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2005年の日記


 10月15日  モロー展 

今日は夕方くらいからふらふらと渋谷に出かけて、Bunkamuraで何かやってるかな〜と思ってのぞいたら、ちょうどギュスターブ・モロー展をやっていたので見てきました。
パリのモロー美術館の所蔵品のようですが、この美術館に行ったか行かなかったが、イマイチ記憶があいまいです。
でもまあ、たとえ2度見たからと言ってバチが当たるわけでもなく。

モローと言えば、神秘的な題材によって同時代19世紀の他の作家と一線を画していたようなイメージがありますが、たくさん作品を見ていると、何となく次代の印象派とか、野獣派といったような、未来の要素を先取りしているような印象も受けました。

しかし、あの色遣いは独特で素晴らしいものです。
暗い色を基調に、赤や青などの原色に近い色が配され、普通に考えるとサイケデリックになってしまいそうな配色にも思えるのですが、絵全体にそういう雰囲気は無い。神秘的な"光"を感じさせるからかな?
特に、赤い色は血の色として描かれている場合も多いのですが、あまり気持ち悪さは感じません。

また、作品によってはオリエンタルなアラベスク風の装飾文様や、中国の天女を思わせる題材もあったりして、単なる情景の描写にとどまらない、象徴的な画面を構成しています。

展示されていた作品の中には、油絵のタブローから習作、それに旅行中のスケッチなどもあり、見た感じ5分かそこらで描いたようなイタリアの風景スケッチにも、やはり秀逸なデッサン力を見ました。
あ、僕がスケッチしたのと同じ場所を描いてる!・・・なんていう親近感もあったり。


 10月2日  エルム・クロースアップ・フェスティバルにて 

10月2日の日曜日、名古屋で行われたエルム・クロースアップ・フェスティバルに参加してきました。名古屋の地を踏むのはこれが初めてです。

今回の自分としての目当ては、沢浩師アルマンド・ルセロ師

会場にはかなり早めに着きました。ちょうど同じ頃に、知人のCULL先生達がおられたので、色々と話をしたりして時間をつぶしました。
受付をしたときに分かったのですが、準備の都合からか、4つ用意された部屋のうち、沢師の演技が見られるのは1ヵ所だけ。
しかも、その1ヶ所の部屋にはルセロ師ヘンリー・エバンス師の二人は来ないとのこと。
これにはちょっと不満でしたが、迷ったあげくルセロ師の見られる部屋にしました。

ショーの開始まで時間をつぶしていると、1時間くらい前からもう沢師がセッティングのために会場に来られていました。
結構リラックスした雰囲気で談笑されていたので、持参したリチャード・カウフマン著"SAWA's Libraly of Magic"の扉写真のページにサインをお願いすると、快く引き受けてくださいました。
素晴らしい。一生の宝とします!

沢師の正式な演技は見られなかったのですが、休憩時間に歩いておられるところを呼び止めて、私がお渡ししたワンダラー、ハーフダラー、10円玉(すみません!クオーターじゃなくて。。)を使って、"One to Four"や"A dollar is always a dollar"を見せていただき、なおかつレクチャーまでしていただきました。
世界のDr.SAWAなのに、気さくな方です。


そして、アルマンド・ルセロ師です。

師の演技は、個人的にはクロースアップマジックのひとつの理想に近いような気さえします。
上品な物腰で演じられるエレガントなマジック。
どちらかと言うと言葉少なめで、隙がなく、それでいて感激するほどナチュラルな技法を駆使してマジックが演じられてゆきます。

師の技巧は、そんなに新奇なものではなく、どちらかと言えばクラシカルな系統のものが多いと思うのですが、独自のエッセンスで洗練が加えられています。
しかもよくよく見ると、様々な手順のコアとなっている技法は意外と少ないものです。
技法の数は多くなくても、それらはどんな場合でも完璧にこなせるものとなっており、これはマジシャンにとっては極めて強力な武器だと思いました。
素早い動きとかミスディレクションはほとんど無く、スムースかつ完璧な技巧です。

彼のショーでは、カードから入り、ボールのコンタクトジャグリングやパントマイムなど盛りだくさんでしたが、とくにラストを飾ったコインアセンブリは、私が今まで見てきた奇術の中でも最高レベルに位置する奇跡的な演技でした。

このコインアセンブリは、かつてルセロ師がFISMに観客として参加され、正式なショーではなくあちこちのバーなどでゲリラ的に演じただけにもかかわらず、多くのマジシャンの心に残り、FISMに参加するために支払った参加費や海外からの渡航費用が、師のコインアセンブリだけで元が取れたという意見さえ聞かれたという伝説的な演技です。

師が演じるコインマジックはこれだけだとのことであり、師はこの奇術を演じるときは必ずバックミュージックをかるようです。

最初はオーソドックスに4枚のコインと4枚のカードで始まり、演技が進むに従ってまずカードが、次にコインが減らされてゆきます。
最後には、カード2枚とコイン1枚で行われます。
極限まで素材を限定してもなお、信じられないくらいクリーンに不思議が起こります。

