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このページでは、日本の鉄道で使用されているデザインについて、私なりの勝手な見方で書いてみることにしました。「そんなことは可笑しいと」か、「違うのではないか」といろいろ意見はあるでしょうが、私個人の見方としてお許しください。このページは、随時更新していきます。 |
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■■■ 鉄道車両デザイン ■■■
新橋−横浜間の鉄道開業以来、100年以上の歴史がある日本の鉄道車両は、人・物を単純に移動させるトランスポートの役目から、移動する時間そのものと空間を楽しむための贅沢な車両も存在してきた。単にインダストリアルデザインとして見られる貨物輸送車両・まるでホテルの様な寝台列車と表現したらいいのでしょうか。しかし、それぞれの車両には使い勝手の良さや見た目の感じを向上させたりと、その時代のニーズによって工夫されてきたに違いないと思います。
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●機能美● −−−蒸気機関車
機能美で代表されるのが、蒸気機関車だと思います。機械的機能を重視して設計されているはずで、「現代のデザイン」という意味ではデザイン性は無いはずです。今もなおSLファンが多いのは機能美に引かれている方が多いからではないかと思います。色彩から見ると、日本の蒸気機関車は何故か真っ黒です。一部、ゼブラカラーが施された車両がありましたが安全性を考慮した色彩です。明治時代、蒸気機関車が輸入されていたころは、一部朱色塗色のものも在ったようです。何故、真っ黒なのか。一度でも蒸気機関車に触ったことがある方であればすぐに解りますが、車体全面は煤だらけで手は真っ黒になります。メンテナンス上の事もあり、車体色を黒にする理由がここにある訳です。「自動車のタイヤは何故黒いのか」という疑問と、ほぼ同じ答えと思います。
あと、蒸気機関車で特筆すべき事はサウンドでしょう。デザインは、視覚的なものばかりではありません。感じるものすべてはデザインする事ができます。蒸気機関車のドラフト音と汽笛の音は、人間に感じさせる何かがあります。
機能美とは、結果的に生まれた美しさであって、自然界の美しさに似ているかも知れません。
時代を超えて、愛し続けられる美しさが機能美だと私は思います。
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■■■ コーポレートカラー ■■■
JR各社のコポレートカラーは、下記の通りです。 |
■ JR北海道 ■ JR東日本 ■ JR東海 ■ JR西日本
■ JR四国
■ JR九州
■ JR貨物
■ JRシステム |
ライトグリーン
グリーン
オレンジ
ブルー
ライトブルー
レッド
ダークブルー
ブラウン |
正確なカラーナンバーや
色名称は不明です。 |
| 国鉄が民営化されて、JRグループ各社に分割されました。その時に、各社ごとにコーポレートカラーが設定され、駅名称板などに色づけされました。車両の塗色も、各社ごとに、このコーポレートカラーで塗られた物も多くあります。 |
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JR北海道 キハ40 |

JR東日本 キハ111 |

JR四国 キハ28 |
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JR九州 クハ481 |

JR東海 キハ75 |
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■■■ 駅舎 ■■■ |
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一般的に、駅舎は鉄道の駅に付随する建物の事を指しているという理解で進めたいと思います。
日本各地には、いろいろな形の駅舎が存在している。レンガ造りが印象的な東京駅。現代建築の象徴的な京都駅。今でも地方に行くと、ひなびたローカル線の木造の駅舎もある。
ここで一言。
私は、昭和40年代から50年代に建てられた日本の建築デザインは大嫌いであること。
まあ、デザインとは程遠い、鉄筋コンクリートの構築物にお決まりのアルミサッシの窓枠。外壁の色はベージュと決まっていた時代である。高度成長期の質よりも量を求められていた時代の建物は、デザインに無頓着になっていた日本に更に追い討ちをかけたものとなってしまた。
その時代に建てられた建物は、誰も見向きもしない何の魅力も無いものです。悲しいかな、鉄道駅舎も同様の宿命を持ってしまいました。雑誌などで紹介されている有名な駅は、該当しないはずです。
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■■■ JR九州 ■■■
水戸岡鋭治(みとおかえいじ)氏によるデザインが目を引くJR九州の車両デザインは、今までに無い鉄道車両デザインでいろいろな賞も受賞されている。新造車両も良く出来ているが、存続の車両をリニューアルした車両は、種車となった車種の形をうまく生かしてリデザインされていて、他社のJRは、コストや整備性を重視した車両が増える中、特筆すべきものがある。
しかし、JR九州で職員が着ている制服は、今ひとつの感がある。それに比べて、特急車両や「ゆふいんの森」など乗車している、車掌やスタッフが着ている制服のかっこよさ。まるでホテルのスタッフのようでもある。 |
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■■■ 塗色 ■■■
鉄道車両に塗られている色を、塗色といいます。JRは、地域や線区によって塗別けが異なっていますが、私鉄は、各社の規定によって決まっているようです。国鉄時代は、全国で統一された規格で、塗別け・色番号も細かく指定されていたようです。国鉄の特急電車や通勤電車の種別は、全国どこに行ってもすぐに判りました。 |
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■■■ ホーム ■■■
鉄道車両が発着するプラットホームは、安全性が優先されるのでデザインという観点からは、ホームの屋根部分に視点がいくことになる。素材は、木製・鉄製の骨組みが多く使用され、中には今でも廃レールを使用しているところもある。米子駅の境港線発着ホームでは、明治時代に使われていた双頭レールが屋根の柱部分に使用され、説明書も掲示されている。 |

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■■■ 列車発着時刻表示 ■■■
本線系列の駅では、列車行先表示板はLED表示化されて分かりやすくなっているが、地方ローカル線に行くとさすがに手書きの時刻表は消えましたが一日に数本のダイヤでは、LED表示板などある訳がない。ローカル駅の駅前にある飲食店などの店内にポスターサイズの列車時刻表をよく見かける。
山手線や大阪環状線に乗るのに、わざわざ時刻表を見て駅に向かう人はいないでしょう。見るとすれば、始発と終電の時刻を確認する事ぐらいです。ポスターの時刻表は、概ね、赤と黒の2色刷りで商店街などの広告が印刷されているものが多い。奇抜なデザインを求めている訳ではないが、もう少し面白いデザインもあってもいいような気がする。 |
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・・・・つづく |
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