2000年1月の日記
ほーむへ



1月31日(月)

最近テレビやら、新聞やらを賑わすハッカー。

ハッカーじゃなくて、クラッカーじゃん?
ということを、きっと世話好きな誰かが書いているので触れないが、
そのクラッカーの夢を見た。

しかも、チョー都合のいい夢。

あるHPで、ここの日記のことをボロクソに書いている。
勢い的に、死ね!くらい。
センチメンタルな面持ちのおれ。赤いとっくりセーターが似合いそうな雰囲気。

そんなおれが、あるときそのHPの管理人と会うことに。

やな奴なんだろうと思って、いざ会ってみると実はすげえいい奴。
しかも、そいつ曰く
「僕、あなたのファンだったんすよ。あそこにはすげえおもしれえとか、
そんなのばっかり書いてたのに、いつのまにか書きかえられちゃったんすよ」
もちろん上目がちにね。
驚きで、目を見開くおれ。

ワアー(外人のコーラス。聖歌隊風。誰かが「奇跡だ!」と口にしているような感じ。)

そして驚いてたくせに、やっぱり!と叫ぶ、おれ。

はい、カット!
ここで目が覚めた。目覚めて最初に思ったのは、「何が、やっぱりだ!」だった。
なんて都合のいい男なんだ。

なんでもかんでも、自分の都合のいいようにしか考えない。

ある意味アホだが、アホゆえに幸せだ。



1月30日(日)

今日は、オープンルームを見てきた。
毎月家賃を払うくらいなら、やっすいマンションでも買ったろかい!
と意気込んで行ったのはよかった。
が…。

そこには、うちらの想像をはるかに超えた空間があった。

―うちらの想像―
シャキシャキしたセールスマンが、聞いてもないのに「これはですね…」と語りかける。
部屋は明るく、リフォーム済みの壁もピカピカ。
うっ!無理しちゃうかも。と思わせる雰囲気。

―現実―
みょうに寒い室内。畳もなんだか湿り気味。壁の色もなんだかクリーミー(ヤニか?)
セールスマンの姿はなく、バイトらしき若い女の子が一人。
しかもこの子、いまいち部屋の知識にも乏しい。
「駐車場はないんですか?」
「はあ、ないみたいですねえ」
(ないみたい?ってことは、あるのか?)
「近くに民間の駐車場はあるんですかねえ?」
「いやあ、みんな路駐してるみたいです…」

っておい。客に路駐を勧めるな!
いやあ、ビックリした。
結局その子は、終始「親戚の叔父さんが来た」みたいなつかみ所のない応対だった。

しかも便器には、ウンコついてるし…。
使ったら洗えよ〜。
その調子だと、風呂も使っているかもしれない。

嫁は相当ショックだったらしく、いまだに寝込んでいる。
っていうか昼寝。
よく見ると口が開きかけていたので、めいいっぱい開けておく。
おれって親切。


1月29日(土)

この間、ヘアサロンに行ったときのこと。
待たされてひとり席で雑誌を見ながら座っていると、
かかっていた音楽が突然「ブルーザーブロティの入場曲」に。

それまで何が掛かっていたのかは良くわからんが、
その曲で「はっ」と顔をあげるほどに驚いてしまった。

懐かしい。…たまらん。

髪を切られるというのに、やる気がみなぎるおれ。
それ以来、ブロディの入場曲が頭を廻り続けている。

さっき嫁が出ていった。
そう、いよいよ対決なのだ。
そんな嫁を送り出すのに、ブロディの入場曲はうってつけなのだが、
どこに行けば手に入るのかもわからん。

プロレスといえば、小川直也のおかげでプロレス(といって言いかわかんないけど)
がかっきづいてきたような気がする。
いまいちバトラーツもパッとしないし、猪木イズムも消えそうな所に小川が!

やっぱり、誰かを見たいっていうのがないとねえ。
小川が見たいと思うもんな。
昨日の、「トップランナー」の小川は、カッチョ良かった。
あんまししゃべらなきゃもっとカッチョイイ気もするけど。

そうそう。
ポポロクロイス物語の目を潤ませて抱き合う老夫婦のCM。
密かに嫁は、あれを目指すことにしたらしい。
「ね!どう?」とか言われるが、
そんなことより、あの丸顔キャラクターがどうにも他人事のように思えない、おれ。


1月28日(金)

嫁のお義父さんとお義母さんが離婚しそうなのだ。

原因は話すと長いので書かないが、まあ良くある話と言えば良くある気もする。
で、あしたその家族会議があるらしい。
構成としてはこんな感じ。

嫁を筆頭に四姉妹 vs 義父

おれのような旦那連中は、とりあえず不参加。
参加しても、話しがこじれるのは目に見えてるし。

そのために、ちりぢりになった四姉妹は明日集結するのだ。
ステキっす。
なんか、ウルトラ兄弟みたい。
もうここまで聞いただけで、ヒーロー好きなおれとしてはウキウキしてくる。

「なんか…いいね」と、嫁に言ってみるがいまいちなんのことだか
わかってないらしい。
「姉妹力合わせて、闘うんしょ?なんかさあ、いいじゃん。
うち二人兄弟だからさ、頑張ってもレオとアストラじゃない?」

ふ〜ん。などといまいち乗り気でない、嫁。

それはそうだろう。実の父母が離婚しそうだというのに。
不謹慎なのはわかっている。
わかっていながらも、「四姉妹集結!」の魅惑には勝てない。
しかも対決のための集結なのだ。
敵討ちの武家娘みたいなものか?

ああ、姉妹っていいなあ!
と口にしてみる。

…。

もう相手にしてくれない。
「あのさ、合体しないの?合体」
あきれる嫁に、しつこくつきまとうおれ。
「ねえ、どうなのさ。合体さ、合体」

嫁は、あきれの限界に来たのか、こう言った。

…最後ね。

おおーっ!!最後に合体!