ミニマムな美しさが最大の魅力となっている手順ではありますが、バックファイヤー現象や、4枚同時移動など、変化に富むマニアックな現象も含まれていて、本当にこの演技ひとつでもショーが完結すると言って過言ではない作品でした。

ルセロ師には、ショー以外でも合間の休憩時間にも色々とカードなど見せてもらいました。
どの手順も感激的なものでしたが、これらを見ていて思わされたのはやはり、完璧にマスターされたクラシカルな技法は応用が広く、マジシャンにとってかけがえのない財産となる、という事実でした。

さて、私も練習しないと。。


 9月28日  ミース 

部屋を片付けたついでというわけでもないですが、近代建築の巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエのデザインによるベッド、通称バルセロナ・カウチを買いました。

正式なKnoll社による製品ではなく、どうやらレプリカのようなものらしいのですが、まあ見た目は充分にきれいなデザインで気に入っています。

元々はバルセロナ万博の際、ドイツパビリオンにスペイン国王を迎えるために、有名なバルセロナチェアとセットでミースがデザインしたものなので、いわば鉄とガラスと大理石の広い空間に相応しいもので、フローリングとクロスの狭い部屋に合うかどうかは甚だ疑問ではありますが、まあ雰囲気だけでも味わえるかな。。。と言い聞かせる^^

枕(?)の部分は、デザイン的なバランスから見ると確かに不可欠に思えますが、典型的な後ろデコ頭の私にとっては、ちょっとそのままでは高すぎる感じです。

これがあるとついつい、かのバルセロナチェアも欲しくなってしまいます!


 9月23日  スケッチ会 

ネット上の某会のオフで、井の頭公園へスケッチに行ってきました。

参加者は総勢14名!すごいな。

最初に自己紹介をする前から、交代で10分とか5分ずつモデルを務めてみんなでスケッチ。
使う画材も、描き方も技法も人それぞれ。
その後昼食を食べながら作品を見せ合い。

当日のスケッチだけでなく、普段の作品も持ってきているひともいて、かなり面白かったです。
やはり描く人はもう、四六時中暇さえあれば描いているのだと。
私も、マジックもいいけど、絵も常々もっと描きたいと思いました。

昼食後は、公園の外れにある動物園へ。

動物園に来ること自体、もう10年ぶりくらい。
とりあえず描きやすそうなもの、面白そうなものをどんどん描いてみました。
でも、ほとんどの動物達はもう、ずっと動いているので描きにくいことこの上ない。
モデルを見て描くというより、初見の印象を紙にとどめるつもりで、その後の過程では実物は参考、くらいの感覚がちょうど良い。

描いた動物の名前だけ挙げると、マーラ、アライグマ、フェネック、象、鴇、ホロホロチョウ、フクロウ、ミミズク、七面鳥、屋久鹿、タンチョウヅル。
色んな描き方を試すことができて面白かったです。

スケッチ終了後は、吉祥寺駅近くの画廊と絵本屋さんへ。
この絵本屋さんは、トムズBOXと言って、絵本にかかわる人には結構有名らしいです。

最後にマグロ丼屋で軽く食事して帰りました。

こういうイベントは初めてですが、気に入りました。
また是非参加したいです。
似顔絵描き屋さんとか体験してみたい。


 9月12日  衆院選挙 

選挙前にすでにそういう雰囲気だったが、やはり自民党が勝った。

しかし恐らく、自民党を100%信任しきって投票した人は少ないのではないかと思う。
他の政党も、本当はいい政策、考え方を持っているのだろうけれども、アピールが下手だった。

それに対して自民党の今回のスローガン、「改革を止めるな」は、まったく彼らに投票する気のない僕からみても心が動きそうになるような、実に良く出来たコピーだ。
小泉氏のやっていることが本当に「改革」と言えるのかどうかは疑問もあるのだが、焦点を郵政民営化に絞って上記のコピーを持ってくることにより、「改革」と「改革反対」の対立構図のような形に持って行ってしまった。

しかし今回のような形で、与党の圧勝を見せられると、小選挙区というのは本当にいいのか疑問を持ってしまう。
もし仮に制度が、かつての中選挙区であった場合とか、または極端だが、全国区での比例代表オンリーの選挙であった場合、これほどの大差にはならないと思うのだが。

言うなればその差の分だけ、少数意見が殺されているとも言えなくもない。


 8月11日  お盆の予定 

このお盆休みを利用して、フィンランドスウェーデンに行ってきます。

休みは全部で9日間、向こうで実質使える日数は、7日間くらいです。

まずフィンランドの首都、ヘルシンキから入り、6日目まではフィンランドを数箇所周ります。
それから夜便の客船に乗って、スウェーデンの首都ストックホルムへ。
ストックホルムで1泊して、翌日は日本へ発つという、なかなかのハードスケジュールです。

