2001年後半〜2002年用モデル BZ02EV

2001年6月、設計開始
設計目標は、
・カウル(ボディー)全幅を500mmに収め、前面投影面積を減らす。
・旋回半径8.5mを確保する。
・テールを完全に絞り込んだシャープエッジにし、Cd0.11を目指す。
これにより、空力改善で約20%の効率アップになる計算です。
でも、肩幅440mmの私が乗って、フレームデザインに折り合いを付けるには・・
フレームを曲げ加工することで、なんとかなりそう。
ということで、最初は角パイプの曲げ加工をしてくれる加工業者探しから始まりました。
6月14日
3D−CADでボディーを書いてみました。
天井の角の丸め(デザイン用語で"フィレット"と言います)は、ダンプラでは不可能。
一応、理想形ということで・・・
でも、フィレットをかければ前面投影面積は減りますが、ボディー上面の気流と側面の気流が乱れて混ざり合い Cd値は悪化してしまいそう。
風洞実験で試してみたいものです。

8月17日
フレーム仮組立完了!
結局、角パイプの曲げ加工は困難と言われ断念し、t5の添え板をフレーム下面に添えて継ぐことにしました。
溶接は自分では無理なので、会社の取引先の業者に依頼します。
(株)オノックスMFG
8月25日
ボディー仮組立完了!(左)
歴代ボディーを並べてみました。前作(青)より100mm幅を狭めました。
設計をさらに煮詰めて全幅470mm! 旋回半径は8.5mを維持してます。
テールの処理もシャープエッジにしました。
9月2日
フレームの溶接ができあがってきました。
重量は旧型より500g減量して3.5kg。
アンダーカウルに入れてみました。
リヤの様子
9月9日
ブレーキ、モーター、ステアリングを取り付け、試走しました。
重量はバッテリー2個を含み16kg。ボディーが2.5kgですから、総重量は18.5kgになります。
豊橋以外のレギュレーションも考え、ブレーキを2系統にしました。
9月15日ついに完成!
残すはカラーリング、サイドミラーと電流計の取り付けのみ。
上下ボディーのチリ合わせももう少しきれいに仕上げたいです。
側面
窓を広くしました。設計当初、サイドミラーは車体側面に出っ張らすつもりだったのですが、テールの絞込みが大きいため、 ボディー内部に取り付けても十分に後方視界を確保できることがわかりました。
前面
屋根後端のスロープは無意味だったかもしれない。
内部
拡大
アンダーカウルは、シャーシの前後4ヶ所からステーを張り出し、そこにビスでぶら下がっています。
内部 後方より
拡大

さて、マシンは出来上がったものの、当分の間レースは無いため、作業はここで一旦打ち切りです。
次のレースは11月23日に大阪万博公園での"エコデン"です。コースが狭いため、旋回半径8.5mでは辛そうです。
そこで、サスアームを伸ばし、ボディーの幅を広げた仕様にコンバートします。
シャーシはこのまま使用してゆきます。

9月30日、友人にスピンドルシャフトを作ってもらいました。(右)
従来のワンタッチ脱着式(左)よりガタが少なく、わずかながら軽量です。
10月14日、ボディーのカラーリングもやってますが、全製作工程の中でこれが一番時間がかかってるかも。
10月21日、完成!
スポンサーロゴを貼ると、レーシングカーっぽくなりますね。
10月28日、会社の秋祭りに展示出品しました。客寄せに配ったペーパークラフトはウケました。
手前の白いコースはビット・チャーGとデジQ用サーキット。


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