騙されたと知りつつも、合体に胸躍らせずにはいられない。
おれも合体して、敵やっつけてえなあ。

今日の日記はちょっとビターすぎかも。


1月27日(木)

痛い。口内炎ができた。
口内炎の痛みというのは、みょうにやる気をなくさせる。
はうー。いたいよー。

細菌兵器で、口内炎を作ったら強いかも。
vsしもやけ。
どっちも細菌じゃないきがするけど…。
やな闘いだ。低レベルな闘いに、闘うことに意味を見出せずに和解。

へんな宗教に救いを求めるよりかはいいかもしれんね。
というかそういう宗教。
それに入るといっつも口内炎が出来る。
人をいたわれない代わりに、欲もなくなる。
いがみ合うことのない世界だ。ある意味平和だ。

今日だか昨日だか、あさ半分寝ながら鼻をスピスピ言わせて、目覚しテレビを見ていた。
するとなっちゃんが、「お猿さんが!お猿さんが!」と喚いていた。
いったいなんのことなのか皆目見当もつかず、出された汁をすするおれ。
しばらく聞いていると、それは、「アニマル梯団」のおさるのことだった。

…なるほど。

たしかに「おさる」と呼び捨てにすることもできず「さるさん」と
なんだか違う名前で呼ぶわけにも行かないだろう。
アナウンサー泣かせの「おさる」である。

そんなことを考えていると、「おじゃる」の時間がきてしまう。
金ちゃんの「…ですぅー」ってしゃべり方は、女の人のメールみたい。
わかるひとは、わかる。

この間ゲーセンに、30センチ近くあるでかいおじゃるのぬいぐるみが、UFOキャッチャーの景品にあった。
幾度となく試したが、とれずじまい。
しょうがないのでマラカスを振る。センスなし。
踊る。これまたセンスなし。友人に猿回しの猿じゃんといわれる。

そうそう。
この間書いた「マカロニほうれん荘」のきんどーさん。
赤木春恵はどうですか?ってメールをもらった。
…めちゃストライク。
しびれるねえ。芸能界ナンバーワンでしょう。
髪型から顔からみんなそっくり。実写版が作れるね。
走り回る、赤木春恵。好きになりそう…。
なんか…乙女って感じするし。…しないか?

ああ、シュークリーム食わせてえ。

しかもおれの食いかけ。←しつこい!


1月26日(水)

髪を切ったことは昨日書いた。
そしてきょう、会社へ行くと早くも反応が。

「さっぱりしたね。なんか…ジャイアンツの選手みたい」

ジャ、ジャイアンツ…。
なんてアバウトな例えなんだ。いいのか悪いのかさっぱりわからん。
言った人が、ジャイアンツファンなら褒め言葉なんだろう。
しかし、アンチだったらやっぱりいまいちってことなのか?

しかもジャイアンツの選手って、だれ?

はら?

ふる〜。古いよおれは。でもしっかり二枚目を押さえておくところがおれっぽい。
野球に興味がないので、松井とか清原しか知らない。

ほわいと?

とか、へんな外人はおぼえてたりする。(変じゃないかも。ほわいとファンの人すまぬ)
野球に詳しくないといったところで、サッカーに詳しいわけでもない。
詳しいスポーツは、ない。

マラソンはよく見るが、胸に「S&B」とか書いてあるのを見ると、
どうも鼻のあたりがスパイスっぽいし。
あんまり関係ないな。

そう言えば、今日会社から帰ってくる途中に近所で「キックボード」に乗った子に出くわした。
いよいよ、うちの近辺まで波がきたのか。キックボード。
新聞に出てた広告には、「全米で大人気!十代から五十代まで夢中!」とかあった。
五十代か…。やってみるかな、ヘルメットして。

いま「ローラースルーゴーゴー」に乗ったら鼻高いだろうな。
しかもハンドルの先から、プレスリーの袖みたいなのをピラピラ出して。


※ZDNETMAILのサーバーが不調のため、メールを頂いている方に
返事を書けないでいます。「返事こないよー」と思ってらっしゃる方、無視してるわけでありませんので。
いちおう、新たなメアドをexciteの方で取りました。
これから出そうと思っている方がいましたら、よろしければこちらを使ってください。
新しいメアド



1月25日(火)

きょう、髪を切った。
メチャメチャさっぱり。もう「かさかさ2号」は卒業した。

しかし…。

つくづくおれの顔はまるい。
髪を切られている自分を見ながら、そう思った。
切ってくれたあんちゃんが、ふとはさみを休めておれを覗きこんで

まる?

と言ったとしても、返す言葉もないほどだ。
…よかった。名前が「丸男」じゃなくて。

そういえば友人からのメールで、
コンテンツに「マカロニほうれん荘」を入れたらどうだ、
と提案があった。他ではあまりないんだそうだ。

「マカロニほうれん荘」知ってますか?
20年くらい前のギャグ漫画。流行ったよね〜って知らないか。
というか、おれもリアルタイムでは知らないんだけど。

それで思い出したが、「きんどーさん」に似てる人って多い気がする。
おじさんでもおばさんでも当てはまるから、なんか街を歩くと
かならず一人は「きんどーさん」似のおじさんかおばさんに出くわす。

そういう人を見つけると、どうもきんどーさんの好物である「シュークリーム」を食わせたくなる。
もし街で、いきなり顔のまるい男にシュークリーム食わされそうになったら、
それはあなたがきんどーさんに似てるってことだな。

しかもシューはおれの食いかけ。


1月24日(月)

おでこにしわを発見した。
それがけっこう深くて、びしっと線になっている。

「もう、年だねえ〜」などと言う嫁。
悔しいので、嫁のおでこも探してみるが、なんとしわはない。
おかしい…。
おれより、オリンピック一回分早く産まれてるっていうのに。

よ〜く探してみるが、ないものは、ない。

……つけちゃえ。

おもむろに、嫁のおでこに爪を立てる。
ううっ!つけさせろ!

「ぎゃああ。やめてよ!」

泣き崩れる、おれ。

「しょうがないよ、年輪なんだから」
ね、年輪…。切り株…もしくは、ばうむくうへん。

昔勤めていた会社の社長が、「28の時にはじめて、若い女の子に『おじさん』って言われてさあ…」
と言っていたのを思い出す。

へっ!28!まだまだ余裕っすよ!自分しゃかりきっすよ!と思っていたのもとうの昔だ。

平均寿命が25才の原始人なら、もうとっくに「go to heaven」だ。
お、英語なんか使って若者っぽい。いいぞ!おれ。

若者と言えば、上げ底ブーツ。

この間家に帰った時、弟の彼女が遊びに来ていた。
玄関には、例の上げ底ブーツ。
弟よ!いま風なのか?

