このページは地震や火山など地学現象の話題をとりまとめています。
2008年5月10日、長岡市妙見はあの日のままだ。
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中越地震のページへ06.07.12更新
地球科学全般の超有名掲示板…ある火山学者のひとりごと
*流行らない掲示板「みなさんのひとりごと」を閉鎖しました。記録をこちらに残しておきます(半端だけど)
8月11−12日 安達太良山、吾妻山
8月11日 偽東海地震!
キャンプ中の未明いや夜明け05:07、東海地方で震度6弱。メールを貰いワンセグで見ると、何だマグニチュードが小さい。そもそも速報で震度6強ならともかく、6弱はいくらなんでも弱い。それでも「前震」の可能性はあると思ったが、プレート境界ではなくフィリピン海プレート内部の地震、想定東海地震には直結しないとの予知連判断はまずは妥当だろう。短期的には直結はしないが、中長期的予兆には間違いない。いよいよ本番が近づいた?うーん、東海地震ではなく富士川断層地震は何時起きてもおかしくないのかもしれないが、駿河トラフ巨大地震は2040年以降に、東海&東南海地震か、あるいは東海〜南海連動超巨大地震だろう。それよりe-piscoの警戒する南関東直下型だ。
7月24日00:26岩手県北部沿岸M6.8!
岩手宮城内陸地震は「もう大丈夫」と、鳴子温泉へ行ったばかり、今度は沿岸で最大震度6強の大地震。
19日の福島県沖M6.6(7.0)にも驚いたけど、これが旅行当日に来なくて良かった。一歩間違えば、行けなくなるか、帰れなくなるところだった。
これで21世紀に入ってから、2003三陸南と宮城県北部、2005宮城県南沖、2007岩手宮城内陸、そして今回と、岩手県〜宮城県に5回目の大地震。これはいよいよ、大本命の宮城県沖地震、あるいは三陸津波地震が切迫しているのだろうか?
先日は「風評被害」鳴子温泉を訪ね、さらに再訪を考えていたのだが、さすがに慎重にならざるを得ないか?
6月16日 岩手宮城内陸地震の加速度
震央付近の地震計で加速度4022ガル(4G!)が記録されていたらしい、中越地震の川口町を遥かに超える、とんでもない揺れいや衝撃。その割に建物へ被害が少ないように見えるのは、周期1秒程度の「キラーパルス」成分が少なかったためらしい。石淵ダムは壊れ、荒砥沢ダム上流は本邦最大の斜面崩壊。栗駒山麓中腹の温泉施設など、道路復旧も含め果たして復興が可能かどうか?報道されないが秋田県側の泥湯や秋ノ宮温泉郷などは無事だろうか、この地域は2005年に行ったっけなあ。
6月14日 2008年岩手宮城内陸地震M7.2!
テレビ速報に目を疑う08:43、宮城県で大きな地震。すわ「今度こそ宮城県沖地震?」と思ったが、どうやら内陸、M7.0は大きい。
規模はM7.2に変更された。
所用で外出する15:00まで、テレビ報道に釘付け。各局が災害特番はともかく、当初は仙台や盛岡など遠隔地の見当外れな実況ばかり、離れた都会に被害の少ないことを確認する必要もあるだろうが、ちょっと確認したら、あとは「重要な情報」に絞ってもらいたい。某局は混乱したのか特番どころか環境映像、あるいは特番体制だが情報収集までストップの判断か?あれじゃ物好き以外は他局を見るだろうに。直後の市町村役場なんて特に土曜朝だから人手不足で大混乱、邪魔するな。役場が情報収集して定時発表を待てばよい、当面必要なのは気象庁情報と交通情報だろう。「何が起きたのか。住民はどうすべき(避難)なのか、震央と周辺に用事のある人が行けるか行けないか」そして出来るだけ早く現場取材。生きるか死ぬかの瀬戸際にあるかも知れない関係者に、電話取材するな!死を覚悟で、自分で行け。
「あの日」が蘇り、落ち着かない。もっと平気な人もいるだろうが、とても見てられない人もいるだろう、報道は特権階級でも最優先事項でもないんだから、よく考えて取材報道して貰いたい。住民に最優先は避難救援情報、住んでいる地区の。
M7.2は約100年前の陸羽地震と同規模か。東北火山地域は地殻が高温で柔らかく、せいぜいM6程度の地震しか起こさないかと思えば、違うようだ。むしろ剛性が乏しいから硬い場所に応力集中して割れやすいらしい。日本海拡大時の正断層が圧縮場に転じてから逆断層として再活動、は中越地域と同じ地質構造だなあ。東北日本全体の歪みの蓄積が飽和状態なのかしら?