今回の大きな目的は、やはりフィンランドが人類に誇る巨匠建築家、アルヴァ・アアルトの作品を体験することです。
彼の作品はフィンランド全土(そして、世界にも)に散らばっており、なかなかまとめて見ることが出来ないのですが、今回はヘルシンキ、イマトラ、ユバスキュラ、ノールマック、トゥルクといった街を巡る予定です。

ほかに、最近完成した、スティーブン・ホールのヘルシンキ現代美術館も、密かな楽しみです。
ストックホルムでは、建築家ならば誰もが鮮烈な印象を抱く、アスプルンドの森の葬祭場も外せません。

それにしても、去年の旅行でもそうでしたが、インターネットを使えば遠くヨーロッパの鉄道ルート、時刻が瞬時に検索できるのはとても便利です。

この恩恵にあずかり、分刻みのスケジュールを(一応は)立てることが出来ました。
あとは、列車のダイヤさえ正確なら大丈夫ですね。


話は変わりますが、今回は使う使わないは別にして、リンキングリング(大)を持っていこうかと思います。
ヘルシンキにも、どうやら小規模なマジックショップらしきものはあるようなことを聞いていますので、時間があれば覗いてみたいと思います。

スウェーデンは・・・かのレナート・グリーン師の故国ですが、まさか会えるわけはないですね。

結果は帰ってからご報告いたします^^


 8月1日  アスベストのこと 

サイトの趣旨とあまり関係なくて恐縮ですが、今日は時事問題の中で、ちょっと私の仕事に関連がありそうなことについて書いてみます。


最近、アスベストによる被害の実態がよく知られるようになり、公害とも言える規模に発展しそうな感じです。

実を言うと私は、「特別管理産業廃棄物管理責任者」(長っ!)の資格を持っています。
これは、今ホットな話題のアスベストをはじめとした、特殊な廃棄物の処理監督に必要な資格です。

こんなのを持っているのは、別に資格マニアだからではなく、かつて仕事で必要な状況が発生したからにすぎません^^

アスベストは別名「石綿」とも呼ばれ、メカニズムは未だよく分かっていないものの、粉塵となって人体に健康被害を及ぼし、それは程度によっては致命的なものとなります。
さらに、その影響は数十年を経てはじめて分かるというところが恐ろしいです。

このアスベストは30年くらい前までは、安価で高性能な耐火材料として広範囲に利用されており、ちょうどこれから先、それらの建物が続々と取り壊し時期を迎えます。

建築物の解体というのは、ただでさえ粉塵の発生しやすい作業で、よく工事現場で水をかけながらコンクリートを破砕しているのを見かけるのではないかと思います。

建築物に使われているアスベストというのは何も接着剤やコンクリートで固められているわけではないので、ちょっと触れば容易に大気中に拡散します。

もし、何の配慮も無くアスベスト使用建物を解体すれば、工事に携わる作業員のみならず、周辺住民までもが、数十年後には健康被害にかかる恐れがあります。

アスベスト解体の扱いとしては、単なる散水では不十分で、実際の手順としては、解体する部分を限定してビニルカーテンなどの空気を通さないもので四方を密閉し、その作業場所への出入口にはエアシャワー(2重のドアによって外と中の空気の行き来を遮断し、そこを通る際には空気を強く吹き付けて埃を吹き飛ばす装置)を設けます。
さらに、作業員は全身を防塵服で覆い、さながらガスマスクのような防塵マスクとゴーグルを着用して出入するといったことを行います。

ちょうど扱いとしては、精密加工工場で必須のクリーンルームと同じような形です。
ただしクリーンルームの場合は区画の内部が清浄域で、周囲の一般エリアが汚染域として扱われるのに対して、アスベスト解体の場合は反対に区画内部が汚染域となります。

これは私も現場で実際に体験しましたが、非常に手間のかかる作業です。
普通の解体工事に比べればコストも時間も、ケタ違いに多くかかります。

私の携わったものは建物の中のかなり限定された部分でしたが、建物全体に使われているものだと格段に大変な作業と想像されます。

そして、建設業者にもピンからキリまでありますから、例えば産業廃棄物の不法投棄をしたり、違法リフォームをするような悪質でずさんな業者が仮にアスベストを扱えば、周辺に公害が発生する恐れは充分にあります。

もちろん、現状の法律においても、アスベストのある建物を通常の処理方法で扱うことは違法とされています。

しかしながら、現状の規制は労働安全衛生法など、どちらかと言えば作業に従事する人々を守るための法体系で定められており、周辺住民や環境に対する影響など、公害防止のための観点が充分ではないと思われます。

建物の実態の把握、解体のための手法確立および、法的な整備が急務とされる所以でしょう。


 7月3日  マジックスウィッチ 

昨日は、第2回マジックスウィッチへ行って来ました。リンクにも入れさせていただいているにゃふー氏の主催で、先月始まったサークルです。

まだ2回目ですので方向性を模索中だと思いますが、昨日はぱっと見、30人近くの方が参加されており、もはや単なるオフ会ではなく公式なイベントの盛況を呈していました。

私はいつものごとく(笑)寝坊して、後半しか参加できませんでした。
しのぶ氏秘蔵のビデオ上映会は、もう終わっていました。残念!