と思ったのだが、結局顔を会わせることはなかった。弟の部屋で、なにやらイチャイチャしていたらしい。
そんなことはどうでもいいが。

で、うちの親父が、「あれは絶対おかしい!あんなもの、だいいち危ないじゃないか!」
と、えらく若者文化に異を唱えていた。
挙句には、「そんなに言うなら、のこぎりで切ってきなさいよ!」と母親に叱られる始末。

ププ。それ、いい…。

彼氏の家に遊びに行って、帰る時に上げ底ブーツがペッタンコになってたら笑えるなあ。
しかものこぎりで切られたあと付き。
もしくは、チョ―上げ底。上げ底部分は、引出しね。
商品名「収納ガール」。買うと、同じのがもう一個ついてきそうだ。


1月23日(日)

今日、押入れを整理していたら嫁の若かりし頃の写真が出てきた。
二十歳の嫁。いまから、ン年前だ。

嫁の家の習慣で、晴れ着姿は四方向の写真を撮るんだそうだ。
正面、右横、背面、左横。

はじめて見た時は笑った。

証拠写真か?それ。続けて見ると、くるくる廻ってるみたいだし。
みんなそうだよ。と嫁は言う。
しかし、他でそんな話しは聞いたことがない。

んーそうなのか?

娘はそういうものなんだろうか?
うちは男しかいなかったからやんなかったのか?
どうせなら、やっときゃあ良かった気もする。

初々しいスーツ姿で右を向き、写真を撮られる二十歳の、おれ。

しかしいまだに思うのだが、おれ以上にスーツの似合わない男を見た事がない。
…悔しい。
あ、でも下が半ズボンなら負けないかも。
しかも半ズボンの下からは白いタイツ。

それが主流になったらモテるな。
ファッション雑誌にも、白いタイツに半ズボンの外人がズラリ。
そうなると、しまいにはおじさんもみんな、白いタイツに半ズボンのスーツ。
…毛深い人の白いタイツはやだな。

今日の文は、なんだか寝つきの悪くなりそうな終わりかただ。


1月22日(土)

母親学級なるものに参加する。

子供がいる人は知ってると思うが、
産婦人科などで無料でやってくれる講習会のようなものだ。
普段は平日にやったりしているようなのだが、たまたま土曜にやるというので
まあ行ってみるかってことになったのだ。

今日の内容は、「呼吸法」。

なんかさあ、おれ関係なくない?
「風呂の入れ方」ならわかるけどさ。

とは思ったのだが、まあ別に深く考えることもなく参加してしまった。
が!それが間違いだったのかもしれない…。

案の定、みんな男は関係ないと思ったのか、
旦那が来てるのはうち以外には一組しかなく、あとみんな御婦人。

もおそれだけで場違いな感じ。
ああ、「なんかアツアツね」なんて思われてるかも。そんな自意識が頭をよぎる。
既に頭がテンパっているおれに、助産婦さんの声が聞こえる。
「きょう…、この中に始めての方いますか?初めての方」
初めて…。
あ、おれ始めて。そうそう、だから来ちゃったんだよね。
別にさ、いつも一緒ってわけじゃないんだよね。きょうはさ、初めてだから。
うちら、アツアツじゃないすから。もう熟年みたいなもんよ。
今日はたまたまね、初めてだからよくわかんなしでしょ?
なんて、言葉にならない言い訳しながら誇り高く手を上げる、おれ。
なのに…。

「じゃあこれ、初産の方のためのプリントですから…」

それ早く言わんかい!
初めてって、妊娠が初めてってことか!

どうしたらいいんだ、この上げた手を。
なにげに、嫁をチョップ。
既に死ぬほど笑っている、嫁。
ああ、帰りたい…。
講習はまだはじまってもいないというのに。

それからの講習は長かった。…地獄だね。

講習は思った通り、俺にはあまり関係ない内容だった。
というか、いないほうが講師の人もやりやすいような内容だった。
だって、チクビのつまみ出し方とかさ、
子供産んだらあそこ広がってもどらないかも、とか。

毛を剃るとか、浣腸するとか。
その他もろもろ…。

おれにどんな顔して聞いとれっちゅうねん!

中学生の頃、親と一緒に見てしまった「毎度お騒がせします」を
思い出してしまった。

坂東英二の白いブリーフ。
白く輝くプリーフが少年ぽくて、気味悪かった。

女のヌードでその場が気まずくなるのではなく、
坂東英二のブリーフで気まずくなるっていうのもねえ。
まあ、ある意味おれらしいかも。


1月21日(金)

まず、お詫び。
またうっかりやってしまいました。
この下についてる投票ボタン、機能してませんでした。
うっかり、ね。…うっかり八兵衛。
「言うと思った!」と言われると思った。

いやあ…どうも押した感触がね、フカフカするなあと思ってたんです。

投票ボタンをフカフカ押す、おれ。
虚しい…。
この間まで、押したぶんだけ投票されると思っていたS君のようだ。
「700回は押しましたから」とか言われてもな、君。
700まで数える姿が虚しいぞ!

押していただいた方、ほんとにすみません。

ん?書いた本人が押してんのかよ!と思いましたね?
押してます。フカフカ押してます。
「今日のおれ、おもしれ〜」と言いながら押してます。

…まあそれは置いといて。
って書くとジャスチャーぽいよね。
何書いても同じだった、江藤の動物とか。古っ!

さてさて。

相変わらず、おいらの「金太郎」ヘアは続いている。
嫁も見なれたのか、もう笑うこともなくなった。

と、この間テレビを見てみょう〜に気なるのがあった。
「かさかさ2号」。
入浴剤のCMで、田中律子の後に風呂入る女の子。
おれ、激似。あの子の髪型にそっくり。

もし、もしおいらがどんな人か知りたい方は、「かさかさ2号」を見てください。
あんなアタマしてるから。
んー、グループサウンドやってそうな感じね。
パンタロンに、チョッキ着そうな雰囲気。

ヤンキ―の子供って意見も…(みょうに後ろが長いため)

試しに嫁に、おれって「かさかさ2号」に似てない?と聞いてみた。
「んー、似てるけど…」
けど?
「似てるけど、かさかさじゃないじゃん」
……。

嫁は日頃から、おいらのすべすべ肌を恨んでいた。
だから、すべすべのくせにあえて「かさかさ」などと言うのは許せないのだ。

確かに、おいらの肌はすべすべっす。28才にしてこのすべすべ。
すべすべ選手権があればいいとこまで行くね。
シード権獲得は間違いない。

そうか…まだ傷はいえていなかったか。
あれは、いまから数年前。
嫁は、当時ようやくしゃべれるようになった2歳の甥っ子に、
いきなりかかとを「かさかさね」と言われたトラウマから逃れられないでいるのだ。

子供は天使と悪魔というが…。
まさに悪魔!無邪気恐るべし!餓鬼!

