フランスミニシアター



フレンチな幸せのみつけ方
(H17.8.27観賞)
シャルロット・ゲンズブール、イヴァン・アタル、二人の生活のその後。
シャルロット・ゲンズブールのスタイルの良さ、スタイリッシュなファッションとパリのおしゃれな風景だけでも観る価値あり。フランス好きさんには。
でも、ウイスキーと同じで、結局解決がされないまま終わってしまうのがすっきりしない。
夫の不倫も結局妻が容認する形で流されていくのはさすがフランスの風土である。
何組かの夫婦の形を撮りながら、結婚・男女の関係について考えさせる。
有名人をフル出演させているのがすごい。ジョニー・ディップ様を使うとは!
主演の2人の実子も息子役で競演し、ほんと両親にそっくりでかわいい!



コーラス
(H17.4.28観賞)
フランス映画。問題児ばかりを集めた寄宿学校が舞台。
音楽教師だった男が、寮監として赴任し、めちゃくちゃな生徒相手に合唱隊を編成する。
まずこの映画の魅力は、ウイーン少年合唱団なみの歌声。
奇跡の歌声と称される子役の声に体がふるえる。



ロングエンゲージメント
(H17.3.20観賞)
フランス映画。オドレイ・トトウ主演。フランス映画で全国ロードショー系は珍しい。
戦時下のフランスでひきさかれた男女。
恋人の無事を信じ、足跡をたどっていくにつれ、いろいろな謎が生まれる。
アメリっぽい映画の構成で、ナレーションが多用され、撮り方も個性的。



イブラヒムおじさんとコーランの花たち
(H17.2.5観賞)
フランス映画。
アラブ・ユダヤ人街の下町に住む少年とおじさんとの心の交流。
コーランの教えを胸に、雑貨店をほそぼそと営むおじさんに、少年はよりどころを求めていく。
青少年の育成の問題、移民問題、人生観、いろいろな要素を含んだ派手さはないミニシアターならではの良い映画だと思う。



ぼくセザール10歳半139m
(H16.11.14観賞)
少年の目線でとらえられた世界を描くフランス映画。カメラワークに凝っている。
思春期に入りかけている子供の興味・関心、親子関係をコミカルにうつしだす。




パリ ルーブル美術館の秘密
(H16.11.14観賞)
世界有数の美術館、ルーブル美術館の裏を映したドキュメンタリー。
おそろしいほどの規模のでかさで、地下は迷路のように保管室がのび、学芸員及び従業員の数もはんぱでない。
美術館に行ったらまた違った見方ができそうな、めったに見られない世界を垣間見た。



パピヨンの贈り物
(H16.10.22観賞)
フランス映画。
母子家庭の少女は、母親が帰ってこないこともあり、もちろん遊びに行く機会もなく、さびしい日常を暮らしていた。
そんな時、引越し先のアパートに住む一人暮らしのおじいさんの蝶のコレクションを見る機会を得る。
経験値の浅い少女にとって、未知の世界に対する好奇心はとても強く、とうとう蝶探しの旅に無理についてきてしまう。
好奇心旺盛なこどもと偏屈なおじいさんが、二人旅でお互い人間らしく変わっていくというストーリーである。



スイミング・プール
(H16..観賞)
フランスのミステリー映画。
ミステリー作家の女性が、出版社社長の別荘で社長の娘と共同生活することとなる。
美しい娘の私生活からインスピレーションを得て、作品を書き進めるが、自ら作品世界に漬かっていく・・・。
フランス映画ならではの雰囲気が妖しくも美しい映画に仕上がっている。



Le Fils〜息子のまなざし〜
(H16.5.26観賞)
職業訓練所の教師として働くオリヴィアの人間性が、職業柄あたたかみを帯びて伝わる。
人生の辛苦を味わった人間にしかわからない複雑な心情、心の機微を丹念につづる。
犯罪の加害者・被害者の生き様を静かに描いている。



女はみんな生きている
(H16.4.1観賞)
フランス映画。原題は「Chaos」なので、カオス:混乱、混沌ということであろう。
多少非日常、コメディっぽく、追いつ追われつのドタバタ劇となっている。
組織からぬけだそうとした娼婦が、それを助けた平凡な主婦と手を組む、よくある勧善懲悪映画ではある。
しかし、風刺を込めて男女の関係を描き、女の生き方を考えされられる。
また、フランス映画独特の雰囲気とあいまってなかなか面白い映画だ。



ぼくの伯父さん
(H16.3.4観賞)
ジャック・タチのフランス映画。
社長の妻の兄は、身も固めず、定職にもつかず、気ままに暮らしている。
そんな伯父を慕う甥と、時にいたずらやトラブルを楽しくやりすごし、遊ぶのだが、父親はそれが許せない。
人々のコミカルな演技と、社長の家がハイテクすぎて巻き起こすトラブル、フランスの呑気な雰囲気。
フランス版寅さんという感じで、いつまでたってもしゃんとしない伯父さんにいらいらしてしまう、そんな素朴なコメディ映画。



月曜日に乾杯!
(H16.1.20観賞)
原題:Lundi Matin(月曜の朝)
妻とはマンネリ、二人の息子は相手にしてくれず、溶接工の仕事も面白くない。家では趣味の絵も落ち着いて描いていられない居心地の悪さ。
そんな男が朝、会社まで来てふっと踵を返す。
離れて暮らす父親のもとへ行くと、人生勉強だとベニス行きの資金を渡される。
せかせか働く社会人にとっては、大変共感できる作品だ。
しかし、フランス映画の特徴で、分かりにくいところも多い。台詞がない場面も多々ある。



リード マイ リップス
(H15.11.17観賞)
フランス映画。
補聴器で生活する女性カルラと、秘書の仕事の助手として雇った仮釈放中の男性ポールとが、お互いにやばいことに巻き込み、巻き込まれる。
カルラには読唇術があり、ポールはそれを利用し、やくざがらみの金をまきあげようとするが、なかなかに緊迫したスリルの作品である。
しかし、悪いことをしたのに、微妙にハッピーエンドなところや、ポールの保護官の描写が、うまくストーリーにからみきっておらず、結末ががくっとくる。



アメリ
(H15.10.1観賞)
ムービーセレクションという特別上映で、アメリがかかっていたので、また観に行くことに。
何回観ても、フランス語のかわいらしさ、パリの素敵な町並みに心引かれるおしゃれな映画である。
モンマルトル地区を中心に、アメリの生活を映していて、アメリの働くカフェも実在しており、パリへ旅行に行く人も必見だ。



僕の妻はシャルロット・ゲンズブール
(H15.9.29観賞)
フランスの女優シャルロットと結婚した普通の男が、妻が特別な存在のために、悩まされる。
シャルロットは、実際活躍している女優で、ほとんど、ドキュメントである。
とても愛しているのに、一日の大部分を占めるお互いの仕事に関しては、歩み寄れない。
趣味や考え方は違うのに愛し合っている二人は、妥協点を探るのがとても困難を極める。
パートナーがいる人には、「そうそう!」と思う部分が多い。映画というよりは、トレンディードラマのような感がある。



愛してる 愛してない
(H15.9.14観賞)
アメリのオドレイ・トトウ主演。画学生を演じ、フランスらしいおしゃれな感じが期待をうらぎらない。
サスペンス仕立てであるが、3部構成の意外な展開が、この映画の1番のみどころであろう。
現代人の病的な精神を描く作品だ。