数名の方はフリマを出されており、とくに噂に聞いたとおり、Kitte氏のそれはショップのようです。A-go氏、HIGE氏のカードもオリジナリティのある面白いものでした。

着いてしばらくすると休憩に入り、ちょうどその頃、Tetsuo氏と摩耶一星氏も来られました。
休憩中にA-go氏のオリジナルカードの演技を見せてもらう。ちょっと体調を崩されていて、キュートな演技に不釣合いな風邪声がちょっと痛々しかったです。

休憩後、私も2つほど演じました。"Devilish Miracle"と"Cups and Balls"(カップ3個バージョン)。いずれもずっと昔から演じているものです。

トリとして演技をされたのが摩耶氏。独特の、とぼけたような(失礼)間が、超不思議なメンタリズム作品にも常に笑いをミックスしています。
時間一杯まで、たっぷりと楽しませていただきました。

その後2次会、3次会と、高田馬場付近の居酒屋で続きました。
2次会の笑笑では、いつ見てもあいかわらずのにゃふー氏のネズミ操術に圧倒されました。
可愛いです。

A- go氏のカラーチェンジングデック(John Bannonの)は自作との事で、色相環グラデーションとでも言うべきクライマックスのデックは素晴らしく視覚を楽しませてくれます。
ポケットリングの演技も絶品でした。
私はあまりポケットリングは研究していないのですが、やりたくなりました。トリックスの故片倉氏や、新城氏の話も興味深かったです。
新城氏のリング手順というのを一度見てみたいものです。

それにしても、HIGE氏には驚かされます。
にゃふー氏のネズミの時には同じネズミを自分も出し、A-go氏がリングをするとリングをすぐに出してこられます。
さらには、テンヨーのタイニーリングよりももっと小さな、指輪のようなリンキングも見せてくれました。何と自作との事。その他にもパズルとかダイススタックとか、本当に幅広く興味をお持ちです。

かおりんさんはかなりマジックを見慣れておられる風でしたが、ご本人のマジックは見られませんでした。今度何か見せていただきたいもの。

私の自作ウォンド(エンドがアクリル製)を見せると、2000円〜3000円で売れるのではないかとのご意見を頂きました。
そのように高く評価されると、つい本気で量産したくなってしまいます。

3次会は前にも来た近くのお店。
モデルのように背が高くきれいな店員のおねいさんに誘導されて奥の座敷部屋へ。

ここでは摩耶一星氏、両国氏、パペッター氏、斎藤氏と、色々と話をさせていただきました。
摩耶氏とじっくりと話をしたのは今回が初めてでしたが、ジェフ・ラタ氏の話とかその他マニアックなカードやコインの話題など話が尽きることなく、何かプロマジシャン相手というよりも経験豊富なマニアの友人のような感じで(失礼)話をさせていただきました。
さいとう氏のメンタリズムの演技や知識にもびっくりでした。

パペッター氏からは、このサイトに動画で載せているスローモーション4Aをリクエスト頂いて、急な話で微妙なトチリもありましたが、まあまあきちんと演じることが出来ました。

11時半くらいにお開きとなり、まだ降り止まぬ雨を両手で受けながら、三々五々帰途に。
久しぶりにマニアック趣味の応酬を存分に楽しむことができました。

次回はお盆の最中なので、多分私は参加できないでしょう。その次を楽しみに待ちたいと思います。


 6月20日  たむく 

先週末、マジックが見られる芝浦のレストラン、「たむく」で食事しました。会社の目と鼻の先にあるので、以前から一度行ってみたいと思っていたのです。

会社の同僚や先輩達と、総勢9人で行ったのですが、店は結構空いていて問題なく座れました。
この日の担当マジシャンはRYOTA氏。彼のプロとしての演技を見るのは今日が初めて。

見せていただいた奇術は、パースフレームとお札、3枚のコインを使ったアクロス現象、リングフライト、数字の予言、ペーパークリップといったものでした。

比較的スペースには余裕があり、使おうと思えばマットを敷くことも出来たように思いますが、氏の演技では一切使っていません。ホッピング仕様で徹底しているようです。

印象に残ったものとしては、リングフライトは改めて効果的だと認識しました。使われていたのは多分○ンキー○ィンキーというアイテムだったと思いますが、とくにこれは使い勝手が良さそうです。

Jay Sankeyの"Paper-Clipped"は実演を初めて見ましたが面白いです。初めから置いておいたカードが、後でサインされたカードそのものであったという結末は、一般観客の予想を超えたものだと思います。