おれ的には、「つるつるね」と言われないよう、海草を食いたい。


1月20日(木)

それは、仕事の話しの最中にとつぜんでた話題だった。
その場所には、おれともう一人。二人しかいない。
「…で、こうすればいいのね」
「わかった。じゃあ、資料は○○さんからもらうよ」
「…あのさ」
「なに?」
「これ、○○ちゃん(おれ)に相談した方がいいかな」
と突然切り出す、M氏(仮名)。
こころなしか、顔がピクピクひきつっている。さては、悩んだ挙句の告白か!

それがあまりにも突然だったために、おれはよほど思い詰めた話題なのかと
ちょっとドキドキして続きを待っていた。

もしかして…仲人かも。高砂で、めし。そして、酒。
フラッシュをたかれ、まばゆいばかりに輝く、おれ。
もちろん、そんなことは100パーセントあり得ないが。

「俺さあ…インターネットしたいんだよね」

ドヒャー!
何を言い出すのかと思ったらあんた…インターネットがしたい…。
…しかも、そんな真剣な顔して。

んん…。そうか…。わかったよ。

さあ、唄いましょう!
 ♪ドレミファソネットどしたら出来るの?♪

…おいおい。おれがピンクのクマに見えたのか!

もお、ドキドキして損したよ。
どうやら、彼が言うには会社でネット見ると会社に迷惑がかかる気がするので、
気兼ねなく家から見たいとのこと。

その時点で、会社からエロページ見てるおれの立場は、ない。

いやあ、しかしなんていいキャラなんだ。
「やっぱり、インターネットからの情報がないとこれからはダメだと思うんだよね」
確かに。それはおいらもそう思います。

でもそんなに難しく考えると、早死にするよ。
かといって、うちのページみたいなのばっかり見てるのもどうかと思うけど。
というか、書いてる奴がどうかしてる!と言われてしまいそうだが。

文句のある奴は、「おれすごろく」で勝負。
何を出しても「おれの言いなり」が出る。もちろんおれというのは、おれ。



1月19日(水)

仕事をしていると、こんな会話が耳に入ってきた。
二人は先輩、後輩の間柄。

「…ぜんっぜん、理解できないんすよ。なんでなんすか?」
「だからあ、あれはな別に宇宙飛行士がどうのってんじゃなくて、
見た目が良くないのに中身はいいってことの喩えなんだよ」

何かと思ったら、マツキヨのCMのことを言っているらしい。
けっこう語り口調が熱かったので、仕事のことかと思っていた。

「いや、それは…そこまではわかるんすよ」
「じゃあもう、いいじゃねえか」
「いや、僕がいいたいのは…」
「だからあれだろ、なんで宇宙飛行士になるようなやつが、
つくねで『ぶしゅー』とかやるかってことなんだろ」
「いやあ、違いますよ」

この二人は、どちらもものすごい真面目タイプなのである。
じいさんが三人集まったら、必ず「いまどきの若いもんも捨てたもんじゃない」
と言われるような、いい奴タイプ。
だからなのか、なんなのか、そんなCMの話にも熱いのである。

「あとは、なんだよ」
「あのあとに、マツキヨの店内に行くじゃないすか」
「ああ」
「で、そこでさっきの宇宙服着た奴が、変なシャンプーに変身するじゃないですか」
「ああ」
「それですよ!」
「あ?」
「なんでシャンプーなんすか!」
「いや、だからあれは、シャンプーはどうでもいいんだよ。あそこでいいたいのは、
あの宇宙服の奴みたいな、質のいいものが揃ってますよってことが言いたいんだよ」

おお!なるほど!
言われてみるとその通りだ。そんなこと考えたこともなかっただけに、新鮮な発見だった。

しかし、…変な連中。
だいじょうぶかな、おれこの会社でやってけるんだろうか?

でも何を隠そう、きのう三角関数を教えてくれたのはその先輩の方だったりするのだ。



1月18日(火)

今日から、仕事がちょっと変わった。
職場じゃなくて、仕事。

いきなり三角関数とか出てきてうんざり。
う!この斜めの線の根拠は?
適当じゃダメか?

今の会社は理系の会社なので、とぼけた顔した連中であっても
そのへんはしゃれにならんほど、めちゃ強い。
「これはね、こうこうこうで、うんたらかんたら」
なるほど!

そう言われればわかるが、言われなきゃさっぱりわからん。

数学の時間に、「こんなのやったって社会の役にたたねえよ!」って言ってた奴。
…たってんじゃねえかよ、もお。
ドリル買うか?今から。つるかめ算からやるか?

そんなのは面倒なので、わかった振りの練習がいいな。
「それは、こうでね…」
「ああ、ピタゴラスね、ピタゴラス。エジプトでしょ(意味はない)」って感じに。

…だめだ。これじゃ、こんぴゅーたに弱いおじさんといっしょだ。
エムエス・ドム、だ。

電卓やめて、そろばん持ってくってのはどうだ。
一目置かれそうだな。パチパチぶりが。
しかし、ルートとかは困るな。
うっかり、「人並みにおごれよ」とか声出しちゃいそうだし。

「あ!おれのことか?」とかいちゃもんつけられてもやだしな。

まいったなあ、もう。
暗算のちびっこチャンピオンみたいなのを助手に欲しいよ。
間違えて、駅名暗記ちびっこチャンピオンとかきたりして。
8才にして、歩く「乗換え案内」。
…なんかそっちの方がいいな。



1月17日(月)

ビデオカメラの映像を、試しにキャプチャしてみた。
2分くらいのアホみたいな映像。
それがなんと、400メガ!

