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テニス21世紀への提案
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よりよいテニスプレーヤーになるため
著者:ロッキー田川 プロフィール

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ミスジャッジ・パート1
 ハードコートの功罪ミスジャッジ。テニスに限らず、あらゆるスポーツや裁判においてもミスジャッジは人間の行うものがゆえにつき物である。一生懸命プレイしてでるミスジャッジは仕方がない。問題はセルフジャッジの試合にでるプレーヤーとして、どれだけ育てられてきたかである。今から20数年前はクレーコートの時代、もしくはアンツーカーコートである。この時代にテニスを覚えた人たちは、体の使い方もフットワークもいい使い方を自然と覚えられていた。そして次にあげる事が今回のテーマであるが、クレーコートで試合をすればボールの跡がしっかり残るという事。だからミスジャッジの起きる可能性も減るし、証拠もしっかり残るので自信をもって抗議もできる。それゆえプレーヤーとしての目も鍛えられるのである。残念ながらハードコートには証拠は残らない。ましてラインぎりぎりのボールを動きながらジャッジするのは難しいのだ。それにジャッジする一般のプレーヤーはボールを見ている。ボールが弾む直前にラインを見るということができない。実はボールを追う姿勢が良くなるともっと見えてくるものだが、ではどのようにしてハードコートでジャッジ能力をつけるか。それは仲間の善意あるアドバイスを受けることだ。自分自身のセルフジャッジ能力と癖を他の人に見てもらうことによって、オンラインやラインの内側のボールでもアウトとコールする癖があるとかわかってくる。自分が他の人より年上でテニスの経験もあり他の人が遠慮しているようだったら、遠慮はいらないと断っておくべきではないか。ある程度の仲間うちでの試合とかでお互い波風立たないようにしている内はいいけれど、それではテニスプレーヤーとしては成長しない。違う土地へいって通用するかはわからない。例えば日本でも高齢化社会に合わせて柔らかいコートが多くなってきている。もちろんボールの跡もしっかり残る。

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ミスジャッジ・パート2
 基本的にセルフジャッジはわからないのはイン、この事を実行できるプレーヤーであること。ではもっとジャッジが良くなる方法はないのか。これはテニスの技術が上がる重要なポイントにもなる。それが目の問題である。両目のバランスがいいかどうか、またそのための目のトレーニングをしているかどうか。ジュニアのレッスンをする時(大人もそうだが)、まず目のラインを見る。近視とは関係ない。両目がいかに連係動作をしているかどうかだ。なかなか上達しない子にはこの目のトレーニングをレッスンに取り入れば、だんだん打てるようになってくる。今ニューヨーク地区のジュニアの大会で活躍しているジュニア日本人選手がいるのだが、ミスジャッジがあまりにも多すぎるので選手の間に知れ渡り、あいつと試合する時は気をつけろということになってしまった。どんなにテニスが強くなってもプレーヤーとしては認めてもらえない。目のタイプは基本的に9パターンあるそうだが、良い目の使い方についてもっと考慮が必要なのでは。

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テニスの教わり方、教え方
 先ごろ日本に帰国した時、東京でもっとも成功を収めているテニススクールの約40名の若きコーチ達に講演をする好機に恵まれた。その時感じたのは、ああ日本には今もこんなに将来性のあるコーチ達が沢山いるじゃないかという事。私の話を聞いている目を見ていると、自分の若き日を思い出すようだった。そこで私が一番強調したのは、日本にいる君達はとても優秀で熱心で技術も高い人が多いという事。私の講演が終った夜11時半から、さらに彼らだけで日頃のレッスンの反省会をしていた。今もまだこういうテニススクールがあるのだな、だから日本でトップのスクールになれたのだなと、つくづく敬服した。そこで彼ら若き将来性たっぷりのコーチのためにも、そして今テニスを頑張っている貴方の為にも大事なお話をしておこう。

 良くサーブとかスマッシュで肘は高く残して、だってほらプロだってこんなに高く残しているでしょうと言って、高速カメラで撮った分解写真を見せて生徒にインパクトからフォロースルーで肘を残させる練習などしている人がいるが、そもそも肉眼で見えないような動きを無理に型を作っても全く意味がない。コレこそ型にはめるという事だ。まして無理に肘を残そうとすると、上腕骨と肩甲骨の関節部分が伸ばされてソコのインナーマッスルをとても傷つけているのです。結論から言って肘が高く上がらないのは、肩甲骨と胸鎖関節を正しく使っていないから。それを訓練しないで目に見える肘という関節だけ意識さえても無意味である。こうやって外見だけ直させる事を、コズメッティクコーチングというミスコーチングのひとつである。最近この傾向にある中級以上の人に教えてあげても、あ、そうなんですか程度の返事で聞く耳を持たない人にはしょうがないのだけど、肩が痛くなってから元に戻すのにどれだけ苦労するか知っているのだろうか。連続分解写真はコーチングにおいてとても誤解の多い危険なもので、これで失敗してる人達はいろんなスポーツ分野にいる。要は物は使いよう。視点を間違えると「百害あって一利なし」。それでもまだやりますか、肘を高く残す練習を。

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