RYOTA氏の演技では、どの演目でも複雑なことは行わず、現象はすぐに起こるので、飽きずに見ていられる印象でした。
氏の評判として、落ち着きが素晴らしいという言葉をよく聞きますが、確かに何を突っ込まれても動じないところはさすがでした。まあ、私達のような一般客を相手に動揺しているようではプロは勤まらないでしょうけれども…

演技が終わってマジシャンが立ち去ると、当然の如く(?)仲間内では先ほどの奇術のタネについての話が始まったわけですが、奇術マニアと自覚する私としては何らタネにかかわる言及をしていないつもりなのにもかかわらず、そこそこの割合で正解(と言うと語弊がありますが)に近づいているのが意外でした。
あのネタがそこまで推測されるのか、という驚いたものもあり、何が通用して何が通用しないかという判断は、やはりマジシャン的な感覚だけでは判別しきれないものなのだと、改めて思いました。

しかしながら、そうは言いながらも皆、また来たいと話しており(そもそも幹事役を努めた私の同期はこれまでにも何度か来ているようで)、関係ないのに私もなぜか嬉しかったです。

この日はたまたまなのかも知れませんが、店はすいており、演技を希望しても待たされるとか、見られずに終わるということはないようでした。料理も普通に美味しかったです。

ところで余談ですが、少し離れた席には同じくマジシャンのK氏がプライベートで来ていました。私は今までに街頭で気づいたことはないけれども、この界隈、結構マジシャンが来ているのかも知れないです。


 6月1日  一級建築士 

今日、以前から申請していた一級建築士の免許登録が完了したというので、受け取りに行ってきました。

苦節何年、と言うほどでもありませんが、最初に受験資格を得てから去年試験に合格するまでに、結構長い時間がかかってしまいました。
まあ、これでようやく私も、いかなる規模、構造の建築物でも「他人の求めに応じて、報酬を得て」設計することが、法的には認められたわけです。

とは言うものの、まだまだ私などは洟垂れ小僧。資格があってもなくても、未熟なことには変わりありませんが、でもやはり国家資格を得たというのは何だか気持ちがいいです。


 5月28日  新宿にて 

新宿歌舞伎町にて、マジック関連の知人数人と会ってきました。
このところ、2ヶ月に一回程度で集まっているメンバーなのですが、今回は初めて来られた方が3人。

その中のひとりで、事前には知らなかったのですが、プロマジシャンとして活躍しているぺるさんが来られていました。
ぺるさんは、この前"えぐら開運堂"という番組のメインを占めるような形で出演されているのを見て、面白い人、いつか会ってみたいと思っていたのですが、期せずして今日突然お会いできたわけです。

予想通り、とても面白く魅力的なマジシャン。
必ずしも正統派と言うわけではないのですが、さりとてコミック系と言うのでもなく(ギャグネタは散りばめられていますが・・・)何と言うか、人柄の面白さがにじみ出ていると言ったら失礼かもしれませんが、もっと見たい、一緒にいたいと思わせてくれる素敵キャラクターでした。

私はと言えば、最近見直して演じているGary Kurtz"Trio in Three"と、2個のカップを使うカップ&ボールをやってみました。
技術的なことはともかく、客に対する心遣いといった部分で、自分では全く気づいていなかった点を指摘していただいたりして有意義でした。


 5月27日  レストラン"LINTARO" 

今日は、会社の用事でほぼ一日中外出していたのですが、その途中、東銀座のちょっとオシャレなレストランで昼食を取りました。

先輩W氏と行動をともにしていたのですが、電車の中での雑談で、たまたま建築家の白井晟一のことに話題がおよび、W氏が昔設計にかかわった仕事の中に白井晟一の弟子と言える建築家が手がけた建物があったという話を聞きました。

で、その建物がちょうど目的地にほど近い東銀座にあり、時刻は折りしも昼飯どき、これは昼食を兼ねて行かない手はあるまい、ということで、上記の運びとなったわけです。
(ちなみに、故白井晟一師は建築家であるとともに、哲学者、書家でもあり、私の大学の大先輩でもあります。)

そこは"LINTARO"というレストランで、上階がギャラリーとなっているビルの地下1〜2階にあります。

まず、入口周りの階段の造型感覚から独特でした。
1枚の鋼板を曲げて作った面が地中に貫入するような様相で地下への階段が迎えてくれます。
この鋼板手摺の印象は、私にはどことなく現代美術の彫刻家、リチャード・セラを彷彿とさせるように見えました。

地下1階の入口を入ると、そのまま地下2階に案内されます。
ここは2層分の高さが吹きぬけたメインの空間となっており、地下1階フロアはそこに張り出したような造りとなっています。

その地下2階の空間は薄暗く重厚な雰囲気で、最初は他の客があまりいなかったことも相まって、何か荘厳な礼拝堂にも近いものを感じました。
壁に掛けられたタペストリー(?)のような絵画の、中世の修道院のような時代を経た感じも、その印象を助長しているようでした。