6月12日 1978年宮城県沖地震から30年
あれから30年か、私はそこそこ被害の大きかった長町地区にいた、二軒に分かれて暮らしていたが、新築二年の高層住宅は壁はひび割れ玄関パネルは歪み、ライフラインの復旧は遅かった。地震後に修理をどうするかで騒動になり、住民自治会が発足した。今は「マンション改築問題」なんて課題があるんだっけ?集合住宅は終いの住まいとはなり得ないな。もう一軒は木造二階のあばら屋、は倒壊寸前となり、改築(新築?)した。
学校の近くも被災地域、一階の潰れたビルを見たなあ。でも級友の大半は何事もなかったらしい。
中越地震は、もっと「平等」だったな。みんなが大変で、学校どころじゃなかった。電気もガスも水道も止まったはずなのに、仙台の学校はどうしてたんだろ?電気なし、水も出ないで授業やってた?覚えてないなあ。
群馬県太田市↓、のご一行様は、旧山古志村を訪ねて下さったことがあるらしいつなぐ事業 ≫ 災害ボランティアネット太田.urlへのリンク。見てこりごり、「こんなとこ子ども連れて来てらんねー」となったのかな?でも山古志の住民も柏崎の住民も、生きる糧を得られなくては生きていられない、昨夏の柏崎海岸は本当に閑散としていたが直後だから仕方ない、でも今夏は、なあ。
津波を心配する人もいるらしいが、太平洋側は津波源が日本国とは限らないし。いつかの千島みたいに警報が出ても逃げないんじゃ、何処にいても同じか。
6月6日 「中越沖地震で臨海学校が休止へ」新潟日報 NIIGATA NIPPO On Line
>廃止されるのは出雲崎町井鼻にある「東毛臨海学校」施設。群馬県太田市など7市町の広域組合が運営する。建物には地震による大きな被害はなかったが、同組合では「2度の地震や水害に見舞われ、また起きないかと不安」などとして廃止を決めた。
何とも残念な判断、群馬県で7市町村て(小県だから)半分くらい?と思ったらほんの一部だな、そうか新潟県みたいに合併オンパレードの判断はしなかったのか。しかし何かあると不安で敬遠するんじゃ、何処にも行けないぞ、と思っていたら秋葉原の事件(この記事は9日に書いてます)。「また起きないかと不安」なら神戸も仙台も何処にも行けないし、東京も通り魔が出るから行けないし、じゃあこの群馬県7市町村の児童は学区に隠って平穏を祈って過ごすしかないな。きっと浅間山や榛名山が噴火しても大丈夫な地域なんだろ。
>一方、柏崎市にある2カ所の臨海学校施設は例年通り開校する。藤岡市などは昨年中止したため訪れることができなかった児童も加え、例年の倍の約2300人が訪れる予定。また、高崎市の担当者は「地震で被災した部分はすべて復旧した。いつも歓迎してくださる柏崎市のお役に立てば」と話している。
とはいえ、世の中捨てたもんじゃない、群馬県7市町村様が来なくっても、ちゃんと勇気ある藤枝市の方々などはお越しくださる。大丈夫、今夏の柏崎は中越は水害も震災もありません(頼むよ神様!)、どんどんお越しください。水も空気も綺麗です、食べ物は日本一美味しい物が揃っています。
お客さんが来ないと、不安を抱えつつ原発に頼らないと食っていけない、でも本当は原発が停まったままでも暮らせるならそれが一番だと思うんだけど。今回はM6.8程度だったから柏崎原発も崩壊しなかったらしいけど、想定最大級(何が「想定外」だったんだろ?)の四川大地震並M8が起これば、最悪の事態も覚悟しなくちゃだろ。原発は現在の政治システムで地元に税金や雇用を投下するけれど、それはつまり他に使うべき税金を食ってるってこと、それでも風力や太陽光よりコストが低いんだろうか?
