ホラーでもありませんし、心霊現象の話でもありません。
統合失調症の子供を持った家庭の話です。
親が生きていたり、親が元気なら問題にならない事ですが、
親が死んだとたん。或いは、親が病気になったとたんに噴き出すのが相続です。
単純化のために、親が死んだという事にしましょう。
統失患者の生活が不安定である事は兄弟全員が認める所でしょう。
だからと言って、統失の兄弟のためにその他全員が遺産相続を放棄するとは思えません。
大なり小なり、兄弟による遺産相続の争いが始まると思います。
変化に弱い統失患者にとって、生活の不安や相続の揉め事は大きなストレスになり、
ゴタゴタのうちに相続が解決したとしても、被害妄想のある統失患者が納得するのか。
死後の事は判りませんが、ひょっとすると長く兄弟を恨むかもしれません。
どうすれば良いのでしょうか。
そこで、我が子の特質を考えてみました。
お金の管理が出来ない。掃除洗濯などの日常生活が苦手。人間付き合いも下手。
これでは、不動産を相続したとしても『ゴミ屋敷』にしてしまうでしょうし、
お金で相続したとしても、使ったり騙されたりして無くなってしまうでしょう。
弁護士なり兄弟なりが管理し、少しづつ渡すよりほかは無いと思います。
でも、他人を頼ればお金がかかります。兄弟を頼れば使い込まれるかもしれません。
それでなくても、親の面倒を看たり、統失の兄弟の面倒を看たりすれば、
その者が相続の割り増しを要求するのは自然な成り行きです。
今、私は遺言状を書き始めました。
最良の方策とは思えませんが、無いよりはマシだと思います。
少なくとも、生前の親の気持ちは判ってもらえるでしょう。