壁面は荒々しく土を削ったような仕上げで、部屋の隅部がアール(曲面)状に面取りされており、密実な塊が掘りぬかれたような印象です。

部屋の随所にアクセントとして配されている溝型鋼やH鋼などの鉄部材は全て黒く塗られ、これは壁面テクスチャーとは対照的にシャープなエッジを強調されて、空間を引き締めています。

使用材料に応じて造形コンセプトが変えられており、上述の鉄部材があくまで線や面としての扱いであるのに対し、壁面(土のメタファー?)や木材、石材などは、マッシブな塊としての感覚が貫かれています。

例えば担当したW先輩いわく、石の仕上げでコーナーを作る場合、通常は2枚の石の板材を適切な納まりでコーナーで突き合わせるのだが、ここではあえて角部用に削りだした別の石材を配することにより、"板"としての石を感じさせないようにしているそうです。

私も常々、凹型の彫刻としてのマッシブな建築に憧れをいだいており、この造形感覚には非常に共感できます。
その他、階段に使われた木材のディティールなどにも同様のこだわりが見えました。

もっとも、こういうこだわりは一般にコストアップにつながるのも事実ですが。

全体の空間に対して、素材の自然な組み合わせ、歳月を感じさせる肌触りがあり、仄暗く落ち着いた照明がそれら空間と素材の魅力を際立たせています。

最後になりましたが、料理ももちろんおいしかったです。雰囲気も味も良く、また機会があれば是非行きたい店でした。

ところで店を出てすぐに、ひとりの初老の白髪の男性がこの店に入っていかれたのですが、W先輩によるとどうやらこの人が建物を設計した建築家のK氏であったらしい。
たまたま行った私達が会ったということは、恐らく推測するにK氏も自分の仕事として、この店が気に入られているのでしょう。

聞けば、竣工してもう10年くらい経つにもかかわらず、レストランの内装から家具等、全く変わっていないそうです。
充分にこだわって作り上げ、提供した建物を、お客様にいつまでも変わらず使いつづけてもらえること、これこそ、建築家冥利に尽きるものに違いありません。

私もいつかはそんな仕事がしてみたい、そう思わせてくれる素敵な体験でした。


 5月24日  サイト2周年 

当サイトもこの5月26日丸2年を迎えます。
ご訪問いただいた皆様には感謝の言葉もございません。

2周年を機に、サイト全体をリニューアルしてみました。
今回は、割と事前にイメージしていたとおりのデザインに出来上がった気がしているのですが、いかがでしょうか。

今回のポイントとしては、全てのページのボディをひとつのスタイルシート(注※)で記述しましたので、例えば全ページの背景を一括して替えるというようなことは容易にできます。

また、全部のページにナビゲーションのボタンを配置してみました。
これについては、最初は<iframe>タグ(注※)を使って各コンテンツをベースとなるページに外部から参照させようかと思ったのですが、Geocitiesの無料サーバーではHTMLと名の付くものには全て自動的に広告が挿入されてしまうので、煩わしいのでインラインフレームを使わずに全部のページを独立したファイルとしました。

これにより使い勝手や見栄えは良くなったと思いますが、今後例えば記事の大項目を追加するようなときが来れば、全部のページのナビゲーションボタンを修正しなければならないのでちょっと大変かも知れません。
まあそのときはその時です^^

※ スタイルシート(CSS):ページ本文とは別の記述によって、各要素ごとの設定を一括して細かく指定するものです。外部ファイルのCSSを参照する方法を使うと、複数のページデザインを統一的に管理することが容易になります。

※<iframe>タグ(インラインフレーム):ページの中に窓のような領域を設定し、そこに別のページを読み込んで表示します。このHPでは、トップページの最新情報の欄にこれを使っています。


トップに使用したカップ&ボールの画像は、以前Shade Professionalという3DCGソフトを使って試しに作ったものです。
グローバルイルミネーション(大域照明)レンダリングの中でもこのソフト独特の方法である、パストレーサという手法で作った画像なのですが、白く清楚な静物と、周囲のビビッドな黄緑との対比がなかなか上手くいったように思っています。自画自賛ごめんなさい^^

ところでデザインは一新したものの、肝心のコンテンツの方はなかなか更新がはかどらないですね。そちらの方も出来るだけ頑張ってゆきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。


4月28日   さて、ゴールデンウィーク。

最近は本当に更新が滞っています。
なかなか仕事も忙しいのですが、ゴールデンウィークは幸いそれなりに休めそうです。

さて、明日からそのGWなのですが、あまり予定が決まっていません。
とりあえず確定しているのは京都に帰ること、そして30日にはBee殿主催の手品板オフに参加、1日には母校に顔を出して、奇術部に沢山入ったという新入生の方々と会うことくらいです。
その後は、京都からさらにどこかへ行きたいとは思っているのですが、今はまだ決まっていません。少なくとも海外でないことは確かですが。。