「もおーとるなよー」とか言ってる嫁と、部屋をふらふらしているハイネが映ってるだけ。
なのに400メガ!
欲しい人言って。メールで送るから、400メガ。
なんなら1メガを400回。

さんざん苦労して合成した映像には、スウェット姿の嫁。

落胆だな、まさに。
時代を感じさせる、平成の落胆。

そうそう。最近髪の毛がうっとおしいので前髪だけ自分で切ってみた。
初の自分カット。
こんなもんだいじょぶだろう、なんて軽い気持ちでやったらやっぱり失敗した。
おれ、ちょ―金太郎。

おでこ出てるじゃん。

カッチョわりいー。
でも会社の人は誰も何も言わない。大人なのか、ただ関心がないだけなのか。
んぷっ。とかふきだされてもショックでかい。
しかも後ろと横は長いままなので、寝起きに見ると、もろマグマ大使。

「来た来た、た・い・し来たっ!」
「マやって!マ(しらねえよ)」
そんなこと言われたら、まぢで号泣。

嫁には女子中学生みたいとか言われるし。
それって、おしゃれに目覚める前じゃん。

ここを身近な人に教えなくて良かった。
これを読んでくれてる人達と会うことがないというのが、せめてもの救いだ。



1月16日(日)

午後から友人が来て、嫁と三人ですき焼きを食った。
今日の友達というのは女の子で、結婚する前からうちらと付き合いのある子だった。
仮に、○○ちゃんとしておこう。

その○○ちゃんが、会社の愚痴をこぼしていた。
普段はそんなこと言わないような子なので、暗黙の了解で
嫁と二人でただうんうんと聞いていた。

我が嫁ながら、素晴らしいと思うのはこういう時で、
何の打ち合わせもなく、いきなり聞き上手になれるところだ。

「珍しいね、あんな愚痴たれるなんてね」
「そうだね。ぶわっと出ちゃったのかもしれないよ」
「会社が、よっぽど嫌なのかな?」
「そうかもね」
「あんまり、そゆこと言わない子だからね」
○○ちゃんが乗った車を見送りながら、嫁とそんな話をした。

○○ちゃんは、電池を充電して帰っていった。

おそらく、その電池の充電は僕らにしかできない種類のものなのかもしれない。
その電池が切れたら、彼女はきっとまた充電しに僕らのところへ来るだろう。
別に迷惑じゃない。

僕らにしか充電できない電池はきっとある。

そのかわり、他の誰かにしか充電できない電池もやっぱりあって
○○ちゃんがその電池を切らした時、僕や嫁さんじゃどんなに頑張ったって充電できないだろう。

幸いにもいま、僕の電池はまだ満たされていて、
誰かに充電してもらわなくてもすみそうだ。

でもやっぱり、電池が切れる時もあるだろう。
その時は、○○ちゃんに充電してもらわなきゃいけないかもしれない。

その時は、「電池が切れました」と素直に言える自分になりたい。



そう言えば久しぶりに肉食った。
嫁には、めったにないんだから誰か来た時くらいたらふく食っときなさいと言われていた。
せっかくのお言葉なので、むさぼるように肉を食う。
そんな勇ましいおれって、ちょっとせくしーかも。


1月15日(土)

今日は宅配便に起こされた。
起こされたといっても、時計は10時をまわっていた。
おいらの爆発ヘアーにビックリしたのか、配達のおじさんも
「朝早く起こしてすいません」などと言っていた。
いま思えば嫌味かも。

何が来たのかと思ったら、頼んでいたビデオカメラだった。
これ、すげえおもしれえ。

しばらく嫁のアホ顔を撮って遊んでいた。
毛穴までさらけ出す、高性能ズーム。
…最新の文明は、時として残酷だ。

しかし、やはり嫁ではつまらないのでハイネにカメラを向けてみた。
…動かん。つまらん。

さんざんいじるが、いまいち。
もういい!
しかたがないので、散歩がてらテープやらキャプチャボードを買いに行く。

やはり…。
やっぱしさあ、インターネットって凄いよね。
だって、○○カメラとうちらが買ったとこだと四万も値段が違うんだもの。
すげえ、差。
今日買った、20GのHDと、iLINKのキャプチャーボード合わせてもまだおつりが…。
でかい買い物は、じっくり調べるべきだね。まぢで。

しかし、今日は歩いた。
嫁を歩かせなきゃ行けない気がして、ものすごい遠回りをしてみた。
「は、腹が張る…」と苦しむ嫁。

取り上げる心の準備をする。それとも、出かかった頭をおさえるか。
おさえるね、おれなら。しかも指一本。そしてなぜか余裕の表情。

それで死んだら、過失致死か?
『犯人は、HP上で犯行を予告!』

昨日回転寿司のことを書いたら、今日の新聞に回転寿司で食中毒!とあった。
しかもその回転寿司屋って言うのは、友人と「今度行こう」って言ってたとこだった。
あぶねえー。
しかし、なんで冬に食中毒なんだ?
3日間の営業停止ですむそうだが、原因は突き止めなくていいんだろうか?

どうも寿司職人は、「…で、やんす」って言いそうに思える。
あたま悪すぎ、おれ。



1月14日(金)

回転寿司占いってのを教えてもらう。
占いも、回転寿司にまで来た。ちなみにおいらは、「イクラ人間」だった。
正直言って、あってんだかなんだか良くわからん。
「恋は盲目」だの「見栄を張るために払う金は惜しまない」だの、なんか違う。
唯一あってたのは、「おいしいものは最後に食べる」くらいなものだ。

その回転寿司占いというのは、
好きなネタを食べる順に五つ選ぶのだが、選べる種類は少ない。
しかもその中には、サラダ巻きがない。
タコからイカから豊富なサラダ巻きがひとつもないのだ。
ツナですら、ない。
だめだな、回転寿司占い。
「すし丸」をみならえ。

いまあるのか知らんが、みょ―にサラダ巻きが充実していた「すし丸」。
行ってた頃は、半分くらいサラダ巻き。
しあわせー。

最近の回転寿司は、サラダ巻きが隅に追いやられていてつまらん。

そうそう。
子供の名前に、日出男ってのを考えた。
じいさんになったら、日出ジイだ。じいさんになって本領発揮の名前。
でも…。
ワガママな坊主の面倒見なきゃならなそうで、かわいそうかも。


1月13日(木)

この間の、パンツを書いてから思ったんだけど、
「パンツ」って口にしても何ともない。

でも「パンティ」って言えない…。
女ものって感じだからか?
「かあちゃん、パンティ買ってよ」って変だもんな。
「あいよ」かなんか言って、スケスケの買ってこられても困るし。

スケスケトランクス。フクスケのスケスケトランクス。

ノートのはしのほうに「パンティ」と書いてすぐ消す。
ドキドキものだ。

…網の間から、「毛」出てきそう。
うおお!食欲の秋って感じ。
しょうもねえ〜。こんなことを書いてる自分が情けない。

これから飲み会なので、めちゃ短い時間で書いている。
今日のメンバーって独身ばっかりなので
ちょっと場違いな感じ。でも歳的にはおれより年上もいるけど。
しょうがねえか、「お父さん」だもんな。


