生における一番大きな変化は社会に出て行く時かもしれません。
少なくとも我が家ではそうでした。
会社というものは、働いて会社に利益を上げさせる事が求められます。
個人のエゴは邪魔で、家庭内で培われたエゴなど何の価値も持ちません。
言ってみれば、社会に出るという事は、自己の再構築にも当たる大改造なのです。
家庭でのエゴは叩き潰され、会社仕様のエゴへの変革と言えるかもしれません。
我が子はこのエゴの変革に失敗したのです。
現在のエゴは、良く言えばピュアなエゴです。
別の言い方をすれば、自己中で幼児的なエゴです。
昔の病名。早発痴呆。ボケ老人を抱えたような生活です。

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