で、GWを前にして何故か工作欲が沸いてきて、仕事帰りにハンズに寄って材料や工具を買い込み、マジックウォンドを作ってみました。
このところ海外のマジック工房のサイトをいくつか見ていて、自分も作ってみたいという思いが高まっていました。

今までにもウォンドは作ったことはありましたが、今回のポイントはメタルのリングを入れたこと。これにより、部材接合部の強度が増し、同時にウォンドとしての見栄えも良くなったと思います。
勢い余って?3本も作ってしまいました。
さらにもう1本か2本作るかもです。 木材やアクリル、金属など色々材料を買ったので、どんな組み合わせが美しく見えるか試してみたいです。

とくに、上記写真の一番上にありますように、ウォンドの軸部を木、先端を透明アクリルにするという仕様は以前からやりたかったことなのですが、前に黒檀とアクリル棒の断面を直接接着して作ったときは、当然のごとく一瞬にして取れてしまいました。
今回は間に真鍮管を入れたことにより、そのあたりがクリアできたと思います。
これから何回か実際に使ってみて、強度が充分かどうかテストしようと思っています。

まずは今度のオフ会で実践チェックです^^


3月28日   休日返上

表題からの推測を裏切るかも知れませんが、別に私が休日返上したということを言いたいのではありません。

巷間、「休日返上」という言葉がよく使われますが、私はこの言い方に常々ある種の違和感を抱いています。
「返上」という言葉を辞書で引くと「返すことを遜って言う表現」「受け取らないこと」などとあります。
いずれにしてもそのニュアンスとしては、お上から与えられるものを返す、あるいは受け取らないということになると思います。

ここでの前提条件を考えてみると、休日というものは与えられるものであり、もしもそれを与えられなければ、働いているのだということになります。
つまり、人間たる存在の自然な状態は”働いている”状態であり、その状態を変えるには、休暇が積極的に”与えられ”なければならないということです。

古来より日本の文化では、働くことは美徳であり、私を滅して働けば働くほど評価されるという価値観があるようです。

それに対して西欧ではちょっと思考が異なるようです。

キリスト教の価値観では、おおざっぱに言えば、本来人間はエデンの園で自由な存在であったのに、蛇と女の誘惑によって神に背くこととなり、以来生きるために働かざるをえなくなったということになっています。

つまり働くことは本来の人間のあり方から外れた”悪”であり、生きるためにやむを得ずそれを行うものの、本質的に美徳ではありえません。
実際に西欧の社会では、今でもやはり働くことにある種の罪悪感があり、がむしゃらに働くことが賛美されることはないといいます。

例えば欧米人はどんなに忙しいと言っても、大抵夜7時には家に帰っているとも聞きます(ありえない!)。
そんな彼らにとっては、恐らく休暇、と言うよりも働いていない状態こそが人間として自然な状態であり、むしろその中にたち現れた特殊な時間が、働いている時間なのでしょう。
そんな彼らならば、休みの日にたまたま働いても「休日返上」などとは言わないのではないでしょうか。

もちろんこれは文化の違いであり、優劣を論じるものではありませんし、また何でもかんでも西洋と東洋を対比させて論じれば良いとも思っていません。

しかしながら、かつて外国人からワーカホリックなどと揶揄され、また国内でもサービス残業とか過労などの問題が叫ばれている日本人が、このような何気ない言葉に潜む思想について考えてみるのも、あるいは意識を変えてゆくきっかけになるのかなと、思ってみたりします。



1月10日   奇術練習会

今日は、いつも懇意にさせていただいている「たかむらしのぶの虚構の理」のしのぶさん主催の練習会に参加してきました。
ただのオフ会ではなく、「練習会」として開かれましたので、結構初心者の方も参加しやすい雰囲気があったのは良かったと思います。実際に、マジックを始めて一ヶ月という方もおられました。

私は日中は別の用事があったので、この会への参加は18時からでしたが、会場のカラオケBOXへ着くと、もう結構盛り上がっていました。(とは言っても、もちろん、歌のうの字もありません!(笑))
参加者は、しのぶさんの他にHIGEさん、Tetsuoさん、lagranさん、初心者改め紙コップさん、斉藤さん、Qさん、ココさん、JUNさんと、私Shanlaで、総勢10名。すでにこのときには帰られていたたけぞうさんを含めると11名という、サイトのオフ会としてはなかなかの規模でした。

駆けつけ一気ならぬ駆けつけマジックじゃないけど、着いてすぐに、オープントラベラーやカップ&ボールをリクエストされて演じました。
盛り上げの うまいTetsuoさん、盛り上げがうまいというか本当にカップ&ボール初見(?)の紙コップさん他、皆様のおかげで、こちらも非常に楽しく演じることが出来ました。

Vernonのウォンドスピンバニッシュなどは、以前結構失敗することもありましたが、最近はあまり失敗する気がしなくなりました。こういう微妙な技法は、一人での練習もさることながら、ライブでの実演経験をつんだ方が、安定性が増す気がします。