と、ここまでがきのう会社で書いた文です。
本来なら、家に帰ってからこの文をアップするはずだったのに…。
じつはこのあと、チョーべろべろ。
しかも、なぜかおいらだけ。
「もう帰るわ。マジもう死ぬ」
「え!帰るんか。おさえろ、おさえろ」
羽交い締めにされる、おれ。
「うきゃあ。たーすけてー」
とこんなアホなやり取りをおえて帰宅。死んだように寝る。

嫁曰く「あんなにフラフラなのに、日記更新しなきゃって言ってたよ」
…けなげ。おれってかわいいかも。

やっぱり、食わないで飲んじゃダメね。うんうん。
わかってるんだけど、すぐおぼれる。
「生ビール おれを酔わせる 憎いやつ」(by おじゃる)

結局、今日の午前中も生きる屍だった。
「昨日も壊れてましたね」とか言われるし。
「も」って言うな!
最近は飲みの誘いも「飲み行きましょうよ」ではなく、
「今日も壊れましょうよ」になりつつある。

なんかもう、酔うと愉快なオヤジ的イメージが定着しそう。
いかんね。イカンよそれでは。

唐突だが、今日はおいらの誕生日!
イエーイ。
めでたい。
「お前が生まれた時、お父さんは27歳だったんだよ」
ってことは、親父28才の時はおれ1才。
あの小さいキュートな俺を抱く、七三頭のあの親父が28才…。

勝ったな。

いまのおれの方が若い感じ。
へんな優越感。

そういえば、この間「うちもう7ヶ月(嫁が)なんすよ」っていったら、
「じゃあ、あれだ。そろそろ立ち上がる時とかに、よっこらしょって言うでしょ?」
って言われた。

なんかへんじゃない?
ぜったい変だ。
そう思ったのはおれだけか?だからおれだけべろべろなのか?
略して、おれべろ。


1月11日(火)

「説教バー」なるものを作ったらぜったい流行る、と思う。
ん、「バー」シリーズだな。まあいいか。


その店に行くと、女の子がみんな
「らっしゃい。もおさあ、ちょーだりいよ」とかなめた口きいてくるのだ。
「ちと、ミネラル取ってきて。つーか取れ」
サービス精神ゼロ。

「おじさん、言ってること寒くない?」
「あちー。なんかデブおおくない?熱帯?」
容赦ない毒舌が続くのだ。

このままではたんに気分の悪い店で終わってしまう。
この店が「説教バー」たるのはここから。

客は、その名の通り女の子を好き放題説教していいのだ。
なんなら、「俺の若い頃はなあ…」などと昔の話を小出しにするのもグー。

そう。なめた口きくのもみんなサービスなのだ。
客が説教しやすいような、サービス。
どう?

個室でみっちり怒りたい人は別料金。その代わりムフフ系は一切なし。
たっぷり怒って、帰る頃にはもうすっきり。
いたって純粋な説教バーなのだ。

姉妹店には「体罰バー」、「怒られバー」など。
誰かやんない?「熱血バー」とか。

こんなこと考えるなんて、疲れてんのかな?どうした、おれ。
これを打ちながらも、いまチョ―眠い。まだ、9時半。
嫁にもそれを見透かされて、「目、死んでるよ!」とか突っ込まれた。
うう、眠気が襲ってきた。

あ、「行進バー」とかもどう?
指先まで奇麗にそろえて、行進して喜ぶってのはさ。
もちろんお姉ちゃんは行進上手いひとばっかり。
ほかにも「組体操バー」とかもいいねえ。

右へならへが疎まれつつあるこのご時勢に、どうだいこれは!

なんてシャキッとしたこと言いながらも、眠い。



1月10日(月)

ふー。ネタ切れ。
書くことがない。

まあこういう時もあるわな。
なんたって、今日もいちんちゲームしてたんだからな。

ジャンヌダルクがさあ…なんて言われても困るだろうし。
騎兵がさあ…。町の人がさあ…。

そう言えば全然関係ないけど、先週は
「よれよれパンツを捨てよう週間」だった。
もういい加減、ゴムがでろでろになったパンツを
穿き捨てるという週間だった。

だから、先週中に交通事故にあっていたらかなりカッコ悪かった。
「先生!この人、パンツよれよれですよ!」などと、言われてしまったかもしれないのだ。
たすかった。

と言いたいのだが、ほんとは助かってない。
捨てるはずだったパンツの何枚かを、ついうっかりまた洗ってしまったのだ。
「もう買ってあげるから捨ててよ」と嫁に言われるのだが、
べつに惜しんでいるわけではない。

なんなら雑巾にしてくれと言ってみたが、やはり嫌らしい。
そらそうだな。

しかし…。
なんか、おいらも嫌だ。今まで穿き親しんできたパンツが、
嫁にギュウなどと絞られる姿を見るのは、ちと胸が苦しい。


1月9日(日)

世の中、もうすっかり正月気分も抜けた感じがあるが、
いまだに年賀状がきたりする。
今年はなかったが、いつだかこの時期になって出してない人から来たこともあった。

いまさら、おめでとうなんてはずかしくて書けんよ…。
そう思って、その時は出さなかった。すまぬ。

年賀状で思い出したことがある。
>今から○年前に、当時付き合っていたネエちゃんと、年賀状をだしっこしようってことになった。
でも、普通に出したんじゃつまんないからお互い偽名を使うことに。

で、正月。

とうぜんそのネエちゃんからは、偽名の年賀状が。
しかし、すっかりその約束事を忘れていたおいら。

「やば!やべえな、これ。今年も楽しい年にしようね、だって」
まったく忘れていたおいらは、うかつにもそれを家族に話してしまった。
「え、なに。何がヤバイの」
「あのさ…こんな人、知り合いにいないんだよな」
うちの母親というのは、いわゆる心配性なのだ。
「…あんた。あの電話だよ。あの、わたし同級生ですけど…いますか?ってあれ」
それはそれで謎の電話だったのだが、おそらくこれとは関係ないだろう。
「それは…。ん、あ!」とそこでおいらは思い出した。

