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保守党が「ヨブ」対策の公約発表 【2005年4月8日】保守党は4月6日、5月5日の総選挙に向け、犯罪対策の公約を発表した。俗に「ヨブ(yob)」と呼ばれる、軽犯罪や反社会的行動、酒に酔ったうえでの迷惑行為などを行う家族の取り締まりをねらったもの。 主な内容は、反社会的行動をする者に行動範囲の制限などを命じる「反社会的行動指令(Anti-Social Behaviour Order、ASBO)」を3回以上発令された場合、その家族は国からの住宅補助を失う。子供がASBOを発令された親に対する「監督指令」の導入。親に、一定の時間を子供と共に過ごすことを義務付ける。 ASBOに違反した者は自動車運転免許を停止する。17歳未満の場合、運転免許取得を最高1年間禁止する。迷惑行為や反社会的行動を続ける若者に基礎学力をつけさせ、麻薬治療なども行う学校を創設する。また、11〜16歳の子供のためのクラブ活動創設のため、学校や慈善団体、地域のグループなどに2000万ポンド(約40億円)を提供するなどとした。 労働党のリードわずか2〜3% 総選挙での苦戦示すか 【2005年4月7日】総選挙の日程が発表された4月5日、4つの異なる政党支持率調査が発表された。与党労働党は支持率トップを維持しているものの、野党第1党の保守党との差はわずかにとどまり、また「必ず投票する」と答えた回答者だけで集計すると保守党支持が労働党を上回る結果が出るなど、現政権が苦戦を強いられることを予測させた。 調査を実施したのは、調査会社ポピュラス(「タイムズ」紙委託)、ICM(「ガーディアン」紙委託)、NOP(「インディペンデント」紙委託)、MORI(「ファイナンシャルタイムズ」紙委託)。 前3社が実施した調査は、いずれも労働党が支持率1位との結果を示したが、2位の保守党との差は2〜3%にとどまった。 MORI調査では、「必ず投票する」とした回答者だけで集計すると、保守党支持が39%と、労働党の34%を5ポイントも上回った。回答者全体では労働党支持が38%、保守党が33%となった。 イラク戦や公共サービス改善の遅れなどでブレア政権に失望した従来の労働党支持層が大量に棄権するとの見方が広まっており、ブレア政権の最大の不安材料となっている。NOPの調査では、「必ず投票する」と答えたのが保守党支持者では77%に達するのに対し、労働党では64%にとどまり、こうした懸念を裏付けた。 しかし、実際にどの政党が総選挙に勝利すると予測するかを問うと、ポピュラスの調査では72%が労働党と回答、保守党の12%を大きく上回った。保守党支持者でも、54%が労働党が勝利するだろうと答えた。 また、ICM調査によると、政策分野別では「犯罪対策」、「税と公共サービス」、「移民・難民対策」の3分野で保守党が労働党より支持率が上回る。「経済」、「医療」、「教育」、「テロ対策」では労働党が上回った。
*MORIは「必ず投票する」と答えた回答者のみの集計数 総選挙は5月5日に 労働党、史上初の3期目狙う 【2005年4月6日】ブレア首相は4月5日、下院(定数646)を解散し、総選挙を5月5日に行うと発表した。2001年以来、4年ぶりの選挙で、与党労働党は初の3期連続政権奪取を目指す。 首相は同日午前、エリザベス女王に下院解散の了解を得た後、首相官邸前で報道陣に対し、総選挙の日程を発表。国民により多くの機会を与え、経済的安定や公共サービス投資の強化・継続を目指すなどと述べ、政権継続への意欲を示した。しかし、イラク戦参戦や公共サービス改革の遅れなどで8年間続いたブレア政権に失望した労働党支持層が大量に棄権するとの予測もあり、首相にとっては予断を許さない状況だ。 下院の正式な解散は週明けの11日。議論を呼んでいる身分証明書(IDカード)導入の法案審議は総選挙に後回しされることになった。 ブレア首相は発表後、前回総選挙では労働党が僅差で辛勝したドーセット州の選挙区を訪問、早速選挙戦をスタートさせた。一方、野党第1党の保守党と同2党の自由民主党も同日、日程発表に先立ち選挙キャンペーンを開始した。 総選挙の日程発表は当初、4月4日に予定されていたが、ローマ法王の死去を受け、1日延期された。 皇太子結婚式と総選挙日発表が延期 法王死去で影響 【2005年4月5日】ローマ法王の死去を受け英国では、チャールズ皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズさんの結婚式が延期されるなど、重要行事に影響が出ている。 皇太子の公邸であるクラレンスハウスは4月4日、4月8日に予定されていた結婚式が9日に延期されたと発表した。皇太子は8日にバチカンで行われる法王の葬儀に参列する。発表に伴い首相官邸は、結婚式に出席予定のブレア首相も葬儀に出ることを確認した。結婚式は9日の正午から行われ、続いて午後2時半からウィンザー城内のチャペルで祝福の礼拝、午後3時半から同城内で披露宴が催される。 またブレア首相は、4月4日に行うと憶測されていた総選挙の日程発表を延期した。法王死去の影響とみられる。5日にもエリザベス女王に国会解散を求め、5月5日の実施を発表すると予測されている。 皇太子とカミラさん、ブレア首相と夫人のシェリーさんなどは4日、ウェストミンスター大聖堂で催されたミサに出席した。皇太子はスイスでのスキー休暇の日程を切り上げて参列した。 5月5日に総選挙を実施するためには、4月11日までに国会を解散しなければならない。身分証明書(IDカード)導入などの重要法案の審議は、総選挙まで棚上げされそうだ。 |
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