ASTRO CALENDAR 2008 December●空のカレンダー2008年 12月の空 |
|
師走の北陸としては驚くほど穏やかな天候にめぐまれ、ここ加賀市でも月と金星、木星の会合がバッチリ見えた。あくる2日も快晴。月と2惑星の位置が変わっているのが分かる
※左は12月1日、右はあくる12月2日に Nikon D40の標準レンズで撮影。中央は1日の様子をニッコールf105mmF2.5のレンズを用いて拡大したもの。
金星と木星に目を奪われた初冬だったが、火星もアンタレスと接近中。アンタレスといえば、火星の敵。さそり座で火星の赤い色合いと明るさを張り合っているはずだが、オリオン座が天高く昇る冬には太陽の背後に姿を消す。それもそのはず、火星は今日6日が合。ちょうど太陽をはさんで反対側の位置にある。SOHOを見たら、太陽に近づく火星の姿が捕らえられていた。光度は1.4等でアンタレスは1.0等だから、今はアンタレスに軍配が上がるわけか。といって、まったく見ることはできないわけだが。火星が再び地球に接近するのは再来年2010年のことだ。
※↓は11月29日から12月2日まで4日間にわたる火星と水星、アンタレスの動き。画像はSOHOのHPより。一部ちょん切っちゃたので、NASAに叱られるかな。 (c) NASA
これまた満月がガンガン輝いており、条件は最悪だ。
師走の入りから北陸では珍しく晴天が続いた。1日夜は透明度もよく、つい星空にカメラを向けてしまった。気合を入れて機材を街灯の無い山里へ運べば、もう少しマシな画像をゲットできたかもしれない。でも、傍らの駐車場で、しかも酒を引っ掛けながらの作業。われながら、アマチュア天文家の風上にもおけないな。
翌日、物置で眠っていたタカハシのP2赤道儀の鏡筒をひっぱりだした。セミアポで口径比が7.7と当時はビックリするほど短く、鏡筒もコンパクトだ。今は対物レンズもフローライトが標準だが、アクロマートしかなかった我々には衝撃だった。
長らく放置してあったので、カビが生えかけている。さっとレンズを拭い、撮影用に試してみた。焦点距離が500mmだから、1〜2分露出ぐらいだと、ずさんな極軸セットでもガイドミスが目立たない。撮影当夜は空が濁っていたが、まあまあかな。持ち運びもラクチンだから、なんかの折には使ってみるか。
※左は12月2日、ニッコールf28mmF2.8 70秒露出の画像を4枚合成。透明度良。右は12月4日、D65mm,f500mmのセミアポ鏡筒にカメラを取付け、2分露出の4枚を合成。ややモヤっていた。
|
|
|