…これって約束してた偽名の年賀状じゃん。
「なに、あ!って。あの電話なの?そうなんだろ」

しかし、いまさらそんな遊び心でやったものとは言いづらい状況に。

「なに、やっぱりそうなの」
「え、なになに、兄ちゃんなんかあったの?」
弟まで出てくる始末。

「なんでもねえよ。べつに…もういいんだ。わかったから」
「なにがわかったの?」
「あんた、隠れてなんかやってんじゃないでしょうね。今ね、そういうの多いんだってよ」
「いや…そうじゃなくて」
「なに、兄ちゃん何やってんの?」

これでうちの親父まで入ってきたら、また説明すんのが面倒だと思ったおいらは、
もう観念して、ここですべてを話すことにした。

「じつはさ、…ほにゃらら…というわけなんだよ」

せっかく正直に全部話したというのに、反応は予想外に冷たかった。

「いい年こいて何考えてんの!あんた、変な人と付き合ってんじゃないだろうね」
「兄ちゃんそれやバイよ。偽名だよ、偽名。公文書偽造だよ。年賀状だけど」
「あんた、もうやめてよ。そんな人と付き合うの」
その、偽名年賀状のだしっこを、おいらが言い出したなんて、もう言えん…。
「…」

結局何も言えぬまま、終始黙っていたおいら。
言い返すことができなかったのは、
「今年もバリバリ食べようぜ!  by左門豊作」
と書いてしまったからだろうか。

いまだにその年賀状が、どこかに眠っているのかもと思うと
我ながら恥ずかしい。


1月8日(土)

義父から、パソコンをやるといわれた。
欲しいなんて言った覚えはないのだが、うちは二人とも使うというのを聞いて
やらねば!と思ったのかもしれない。
その気持ちは、嬉しい。嬉しいのだが…。

なんと、18年前のものらしい…。

「ドスだよ、ドス。わかんだろ」と、なぜか陽気。しかも強気。
…いらない。と思ってはいたのだが、なんか言いづらい。
「まだ使えるよ」「大丈夫だ」「全部あるから、全部もってけ」
その、全部の意味もよくわからん。

みょう〜に自信たっぷりだ。

しかも最初は「10年前のだからよ」と言っていたのに。
8年もサバ読んでるし。
おいらが、9才のときのものか。
…想像つかん。

つーか、いらん。

18年前のパソコンてどんなんだ?
ドスだよ、なんて言ってたがMS−DOSとは限らない。
ぜんっぜん関係ない、おいらの知らない「ドス」かも。

ファイルのコピーは、上、上、下、下、A、Bとか。
フォルダの作成は、2コンのマイクで「あー」とか。
ドスおそるべし。
当然セーブは、復活の呪文。やたら長い。

そういえば、ドスのことをエムエスドムと言ってたおっちゃんがいた。
「これさあ、エムエスドムの問題みたいなんだよお…」
ガンダムだろ、それは。



1月7日(金)

今行っている会社は、なんか知らんが引っ越しが多い。
引っ越しと言っても、配置替えなんだけど。

半年ペースで、必ずどこか動く。
経費節減のためって言う名目なんだけど、おんなじところに
戻ったりもして、なんか無駄。

普段はおとなしいのに、引っ越しになるとみょーに張り切る人もいる。
「それは、あそこだ!」などと図面を見ながら指し示す指先も、ピンと伸びている。
オリエンテーリングか、君は。
そんな人のためにも、引っ越しはなくせないのかもしれない。

おかげで今日は、昼からあわただしい。
なるべく捕まらないように、こそこそしてみる。
一人忍者ごっこみたいな感じ。
おいらがいるところは奥まったところなので、見つかりにくい。
でもさっき捕まった。
仕方ないので、3秒くらい働いてやる。というか働いたふり。

まろは疲れたでおじゃるよ。

そんなわけで、引っ越しの慌ただしさを尻目にこれを書いている。
向こうの方でがらがら音が聞こえている。時折掛け声も聞こえてくる。祭りだ。

あ、おっちゃんがひとり、こっちに来た。
やばいやばい。

と、思ったら通り過ぎた。
窓辺に行ったのか。
外の通りを眺めてる。

あ!
ああ!信じられん!

…屁こきやがった。
おいらの存在に気付いてないのか?
どうやらそうらしい。
何事もなかったかのように、帰っていった。
ブブ、ブー。だって。…なんか、歯切れわりー。
臭ってこねえだろうな。だいじょぶか?

それにしても…。

屁、しに来たのか。
おっさん、そうなのか!あんた、屁しに来たのか!
みんな一生懸命働いてるっちゅうのに。

まあ、人のこと言えんけどね。
しかし、屁こいてるおっちゃんと同レベルってことはねえっしょ。




1月6日(木)

今年のカレンダーを買ってきた。

買いに行った本屋では、カレンダーは全部50%オフだった。
よかった。去年買わなくて。

どれ買っても半額なら、いっそのことすげえの買おう!城写ってんの買え!名古屋城な!
と思ったのだが、やっぱり高いものはそれでも高かった。
ちなみに城のは安かった。

んー。考えた末に選んだのは、「サルのジョ―ジ」のカレンダー。
知ってる?黄色い絵本のやつ。シリーズものの。

それが一番ほのぼのしてて良かったのだ。
かわいすぎず、綺麗すぎず、てきとーないい味が出ていたのが
選んだ理由だった。

しかし、そこには恐ろしい落とし穴が…。

いちおう中も見て買った。月ごとに絵があってちょっと得した感じ。
どの絵もほのぼのしてるし、殺伐感は、まったくない。
で、家に帰ってから気づいたのだが、そのカレンダーは輸入物だった。

…つまり。

祝日が書いてない。土曜も日曜もぜ〜んぶ、文字真っ黒。
しかも1月なのに1の字もない。「じゃにゅありぃー」とか書いてあるだけ。
パッと出てこんよ、六月とか。

あちゃー。いつ休みかさっぱりわからん。
嫁には「ホントに見てから買ったの?」とかちくちく言われるし。

これからカレンダー買う人は気をつけましょう。
あんまし、いないよなきっと。




1月5日(水)

会社で昼寝をすると、不思議なことに
おそろしく寝付きがいい。
普段なかなか寝付けなくて…なんて言ってるのが嘘のよう。

のび太みたいだ。 いち、に、さん…グウ。

さらに不思議なのは、鐘が鳴るとガバっと起きる。
そう、ガバッとね。勢いよく。

今日から会社。
ぜんぜん久々じゃない感じ。休みたりなすぎ。
つーか、ゲームしすぎ。
「ゲームとあたしとどっちが大事!」(嫁談)
とは、口が裂けても言わないであろう、嫁。
「お母さんに言いつけるよ!」とはさんざん言われた。
そして、しまいには言いつけられた。
もうすぐ父親になろうというのに、ゲームのしすぎで怒られ
八方ふさがりなおれ。27才。

そんなことはいい。

今日からしばらく会社のLANがダウンしているので、
インターネットを見ることも出来ない。
つ、つまらん。

それが楽しみで会社行ってるっつうのに!
もうこんなんじゃ会社に行く意味がない!
仕事はいいから、はやくLANを復旧しろ!
そうじゃなきゃ、おれを家に帰らせろ!(ゲームさせろ!)
ちきしょーっ!
辞めてやる!火つけてやる!