本当に何かあったら、せっかくの新潟米も新潟酒も放射能で全滅だよな。・・・
5月15日 四川省大地震 特集 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
第一報は直下型M7.5で死者4人、最初は過小被害は1995年1月17日と同じ。
規模はM7.9(あるいはM7.8)に、直下型としては最大級。でも1891年濃尾地震はM8.0、1586年天正大地震(白川地震)もM7.9〜8.1でほぼ同規模、「対岸の火事」ではない。
またまた懲りずに「日本では考えられない被害・建物崩壊」と嘯く報道もあるが、ロマプリータ地震を笑った直後に神戸で何が起こったかをもう忘れた?6400人が亡くなった兵庫県南部地震の20〜30倍の規模だから、12万〜20万人が亡くなってもおかしくない(我が国でも)。
「たかが」M6.8だったけど、中越地震の記憶が蘇る。
ところで、5月10日にカエルが大移動の異常があったらしい。彼の国は地震予知の本家だが、今回は直前予知が出来なかったんだろうか?塩井さんサイトに起こっていた異常はこれの直前宏観と見てよさそうだ。建物などの破壊は免れぬ、でも事前に分かれば命を守ることは出来るのだが。免震技術とやらは建物を守るが、さて命は守られるのだろうか?
5月10日 長岡市妙見の中越地震崩落地(上の画像)へ。
崩れた道路はそのままに、山側(左側)に新しい道路が完成して一年余り。なるほど、榎峠に登るとよく見えるのか。ここから小千谷市街も長岡市街も遠望できる、官軍と賊軍は此処で何を思っただろう?
崩落現場は戊辰戦争の古戦場
案内板
信濃川とタニウツギ
エゾツリバナの花
斑入りのコウライテンナンショウが
新しい擁壁の上にシャガの群落
3月30-31日 榛名山へ
3月27日 柏崎刈羽原発:地質調査で巨大地震の可能性 東電報告書 - 毎日jp(毎日新聞)
既報の通り、1977年の安全審査で、松田時彦氏が「長岡平野西縁断層」を認識、M8発生の可能性を指摘したらしい。当時はもみ消したのに、今更認定するのは、認めざるを得ない情勢と認識したか、あるいは地元が存続を求めているので、認定して今後の修理に耐震補強を加えても存続が可能だと判断したのだろう。いや補強については「現在のままでM8級にも耐えられる」と表明するのかも知れない。原発に頼らねば成り立たない自治体か、麻薬や偽札に頼る国と変わらないと考える人もいそうだな。
世界最大の柏崎原発が停止しても、東京電力は供給不足を起こさない。問題は温暖化リスクと原発事故リスクのどちらを選ぶか、なのだろう。原発一基分で地熱風力太陽光発電ならどの程度可能なんだろう?10億円あれば100万円の家庭用太陽光発電装置が1000軒分か。
それにしても、研究者によれば、地下のマグマが活動しているデータがあり、まだ危ないらしい。外れると良いな。
3月14日 「語りつぐ10.23 第2部 地質の目から見た地震災害の[1]中越地震の発生とその背景」
同書の「3.小千谷地震説と信濃川地震帯」(飯川健勝)には、東大地震研が中越地域の活構造を調査し1968年に「数年内に小千谷地震が起こる」と発表した小千谷地震説の紹介から、新潟県の過去の地震(下図5、表1)と、各地の水準点の上下動(下図6)を示し、震源域の東山(荒谷)背斜で顕著な隆起が観測されたこと、そして小木ノ城背斜(長岡市〜柏崎市)、郷津〜南葉山背斜(上越市街の西側)および焼山背斜(糸魚川市東部)でも顕著な隆起が生じていることを指摘している。小木ノ城背斜に関連して、出版直後の2007年7月16日には中越沖地震が発生した。次は上越地域、西頸城山地の周辺が要注意だろうか?高田平野では16〜19世紀に約100年周期でM7級の大地震に見舞われたが、1847年M6.5(善光寺地震と同年)を最後に、160年余の空白となっている。日本海東縁部の過去の活動と比較すると、既に3連発(中越、能登半島、中越沖)も発生したので、今回の活動期はこれで終りかも知れないが。
