ダッチコーヒー



このページではダッチコーヒーについてご説明いたします。





(写真はダッチメーカーです。とてもレトロで可愛らしいですよ^^)



「ダッチ」とは「オランダ」のことです
「ダッチ」とは「オランダ」を意味します。
つまり、「ダッチコーヒー」とは、直訳すれば、
「オランダ式コーヒー」となりますが、オランダ本国では、
ダッチコーヒーは一般的ではありません。

この理由はダッチコーヒーの歴史にあります。

さて、話は飛ぶようですが、
インドネシアは1945年に独立宣言をするまでオランダの植民地
でした。

オランダ領時代のインドネシアでは、当時、
強い苦みをもつ「ロブスタ種のコーヒー豆」が飲まれていました。
 
この苦いコーヒー豆をオランダ人が
少しでも美味しく飲もうと考え出されたのが、
ダッチコーヒーだと言われています。

では、なぜダッチ式抽出法だと苦味が抑えられるのでしょうか?
この理由は後述します☆

様々なコーヒーの抽出方法
コーヒーには様々な淹れ方があります。
その中でも一般的なのは「ペーパードリップ式」でしょう。
これは、ドリッパにフィルタをセットし、
コーヒーの粉を入れてお湯を注ぐ方法です。
 

ダッチコーヒー=水出し
ダッチコーヒーとは「水出し式コーヒー」のことです。
ダッチメーカーといわれる、専用の機材を用いて、
水でコーヒーを抽出する方法です。
点滴のように少しずつ水を落としてコーヒーの旨味を抽出していきます。

 
一杯に8時間
ダッチコーヒーは一切の熱を加えず水を用いて
コーヒーを抽出していきます。
特注のダッチメーカーでゆっくりゆっくり8時間をかけてコーヒーを抽出していきます。


加熱することなく、ゆっくりコーヒーを抽出するダッチコーヒーは、
コーヒー豆本来の風味・甘み・香り・苦味を安定した状態で抽出できるため、
理想的なコーヒー抽出方法のひとつと言われています。


特製ブレンド豆
船江では、グアテマラ、コロンビア、ブラジル産の最高級豆を使用しています。
これらのコーヒー豆を独自の配合でブレンドして、
FUNAEオリジナルのコーヒー豆にしています。
また、ロースト加減は最も深く焙煎しています。
この深く焙煎されたコーヒー豆から、
じっくりその旨味を8時間かけて、抽出していきます。
コーヒー豆は、深煎りであればあるほど、風味がます反面、苦味が強くなります。

しかし、ダッチ式抽出法ですと、ゆっくりゆっくりとコーヒーを抽出していくため、
たいへんまろやかなコーヒーになります。
 
また、コーヒーには軟水を使うとより美味しいコーヒーが作れるため、
FUNAEでは軟水を使用してより一層美味しいコーヒーになるよう努力しています!
 



 
独自の苦味
ダッチコーヒーを最初に飲んだ方の印象を聞くと「独特の甘みがある」
と答える方が多いです。
 
コーヒーの苦味成分はカフェインです。
このカフェインは熱で分解されてしまう性質を持っています。
つまり、ドリップ式でコーヒーを抽出すると
ダッチ式と比較し「苦味(カフェイン)が強いコーヒー」
になります。


熱を一切使わずコーヒーを抽出するダッチ式コーヒー抽出法では、
他の抽出方法と比較しカフェインが溶け出しにくい傾向にあります。
その代わりに、コーヒー豆本来の「甘さ」が際立つこととなります。

しかし、コーヒーの醍醐味は「苦味」にあるのも事実。
そこで船江ではもっとも深く焙煎されたオリジナルブレンド豆を使用
しています。焙煎が深ければ深いほど苦味は強くなります。
しかし、これをダッチメーカーに通すことにより、ドリップ式より
苦味が抑えられたコーヒーが生まれます。


この焙煎の深さと、ダッチメーカーの「水滴の落ちるスピード」
の調整が非常に難しく、少しでもバランスが崩れると苦味も甘みもない
コーヒーになってしまいます。


そして、この苦味はローストの加減や、抽出時間や温度などに影響されます。
この「加減」が非常に難しく、
少しでもダッチメーカーから落ちる水のスピードがずれてしまうと、
苦味もコクもないコーヒーができてしまいます。


 
船江では、あえてドリップ式にしないのは
「苦味と甘み」をしっかりと味わっていただきたいから。
ちょっとしたこだわりです。
この「苦味と甘みの調和」こそ「ダッチコーヒー」の特徴なのです。

ダッチコーヒーは、
「三回飲んで初めてその美味しさがわかる」、と父は言っていました


 

ダッチコーヒーにこだわりたい
ダッチコーヒーとは非常に繊細なコーヒー抽出方法です。
そして、その独自の味に私は惚れています。

 

8時間かけて作られる量はたったの20人分です。
また、非常にデリケートな抽出方法のためその日の気温や湿度によって、
味が変わってしまいます。根気と丁寧さが求められます。
 
しかし、8時間という長い時間をかけたことにより、とても深いコクが得られます。
また、柔らな甘みと独特の苦味が特徴です。


     
また、コーヒー豆は挽いた瞬間に「香り」が飛んでいくため、
船江ではダッチメーカーに入れる直前にコーヒー豆を挽くことにしています。


確かに非効率的な方法です。
だけど、自分が納得できる味がダッチ式の抽出方法でしか出せません。
だから、私は今日もこの方法でお作りしています。
                  






豆の解説
船江で使用するコーヒー豆に関して簡単ですがご紹介します(^^)

ブラジル・・・苦味、酸味、甘みともに平均的な豆です。
       ブレンドには必ずと言っていいほど使用されます。
       香りが非常によく、柔らかな甘い香りがします。

グアテマラ・・グアテマラはチョコレートのような甘い香りと
       コクが特徴のコーヒー豆です。苦味は控えめな
       コーヒー豆です。

コロンビア・・すっきりとしたコクと酸味が特徴です。
       この豆は苦味、酸味、コクのバランスがとてもよく、
       他の豆との相性が抜群です。


以上の三種類の豆を業者に依頼し、ブレンドしてもらっています。
焙煎は最も深くし、この深く焙煎されたコーヒー豆を
ダッチメーカーを通して、ゆっくりじっくり、美味しいコーヒーを
つくっていきます(^^)
       




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