しのぶさんが提唱する「コンバージョン」は、私はまだ正確に概念を把握しているかどうかは分かりませんし、これが従来からマジックの理論にある演出とかショーマンシップと言った概念と、まるきり一線を画すものかどうかも判断し切れません。
しかし、氏のHPの公開と論文データの配信により、かなり多くの人々に共感を得ているのは事実です。

考えてみれば、例えばコンピュータの世界で現在使われている「IT」とか「ユビキタス」などというキーワードも、それまで全く無かった概念を提示したわけではなく、それまで漠然としてあった状況を説明する言葉として、時代の要請に合わせて出てきたという面があるように思えます。

翻って奇術の世界に目を向けて、現在漠然とした概念としてありながら、明確な形を持たないためにイマイチ尊重されてこなかったものに対して、キーワードとして「コンバージョン」という名を与え、そのことが人々の流れを変えてゆくきっかけとなるなら、それは充分に意義深いことだと思います。

ただし、奇術文化と言うのは情報技術以上に英語圏が世界の主流ですので、「コンバージョン」が世界的な市民権を得られる可能性は、まだまだ小さいと言わざるをえないでしょう。

読み返すと非常に偉そうな文章ですね。。すんません。

ところで、再来週1月22日(土)は、「不思議徒然草」のコウスケさんと私との合同オフ会(昼夜ぶっつづけ!)を開催します。
コウスケさんのサイトのこのページに詳細がありますので、ご都合が合う方は是非ご参加ください。


1月5日   年頭の辞

明けましておめでとうございます。
正月三日も過ぎてしまい、いささか出遅れの感はあるものの、新年を迎えての思いを綴ってみたく思います。

昨年は巷で空前のマジックブームと言われ、ほとんど毎日どこかの局でマジシャンが出ているという状況だったようです。
「だったようです」というのは、私自身はこのところあまりテレビそのものを見ておらず、いくつかの特番を除いて、単発的なマジック番組についてはほとんど見ていないのです。

しかし、そんな私の粗いアンテナにかかった数少ないマジック番組だけを以ってしてもなお、普通の人を食傷気味にさせるのに充分な量だったように思います。

このところのマジック事情を批評する際には何度も指摘されていることですが、奇術情報の過度な遍在は、その質の良し悪しを問わず、あまり望ましいことではないようです。奇術というものの本質的な性において。

そうは言うものの、周知のようにテレビ局というのはそこいらの奇術団体とは比べ物にならないほど巨大な資本とネットワークを持っており、その恩恵はしばしば、奇術の専門家をも(専門家をこそ?)驚喜させるような、文字通り超一流の奇術家達の演技を全国のお茶の間にまで届けてくれました。

残念なことに演技の未熟さをタネ暴露で覆い隠して、その場しのぎの受け狙いに走るような方向の番組も多々見受けられましたが、前述のように奇術の蘊奥を垣間見せてくれるような番組は、自分が観て愉しむ以上に、僭越ですがそれが世に出されることの方を喜びと感じます。
今年はこのブームも収束してゆくであろうと言われていますが、私自身は持続的に続けてゆきたいと思っています。

マジック関連では、個人的に宿願であったGeoffrey Latta氏との邂逅を果たすことができたのも大きなイベントでした。客観的に見て、氏のレクチャーツアーそのものの評価は、必ずしも前評判ほどでもなかったようにも思いますが、私個人にとってはやはり尊敬と愛着の対象であり続けています。

ところで、一昨年の6月にこのHPを開設したわけですが、一年目の節目を挟む去年はWebで知り合った多くの人と交流し、一部の方々とは実際に会うことができました。
Webがなければ決して接点もなかったであろう人たちと、時には国境さえも越えて知り合うことが出来るのは、恐ろしいようですが素晴らしいことだと実感しています。

趣味の奇術以外では、一昨年より建築現場管理の業務から離れて建築設計に携わるようになり、昨年はその実務の最初となる一年でした。年末には、一級建築士試験に喜ばしくも合格の報を得て、まだ確実ではないものの、自分の社会人としてのキャリアが少しずつ形成されている実感があります。

これからの目標として、このHPは奇術とアートをテーマとして謳っていますが、昨年はどうも情報が奇術に偏りすぎるきらいがありましたので、今年はもう少しアートのほうも充実させてゆきたく思います。
自ら絵を描く行為についても、これまで普通に続けてきた水彩スケッチとはまた違った方向にも挑戦してみたいと考えています。

このように抱負は結構考えいたるのでありますが、いざ実行の段になると無秩序に無計画になってしまう傾向がありますので、まずはこのあたりを正してゆくのが根本的な目標かもしれません。
最後になりましたが、皆様、本年もよろしくお願い申し上げます。

P.S. どうでも良いことですが、昨年までこの日記のページのみ「〜である」調で書いていましたが、あまり意味のあることとも思えず煩わしいので、今年からすべて「〜です・ます」調に統一することといたします。ご了承ください。

 

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