まあ、こんなもんで許すとして。

実際問題として、サーバーがダウンしているので
仕事がない。あるけど、やりたくない。
休もうかな、明日。

いやいや、まじで。
休んで「ファミコン」三昧。
いいねえ、たまらんね。
テレビゲームだったら、なんでもファミコンと呼ぶ、おれ。

…こればっかり。


1月4日(火)

Y2Kは、たいしたことがおこんなかった。
しちりんとか買っちゃった人どうすんだろ。炭に火つける練習した人とか。

うちのした対策といえば、せんべいを買うことくらいだった。
保存できる食い物を考えた挙句、出た答えがせんべいだった。
しかも七味せんべいとか、にんにくせんべいとか、
いま思うと水を必要とするものばかり。
頭悪りー。
しかも、年末にほとんど食い尽くしてしまった。>

「一個くらいいいよね」なんていってるうちに、気づいたらもう残りわずか。
他の食い物といったら、冷凍たこ焼きくらいか。
しゃぶるとけっこううまいかも。
口の中で解凍。

よかった。問題おこんなくて。
しかし、食い物の用意はしてなかったけど、懐中電灯の電池は入れ替えてあった。
サイレンの鳴るやつね。
ちょっとサイレンを鳴らす場面を期待していた、おれ。

「サイレンが聞こえなかったら死んでたところだったぞ!」
「お手柄だったな!」
なんて言われてみてぇ。

ちなみに、ラジオも鳴る。
「ラジオ放送がなかったら、街中がパニックになってたところだったぞ!」
「ヒーローね」
言われてぇ。

その結果、「市政便り」に載ることに。
なあんも考えてないのに、「千葉が好きですから」とか言わされたり。
一日市長したり。着ぐるみに先導されてパレード。
もちろん、オープンカーね。
勘違いしたやつが、直訴しに駆け寄ってきたり。

まあ、なんだかんだ言っても懐中電灯なんて
ブレーカーが落ちた時しか出番はないけど。

…使いたくてわざわざ無駄な電気使う、おれ。
うそ。


1月3日(月)

もういいかげん曜日感覚などない。
これを書いてなかったら、いったい今日が何曜日なのかなんて気にもとめなかったと思う。
ああ、いよいよあさってから仕事だ。

はやい…。

ほんとに11日も休んだんだろうか。
早く終わったように感じている原因に、あれがある。
アレだ、アレ。

そう、はまってしまった「Age of Empires U」。
昨日は、四時までやっちまった。朝のね。
おまけに今日も昼間ずっとやってた。
中学生か、おれは。

こころなしか、最近の文は短いし。

そうそう。
関係ないけど、「インド人もビックリ」っていうフレーズ。
これって、60年代のカレーのCMに使われてたんだと。
うまれるまえじゃん。
でも知ってる。
語り継がれてるんだな。おそらくこれからも忘れた頃にだれかが
いうんだろう。
「だろ?インド人もビックリだろ」
インド人に失礼な気もするが、インド人ておおらかそうだから、これくらい許せるかも。
あ!
もしかして、おおらかそうなインド人ですらビックリするってこと?
ん?違うじゃん。カレーのCMだったもんな。

そういえば、お正月のテレビってカレーのCM流れすぎ。
「おせちに飽きたら…」っていってるうちはかわいいが、
そのうち「おせちの一隅にカレーを…」ってことになるかも。
豆とか、はすみたいにカレーにも
「カレーを食べると、1年間スパイシーになれる」とか適当な意味持たせて。

日本文化危うし!
でも、カレー味のかまぼこ食いたい。




1月2日(日)

カレンダーを買い忘れた。
おかげで、いまいる部屋には去年の莫山先生のカレンダーしかない。
なきゃないで不便だ。

今年は思いきってアニメのカレンダーでも買うか。
それかジャニーズもの。
でも、そんなことをしたところでだれもつっこんでくれなそうだ。
嫁は笑ってくれるかもしれないが、よその人が来たら恥ずかしいし。

そういえば手帳もない。
昔は、なんやかんやと必要だった気もしたが、今じゃまるで使わない。
でも、この時期毎年欲しくなる。
「どうせ使わないじゃない」とバーバパパの手帳を貰った。嫁から。
ペラペラの紙でできてて、なんかの景品だったんだろう。

「えーこれかー」とは言ったものの
「どうせなんも書かないじゃない」といわれると、たしかに書かない。

バーバパパ。
むかし「FromA」に載ってた四コママンガで「馬場バー」ってのがあった。
男が、街を歩いてて「馬場バー」の看板を見つける。
気になって中に入る。
そこには、馬場(ジャイアント)がいっぱい。
馬場がいっぱい。…馬場バー。

くだらねえ。あーくだらねえ。しかもつまらん。
腹立たしい。





1月1日(土)

今日は、墓参りに行ってきた。
子供の頃から思うのだが、墓の前で手を合わせている時って
何考えてんだろ?
いつだか、けっこう気になってみんなが目をつむっているのを
ひとり眺めていたことがあった。

みんな決まったように、「無」の表情。

できない…。「無」なんて。
そんなときいつも、「我心すでに空なり。空なるがゆえに無」と
どこかの時代劇で覚えた言葉を繰り返すのだが、
つい考えてしまうことは、その時の「欲」だ。

んんっ…金髪で西欧の香りのする彼女が出来ますように…。
とかとんでもない、欲。

かなっても恐いけど。

そうそう。
この前書いた、「Age of Empires U」…買ってしまいました。
もうはまりまくり。やべえよ。

肩こり取れないもんな。