新潟県の活断層と歴史地震(左、クリックで拡大) (右)背斜軸部の変動、EFが気掛り。
3月13日 「語りつぐ10.23 ふるさとの大地と中越地震」新潟県越路 大地の会
一年も放置してしまった。旧越路町教育委員会が開催した「大地から学ぶ越路町のおいたち」講座から出発した団体「大地の会」が2007年2月25日に発行した、中越地震の記録集です。体験談が89名分、他にアンケート結果と、研究者による調査結果が掲載されている。A4版298頁。残部あるかどうかわからないけれど連絡先は↓
大地の会:〒949-5411 新潟県長岡市来迎寺甲1381
FAX 0258−92−2407
(印刷)北越印刷株式会社:〒940-0034 新潟県長岡市福住1−6−27
電話 0258−33−0306
地質調査結果は読めるけれど、体験談はまだ読んでいると胸がどきどきして読み続けられない。それが一年も忘れてしまった理由です。いつか平気になるのかしら?
3月7日 阿蘇山で火炎現象
湯だまり100%で静穏状態と思っていた阿蘇中岳火口で、夕方に炎が燃え上がるような火炎現象が観測された。今日の阿蘇山(火口カメラ)サイトで確認できます。
教科書的シナリオでは、@湯だまり減少→A土砂噴出→B火映、火炎現象→C灰噴火→D溶岩噴泉、と経過するようだけれど、レベル1で湯だまり満杯の現在、一足飛びにBになっている?他に活動活発化を示すデータは無いらしいけれど、1986年伊豆大島噴火は火口底が深いのに火口側壁から噴火が始まった、容易に火口縁に立てる阿蘇中岳だけに注意は必要?
2月19日<地震予知連>重点観測地域を廃止(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
>地震予知連絡会(会長・大竹政和東北大名誉教授)は18日、地震発生の可能性が高いなどとして重点的に調査・観測をしている「特定観測地域」と「観測強化地域」を廃止すると発表した。
同連絡会は70〜78年、北海道東部など全国8カ所を特定観測地域に、南関東と東海の2カ所を観測強化地域に指定。効率的に地震予知研究を進めてきた。
しかし、全国的な観測網の整備や科学技術の進歩により、多様な地震の現象が発見されるようになったため、地域にとらわれない研究が必要と判断した。今後は、現象やテーマを選定しながら研究を進める。【村上尊一】
ふむ、予算獲得>観測網整備、は達成したから役割を終えた、と。
じゃあ有名無実の「地震『予知』連」も改名あるいは解散すべし。予算獲得団体は止めて、地震学会で十分だ。
2008年1月6日 新潟日報特集「揺らぐ安全神話 柏崎刈羽原発」
■第4部 はがれたベール
■第3部 なぜ未開の砂丘地に
■緊急連載 封印された活断層
■第2部 過信の代償
■第1部 止まった原子炉新聞各紙の正月版には、2007年重大ニュースに「能登半島地震」と「中越沖地震」が取り上げられ、後者に付随してあるいは単独で「柏崎原発震災」も出ていたわけだが、さすが地元、新潟日報は特集の第4部で安全審査を追及。
それにしても、12月24日記事↓のように、原発敷地は「震度7」が確認されたのに、各紙記事は「二度の震度6強」のままだな。